夢袋。
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人から雑誌をもらって抱えて坂道を降りていたら
(お店などもみんな佇まいがすごく素敵な町でした)
下の方から登ってきたひとが なんとタモリさん!
これは! と思ってサインを頼んだのですが
ノートとかがなく、もらったばかりの雑誌の表紙にしてもらう。
次の日、ともだちと歩いていたら
またタモリさんが!
よくばりにもまたサインを頼む。
ノートは今日もはいっておらず
白いトートバッグにサインしてもらうことに。
ペンあるの?と訊かれたので
鞄からマッキー(油性ペン)を出してわたすと
すらすらと書いてくれる。書きながら
「これ、おかあさんのマッキーでしょう?
ぜったいおかあさんのにおいする」と決めつけられる。
自分のマッキーだったが何も言わず笑顔で見送った。
とあるデパートの7階では一年中文化祭をしている。
何ヶ月にいっぺんかどのブースも出し物を変えるのだが
わたしもその準備に追われている。
トイレに行きたくなりトイレマークをめざしていくと
4畳くらいのゆるくしきられた水回りのスペースは何個もあるのだが
トイレが見当たらない。探していると
ものすごく広いスペースに何十台もベッドが並び
どのベッドにも手厚く看護されている子どもが横たわっている。
ベッドの間にしきりはなくて上の方にうすいピンクのドレープカーテンが
天蓋のようにさがっているのみ。
さっきのスペースはこの子たちの介護用のお風呂だとわかる。
ベッドの横を歩きながらさらにトイレをさがすと
来た方向とは逆の出口にでる。
出てみると長いだけの廊下があり、廊下の壁の片側には
胸の高さくらいの棚がずーっとついていて
その上には読み捨てられた雑誌群がばらばらと並ぶ。
見ているとその雑誌や本から売れるものだけを拾っているおじさんに会う。
その人と「こんな本があるなんてすごいですね!」とか話したりして本を見つつも、
またベッドの並ぶ広い部屋を通り、文化祭の準備に戻る。
女ともだち3人でヨーロッパ旅行。
(夢のともだちは夢のなかだけのともだちなので架空の人です)
おもちゃ工場見学に行くと、
そこのおもちゃ会社は大手なので見学ツアーができており、
木製の乗り物に乗ってアトラクションのように一周できる。
乗り物は長いソリのような形で、3人乗り。
一番前に白い髭の立派なおじいさんが座っていたので
わたしともうひとり(おかっぱで眼鏡)が同乗し、もうひとりは次の乗り物へ。
途中、おかっぱで眼鏡の子の眼鏡のフチがはずれ、
「Zシールがない!」と慌てている。
Zシールというのは眼鏡をかけている人なら携帯必須のシールで
「Z」の形をしており、壊れたらすぐにそれで眼鏡を押さえる。
今日は旅行のせいか忘れてきていたよう。
二人で騒いでいたら言葉も通じないのに立派な髭のおじいさんが
ポケットから白いガムテープをとりだし
はさみでチョキチョキしてシールを作って無言で渡してくれた。
「X」の形をしたシールだった。
文化の差を感じた。
ふわふわと手に柔らかいバスケットボールをしている。
ボールをよくみると白猫がぎゅうと身体をまるめ、
長いしっぽで自分を結ぶようにまんまるになっている。
柔らかいといっても猫のしなやかさで
ドリブルのもどりも速く、ボールになる猫の才能も感じる。
わたしは白猫バスケットボールの選手のようで
ポニーテールが長かった。
女の子3人で歩いていたら
向こうから共通の知り合いの女性にばったりと会う。
家がちかいので寄って行けば、と言われ
躊躇っていると友だちの一人がもうすでに走り出しており
結局およばれすることにする。
巨大な洋館で、それだけでもこの都心にあることが驚かれるのだが
玄関の植え込みの横に小さな穴(木がそこだけ避けて繁っている)があり
のぞいてみるとちいさなちいさな応接セットが庭にあった。
10人は軽く座れるようなソファーセットに硝子のテーブル、
お約束のレースのテーブルセンター。
ただし一人の大きさはちいさいハムスターくらいになりそう。
そこはその応接セットだけでめいっぱいの小さな庭だった。
興味深く覗いているとさきほどの女性が
ではこちらもご覧ください、と言って屋敷の裏手に連れて行く。
一人で降りるのがぎりぎりの、なぜかまるっこい段の階段を
降りて行くと、10メートルくらい下に今度は巨大な応接セットがある。
あまりに巨大なので(ソファーの座る部分が10畳くらい)
ソファに登るための階段もそれぞれついており
登りきると、座るというよりねっころがる、という風になる。
外にあるわりには革もやわらかく、素材の違うとなりの布のソファもやわらかく、
ぼんやりと「雨が降ったりするのにどうしてやわらかいんだろう」と思う。
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