Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2005年08月30日(火) くりぃむなんとか(すまぱぴー)

ぷっすまはほとんど録画で鑑賞している。
万一の野球放送延長などを考慮し、長めに(2時間半も)設定だ。

で。今まで、一度も見たことがなかったが、ぷっすまの後に放送される、
「くりぃむなんとか」(←ホントにこういうタイトル)
ヒマだったので、ちょっと見ちゃったのです。
それが、ぷっすまが吹っ飛ぶほどにおもしろかったのです。
この時のぷっすまですか? スカウト・クッキングです。どーでもいいよ。

で(笑) 題名の「すまぱぴー」とは何ぞや、ですが、
それは、まず、この「くりぃむなんとか」の放送内容から。


今回この番組では「芸能界パパ1位決定戦」というのをやっていました。
ちょっと忘れていたけど「二度とぷっすまに出るな!」と、
この二人に対して、吠えてた時期もありましたね。水着でね。
けれども、銭金とか、今、すっごい見てるし(笑)
ありゃ、ぷっすまが悪いんだな。けっこうすきよ、今は。

で(笑) 

くりぃむのお二人は勿論ですが、ゲストはパパ勢ぞろい。
勝俣さん(女の子)・河相我聞さん(男の子11歳ですって!)
土田晃之さん(3人のお子さん)・中川家のお兄さん(双子のパパ)

そこに、まだお子さんはいらっしゃらない上田さんが混じって、
子役5人とコンビを組んで、お子さんのピンチ!や要求に、
どのパパが一番早く応えられるかの勝負です。

「子供がちゃんと育つには、父親の愛情が必要よ」
とは、母親代表で審査委員長の千秋さん。
のっけからギャグ抜きの、とってもいいお言葉で、競技スタート。


最初は自転車チェーンつけ。
子供たちの自転車のチェーンがはずれてしまったので、
パパたちがそれを直してあげる、という設定。

みんな手をはさんだりしながらも、なんとか完了。
大きな体をまるめて、子供用の自転車に悪戦苦闘。
なんかね。競技なんだけど、そこに父性を感じるのよ。不思議なことに。


お次は釣り。子供と一緒に竿になる木の枝とかを探して。
釣堀だったから、つれるのは早いんだけど、みんな大喜び。
勝俣さんとかも「つれたー!」とかって、大喜びなのよ。

で、その後は、その魚を焼くために「火起こし(笑)」
中川剛さん、すっごい不器用で、火起こしの道具がうまく使えない。
土田さんはパワーで1番に成功。
勝俣さんも、ものすごい汗だくになりながらも、なんとか成功。
子供たちがね。子役なのに、パパ役の手元を見ているんだよ。

その後は、手作り凧揚げ。
上田さんの子役君は、たこに上田さんの似顔絵を描いていました。
「すっげーうれしい」と、まだお子さんのいない上田さん。
「今日帰ったら、カミさんとよく相談するわ」だって。


「好感度あがる内容になってるなぁ」と、ボヤく有田さん。
子供たちもね、自分のパパ役が成功すると、喜ぶのよ。
で、喜んでいる子供を見て、また彼らが、喜んじゃってるのよ(笑)

最後は、自動車のタイヤ交換。
「やったことないし、わかんないよ」と言いながらも、
皆、一斉にスタート! 子供たちも自分のパパ役にぴったりくっついて。
「実際こういうことあると思いますよ」と千秋さん。
そうだよなー。こういうとき、パパのチカラが頼りだよな。


ものすごく面白くて、楽しくて、いい企画だった。
多分最初は、子供に悪戦苦闘のパパたちって企画だったんだろうけど、
深夜とは思えないほどに、ほのぼの、いい企画なのよー。

他人の子供なのに、順位発表の時は、ハイタッチして喜んだり、
抱っこしてあげたり、肩に手を置いていたり。


実はじゅりちゃん、既婚者好き、と言われている。
まぁ当たらず遠からずなので、肯定しているので、
「じゅりちゃんは不倫願望があるんだよ」と、
ネタになっているが、そこらへんはどーでもいいので、ほうってある。

既婚者の方は、実際にお子さんがいたりします。
時折、お子さんの話を聞いたり、奥さんの話を聞いたり。
そんな時「本当にお子さんが大事で、奥さんのことも
大事に思っているんだな」と思うと、途端に好感度アップである。

独身者は結局、どうなるかは未知数だ。
だが、自己申告とはいえ、既婚者はある程度結果が見えている。
だとしたら、結果がある程度わかっている方が、有利。
そういう意味での「好感度up!=じゅりちゃん既婚者好き説」なのだ。
決して、世の中の奥様方の敵ではないので、いじめないでね。


家族を大事にしている男性はステキだ。
大事に思える人たちがいるからこそ、最後の最後でも、がんばれる。
守らなければいけないものを持っている人は、心も強い。

競技とはいえ、一生懸命子供の自転車を直したり、タイヤ交換したり。
魚がつれて大喜びしたり、似顔絵を描いてもらって、喜んでいたり。

「今日、カミさんと相談する!」
そう言った上田さんの気持ち、すっごいよくわかる。
独身だけど、ものすごいわかるのよ。



”あぁ、コレ、すまさんたちで見て見たいなぁ〜!”

テレビの横の5人のすまポスターを眺めつつ、そう思う。


今、実際にパパなのは、木村さんだけ。
でも、いつかは彼らの多くも、パパになる日が来る。

どんなパパになるんだろう?
やっぱり、子供を全力で守ってくれる、そんなパパがいい。
そんでもって、自転車直してあげたり、家族のためにタイヤ交換したり。
子供に似顔絵かいてもらって、泣きそうなほど大喜びしてみたり。


いいな。いいな。大好きな彼らだから、すてきなパパになってほしい。

今回番組で「ステキなパパ」に見た目が一番近いのは、河相我聞さん。
でもね、勝俣さんも、土田さん、中川兄も上田さんも。勿論河相さんも。
みんな、みんな、すてきなパパだった。ものすごいかっこうよかった。
彼らにホレた奥さん方に、共感する。だって、いいパパだったもん。


だからこういうの。ものすっごい、すまさんで見て見たい。
実際に彼らが父親になってからでもいいけど、
今すぐにでも見てみた気もする。独身でも未来を垣間見てみたい。

「りんっ!」 

そりゃ、ちょっと見たけどさ。でもドラマじゃん。
「吾郎さん!」もアリだけど、実際の子供って、もっとわがままだし、
じゃ台本ナシで、本当の彼らの「父親力」って、どうよ?って感じ。

子供がぐずったり、悪いことしたときに、どうするのかとか。
関係ないけど、ネプチューンの原田さんが、
「子供のとき万位引きして、親父に死ぬほど殴られた。
もし自分の子供がそうなったら、オレも親父のように、
思い切り殴って、絶対、もうさせないようにするんだって、決めている」
と、言っていた。子育てに関して責任感あるなって、思った。

すまさんたちは、どうなんだろう?
さすがに、そんな話題は、聞いたことがない。
でも彼らだって、ちょっとは考えたことが、あるハズだ。
木村さんだったら、既に子育ての悩みにぶつかったこともあると思う。

さすがにあまりプライベートなことはムリだが、
今回のこの「くりぃむなんとか」のような、疑似体験なら大歓迎。


つよしくんは、子供に振り回されて、最後は怒り出すか笑い出す。
「溺愛・親ばか」という言葉は、彼のためにっていう感じ。
で、先輩パパ木村さんに、説教食らう、みたいな(笑)

慎吾ちゃんは、意外と厳しいお父さんになりそうだ。
相手が男の子でも、女の子でも、しつけに厳しくて怖い、
でも、いつもはとってもやさしいお父さんになりそうだ。

中居さんには、こわーい、お父さんになってほしいな。
それこそ、子供が悪いことしたら、容赦なく鉄建をふるうような(笑)
ぐだぐだ言わないで、ガツンと一発! ちょっと古いかな?

吾郎ちゃんは、放任主義のパパっぽそう。
いい意味で距離を置いて、相手を一人の人間として扱いそうな気がする。
「で、キミとしては、この結果をどう考えているワケ?」
っていう説教なのか、なんなのかな、話し合い(笑)
この子はまだ小学生よ、って言う、奥さんか後妻さんのツッコミ。


木村さんの想像が一番難しいなぁ。実際にお子さんがいるから。
じゅりちゃん、そのシチュエーションに、当人が近ければ近いほど、
想像力がふくらまないんだよねぇ。普通逆だろ!なんですが。

でも、やっぱり、厳しい父親であってほしいな。
木村拓哉の娘なら、やはりすばらしい女性に成長して欲しい。
まぁ、人様のウチのお子さんだけど、そうであってほしいな、と。


自分は「厳しい父親」を、相手に求めているのかもしれない。
子供もいないし、結婚相手もいないけど。
でももし子供がいたら、ものすごい子育ては不安だ。
だからかもしれないが、きちんと子供のことを考えてくれる相手がいい。

仕事が忙しいかもしれないが、子供が父親を欲する時、
真剣にそれに応えてくれる。
そして、やはり「家族を守る」ということに、全力になってくれる人。
そういう人がいい。


そして、大好きなすまさんたちだから、そういうパパになってほしい。
まだ先のことかもしれないし、詳しく知ることもない可能性も高いが。

でもちょっとだけ。こっそり未来を覗いてみたい。
彼らがどんな「父親力」をそのウチに秘めているのか?

木村さん以外は、彼らにだって未知の領域。

ぜひね。すますまでもいいし、なんでも。
ちょっとだけ、やってくれたら、うれしいなぁー、と、思いました。



追伸

最後の自動車タイヤ交換。
河相さんが一位を独走中で、あとは車を走らせゴールするだけなのですが、
そこになぜか妨害が(笑)

他の父親が、河相パパを妨害せよ、と指令を出し?
子供たちが河相パパの車の周りに集まってきて、河相さん発進できず(笑)

と! 河相さん、運転席から飛び出すと、なんと!
他のパパたちのスペアタイヤを、えいやっ! と、遠くへ転がし(笑)

ころころ遠くへ行くタイヤたち。あわてふためく他のパパ。
タイヤを追いかける子供たち。

河相さんの作戦、大成功! と、思いきや。


ころころ転がったタイヤは、にゅーんと円を描くように戻ってきて、
そのままなぜか、河相さんの背後から、河相さんのケツに一直線!
当然、後ろ向きの河相さんは気がつかず。それも運の悪いことに、
彼、ちょっと足を開いて立っていたんですねぇ〜。

そのまま河相さんの投げたタイヤは、河相さんの後ケツ。
それも、股の間に、結構な勢いで、どしんっ!

「うわぁっ!」と、ケツを押さえて驚く、いい男、河相我聞(笑)

で、河相さんが驚いているうちに、土田さんが、ぶろろろろ〜と、
ゴールしてしまいました。笑いすぎで、ハラ痛いよ。


でもさ。この自分で投げたタイヤに、ミラクルで当たる河相さん。
ダレかに似ていると思いません? 絶対、あの人だよね(笑)
さぁ、みなさんの答えは、BBSにどうぞ。
該当する方のお名前だけでも、よーござんすよ。ほほほ。


2005年08月29日(月) すますま(二頭身で、うがーっ!)

先週もそうでしたが、バンバン・バカンス。
あの時、すまさん二頭身キャラが「うがーっ!」ってしますよね。

アレ、すっごい、かわいい! 笑っちゃうくらい、大好き!

あの「うがーっ!」って顔。当人達がソレ用に撮ったんだよね。
で、体の部分だけ、アニメーションで、自転車?キコキコ。

アレ、すっごいいいよ。自分の中で大ヒットだよ。
先週も思ったけど、アレ、とってもいいよ。
かわいいし、何より、すまさんたちが「うがーっ!」ってしているのが、
個人的には、すました顔よりも、とっても魅力的に思える。


今、コンサートでグッズを売っていますが、
どのグッズもコンサ・ロゴ、もしくは、おすましな、すまさんたち。

いやいや。いい男が「うがーっ!」ってしているのが、いいんじゃない。
かっこういい写真にも、勿論興奮するけど、
わざと崩した顔も、彼らの「素」や楽しさが見えるようで、大歓迎。

携帯ストラップとかで売ってくれないかな。
ロゴもいいけど、でも、毎回ソレじゃつまらない。
かといって、携帯ストラップに、おすまし顔じゃ、マヌケくさい。
とはいえ、ポスターはやっぱり、かっこういい方がいい。


でも、携帯ストラップでアノ顔だったら。


自分は携帯ストラップを持っていない。
でも、二頭身で「うがーっ!」ってやっているつよしくんなら、つけたい。
勿論、中居さんも、木村さんも、吾郎様も、慎吾ちゃんも!

とっかえひっかえ「うがーっ!」な、すまさん二頭身。
ポストカード程度で、デザイン画を背景でも、とってもかわいい。


ほしい、ほしい。二頭身で「うがーっ!」な、すまさん達がほしい。

不器用な自分には、いろいろ工夫して作ってみるだなんて無理。
売ってないかな? 売ってないかな?

そうじゃなければ、どなたか、作り方を教えてください。
キーホルダーでも、なんでも、いいんだけどね。
自分のためだけに、あのキャラで小物を作成してみたいものですわ。

びばっ! 二頭身「うがーっ!」な、すまさん!



追伸

「1番はお客さん。2番目はスタッフ。すごい人が働いているんだよ」

そうなんだけど、そうなんだけど。
そんでもって、コレがわがままである事も、
八つ当たりなのも、わかっているのだけれども。

なんのことだか、わからないでしょうね、皆さん。
自分でも、どうしてこんな、ひねくれたことを言うのか、不思議だ。

彼は、なんにも悪くない。絶対、悪くない。
単に、受け手側の勝手な被害妄想で、彼は、絶対、悪くない。


ちょっとだけだけどね。
作り手側と、それを見る側なんだなって、思っちゃったのさ。

彼らにとってお客さんとは、当日、いきなり目の前に現れる人。
今日のこの日を、とても楽しみにしてくれているんだ、っていうのは、
彼だってわかっているし、時折言葉にもしているのを聞いている。


でも思う。私が彼の立場だったら、同じことを言っている。
急に目の前に現れる人より、直接目にしているスタッフの方が、だ。
それが人の正直な感情だと、自分も思う。


もし、一言でも。
「たくさんの人が、行きも帰りも大変な混雑なのに・・・・」
そうあの中のダレかが言ってくれたら、わたしはとてもうれしい。


わくわくしながら会場へ向かう。
多くの見知らぬ仲間と一緒に、目的地へと向かう。
喜びを胸に、疲れきった体を抱え、じっと電車を待つ。
終電を気にしつつ、猛烈な混雑を乗り切る。

そう、遠足は家に帰るまでが、遠足なんだ、と、言い聞かせながら。
家に帰るまでが、コンサートの一環なんだ、と、思いながら。



作り手側と受け手側では、視点も違うし、立場も違う。
だからいいのさ。彼はスタッフの大変さを、実際に目にしている。
一緒に作り上げた感動は、それを一緒に体験する観客と、
一緒に再現する人たちとの間では、確実に違う。

観客もコンサートの大事な要素であるが、でも、違う。
絶対、違う。一度でも、作り手側に立った事のある人なら、知っている。
物を作り上げる立場と、それを楽しむ立場は、絶対違うのだ。


だから彼の言葉は、間違っていないと思う。
自分が同じ立場だったら、きっと同じことを言っていたと思う。
「オレたちだけの力じゃないんだよ」って、伝えたくなる。

わかるよ。わかるよ、とっても。

ただ、ちょっとだけ、思うだけ。
もし、彼らのダレかが、そう言ってくれて、「そうだね」っていう相槌。

その一言がね、ちょっとだけ、聞きたかったのさ。



わがままですね。自分も昔ほど、完璧を求めていない。
だから、アナタの言葉の中に、一緒に苦労した仲間へのねぎらいの心、
そして、物を作り上げた大いなる満足感とプライドも、感じられたよ。

すばらしいね。そう思えるって、すばらしい。
アナタの言葉から、強く、強く、感じる。

ものづくりのプライド、満足感、達成感、充実感。

すばらしい。そう思える人生って、すばらしい。
最初に書き始めたときは、ちょっとだけヘコんだ自分もいたけど、
文章にしてみた今、気持ちが変わっているかな?


今日の彼の言葉に、最初に感じた気持ちは、ひねくれたもの。
素直に見よう。彼の言葉を、そのまま受け取ろう。

ちょっとヘンな文章だね。最初と趣旨が変わっている。
でも、ひねくれて受け取っちゃ、ダメなんだね。
文章にしているウチに、気がついたよ。

だからこのまま、ヘンな文章のまま、掲載。


少し心が、にごっていたのかな?

木村君。気がつかせてくれて、ありがとう。
あなたが言葉を純粋に紡ぎ出す人だということを、うっかり忘れていたよ。
すみません。


2005年08月24日(水) トリビアの泉(電車男)

トリビアの泉で「アキバ系の男性の電車男率」を計測していました。
怖い人に絡まれている女性を、助けることが出来るか?というものです。

まずターゲットの男性は、秋葉原で「ひとりで歩いている男性」
グループは対象外で、あくまで「ひとり」が条件です。

ターゲットの男性は、しかけ人のメイドさんがくれたチラシを手に、
秋葉原の人通りの少ない路地に入ってきます。
するとそこには、怖い男性に絡まれている若い女性が!!

で、今回は、そのアキバ系の男性が、その女性を助けることが出来るか?
というのは、「トリビアの種」でございました。


じゅりちゃんの予想。100人中10人もいない。
実際、そんなときに助けてくれる男性なんて、そう滅多にいないものです。
今まで外でなんらかの怖い目にあったとき、助けてくれたのは、
ほぼ100%に近い確率で、女性でした(笑) そう。おばさまね。

そりゃ電車の中で具合が悪くなった時は、男性だって助けてくれましたよ。
でも、こわーい感じの人がいた時は、大概、おばさまね。
まわりに人だってたくさんいても、絶対、おばさま。

だからね、ひとりでいる男なんて、絶対、役にたたないの。
せいぜい、警察を呼びに行くとか、もしくは本人が警察関係の人とか、
もしくは、武道をやっていてある程度自信がある人なら、別だけど。

これは、本人の体格とか、アキバ系とか、ぜんぜん関係ない。

「男は頼りにならない」

グループでいる時とか、彼女といっしょとかなら、わかるけど、
「ひとり」でしょ? まずムリよ。まだ女性の方が頼りになる。
同性同士、困ったときはお互い様、って感じよ。
男なんて、頼りになるかよ。ふんっ。


案の定。彼らはびっくりして立ち止まるものの、結局アウト。
実験が終わった後のインタビューでは「怖くて・・・」だって。
そりゃそうだよな。怖いよな。
でも絡まれている女性は、もっと怖いんだよ。


しかし。
じゅりちゃんの予想を裏切る結果。なんと、100人中69人が電車男!

すごいのよ。確かに弱っちい感じもあるんだけど、がんばっているのよ!
「ボクの友達になにか用ですか?」と割って入ったり、
最後は女性の手をひっぱって走って逃げたり。
中には、セーラームーンの格好をした男性もいたけど(笑)
最初はびっくりして躊躇するんだけど、でもがんばっている。


ちょっと驚いた。カンドーすらした。
自分の考えが、間違っていたような気がした。

勿論、いろいろ考える。仕掛け人の女性は、かわいいモデルさん。
それに対し、じゅりちゃんはどこにでも転がっているような30女。
だからかしら? とも思うけど、さすがにそうだと決め付けるのは、
勇気を出してくれたアキバ系男子に申し訳がない。

じゃアキバ系男子が勇敢なのか?
しかし彼らの体格は、一般的な日本人男性とかわらない気がする。
じゃじゅりちゃんが日頃電車の中で目にするサラリーマンと、
アキバ系の男性は、いったいなにが違うのか?

だってじゅりちゃんの最初の予想、100人中10人もいない、だよ。
それに対して、アキバ系男子は、100人中69人ですよ。70%!

ありえない。絶対、ありえない。


101回目のプロポーズというドラマで、印象的なセリフがある。
浅野温子さんが、武田鉄也さんに言うセリフ。

「負けるってわかっているのに、あの人は立ち向かっていったのよ。
そんな人を、忘れることが出来る?」

昔の恋人とデート中、複数の男性に絡まれたとき、
その昔の恋人(確かギバさんだった気がする)が、
「キミは逃げろ!」と言って、その男性達に立ち向かっていった、
そんな男性を、忘れることが出来ない、というようなセリフだった。

子供心にも、とても印象的だったし、今でもそう思う。

いざという時、身を挺してでも、愛する人を守ってくれる男性でなければ、
自分は人生を共にすることは出来ない。
電車男じゃないけど、エルメスちゃんの気持ちがわかるよ。

男は見てくれじゃない。最後は「守ってくれるか?」だ。
それは経済的にとか、精神的に、もあるだろうけど、
最後の最後は、「カラダはっても!」というのは、結構重要だ。



世の中の男性は、アキバ系男子をあざ笑う傾向がある。
「オレたちよりも下」みたいな感覚がある。
理由はきっと、一日中アニメを見たり、PCやったり。
そんなことばっかりやっていて、とでも、思っているんだろう。

でもさ。オタクって、すごいんだよ。
ひとつの事に集中して、その分野の知識が豊富である、ということ。
今の日本だって、オタクが作ったようなものだと思っている。
日本の車や電子機器などは、その道のプロ、別名オタクな人たちが、
懸命に作り上げたものだと、自分は思っている。

「オタク」といわれるくらいになれば、趣味も最上級クラスに入る。

自分はそう思っている。っていうか、何かのことで、
自分は「オタク」と称されたいと、常々思っている。


そんなこともわからない、世の中の男達よ。
数年前まで、「くさなぎつよし」をバカにしていた男達と、
おそらく同種の男達だろう。

ひとつのことに熱中する喜びを知っている人は、
決して、他の人が夢中になるなにかをバカにしたりはしない。


ビバ! アキバ系!
もともと偏見は持っていなかったが、今回、更に好感度アップ。

しかし、普通の男に対しては、偏見度アップしたぞ(笑)
さてさて、今度は普通の男性100人に、同じ実験をやってほしいですね。
70%近い数字なんて、絶対、出てくるワケがないんだから。



追伸

「ボクはね、じゅりちゃんがスマップを好きな気持ちがわかるよ」

とは、ある後輩の言葉。
先日の「アンチ・キムタクの意見」の日記で出てきた、
アンチ・キムタクな女性と結婚した、あの後輩だ。
その後輩は、自転車マニアだ。ヨーロッパまで自転車持って行って、
旅行してしまうくらい、自転車大好き人間。
どこがおもしろいのか、さっぱりわからないが、じゅりちゃんもわかる。

会社には「ガンダム・マニア」がいる。
身内にも、ガンダム好きがいる。電車マニアもいる。
中国好きが高じて、中国で放浪していた叔父もいる。

父は、歴史マニアで切手収集家。
歴史の本はくさるほどあるし、資料も豊富。
子供の頃買っていたという「戦争図鑑(だったかな?)」というのは、
歴史の先生に貸してあげたら、ものすごいよろこんでいた。
戦後すぐの資料だから、とても貴重らしい。
切手に関しては、祖父の代からだから、これまたすごいコレクションだ。
釣りや盆栽に関しても、かなりの知識量のようで、
家の前を通りがかった人から、お声がかかるくらいの力量らしい。


マニア・オタクと言われるくらいの、なにかがほしい。
じゅりちゃんは、そこまで言われるほどのモノを、持っていない。
すまっぷや歴史、韓国、へビィメタルは、普通の人よりは、知っている。
でも、その中で判断したら、ぺいぺいなレベル。

なんでもいいのよ。オタクといわれるほどになりたいわ。
わたしにとって、「オタク・マニア」という言葉は、
ものすごい「称号」なのです。


2005年08月22日(月) すますま(白ばらの男)

ビストロ。ゲストは柳葉敏郎さんと哀川翔さん。

ふたりとも、おいしそうに食べるなぁと、こちらも大満足。
お行儀はちょっと悪いようだけど(笑)、こういうゲストがいいのよ!

がっつん、がっつん食べて。
つられて、すまさんたちも、ばかすか食べている。
いいね!いいね! 話も楽しくて、いいゲストでしたね。



ホストマン・ブルースの「まいあひ〜」

いいぞ!いいそ! 吾郎ちゃんと木村君のヘンな顔が、最高だ。
ハラかかえて、大笑い。まひあい〜!なのだ。
でもって、後につよぽん、うもれて踊っているし(笑)

実は知らなかった、と言ったら、みなさん驚くだろうか?
最初に知ったのは、なんとスマコンの日産の会場でだ。
それも、となりにいたyokoさんが踊っているのを見て、超驚いた。

「こっ・・、コレは、すますまでやっているのか?」

ありがたいことに振り付けの解説が、画面下に出ている。
左に木村君。右に吾郎様と、チビでも全身が移っているのだ。

これは、コンサートにむけて、習得しろってことかしら?

前からこんな解説があったのだろうか?
だからyokoさんは、ちゃんと踊れたのだろうか? 
そんでもって、部屋で練習したのだろうか? あのyokoさんが。

じゅりちゃん、ばっちり、そこの部分だけ保存。
画面に合わせ、ちょっとだけ「まいあひ〜」とやってみた。
予想以上におもしろかった。もっとはずかしいかと思っていた。
東京ドームまでには必ずマスターして、みんなと一緒に踊るぞ。

あぁ、でも、yokoさんと一緒に踊りたかったな。
じゅりちゃん、びっくりして、ステージよりyokoさんを見ていたからな。



粘土の王国。

「花言葉は相思相愛」

この男の私生活がモロ見えの発言。
一体、何のためにそんな言葉を調べたんだ、覚えたんだ。

「白いばらはね、相思相愛っていう花言葉なんだ」

うぉぉぅっ!!! さっぶーっ!!!

いっくら稲垣吾郎でも。くさなぎつよしでも、堺雅人でも。
(いや後から出した二人は、あまり比較対照にならないか?)

あなたどうします? 稲垣吾郎と二人きりで。
「キミのこと、大好きだよ」
と言われても、あなたは信じることができますか?

信じちゃいけませんよ、奥さん。
彼はそうやって何人もの女を手玉に取ってきたのです。
びしっ!と、平手ウチでも、股間蹴りでも、かましてやるべきです。

えっ? じゅりちゃんですか? そりゃもう、びしっ!とです。
このウソツキ野郎めっ!と心の中で毒づき、
めったにないチャンスですから、いくとこまで行っちゃいます。
えぇ。そりゃもう、弱いですから、わたし。

しかし、そんな私でも「白いばらは相思相愛」なんて言われた日には、
「まぁ吾郎様ったら、ステキ」とは、どう転んでも言えない(笑)
その手から、白いばらをむしりとり、吾郎様の鼻の穴につっこんでやる。


そして出来上がった、今まで何度となく手として使ってきたと思われる、
「白いばら:相思相愛」
さすが、常に小道具としているだけあって、かなりのできばえだ。

まったく、びっくりするほどの、すばらしい作品。
しかし、残念ながら、最後の最後で脱落。

「ふんっ! ボクの愛の素晴らしさが、ガキにわかってたまるかっ!」

そんな吾郎様の心の声が聞こえるようでした。
子供にはね、小手先の愛情表現は、通じないんだよ。
打算とずるさを知る、大人の女にしか、通用しないのさ。



EDトーク。

「大阪で特別なことしよう!」

吾郎様は、つよしくんをまねて、開脚倒立?

よかったね。向こう側にどしーん!といかなくて。
いや、どしーん!といく位の方が、勢いつけたんだなって、思えるけど。

ものすごい中途半端な、足の上がり方。ひよってるのが、まるわかり。

あぁ、大阪公演に参加される方。
ぜひぜひ、結果をお教えくださいませ。
っつーか。今日の吾郎様、最高です。


追伸

「後でかわるんだもん」
そう言ってから、木村くんは、つよしくんの顔を見て、こう言った。
「なぁー!」
つよしくんも、木村君に同意を求められ、「ねぇー」と言った。

なんとなく、つよしくんが木村君につられている。
でもって、つよしくんも、木村君についていこうとしている。

つよしくんが、小さな男の子に見えた。
勿論、ふざけている木村さんも、ね。



追伸2

Tシャツで踊るつよしくんの胸板に、目が行ってしまう。
30になったとき、下半身に目が行くようになったとお伝えしたが、
どうやら男の体の趣味自体が、変わってきているようだ。

やせたつよしくんを象徴するように、若干やせぎみの男性が好きだった。
ところが今は、つよしくんの胸板に、むしょうに男を感じるのだ。
くさなぎつよしならなんでもいいのか? とも思うが、違う。

やせた男がいいなら、堺雅人だって、やせている。
いくら山南さんで鍛えたとはいえ、今のつよしくんとは違う。
堺さんの肌は、チラリズムがお似合いだ。
シャツの襟元から、とか、そんなところ。
だが、着ているシャツの上から、その体を想像する楽しみはない。

だが、今のくさなぎつよしには、ソレがある。
一番鍛えていた時より、少し筋肉が落ちた感じが、またいい。
鍛えまくった、というより、日常生活をきちんと送っているような、
そんな男性の筋肉のつき方が、こんなにセクシーだとは。

30を過ぎて趣味が変わってくると同時に、くさなぎつよしも変わってきた。
なんて幸運。わたしのためにあるような男だ。
そんなにわたしに合わせてくれるなら、やらない方がおかしい。

20代は残念でしたが、30代こそ。

さぁ。そろそろ本気で、作戦会議をしなくちゃね。
もう。つよしくんったら、積極的じゃないんだから。


2005年08月15日(月) すますま(昔のお歌の映像SP)

「はりきりさ加減が、はずかしい」とは中居氏。

別にいーじゃない、若くて、と応えつつ、かみ殺した笑いが漏れる。
その時は、一生懸命だったのよ。がんばっていた証じゃない。
それはやっぱり、誇れるものだと思うよ。
ちょっと笑っちゃうけど、でもそれは、あなた達が歳をとったということ。

「先に言っておくけど、オレ、髪、超なげーよ」

ロン毛ブームの本家にそう言われてしまうと、
踊らされていた人たちの立場は(笑)
でもあの時はかっこういいなと思っていたが、今見ると、欽八先生だよね。
アレ以来短い髪型が多いのは、面倒だからか、それとももうイヤなのか?

最初のシルエットで、全員のその細さに驚く。
いくら日々注意をしているとはいえ、木村君でさえ、線は太くなった。
20代と30代の体の違いか? 
まぁ歳をとったら、あんまり細いと貧相だからね。


若い頃の自分は、はずかしい。
もしはずかしくないとしたら、それはきっと、
成長していない証拠かもしれない。
しかし、彼らはそんな恥かしい記録が、残っているんだな。
おまけに、見ず知らずの人の記憶にも、残っているんだな(笑)
これはまた、因果な職業ですな。



追伸

あのドラマは、久しぶりに笑った。

「ダレがオレの面倒を見るんだよ」

その瞬間、木村君の「ぐはっぁ!!!」という声がかぶる。
多分、もうガマンできなかったんだろうな(笑)

アレはずごい。「拓哉」もド肝を抜かれるけど、それ以上だ。
ダレが考えたんだ、あの脚本。
ちょいとばかし嫉妬してしまう筋書きだ(笑)
オマケに、当人達が演じてくれるんだし。
とはいえ、多分書いたご当人は、そんなこと思っていないだろうけど。
世の中、あんまりうまく、はまらないものだな。


しかしアレを見て思う。やっぱスマップって、中居くんと木村君なんだ。
あのふたりが、ソリが合わないのは、ちょっと見ていればわかる。
でも、だからこそかもしれないが、あの二人が手を取り合うと、うれしい。
ぞくぞくするほどに、うれしい。当人達がガマンできないほどに。
はずかしがろうが、なんだろうが、かまわない。

あぁ。今のメンバーで、あんなドラマ、やってほしいよ。
もしよろしければ、じゅりちゃん、脚本書きますぜ。
勿論その際は、台本読んだ木村君と中居さんが互いに気まずくなるほどに。
吾郎様が目玉が飛び出すほどに。
つよしくんの開いたクチがふさがらないほどに。
慎吾ちゃんの笑いが、止まらないほどに。

ぜひ、おまかせくださいませ。


追伸2

どんなに気まずくても、いざやるとなったら、あの二人は本気だ。

「本気になれるオレが好き」
「本気でくるアイツが好き」

あぁ! 興奮してきたっ!!
てやんでー! オマエら二人で、勝手に盛り上がってろっ!
それこそ、後で見たら恥ずかしくて見てらんない! な映像になるぞ(笑)



追伸3

久しぶりに秀雄さんに会った。
アレはもう、つよぽんじゃない。また涙が出た。


2005年08月14日(日) 遅すぎた帰還〜小野田少尉〜

60年というせいか、多くの局で戦争に関する番組が放送されている。
いくつか拝見したが、このドラマもその中のひとつ。
まぁ、堺雅人が出ているから、見たんだけれどもね。

小野田少尉については、正直、あまり同情できないでいたが、
ドラマを見ても、やっぱり同情はできなかった。

なぜ彼は、わかっていたのに帰ろうとしなかったのだろう?
軍事教育のせいかもしれないが、他の兵士も、
そして、他の多くの諜報部員達も、帰国していたと思う。

なぜ、彼だけなのだろう? 彼の気質によるものだろうか?
小野田さんの後にも帰ってきた人もいらっしゃるし、
それに、見つからなかっただけで、あの地で亡くなった方もいらっしゃるだろう。

でも、小野田さんは、戦争が終わっていたことを、知っていた。
ラジオ放送から、東京オリオンピックもサザエさんのことも、知っていた。

それでも米軍に攻撃をしかけるなら、それは単に私怨であり、テロ行為だ。

どーしても、わからない。
だから、このドラマを見ても、小野田少尉には、なんら感想が出ないのだ。
よって、堺雅人に的をしぼって、書かせてもらう。
勿論、獅童さんの演技は、すばらしかったとは、思いましたよ。


ゴーゴーを踊る堺雅人。びっくらたまげた。
しかしまぁ、山南さんとは、猛烈に違うな(笑)
堺さんは、どっちの演技が、得意なんだろう? 好きなんだろう?
個人的には、山南さんは好みの男だが、堺さん演じるバカ男もおもしろい。

妙にカツゼツのいい一般人(笑) おまけに声がでかい。
舞台俳優は声がでかい、というのは、友人を通して知っていたが、
テレビで見ても、やっぱりでかいし、はっきりしすぎ(笑)
あんな一般人おらんぜよ、と思うと、おかしくてしかたがなかった。

ニャロメ、ニャロメ、と、魚を追う堺さん。
アレ、どこで撮影したのでしょう?
やっぱフィリピン? それとも埼玉の名栗川とか、東京の奥多摩とか?
残念ながら、上半身ハダカには、あんまり興奮せず。
色は白いし、おぉっ!っていう程でもないし(笑)


ものすごいバカ男に思えた。
能天気でおもしろいことだけに気持ちが行っている。
インテリぶって発言してみるが、世の中に影響を与えられる存在でもない。
どこにでも転がっていそうな、あの当時の一部の若者。
ノンポリよりは、まだマシか?という程度の若者。

それでも彼は、まったく違う世界に属する人の心を開くことに成功した。
実の父親も兄も、母の手紙も通じなかった人の心を開けることに成功した。

戦時中の諜報員教育を受け、ジャングルで孤独に30年戦い続けた男と。
戦後の経済成長の中、青春を謳歌している、まだ若い男と。
このふたりに、共通項は、ほとんどない。
あるとしたら、日本人である、ということくらいだ。

なぜ彼が、小野田少尉の心に触れることが出来たのか?
「人寂しかったのかもしれない」と劇中では、堺さんが言っているし、
鈴木さんが一人で現地に向かったことも、大きな原因かもしれない。


でも自分は、あの堺雅人演じる鈴木紀夫氏からは、別のことを感じた。

堺さんが、ジャングルの中、地べたに横たわる。
その細く白い首と、邪気のない笑顔。

獅童さん演じる少尉からすれば、堺雅人演じる鈴木氏は、あまりに弱い。
万一、今ここで攻撃を受ければ、まず間違いなく、鈴木氏は死ぬ。
常に危険と隣り合わせに生きて生きた人には、あまりに弱い存在。
もし攻撃を受けたなら。
おそらく、あの小野田さんは、あの鈴木さんを見捨てはしないだろう。

あまりにひ弱で、あまりに能天気で。
ハラただしさも感じつつ、守りたくも思う。
常に自分を守るためだけに生きてきた彼に、守るべき存在がやってきた。

堺さん演じる鈴木氏が、あまりに能天気で、あまりにひ弱で。
それでいて、カメラを構える彼の目には、喜びがあふれていた。
どうやら単なるバカではないようだ。


堺さんのインタビューを読んだ。
堺氏は、鈴木紀夫氏には、あまり共感できなかったようだ。
自分もそうだ。

堺氏も言っていたが、無鉄砲で無計画。
そのくせ、自分は何か大きなものになれるという、根拠のない自信。

当時の鈴木氏は25歳。そして堺さんとわたしは、既に30を超えた。
堺さんが25歳の時、無計画だったかは知らないが、でも、彼だって、
根拠のない自信だけで、自らの存在を確立していた時期があっただろう。
わたしだって、程度の差はあれ、そうだ。

だからかもしれないが、堺さん演じる鈴木氏には、
吐き気を感じるほどにイヤな気もするし、そして哀しみも感じる。
多分それは、自分が歳をとった、ということなのかもしれない。


堺さん演じる人物に愛着がわかないことに、軽い驚きの気持ちを隠せない。
すまや、つよしくん演じる人物に、愛情をもてないことはほとんどない。

それでも堺さんの演技は、すばらしかったと思う。
どうしようもなく能天気で。この場合の能天気は自己中心的な部分も含む。
どこにでもいそうな、吐いて捨てるほどいる下らない若者で。
それでも夢だけは大きく、自分を信じて行動している。
いつか大物になることを信じ、飛び回っている。
そんないつの時代にもいそうな、ある若者を見事に再現していた。

単なる、つまらない若者じゃなかった。
堺さんはそこに、能天気な若者の持つ、ある強みも演じていたように思う。
恐れることを知らない、無邪気な目も、演じていたように思う。


ちょっとうらやましいな、と、思う。
山南さんとは、あまりに違う、役柄。
さまざまな人物を演じてくれる。そして、ソレを見ることが出来る。

ちょっとだけ、役者堺雅人に、ひとりのつよしFANは、嫉妬してしまう。
つよしくんだって、できるよね、と、確認したくなる。
さすがに演技に関しては、積み重ねが違いすぎるし、見たことがないので、
100%の自信を持って、できる!とは、言いにくい(笑)

でもいつか。必ず、つよしくんでも、見て見たい。
堺さんが自在に変化する姿を見て、強く、そう思います。


2005年08月13日(土) SmaStation(つよし&木村)

福岡から生中継のスマステーションに、つよしくんゲスト参加。
企画として「歌手・くさなぎつよし」とな。

「気持ちがこもることが、大事だと思うのよ」

つよしくんは、そう言っていた。

確かにそうだとおもう。歌には感情がこもっていたほうがよい。
無機質な歌い方が逆に感情を揺さぶることもあるが、
普通はつよしくんの言おうとおり。

だけどね、つよしくん。
それは、ある程度の歌唱力が大前提だと思うんだけど、どうかな?
つよしくんの歌唱力でソレを言っても、世間は納得してくれるかな?

まぁもう、仕方がない。
こればかりは、彼自身もそう思わなければ、5万人の前で毎晩歌えない。
多少のごまかしと錯覚は、彼自身のために必要だ。


木村君の突然の登場で、びっくり仰天の、くさなぎつよし。

突然ですが、ものすごい疑問です。そんなに、驚くものなの??
だって、同じメンバーだし、
別に飛び入りがあったって、かまわないじゃない。
どーして、そこまで驚くのかな?
脈拍が上がって、上着のボタンをはずし、ハンカチで汗をふく。

これに関しては、ものすごい疑問。言葉を失うほどに、驚くことだろうか?
いつか納得いく理由を、教えてもらいたいが、彼のボキャブラリーじゃ、
「びっくりしちゃってさぁ〜」の一点張りだろう。期待薄だ。


追伸

でも放送が変わった後、絶対、ものすごいテンションあがっているハズ。
「木村君が来るなんて、びっくりしたよー!」 と、うれしそうに騒ぎ、
「オマエそのテンション、放送中に出せよ!」と、
怒られているかもしれませんね。



追伸2

宇宙からの「世界にひとつだけの花」

「この歌は、平和を願った日本の歌です」

他の人がテレビ番組でそう言っていた時は、
ものすごく軽い言葉に思えたが、
宇宙からの言葉は、NASAに響いている音声は、すごく重みを感じた。

それは多分、宇宙飛行士という職業柄、毎日のように
多くの国の人と関わり、と力をあわせ、その結果
宇宙にいる人の言葉だからこそかもしれない。
選んでもらえて、よかったね。


2005年08月12日(金) アンチ・キムタクな人の意見

ある飲み会で、アンチ・キムタクな人の意見を聞く機会があった。
私の高校の後輩の奥さんで、彼女自身も同じ高校の出身者だ。
今年32歳。問題の木村君より、1歳年下の人だ。

彼女はわたしがSMAPのFANだということを知って、ちょっと遠慮気味。
だがこれは、なかなか聞く機会もないから、存分に語ってもらった。
ちなみに彼女のダンナ、つまりわたしの後輩は木村君のことは好きらしい。


「彼はすごい勘違いをしているのです」と彼女は言う。

彼女の意見は、木村拓哉は歌手としては大したことがないのに、
自分はウマイと勘違いしている。
更に、木村拓哉以上にかっこういい男はいるのに、
自分が一番だと思い込んでいる。

ここまでの意見を、若干遠慮がちに言う。
いやいや、別に遠慮はいりませんよ。
物事にはいろいろな見方があるから、いろいろな意見が生まれるのだ。

そして私は言った。
確かに木村拓哉の歌唱力はSMAPの中では一番だが、
歌手とすると大したことはない。
というより、どう考えても、プロとしてはヘタクソな方になるだろう。
また木村拓哉以上にかっこういい俳優さんや男性は、他にもいる。
第一、かっこういいという定義自体、人それぞれなのだから、当たり前だ。

蛇足だが、彼女は歌唱力に関し、稲垣吾郎の方がマシだ、と言っていた。
これに関して自分は、わからない。
どっちもどっちに思えるのだが、それは言えないくさなぎFAN。


「FANもわかっているよ」と、言うわたし。
木村くんの歌唱力が、プロレベルで見れば、大したことはないということ。
彼が、自分が自分がかっこういいと知っている、ということ。
それらは、FANであるなら、当たり前のように知っている。

「では、そういうFANの温かい目に守られているということを、
彼はわかっているのでしょうか?」

つまりだ。
FANがそれらを知った上で、彼を賞賛しているのだ、ということを、
認識しているか? 多少は謙虚な気持ちを持っているのか? という質問。
さすがにソレは、しらねーな(笑)相手は他人だ。わたしじゃないし。
彼がソレらについて語ったところを、自分は聞いたことがない。


だがそれでも、わたしは言った。「知っていると思うよ」と。

彼だって、他の歌手の歌を聴いて、自分と比べることもあるだろう。
いくらananで1位でも、
本当に自分が世の中で一番かっこういいとは思っていないだろう。

だが彼だって、5万人の前で、歌わなければいけないのだ。
人様に、お金を払ってもらって、CDを買ってもらっているのだ。
自分の姿を雑誌やテレビで、披露しなければいけないのだ。

「オレは歌もヘタで、かっこう悪い男です」

そんな男に、ダレが金を出すだろうか?
多少、思い込みだろうが、錯覚だろうが、はったりかまさなければ、
とてもじゃないけど、人前に出ることはできないだろう。



「まぁ木村拓哉でいるっていうことは、大変なんだろうな」

木村君好きの彼女のダンナ、わたしの後輩が言う。

もうあの人は、木村拓哉であって、木村拓哉じゃない。
木村拓哉というひとつの商品を維持するために、
ものすごい努力をしなければいけない。
後戻りも出来ないし、途中で投げ出すことも出来ない。
だから、多少自意識過剰であっても、
ソレがなければ、生きていけないだろう、と。
多分それは、ある程度の実績や事実に基づいた、多少の自意識過剰。
そのハッタリが、彼を上へ上へと、進ませる原動力なのかもしれない。


後輩の解説は、非常に面白かった。
後輩は「世界にひとつだけの花」に感動し、初めてSMAPのCDを買った。
すますまも、時間があれば時折見ている。
そんな彼から、木村君に対して、わたしと同じような意見を
聞けるとは思っていなかった。けっこう見ているんだな。

そして、アンチ・キムタクの奥さんの意見も、おもしろかった。
「FANの温かい目を木村君が認識しているのか?」
とはおもしろい発想だった。
ちょっとFANからは出ない発想のような気がする。
キライキライというワリには、木村拓哉について、かなり分析している。


自分は、アンチSMAPさんの意見を聞くのが、大好きだ。
感情ではなく、理論的にくるアンチさんなら、大歓迎だ。
新しい発想。斬新な意見。人の短所は長所で、また長所も短所だ。
だから、理性的なアンチさんの意見は、新たな発見がある。

また、新たなるアンチさんとの出会いを、楽しみにしております。


追伸

さてさて、木村好きのダンナと結婚した彼女は、
数年後には、どうなっているかな? 主旨変えは、アリかしら(笑)


2005年08月08日(月) すますま(木村の指示part2)

玉様ビリヤード。

さぁ!すまっぷにチャーンス!という場面で。
「ここをな」と、木村君、つよしくんに具体的な指示。

くどいようですが。前にも、言いましたが。

うれしーの! 
木村君が、つよしくんに指示を出してくれるのが、うれしいの!
で、その指示に、つよしくんが素直に従っているのが、うれしーの!


つよしくんにとって木村君は、絶対的な憧れの人で、すごい人。
いつだって、目標であり、そして前を走っている人。
その彼が、間違ったことを、言うはずがない。

だから彼は、素直に木村君に従う。
もう30だから、いい加減一人歩きをしてもよさそうだけど。

でも、目標とする人がいることは、いい。
憧れの年上の同性が、側にいることはいい。
尊敬できる相手がいることは、とても、いい。


そして木村君も、そんなつよしくんが側にいることを、
しっかり理解している。
常に前を歩くものとしての、自信に満ち溢れている。

でも、木村拓哉であることは、時に疲れることかもしれない。
常に常に、かっこいい存在でいることは、大変なことなのだと思う。


それでも、彼はへこたれるワケにはいかない。
なぜなら、目をきらきらさせて、彼を見ている人がいる。
あきれるほどの敬愛の眼差しで見ている人がいる。

だから彼は、常に彼を気にかけている。
時に厳しい言葉も浴びせるが、常に見ていてくれている。
そして、なにかココぞ!という時。

彼は的確な指示を、彼に与えてくれる。
彼が迷っている時。彼が失敗しそうな時。
彼が今、キメなければいけないとき。彼が道を誤りそうになったとき。

指示を間違えるわけにはいかない。
そのプレッシャーも、また彼を成長させ、より完成度の高い彼を作り上げる。


すばらしい関係だと思う。
そして互いに得意な分野で、周りが驚くほどにムキになるのも、またいい。

つよしくん。木村君に出会えて、よかったね。
そして、側にいられる関係になれたことも、よかったね。
あなたの何%かは、木村拓哉さんが、つくってくれたようなものだと
自分は思う。ほんと、ほんと、感謝だよね。


2005年08月01日(月) すますま(アイドルじゃない人)

ビストロ ゲストは矢田亜希子さん

久しぶりに見る彼女ですが、ロボッツの宣伝ですか。
どーしても、みどり先生を期待してしまいますが、月日がたつのは早いね。

ちっとも見えない。つよしくんに、ちゅーでも、やっぱり見えない。

多分、つよしくんが中村先生に見えないのが、最大の原因だな。
なんかもう、ぜんぜん違うもんね。ちょっぴりさみしかったりして(笑)



ボーリング・ルーレット。自分は初見。
ずーっと、すますま見るの、さぼっていましたからね。何度もやってます?

しょっぱな。いきなり二連ちゃんの、くさなぎつよし。
ちょっと驚いた。最初だし、2チームだから確率は50%だけど、
でも、狙ったところに入れるなんて、やっぱり難しいもの。

回るルーレットを横目で見ながら、タイミングを計る。
つよしくんの目の先を想像したら、なぜかこっちが目が回る。
思わず車酔い。ちょっとだけですが、クラリとしてしまったよ。

そして最後は、吾郎様のミラクル・ショット!
せっかく、相手チームから一番遠い数字を狙ったのにね。
それも、一発で入れるかな(笑) ありえないアンラッキー。


お歌の時間は新曲、バカがなんとかの歌。
みなさん、ピンクのTシャツにジーンズという、超カジュアルなご衣裳。
いや? カジュアルか? だって、ピンクのシャツだよ。
30過ぎた男たちが、そろいにそろって、ピンクはないだろう、と言いたい。

そしてその中で、ひときわピンクのTシャツが似合わない男。

そう、それは、稲垣吾郎。
出ましたよ。本日、2度目のわたしの中の、大ヒットさんの吾郎様。

ピンクのシャツ。ジーンズ。そして、白いスニーカー。

似合わない。思い切り、似合わない(笑)
あそこまで似合わないと、面白くて仕方がない。
くさなぎつよしそっちのけで、ものすごい見てしまう。
(あの首にまいたマフラーは、彼のささやかなる抵抗なのだろうか?)

そのうち、吾郎様の妙な動きが気になる(笑)
あのピンクの衣装のせいなのか? 白いスニーカーブルースのせいなのか?

動きがお遊戯だぞ!お遊戯!
アレはもう、アイドルじゃない! アイドルじゃない!(笑)

最高だ! 稲垣吾郎!
ここまで注目させてくれるだなんて、笑わせてくれるだなんて!

しばらくすますまを見ていなかったことを、けっこう後悔。
こうやってプチネタでも、注目する事があるから、ちゃんと見なきゃね。

久しぶりに見たすますま。
くさなぎつよしそっちのけ! で、楽しんじゃいましたよ〜。
来週も、ちゃんと見なきゃね。


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