夢袋。
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実家にいる。
めずらしくほんとの実家。
(わたしの夢は親でさえもだいたい架空の人なのです。)
母に
「犬の散歩今日まだでしょ?それ(サンダル)履いていってらっしゃい」
といわれて下を見るとザラメのぎっしりのったサンダルが。
「履くと痛いよ」と言うと、「体にいいのよ」といわれる。
「夏はやめたほうがいいよ」といつか言わなきゃと思いつつ散歩へ。
古い本棚がある。
ガラスがはめこまれた扉があり
内側にはカーテンのようなものがついている。
その古い本棚からとりだした一冊の本をひらくと
「箱は、開けられるまでは希望が入っているが、 開けられてしまえば、ただの箱である」
と書いてあった。
長い縁側に座っている。
長い縁側に見合うくらいの広い庭がある。
庭に犬を飼っている。ながーい紐でつないで。
犬は柴犬のよう。駆けている。
そこに通りすがりのおじさん(?)がくる。
その人の左耳に紐がひっかかる。
ひっかかったまま早足で歩いていくその人。
(思えば強靱な耳だ)
犬はだんだんひきずられてキャンキャン言っている。
追いかけるわたし。
なかなか追いつかない。
車道にでて犬が轢かれる!という瞬間
耳から紐がとれて駆け寄ってくる犬。
安心してはっと目が覚めました。
わたしはマンションで一人暮らしをしている。
そのマンションはそのあたりでは一番高い建物らしい。
マンションにはエレベータはなく玄関前の廊下に階段があるのみ。
その廊下から外を見ると続く町並のはるか向こうに
飛行場の滑走路が見える。こちらからあちらに向って
線がのびて飛行機が飛び立っていく。
階段をぐるぐると人がのぼってくる。
降りてくる人もいる。
住人の男性に皆「今日は何時が日没ですか」と聞いている。
「今日の日没は8時半ですよ」と答えている。
(夢の中のわたしは8時半が遅いとは全然思っていない。)
実は滑走路の下にはトンネルがあり
そのトンネルを作る時に亡くなった人の遺族が
一番高いこの建物から滑走路のむこうに沈む夕陽をみるのが
命日の習わしらしい。
階段を降りてきた老婆に住人の男性が
「まだ時間もありますからどうですか私の部屋でお茶でも」と
言っている。ちょうど一つ下の階の私にも声をかけてくれる。
(といってもこのマンションは1階 1.5階 2階 2.5階…のように
半分ずつ互い違いに部屋がある)
開きかけたその人の玄関から整った部屋がみえる。
きれいだ。。。
「それでは荷物を置いてから」と言って
いい機会だ。ご近所だし。とかいろいろ思いつつ
我が家の玄関を開ける。
開けたとたんそこには(あまり親しくない)従兄(もうおじさん)がいて
「かたづけといたよ」という。
見渡すと何の荷物も家具も本も残っていない。
茫然として目が覚めた。
2002年03月18日(月) |
バスのような電車のような |
実家に帰っている。
といっても実家は夢の中の実家であって本当のではない。
姉が三人畳の上の布団でごろごろしている。
といっても姉などいない。
一人実家から帰るわたし。
電車のようなバスのような乗り物の窓際に座っている。
窓からは一面の葉っぱと紫陽花がみえる。
葉っぱはなぜかチューリップの葉が紫陽花の高さくらいまで
育っている。大きい。
雨のあとらしく露がぴかぴかと光っているのだが
露の一粒はおとなの握りこぶしくらいあって
大きく うるうる うるうるとしている。
旅館のような風格ある建物の20畳くらいの和室にいる。
ふすまを隔ててたくさんの和室。
広い部屋だけにたくさんふすまがあり
そのふすまのなかに動かないふすまが一枚。
おかみに聞くと
「それは きちきちばった の 魂がうごかすんです」
と生真面目に答える。
時代劇。わりと豪華な着物を着て、頭も結っている。
追手がたくさん城内に入ってきてあたふた。
どうやら[背中に空気が入っているヒト]が殺されてしまうらしい。
武士が背中をぽんぽんって次々にたたいていく。
ぽふっと空気が入っていると即座に殺されている様子。
いざわたしの順番に!
・・・「ぽふん」
どっちつかずということでとりあえずは無罪になる。
おろおろしていると殿様がやってきて(別にわたしはお姫さまではない)
「これに判を押したら逃がしてやる」という。
判をみると(絵がないと説明しづらいけど)
直方体が斜めにカットされていてそこが判面になっている。
それを見て
ほほー。斜めに切れば面積大きいから大理石(もしくは象牙)
の節約になるわねー。と感心してしまう。
と同時に判に指紋がのこったら後でやっかいかも!と
夢のくせに超現実的なことを考え、着物の袖で手を隠して判を持った。
判を押すと城の地下からつづく土のトンネルにつれていかれる。
ありの巣のようにぽこぽことたまに部屋があり、
そこを通りすぎて走って逃げて行く。
岩風呂の近くに立っている。
人はみんなものすごく長いレシートのような紙を持っている。
幅7センチくらい長さ1.5〜2メートルくらいか。
そこには小さな小さな字で「あ」〜「ん」まで単語が書いてある。
そこに書いてあることしか行動できないらしい。
一人おばさんがわたしのところにやってきて
「この犬を温泉で洗ってくれ」という。
犬は秋田犬のような大きな日本犬。
いつものわたしなら犬を触りたくて仕方ないのだが
「紙に書いてないのでできません」と答える。
するとおばさんはエプロンのポケットからボールペンをだして
「く」みたいな挿入記号を書き
<犬を温泉で洗う
と乱暴にわたしの紙に書き入れる。
そんな乱暴な…。とか理不尽な…。とか
いろいろ思いつつも犬を洗いはじめる。
ほんとに 大きな犬。
2002年03月09日(土) |
KATZというバンド。 |
3階のベランダにKATZ というバンドの販促係り?がくる。
「3階ですよ!」とおどろいても気にしない。
彼等のグッズである黒板が売れないらしくて困っている。
ちょうど部屋にラルク・アン・シエルがきていたので
(蛇足ですがファンではないです)
どうしたらグッズが売れるのか聞く。
なぜかメンバーは全員女性である。
キディランドに行けばわかるかも、と言われる。
キデイランド(2.5階だて)にゆくと
ごれんじゃー?がいっぱいきて占拠されてものすごくこわかった。
でも黒板は同人誌につけると売れるらしいということがわかる。
知らない言葉の国のバスにのっている。ひとり。
路線がものすごく複雑に色分けされているけどむつかしい。
わわわ、と思っているうちにものすごい坂をのぼるバス。
一番前にいって窓をみるとほとんど壁のような坂。
とおもうとしんしんと雪が降ってくる。
会社の入っているビル(23階建て)が舞台。
未来的駅のホームが2階にあって(電車も未来的)、
2階にある流水書房(本屋)を通り抜けないと出社できないのです。
そしたら、本屋が血の海。
うわー。と思って様子を聞くと、
環境ホルモンで死んだ一人目の人なんだそうです。
発狂したんだそうです。
その人は死ぬ前に写真集をのこしていて、
見開きで対になっている写真集で
発狂前にとったものが左ページ、発狂後にとりなおしたものが
右ページにあるんです。
「死ぬ前にこんないいものをのこせたんだから却って幸せかもね」
という話をすると、
その死んだ人は、(オトコか女か不明)
わたしとずっと暮らしていた。という夢。
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