Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2005年06月29日(水) この時期、6月の狂騒曲

狂想曲じゃないよ、狂騒曲だよ。
なんでまぁ、次から次へと、こうくるかね。
ほんとに、GW過ぎて、は、アタマの痛い時期だよ。
去年も、似たようなこと書いているから、大笑いだ。

さてさて。問題の彼女からは、メール来ましたよ。
内容を要約し、一部分だけ引用。


●ネタバレOKではないのか?

びっくりして、自分の注意書きを、もう一度読み直しました。
誤解される書き方をしたかと、飛び上がるほど驚きました。
で、ウチの記載。

(当方掲載小説のネタバレ禁止)
引用はOK。部分的なシーンに対する記載も、結構です。しかし、あらすじや、結末がわかる書き方、”ハッピーエンドで、よかったです”などは、速攻、削除、です。


えーっと。どう解釈したら、ネタバレOKなんでしょうか?
彼女は日本語を母語とする人じゃないのかな? それとも超若い?
さっそく相手様のサイトを拝見。プロフィール欄を見たら、20代前半。
アタマかかえちゃいますよ。これ以上説明のしようがねぇ。

しかしながら、こういう内容ですから。
さくっと削除しなかったからには、自分も対応する義務があります。
そういうワケで、ご返信です。


> BBSに入る前に記載してある注意書きをお読みください。
> ”あらすじや結末がわかる書き方”ハッピーエンドでよかったです”
> などは速攻削除です”とありますよね?
> これ以上は日本語能力の問題になりますので、ご自分でお考えください。


以下、それ以外の返信
> の印がないのは、要はそういう返信をした、というような感じです。


●2度とくるなと言われているみたい

> 正直に言うと、そうでございます。


●チャンスはないのか?

> ありますよ。いくらでも。


●URLを削除したということは、こちらのサイトには遊びに来ないのか?

> URLを消したのは便乗いやがらせを防ぐためです。
> 悪意ある誰かが私の名前をかたって、
> ○○さんのサイトにいやがらせをすることも可能です。
> もしそういった事が起きた場合、私がどんなに身の潔白をお伝えしても、
> ○○さんは信じられますでしょうか?
> ですので○○さんのサイトが荒らされないように、
> ○○さんの身元を隠す処置を行いました。


一番困ったのが、遊びに来ないのですね、の点(苦笑)
彼女はわたしに、なにして欲しいんだろ。


しかし、メール送信前に、ふと気がつくと、同じ件名のメールが。
あらあら、間違って二重送信? と思ったら、違った。

超!キレまくりメールだ! 初めてもらったよ、ここまですごい言葉の。
いや、今までだって、ありましたよ。サイト暦もう3年だし、
こんな内容のサイトですからね。
でも、他の抗議メールは・・・。いや、似たりよったりか(笑)


●HPに来る皆を大切
●遊びに来てくれてるのだから、皆にもっと感謝しなきゃいけない
(当方のメール送信時の注意など、返信しない等の記載に対して)

> ルールを守る方は大事に出来ますが、そうでない方は大事に出来ません。
> 私がお願いしているルールを守らないという事が、
> まず私を尊重して下さらない失礼な方だ、という事だからです。


相手が携帯メールのようで、この程度しか書けませんでしたが、
通常、サイト管理人にメールをする、というのは、
こちらは知っていても、相手にとって、こちらは知らない人です。
こちらから声をかけるのですから、対応してもらいたければ、
まず丁寧で失礼のないよう気をつけなければ、無視されます。

自分も無視されたことありますよ。つよしサイトさんじゃないですが。
冷たいな、とは思いますが、仕方がないのです。
相手にとって、私は知らない人なのです。
そして恐らく、日々、大量のメールをもらっているのです。

いちいち返信していたら、自分の身が持たない。
時間がとられてしまって、サイト運営に支障が出るのです。

更にですが、私は自サイトの注意書きが、
とてつもなく厳しいものだとは、思っておりません。
ごくごく、普通のお願いだと思っております。
厳しいと思うのは、ネット初心者さんだと思います。
そして普通の方でも、じゅりさんって気難しそう!って思うと思います。


コレぞ、自分の狙い。
お気軽にメールをしてもらっては、律儀なじゅりちゃんは、
返信できないことが心苦しくて、仕方がない。よって、

”気軽に○○にメールしてね!待ってるよ!”

と、自サイトに記載している○○さんとは、まるでスタンスが違うのです。
気軽にメールもらっちゃったら、困ってしまうのです。

読みたければ、読めばいいさ。
そして、どーしても、なにか言いたい! という強い衝動に駆られた時、
えいやっ!とメールを下さる。一通入魂のメールを下さる。
そういう方々を自分は大事に、そして感謝したいと思います。

”昨日の日記、おもしろかったでーす!”

そんなメールは、いらんのでございます。
いや、送ってもいいけど、返信なんぞ、しようがないのです。
なんて書けばいいんだ、と、PCの前で、ぐったりです。


●仲良くしたかったのですが残念

またコレですか・・・。わたしにどうしろと・・・(泣)
仕方がないので、こうご返信。

> 申し訳ありませんがサイト上で友人は募集しておりませんので、
> ご了承くださいませ。



疲れる。疲れるのだ、本当に。
今、忙しいんだから。サイト移転とか、超面倒なんだから。
おまけに、女子高生みたいなメールで、ものすごく困るのよ。

で、メールしたら返信が来ました。


●サイトの内容は厳しいのに夜中にメールしてくるのは矛盾してる

サイト上ではキャラがありますが、個人対個人のメールで、
いきなりあんなことは言いませんよ。
それに、キレメールを頂いたら、最初だけですが、優先的に返信します。
目的は誤解を解いて頂く為(って先のメールにも伝えたのですが・・)

私からのメールを受けた方もいらっしゃるでしょうが、
そりゃもう、丁寧さを心がけておりますよ。当たり前です。
それが、大人ってもんじゃないでしょうか。

ちなみに、夜中、というのは、帰宅が遅くなり、
急いで返信したところ、12時過ぎておりまして。
次の日出勤だしね。ほうっておくわけにも、いかないしさ。
というより、送った後、時間に気がついたんだけどね。
携帯で読者の方からメールもらったの、初めてだよ。ごめんね。



●頭が悪と馬鹿にされた感じ(日本語能力うんぬん、に関して)

感じじゃなくて、そう思っているんだけど・・・。
全体的な文章からも、そう感じちゃったんだけど。
20代前半にしては、言葉遣いもなっていないし。
なにしろ、1度メールして、こっちが返信する前の3時間後に、
2度目のメールで勝手にキレてしまうのは、
はたしてアタマのよい人のやることだろうか?


●逆に私がじゅりさんに同じ事書いたら同じ事を思うはず

思わないよ。
バカだと思っている人に、バカって言われても、なんとも思わんよ。



これにて、メールは終了です。
もう返信してこないで!と、ありましたので。やれやれです。
わたしも、何回も不毛な会話できませんので。
1度はお付き合いしますが、それ以上はさすがに無視でございます。


この時期。
春にPCを買い、GWを過ぎて、ネットでびゅーをする方が、増える時期。

じゅりちゃんには、アタマの痛い季節で、ございます。


2005年06月27日(月) エンジン(最終話)

いやぁ、そのう・・・・。

堺さん、なんだか、つまんない結果になっちゃったね(笑)
物わかりのいい男っていうのも、現実では重宝する場合もあるけど、
しかしながら、物語の中だと、つまんないね。

っていうより、あのドラマの中での、元兄の存在意義は?
個人的には、それほど重要だったとは、思えない。
3番手のワリには、つまらない役どころだった気がする。

木村君のドラマとしてみれば、今までとは違う方向性を考慮し、
非常に良かったと思うし、面白かった。
けれども、堺雅人に焦点を当てれば、なんだかなー、です。

堺さん個人としては、いい演技だったと思うのですが、
堺分に関してだけは、ちょいとばかし脚本に不満。

おもしろい使い方があると思うんだけどな。
少々、残念。



追伸

木村君のドラマといい、つよしくんのドラマといい。
どうも恋愛要素を、そぎ落としているような感じがする。
主演俳優の年齢がそうさせているのか、
それとも、世の中の流れが、そんな感じなのか?

でもそれなら、中途半端に入っている恋愛は、これいかに?

つよしくんの最後のちゅー、も、あってもなくても、だし。
木村さんのドラマで、小雪さんの気持ちの変化も、唐突過ぎるような。。

よくわかんないっぺよ。
小雪さんと木村君のも、あいまいに終わらせても、またよかったかな、と。
その方が、「数ヵ月後」のナレーション時に、いろいろ想像できる(笑)

ただな。あのシーンがないと、元兄の??な演技がなくなっちゃうし。

いやはや。
最後にまとめる、というのは、難しいところですね。


2005年06月23日(木) 恋におちたら(最終話)

個人的には”来たな、宮沢”と、ニヤリ。
それも副長に殴られるという、おいしい登場の仕方。
副長、スローで見たら、すごい顔していたな(笑)

しかし主役のつよぽん、影薄っ!!
わたしはこの話は、高柳社長の話だったかのように、思ってしまったよ。


つよしくんが主役だけど。でも、高柳社長の話のように思える。
ある世界で上位に属し、そしてトップを目指す男が、一人の男に出会う。
自分とは正反対でやり方も違うが、それでもよじ登ってくる。

最初は遊びのつもりが、逆に追い落とされて。
そしてまた、その男の手をとる。


つよしくんが主役だけど、話の軸が高柳社長になっている。
これは別にめずらしいことではなく、よくある手法だ。
主役だからといって、その人の話になるとは限らない。
その人の話をしているようで、別の話をしている、ということは、
物語の世界では、よくあることだ。
例えば自分の小説も、つよしくん主役でありながら、
相手の女性の話になっているように。

つよしんの最初の演技も、気に入らなかったが、そういうことか。
つよしくん中心で動いているが、でも実は高柳社長なんだ。


実に、実に良かった。堤さん!
つよしくんが主役ですが、こりゃ高柳社長の話だよ。
つよしくんは話の中心だけど、描かれているのは、高柳社長だ。

変わったのは、高柳社長だ。この人が、成長したのだ。
つよしくんは、ある場所から、ある場所に高柳社長に導かれ、
そしてまた、元の場所に戻っただけで、彼自身は変わっていない。
島男という人物を通して、高柳社長が変わったのだ。
アマデウスかと思ったよ。実におもしろかった。


”一緒にフロンティアをやらないか?”
”ボクはボクの道を行きます”

そうだと思う。もう高柳社長に島男はいらない。
島男がいなくても、高柳社長はもう一人で生きていける。

”こいつがどんなに苦労して、作ったと思っているんだっ!”

一度は妥協しかけても、でももう大丈夫。
高柳社長は、自分の意思で、この話を蹴ったのだ。


高柳社長を変えたのは、島男。
操れると思っていた博士は、化物に殺されてしまった。
高柳社長も、島男という怪物に、食われてしまう。

食われてわかった、食われる側の気持ち。
そして自分自身の価値。フロンティアがなければ、自分には何も出来ない。


でも、彼自身も、また怪物なのだ。
その怪物の息を取り戻したのも、また怪物島男。

島男が作り、高柳社長が売る。

それぞれの怪物の特徴を生かし、動き出す。
かっしーも勿論、売込みにかけては、怪物のようだ(笑)


おもしろかった。単にSMAP主演じゃないつくりに、興奮した。
堤さんという、すばらしい役者さんと組めたのが、幸運だった。

最初のたるさは、どこへやら(笑)
最後はシャエットコースターのように、怒涛のごとく。

っていうか、恋に落ちたら、っていうタイトル、なんか意味あんの?
どーでもいいよ、島男の恋物語なんて。
それよりも、島男と高柳社長だよ。
ヒロインがこれだけ無意味なのも、めずらしいと思う。
いや、潤い程度には、なっていたと思うけど、しかし無意味。
最後の結婚式は、龍太とまり子だし(笑)


自分は後半から、とても楽しめました。
ご都合主義だって、かまわない。おもしろきゃいいんだ、ドラマなんて。
最後におもしろきゃ、最初のうっぷんなんて、飛んでいくのだ。

すごくいいドラマだったとは、言いがたいですが、
しかしながら、見ていてとても楽しいドラマでした。

またのドラマを、楽しみにしていますよ、つよぽん。



追伸

”なんで、あんなこと、いっちゃったんだろう・・・”

落ち込む高柳社長を、うれしさでニヤニヤしながら、つよぽん。
かわいすぎる。高柳社長。おもしろすぎるぜ。


追伸2

副長のキスシーン! つづけて、つよぽんも、キスシーン!

あんま意味ないな。
結婚式とはいえ、別になくても、撮りようはあるだろうし。
つよぽんも、恋愛が重要でもない気がするので、
へー、するんだ、くらいな(笑)

あまり意味のないキスシーンは、もえねぇぞ。
副長のはよくても、つよぽんのはなくても、よかった気がするぞ。
昨今のドラマのお約束、って感じだったなぁ。


2005年06月20日(月) エンジン(第10話)

正直、話の内容とか、そんなのはどうでもいいほどに、堺雅人。
そう、もう今回の話は、堺雅人につきる(笑)

”ちょ、ちょっと、どこ行くんですか!”
”そっちですか!”

おもしろすぎて、一時停止を解除できない。
真面目な人が、真面目に戸惑っているのが、おもしろすぎる。
オマケに最後は、意味のない徒競走だし(笑)


トレーニング中の木村君を、じっと見て。

なんだ、その下がった右肩は!とか、ツッコミところ満載。
単に「じっと見ている」というト書きだと思うのだけど、
でもあれは、ただ「じっと見ている」だけじゃないよね。

どうしてああやろうと、思ったんだろう?
肩の位置が、微妙に互い違いなのは、なんでなんだろう?

顔だけじゃない。体全身で表現するのは、確かに舞台俳優。

だって、普通の人、あんな動きしないよ。不自然だもの。
でも不自然だからこその狙い、というのは、よくわかる。
ちょっとありえない動きを加えることで、特徴を出す。

でも、どーやったら、あの肩の微妙さを、思いつくだろう?
あぁいうのは、指定されてやることじゃない。
役者自身の創意工夫の結果だと思う。
だってホント、普通じゃないもん。オマケに細かすぎるもの。


更に、更に、だ。

木村君と向かい合う時、左足を高々と組んで(笑)

もうねぇ。笑いすぎで、ハラが痛いのよ。勘弁して。
遊んでいるのか?と思うほどに、面白くて仕方がない。


こういうのは、やっぱりたたき上げの人だな、と思う。
どんなにつよしくんが評価されても、かなわないな、と思う。
つよしくんは、タレント業の傍ら、役者をやっていて、
堺さんは専門の方だから、同じではないが、やっぱり悔しい。

比べても仕方がないけどね。
でも同じように、今、ドラマで演じている人たちだから。
やはり、種類は違えど、比較はしてしまうのだ。


おもしろいなぁ!と思う。
山南さんでも、そんな感じで、小さな面白さの積み重ねだった。

”堺雅人の、ちょびで、ばびで、ぶー”

今回の放送は、それにつきる! と、声を大にして申し上げたい。



追伸

「元兄〜!!」

こどもを抱っこする堺さんにも、超めろめろです。



追伸2

しかしアレは、恋する男の嫉妬のまなざしじゃ、なかったのね。

「男として応援しています」

なんだかなぁ。つまんねー男だよ。
ここは木村君と、ひと悶着、あってほしかったのだよ、わたしとしては。


キムタク・ドラマの3番手。それは、木村拓哉の恋敵。
かつてあっただろうか? こんなにセコイ、木村君の恋敵。

職業も、女の扱いも、言うことも、洋服のセンスも。

全てひっくるめて、今までの木村君の恋敵で、
これほどまでに、負けっぱなしの設定が、あったのだろうか?

それでも、元兄は、負けていない。
気持ちの上では、猛烈に勝っていると、思っている。
「こんな無責任で、いい加減な男はダメだっ!!」
おそらく、そんなふうに思っているのかと、思われ(笑)


ありえないだろう、木村君のドラマで。
ココまで負けっぱなしなのに、でも自信満々(笑)

やってほしかった。そんでもって、コテンパンになってほしかった。
あの元兄が、果敢にも、自信満々で、木村君に惨敗して欲しかった。


そうすればもう。元兄は伝説となれる。
堺雅人は、木村拓哉の恋敵俳優の中で、異彩を放つことが出来たのだ。


ありあえない。
ありえないよ、こんなセコイ恋敵。

堺雅人で、木村拓哉の異種な恋敵を。


よかったと思うんだけどねー。
元兄だって、真面目さをとれば、確かにいい男だよ。
ちょっと困っちゃうけど、大いなる勘違い男でもなし。

すっごい、いい感じに仕上がっていると思ったんだけどね。
だからこそ、果敢に挑戦して欲しかったのだよ、元兄には。

あぁ、残念。ものすごい、もったいない。
ホント、つまんない男になっちゃった。

堺雅人が演じているんだからね。
もうひと暴れして、木村君とバトルって欲しかったのさ。
あぁ、残念。



追伸3

そ、それとも、これは、まだまだ前フリなのだろうか?
もしかしたら「オレは勝っている」と、元兄は、余裕なのだろうか?

もしそうだとしたら、最終回は、じゅりちゃん、はなぢもの。

超期待して、挑むことといたします。むんむん。


2005年06月16日(木) 恋に落ちたら(第10話)

”高柳に幸せになってほしいの”
”まりこはオマエに、幸せになって欲しいんだよ”

自分のことはわからなくても、人のことならわかる。
そして、最初の頃は、予想もしなかった展開に、ただただ、びっくり。


高柳さんと歩く、島男。

驚いた。ドキドキした。
IT業界のバケモノ二人が、反目して、そして二人で転げ落ちて。
そして今、這い上がろうとして、肩を並べている。

このふたりが、過去に何をしたかを、知っている。
そして、このふたりが、正反対の考えを持っていたことも、知っている。
だから思う。この二人が、本当にタッグを組んだら、すごいぞって。

土方と山南かと、思った(笑)
そしたら、そこに、かっしーも、来てやんの。


3人で、ヒルズの前で、誓い合う。
”つよぽんが真ん中? 高柳社長じゃない?” と、思ったけど、
つよぽんが端なら、あの背の高い二人とじゃ、バランス悪いか。


手にしていたものは、全て失った。またイチからスタート。
”徹ちゃん!”
つい最近まで、そんなふうに言う人は、いなかった。

多分、高柳社長も、前はそうだった。最初は、そうだった。
そこに戻っただけ。一度出来たのだから、またできる。

皆で撮った写真。はじまりの意欲にあふれている。
これからの希望が、満ち溢れている。


あと1回? あと1回なの?
そう信じられないほどに、これからっ! って感じ。
いやいや。後半になって飛ばしますな、このドラマ。
最終回、楽しみにしております。



追伸

やっと今回、つよしくんの演技に、大満足!
悪役が向いていると思っていたけど、定番の演技は、やはり強い。

びっくりした。
やっぱり、つよしくん、すごいや、と、思った。

人には、コレが得意!というものが、あるんだな、と。
ソレを持ってこられると、ぐぅの音も出ません。参りました。


2005年06月13日(月) エンジン(第9話)

木村君が、とうとう動き出した。
ホームの子供達と同様、こちらもわくわくし始める。

これぞ、木村君! これぞ、月9、という感じ。

次週より、めちゃくちゃ、期待しております。


追伸

やぁ!と手をあげて、にっこり笑顔。
しかし、なんだね、その緑のネクタイ(唖然)

”ちょっと、コレは・・・”
”元兄は、これくらいじゃないとね!”

衣装さんに渡された時の、彼の顔が、見てみたい。
おまけにピンクのシャツときたからには、どーしましょ、です。
しかし、元兄みたいな男が、緑のネクタイ、買いますかね?
衣装さん! 遊びすぎっ! でもナイス!


恋心を抱く女性と向かい合い、彼女はコーヒー。ボクはパフェ。

ありえん。ありえなさすぎる。
おまけに、ものすっごい、生クリーム食べてるし。
上に乗ってる、さくらんぼ、タネだしてるし(笑)

おかしくて、仕方がない。あまりに笑ってしまい、10分ほど鑑賞中断。
ひとしきり笑って、再開すれば、”ご連絡くださったのは”って、
元兄の誘いじゃなくて、朋美先生のお誘いだったんだ。
しかしまぁ、なんてカッコでくるんだ、この男は。

”それより、別の話をしませんか?”

もうダメ。絶対ダメ、この男。
どー考えても、ダサすぎる。アタマ悪すぎる(笑)
これでは、もてない。絶対、もてない。間違いなく、もてない。
相手が木村君じゃなくても、かなりの確率で、ふられる。
コドモ相手はOKでも、大人の女性の相手はNGっぽい。

堺さんが、と、思うと、少々複雑な気持ちですが、
おそらくご本人は、相当おもしろがって、やっているのでしょうね。

いいぞ! いいぞ! その元兄の、不器用っぷり!

おもしろくって、おもしろくって、惚れ直したぜ。堺!



追伸2

次週の予告で、堺さんの目が、きらーんっ!

”そっ・・。ソレって、嫉妬のまなざし???”

予告で爆笑。町内に響き渡るほどに、大笑い。
”ドラゴンの龍に、ぶっといです!”いや、ソレ以上に、おもしろすぎ。
しかし副長のセリフは、ウケを狙ってだろうけど、
堺さんの、嫉妬のまなざしは、真剣勝負のはずだ。


”あなたに、トモミ先生は、渡しませんよっ!”

だから、ムリだから。笑えるから。


しかし、なんだろう。そこに、哀愁も感じる。
不器用で、かっこういいところもなくて、ただ真面目で面白みのない男。
でも、そんな男も、恋をする。

”彼女を渡したくない”

堺さんは、どうやって、木村君と対決するのか?
コドモのことでの対決だと思っていたけど、恋がらみだったか(笑)
そっちの対決だとは、ぜんぜん、予測していなかったよ。
やっと、月9での3番手俳優、って、感じ。


でも、どうなるんだろう?
木村君のドラマだから、堺さんは絶対、ふられ役。
でも、いつもの木村君の、恋のライバルのようではなくて。

レーサーは男らしい。保育士は、別段、かっこういい職業でもなし。
木村君は冗談好きで、楽しい男。堺さんは、真面目で堅物。
女性と楽しく会話できる男と、気の利いた会話の出来ない男。
女性の気持ちを察して対応できる男と、まだまだ経験不足の男。

山南さんも屈折していた。元兄もストレートに表現できない男。

彼がどんなふうに、木村君に挑み、そして、悔しい思いをするのか?
そして、どうやって、自分の気持ちにケリをつけるのか?


ものすごい、期待している。
堺さん。ぜひ、うならせるような演技を、お待ちしております。


2005年06月11日(土) うるさい女のその後

効果は着々と表れていた。

まず1発目は、”うるさいっ!”と常々言っていた九州支店長。
もともと東京の営業マンで、付き合いは長い。
まぁ、言われまくっていたので、こっちからご報告。

”うん。なんかね、違うと思っていた。でも、あえて、尋ねなかった”
さすが、元特攻隊(意味なし)
”どうしたの? 注意でもされたの?”

うーん。いいことあった?とは、思ってくれていなかったようだ。
仕方がないので、タネあかし。大笑いされた。ウケまくりである。


その電話を切った直後、広島営業所長、通称、エロ所長からお電話。
”ダレかと思ったよ〜!!!” と、びっくりしまくり。
オマケに”あんまりカワイイんで、ムラムラしちゃったよ”だって(笑)
こちらも、タネあかしで、爆笑。


3発目は、静岡営業所長。こちらも元東京営業マンで、
わたしが営業部にいた最後の頃の、担当営業マンだ。付き合いは深い。

”なんかさぁ、つまないんだよねー”

元気がない感じで、ふつーっぽくて、面白みに欠けるんだとさ。
ちなみに、札幌所長代理と広島所長に”かわいい”と言われた、と言うと、
”そうは思わないけどさぁ”と、普通に否定された。


4発目は、四国営業所在庫担当者の方。
”びっくりしましたよー”だそうだ。



人それぞれの反応である。それは2種類に分けられると思う。

まず、好意的反応を示す人々。彼らは、主に地方営業所の方々。
会議などで会う場合もあるが、ほとんど行動を共にすることはない。
主に電話での交流となっている。

そして否定的、もしくは”ふーん”な反応の人々。
これは、元東京の営業マン。九州支店長と静岡営業所長。
彼らは私を良く知っているし(付き合い10年)
そして、直接携帯電話で話すことも多かったので、超被害者だ。
ちなみに、間接被害者、たっくんと龍兄も、どーでもいい感じだ。


つまりだ。人は、慣れるのだ。
ものすっごい迷惑でない限り、人は慣れる。
この人は、そーなんだ、と、思ってしまうのだ。

ちなみに、自分は木村のような女はキライだ。
自分の意見もはっきり言えない、そういう人間は大嫌いだ。
しかし、つきあっている。隣の部署だから、というのもあるが、
それでも、うまくいっていると、思っている。

木村も、わたしをソレ相応に、大事にしてくれている。
勿論、すまっぷという共通点もあるが、自分は慣れたと思う。
多少はっきりしなくても”木村だからいいか”と思えるようになった。


たっくんの言うように、長いこと一緒にいた人たちは、慣れていたのだ。
兄部長が笑っていたのは、慣れていないからだ。
もし慣れたなら、笑わない。じゅりちゃんがそういう人だと、思うからだ。

”なんか、つまんないんだよねー”

確かに、静岡営業所長は、そう言った。
彼とは、数年間コンビを組み、互いを知り尽くしている。
移動の打診があった際、まっさきに相談を受けたのは、自分だった。
それも、既にわたしは、業務部に移動になっていたのにもかかわらず、だ。



常々、思うことがある。人の意見なんて、あいまいだ。
例えば、私のことを、”はっきりものを言うので怖い”という人がいる。
しかしその一方で”さっぱりしていて好き”と支持してくれる人もいる。

気遣いが足りない、という人もいれば、
こちらも余計な気を使わなくて済むので、一緒にいて楽、という人もいる。
だらしがない、という人もいれば、
物事にこだわらないのがいい、という人もいる。

例えば、たっくん、龍兄。彼らは多分、わたしのことは、嫌いだろう。
それでも、一緒の部署にいるからには、
彼らなりにそれぞれ、それなりに折り合いをつけていると思う。
わたしも彼らのことが好きか、と、問われれば、ハラの立つこともある。
でも、長年一緒にいるからには、いいこともあるのだ。


難しいな、と、思う。
そして、自分が相手に思っていることも、絶対ではないのだと、知る。
ひょっとしたら、ものすごいわがままな意見なのかもしれないのだ。

ちょっと考えてしまったが、いい経験だったのかもしれない。


追伸

しかし、よく知っている人には”つまんねー”か(笑)
あんなに文句を言っていた九州支店長も、物足りなさそうだった。
”そのうち、モトに戻るよ”とまで、言われてしまった。
さてさて、どうなることやら。



追伸2

たっくんには報告しているが、龍兄には言っていない。
そして、龍兄も無反応で、関心がないようだった。

”査定の面談までに、この用紙に記入しておいてください”
”今期の成果、ですか・・。今期は、特に大きなことはなかったなぁ・・”

そうぼやくじゅりちゃんに、龍兄、一言。

”まぁ、電話の声に注意しているとか。そんなのでもいいですよ”

普通に言わないでください。気にしているんだから。
それに、査定の資料に、そんなこと、書けませんから。



追伸3

ちなみに、今回の査定は、じゅりちゃん、普通。
これといって、大きなこともなく。そして、大過なく。

”なにか新しい知識を身につけたとか”
”別に・・。今までの知識を使って、って感じですしね。
勿論、細かい知識は増えたと思いますが、言うほどのことでは・・”

今までの積み重ねの上に、うっすら、まんべんなく。
人の成長は目覚しい時もあるが、その時は荒削り。
多少時間が過ぎると、熟成期間に入る。今は、そんな感じ。

積み重ねた知識を整理し、最適な判断を下す。
その手順を迷うことも増えたが、知識が増えた分、迷いも増える。

じゅりちゃんの査定は、今期は普通(多分)
夏のボーナスは、社内平均、といったところか?
まぁ、来期に飛び上がって見せるさ。声は小さくてもね。


2005年06月10日(金) うるさい女とトイレットペーパー

先日、我社に社長の長男が入社した。通称デ部長、Jrの兄にあたる人だ。
聞くところによると、大手銀行を退職しての、入社とかで。
みんな、ソレにも驚いていたけど、もっと驚いたのが、
Jrが長男でなかった、ということだ。じゅりちゃん、知ってたけどね。
だって入社した時、末っ子だ、兄がいる、って言ってたもの。

で、そんな兄、兄部長、と言っておこう、は、
内線電話でわたしと話すと、必ずしょっぱなに爆笑する。

”業務課のじゅりです””わはははは”

意味不明。じゅりちゃんも、仕方がないので笑ってみる。
しかし1回ならまだしも、毎度毎度だと不思議になる。
デ部長のJrは、わたしと同年だから、兄部長はいくつか年上になる。
ただし、じゅりちゃん位の年齢の女性が、なにをしてもかわいいと
思えるほど、歳は離れていない。せいぜい5歳くらいの差、40前だろう。


”なんかさぁ、兄部長が笑うんだよねぇ・・・”

仕事の合間に、たっくんに言ってみる。

”ねぇ、わたしの話し方、ヘン?”

気になって仕方がない。新入社員とはいえ相手は部長。
オマケに社長の長男、デ部長の兄。

ちなみに、社長の席に一番近い場所に座っているのが、
我上司本部長と、息子であるデ部長。その次がじゅりちゃん(笑)
問題の兄部長の父親と弟に、めっちゃ近い配置なのだ。


”別に・・・。ヘンじゃないっすよ”

たっくんがモニターを見ながら、面倒くさそうに言う。
まったく。男って、こういう時、ぜんぜん真剣に聞いてくれない。
ムカついたので、しつこく、しつこく、質問してみる。

”でもさぁ、笑うんだよ。毎回”
”気のせいじゃない?”
”そんなことない。まだ5回くらいしか話していないのに、5回笑われた”
”偶然だよ”
”違う。なんでですか?って聞いたら、また笑われたもん”

そしたら、たっくん。しびれを切らしたように、

”声、でかいからじゃないですか”


・・・・・・・・・・・・・。


実はであるが、じゅりちゃんは電話の声がでかい。
営業部に所属していた頃、”電話は元気よく!”が、合言葉。
オマケに、もともと声の通りが良いらしく、
普通に話していても、声がよく聞こえる、らしい(自分ではわからない)

何度か言われたことはあった。
営業が携帯から電話してくると”じゅりちゃん、声でかいよ!”と、
言われたことも何度かある。耳がつんざけそうだ(笑)と言われた。

しかし、である。そんなふうに言われても、気にしないじゅりちゃん。
なぜなら、営業部では、ソレがよいこと!
”うっさいよ!”と言われても、”はっはっはー!”と
ぜんぜん気にしない。まったく、気にしていなかった。


”じゅりさんと携帯で話すと、ちょーびっくりするよ。
他の人と電話で話していても、じゅりさんの声で聞こえないことがある”

たっくんが言う。
多分、兄部長が笑っていた原因は、ソレのような気がする。

兄部長は、部長・年上とは言え、新入社員。
恐らくであるが、まだ遠慮があるのだと思われる。
しかしながら、電話の声はうるさい。

”困ってしまって、わんわん、わわーん!”

つまりだ。兄部長は、困ってしまって笑っていたのだ。


さすがに、さすがに、神経の図太い女、じゅりちゃんもショックだった。
相手がいつもの調子で”うるさいよっ!”と言っても(コレが普通)
”まぁ、いいではないですか、支店長!”と言える(支店長に?)

しかし、困らせてしまって、かつ、ソレを言えないでいる状態に
しているのは、お笑いじゅりちゃんとしては、確実にいいことではない。


”できることなら、つっこんでほしかった・・・・”

泣き崩れるじゅりちゃん。驚くたっくん。

”そんなことないよ、大丈夫だよ”
”でもアナタ、今、うるさいって、言ったじゃん”
”うるさいなんて言ってない。声がでかい、って言ったんだよ”
”ごめんね。迷惑だったのね”
”いや、もう5年も一緒にいるんだから、なれましたよ”
”5年もガマンしていたの?”
”ガマンとか、そういうんじゃない。本当にヤだったら、言ってますよ”


なんかこうして書いていると、たっくんを困らせているぞ。
しかしながら、落ち込むじゅりちゃんに、たっくん名案!

”じゅりさん、コレを受話器に張ったら?”

たっくんが、パソコンのクッション材として入っていた、
黒い不織布を手にしている。どうやらコレを受話器のマイクの部分に張り、
その影響で、音声が小さくなることを期待しているらしい。


”でも、みんなへの迷惑は軽減できないよ・・・”
”そうだけど・・。でも相手への声は、小さくなるから。
2ついっぺんに出来なくても、1コは目標達成だよ”

そうか。たっくん、アタマいいね。
じゅりちゃんは、受話器のマイクの形に、布をハサミでちょきちょき。
両面テープで張ってみる。”ホントに張ってるよ”と、たっくんは
驚いていたけど、藁にもすがる気持ちなのだよ、コチラとしては。


数分で完成。たっくんに内線をかけてみる。
”うーん”と、たっくん。わかんねーって感じです。
そりゃそうだ。だって、席、目の前だしね。

しかしながら、1歩前進です。
そして、電話についている内線表に”小さく”と書いた付箋を張る。
これで、受話器を取ると同時に、気をつけることが出来る。
じゅりちゃんは、作戦開始を高らかに宣言いたしました。



そして、数日後。

兄部長からは、一切、連絡がなかった。
しかし、効果は思わぬところで、現れた。
それは、札幌営業所長代理よりの、電話である。

”ずっと聞きたかったんですけど・・”と、彼女は前置きをする。
営業所長代理は、ちょっと年上のお姉さまである。

”最近、じゅりさん、変わりましたよね。
前より、ずっと、やさしくて、かわいらしい感じがするんですよ。
なんか、いいことありました??”

ものすっごい、興味津々で、尋ねてくる。

”いいことは、ないんですがねぇ・・・”
”えー? でも、すっごい違いますよ。
送られてくるFAXにも、ハートが飛び散っていたりして・・・・”

あぁ、送信案内に書いた、ハートのマークね。
あれは、ずっと昔から、やっていたんですけどね。
ただ、全国一斉配信の時は、一応遠慮して、やってなかっただけで。

個人宛のFAXには、必ずと言っていいほど、らぶらぶマークをつけてます。
相手に”あら、じゅりさん、わたしに(ボクに)らぶらぶね!”
って、思って欲しいからです。
えぇ、わたしの趣味、っていうのも、ありますがね。


”じゅりさん! やめてくださいよっ!!”
地方営業所で、FAXの回線テストをするたっくんに送ったら、怒られた。
”オレとじゅりさんが、らぶらぶみたいじゃないですかっ!!”

別にいーじゃん、同じ部署なんだし。
龍兄なんか、無言で捨ててるよ、そんなFAX。
まだまだ、修行がたりねーな。まぁ、それは余談。



”いえねぇ、そのハートは、別に意味がなくてですねぇ・・・”
”そうなんですかっ(るんっ!) 絶対、いいこと、あったでしょう!”

ものすっごい期待が、受話器の向こうから、伝わってくる。


”実は、うるさいって、言われたんですよねぇ・・・”

超気まずい沈黙。

”すみませんねぇ・・。ご期待に添えなくて”
”いえいえ。こちらこそ・・・”


いいのです。効果があった、ということが、実感できました。
そういうワケで、協力をしてくれた、たっくんにも報告。
”すごいですねぇ。もう効果がありましたか!”と驚いていました。

”でもさぁ、前より、かわいくて、やさしくてって。
じゃ、今まで、どうだったんだよ!って、感じですよねぇ”
と、笑うたっくん。

”・・・・。うるさいって。・・・・思ってたんじゃないの?”


今度は、たっくんと気まずい沈黙。
すまん。ツッコミに、マジで応えてしまったよ。それも墓穴。

そして先日、めでたく兄部長様から内線がありました。
今回は、兄部長は笑っていませんでした。

めでたし、めでたし。

でも、なんか、悲しいです。



追伸

社長に席が近いと、なにかとお使いが発生する。
大したことではないし、最近はなれた。
前は総務課がやっていたのだが、目の前の人のほうが頼みやすいものね。

実はじゅりちゃん、社長が自分の名前を知っているとは思っていなかった。
営業部にいた頃は、名前を呼ばれたことはない。話したこともない。
だが、管理に入り、目にする機会が多くなったのか?
ある日、社長がわたしを呼んだのだ。

びっくりした、じゅりちゃん。
そして、マヌケなことに、驚いた拍子に、転びそうになったのだ。

くすっ、と笑う、社長。
つかみはオッケー!と思うOL。(←ココで、既に間違い)

要件は、当社の今月の売上結果についてだった。
まぁ、じゅりちゃんは、資料を渡して、説明しただけだけど。


それからしばらくして、また社長に呼ばれた。
”じゅりさん、ティッシュ、くれや”
社長はどうやら、手をふきたいらしい。

じゅりちゃんは迷った。
じゅりちゃんの机には、ティッシュボックスは、ない。
あるのは、保険のおばさんがくれた、ポケットティッシュ数個。
そして、正方形のきれいな箱に入った、トイレットペーパーが、ある。

”コレ、便利ですねぇ”
”でしょう? トイレットペーパーだから、トイレから持ってくれば、
タダだし、好きな長さに切れるんですよ!”

龍兄も大絶賛の、このトイレットペーパーは、業務課では大活躍!
中の芯をとって、きれいな箱に入れれば、見苦しくもない!


じゅりちゃんは意を決して、トイレットペーパーの方を手にした。
社長だからといって、きれいなティッシュを渡すのは、
権威に屈したようで、じゅりちゃん的に、納得がいかない。

”あんた! 社長にトイレットペーパー渡すOLが、どこにいんのよ!”

母親に話したら、猛烈に怒られた。
ここにいるんだよ、そんなOL。アンタの娘だよ。
こういう場面で、一か八かで、トイレットペーパーを手にする、
この娘の勇気を、称えてほしいものだ。やっぱ”笑い”が大事よね。


”社長、トイレットペーパーしか、ないんですけど・・(大ウソ)”
”なんでも、ええわ。くれや”

しゅるしゅると引き出す、社長。
ちょっと、小刻みに笑っちゃうけど、真面目な面持ちの、じゅりちゃん。


しゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅる・・・。
しゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅる・・・。
しゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅる・・・。

大量のトイレットペーパーが、社長の前に築かれる。


”どこで、切れんのやっ!!”
”いや、社長、トイレットペーパーですからっ!”

おかしいと、思ったのよ。ものすごい量、出してるし(笑)
さすが社長、関西人。笑いには、笑い返しかと思ったら、マジですか?
箱に入っていたから、わかんなかったのね。人の話、聞こうよ。


”社長、トイレットペーパーですから、どこかで切らないと・・・”
”どないして切るんや”
”じゃ、ココ、持っていますから、えいっ!と、引っ張ってください”


ぷちっ。


やっと、トイレットペーパーが、切れた。
ただし、どうすんだコレ、というくらい引き出され、山にもなっている。

”今度、トイレに行く時、使ってくださいね”
とは、さすがのじゅりちゃんも、言えない。


席に戻っても、じゅりちゃん、背中の笑いが止まらない。
しかし、この笑いのシチュエーションは、それ以来、
けっこう頻繁に、訪れてくれる。面白くて仕方がない。


”じゅりさん、もう、ええで”
”はい、社長、引っ張ってください”

ぷちっ。

もう、じゅりちゃんと社長は、あうんの呼吸よ。


”おい、このテッシュ、ダレのや”

ある日、社長が近くのデスクの上の、ティッシュボックスに気がつく。

”あぁ、それは、○○部長のです”
(デ部長ね。さすがに社長、父親の前では、デ部長とは言えない)
”そうか・・。××(部長の名前)のか・・・”

社長は自分の息子のティッシュに気がついてしまった。
もう、じゅりちゃんには、頼んでこないだろう。

ちょっと寂しいな、と、思った矢先。

”じゅりさん! いつもの、くれやっ!”

アンタ。自分の息子のが、目の前にあるだろ!
ヒラのOLの持ち物から、奪うなよっ!(実際は会社のトイレットペーパー)


けれども、いつものように、しゅるしゅるしながら思う。
社長は、トイレットペーパーが好きなんだな。
そして、多分だけど、こんなことでもなきゃ、
あんまり、じゅりちゃんと話をする機会も、ないのだ。

しゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅる。
社長とヒラのOLの唯一の絆は、トイレットペーパー。

しゅるしゅるしゅる。しゅるしゅるしゅる。

今日もじゅりちゃんは、うやうやしく、
トイレットペーパーを、社長に捧げるのだ。
そして、そのペーパーを、ぷちっ!とする呼吸は、ダレにも負けないのだ。

OLとそんな関係を楽しめる社長も、なかなかいませんぜ。
勿論、社長にトイレットペーパーを差し出す、OLもね。


2005年06月09日(木) 恋に落ちたら(第9話)

勢いよく天へと上りつめた龍は、実はハリボテの龍だった。
後押しがなければ、まっさかさまに落ちるだけ。

”お兄ちゃん、おかえり”

最後は家族。やっぱり、家族。
つよしくんが、ご飯を口にしたとき。こちらも喉がつかえてしまった。

おかえり。島男くん。



追伸

微妙である。ものすっごい、微妙である。
なにがって、つよしくんのセリフがである。

あんなに演技はいいのに、言葉が出てくると、なんか違和感。

なぜなのよ。どうしてなのよ。なにがいけないのか、さっぱり。
でも、どーしてだか、ちょっと違う気がするんですよね。



追伸2

そして更にの違和感。社長解任が決まった際の、
つよしくんの怒りと、そして絶望。

なんか・・・。手、抜いてませんか?
ものすっごい、へたっぴに見えるのですよ、なぜざましょ?

おかしい。コレでもわたしは、つよしFANだ。
つよしくんの演技には絶大なる信頼をおいているのに。

どーしても、今回の悪役っぷりには、納得がいかない。
あんなに悪役を希望していたのに。
くさなぎつよしなら、絶対、悪役が似合うと、思っていたのに。



追伸3

泣きながらご飯を食べて。気がつくと鼻の下が、てらてらしている。
”やっぱり、つよしくん、鼻水出してるよ・・・”
でも、ほっとする。つよしくん、すごいよかった。

島男にほっとしているのか、それともつよしくんの演技に、ほっなのか?

日頃、いいひとは飽きた、とか、悪役だぁ!とか言っていたけど。
でも、こういう演技は、つよしくんの最大の魅力なんだな、
と、遅ればせながら、気がついた次第です。

久しぶりに、つよしくんのいい役者っぷりを、見れた気がします。
いえね、鼻水だけが、じゃないんですがね。



追伸4

七海さん! いい女だぁ〜!! ありえねぇー!!



追伸5

副長のタキシード。
これって、サービスショットですか?
ものすっごい、興奮してしまいました。かっこえぇー!


追伸6

つよしくんは、高級マンションを追い出されてしまうのね・・・。
吾郎様みたいに、シャワーシーンがなかったのが、残念です。

やっぱ男は、熱いシャワーで雑念を振り払う!でしょう!
つよしくんは、バスクリンばっかり。
まぁ、それも、つよしくんらしくて、いいんだけどね。


2005年06月06日(月) エンジン(第8話)

”泣いたっていいじゃないか”

多分、いいと思う。悲しい時は悲しいで、それでいいと思う。

今回の木村君の演技。ちょっと集中してしまうほどに、見入ってしまう。
今まで、軽やかで華やかな演技が多かったですが、
今回の演技も、とてもいいですね。

木村君らしさと、そして、話のよさ。共演者のよさ。
木村君のドラマにしては、若干地味なストーリーですが、
でも自分は、こういうドラマで演じている木村君も、とても好きです。

いつも同じ演技だとか、そういう意見もあるようですが、
木村君らしい、そして、はっとするほど、自然で違和感がない。
なかなかいないですよ。こういう役者さんも。



追伸

”ご連絡してもよろしいですか?”

弱い。弱いぞ、堺氏。それでアプローチのつもりか、己は(笑)
ハラをかかえて、大笑い。
オマケに最後は階段をダッシュ!!
あぁ、うれしかったのね、ですが、それでいいのか? 
貴様の男としての攻めは、それで終わりなのか?(笑)

ツメが甘い、とは、かっしーのお言葉ですが、
こちらの役も、ツメが甘いようです。
そして前回は切腹。今回はきっと、サクラチル、でしょうな(笑)
木村君じゃないけど、泣いたって、いいんだぜ(ニヤリ)



追伸2

木村君とのバトルは、これで終了なのか?
自分はものわかりがいいんです、とアピールする男は、少々つまらないぜ。

”あなたの言動は、子供たちにとって、害なのです!”

それくらい、ばしーっ!と言って、木村君に怒鳴り返されてください。
そんでもって、顔を真っ赤にして黙り込むあなたも、見て見たいです。

さて、そんな映像が流れたら、みなさん、テレビの前でご唱和ください。

”山南さんの、負けー!”

画面下の窓から、藤原さん特別参加でも、かまいませんがね。
木村さん。ここは遠慮なく、がんがんっ! やっちゃってください。
堺さんの顔に、ぺっぺっぺっぺ、つばを飛び散らす程にね。



追伸3

元兄・・。今日は上着を着ているのね(ぽっ)



追伸4

さぁ!次回からは、本格レース!って感じです。
がんばって賞金稼いで、また皆で暮らせるといいね!



******** yokoさんの署名活動を応援します *********

このページの左側のすまさんのイラストは、side street の yokoさんの作品です。
非常に非常にお世話になっており、またyokoさん自身もとても大好きな方です。
そのyokoさんが、署名活動をされています。




じゅりも署名しました。
yokoさんの趣旨をお読みになってご賛同いただける方は、ぜひご協力くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。


2005年06月02日(木) 恋に落ちたら(第8話)

ちょっと待て、というくらいの急展開。

”自分の顔を見てみろよ”

グラスに映った顔は、すごい顔。
今までのつよしくんでは見たこともないような、すごい顔。


ちょっと待て。視聴者のじゅりちゃん、ついていけないぞ。
ものすっごい、置いてけぼり食らってるぞ。

息つく間もなく、ものすごい勢いで島男は駆け上る。
もしそれが現実なら、嵐の中龍が天へと昇るように見えただろう。
それとも人がのし上がるのは、こうも勢いのあるものなのだろうか?
それが、IT業界、というものなのだろうか?


社長のイスに座ったつよしくん。珍しく悪役キャラ。
なかなかいい台本に当たりましたね。
しかし、ほんと、今後どうなるんだろう?
すんませんね、脚本家の方。最初の方、ボロクソに言ってしまいましたが、
とても、おもしろいと思います(ペコリ)



追伸

しかし、微妙に不安が残るのは、なぜだろう?
つよしくんが、よーし!と、ものすっごい悪い顔!は、すごくいい。
けれども、微妙に、微妙に、うっすら、なにかが違う気がする。

つよしくんの演技は、いつもとても自然に見えるのですが、
どうも今回の放送では、わざとらしさが残っている気がする。
それが島男だからなのか、それとも、くさなぎつよしの
ヘタさ加減なのかが、わからない。

というか今回、つよしくんって、ぷちヘタクソ? と思うこともあった。
アレのことじゃないですよ。演技のことです。

単に自分とつよしくんの趣向の違いなのだろうか?
SとかMとかの話じゃないですよ。
演技上における、こうした方がいい!という、いつもの、
じゅりちゃんとつよしくんの、意見の相違の部分のなのだろうか?
今回パターンが違うけどね。


わかんない! ぜんぜん、わかんない!
この件は、今後の放送から、判断したいと思います。

他にもそう思う方、いらっしゃいます?
(と、他の方のエンピツ日記をのぞいてみる。すまんね、じゅりちゃん、
自分の日記が上がるまでは、絶対他の人の感想は読まない主義でして)

うーん。結構、好評だぞ。というより、かなり好評だぞ。

確かに、すっげー!と思うところも多くて、いや、というより、
99%、自分もそう思うのだが、残りの1%が、猛烈に気になる。
あまりに気になるので、ぷちヘタ、ある部分だけニガテ?というか。

わからん! わからん! でも、次回、たのしみー(お気ラク)



追伸2

まだ新鮮なそのおサカナは、ぴちぴちぴち、で、ビタン!!
兼定を刺身包丁に持ち替えて、だと思っていたが、サカナだったか(笑)

ぴちぴちぴち。

ありえねーよ! 山本君!
でも、ものすっごい、かっこういいぞ! おもしろいぞ!
っていうか、あれ、ダレの提案だよ〜! おしえてくれぇ〜!!!



追伸3

最後のつよぽんの顔は、ものすごかったですねぇ。
グラスに映った、というので、かなりゆがんでいましたが、
それでも、ああいう映像は、とてもいい!

ちょっとだけオデコも気になりましたがね(笑)
でも、それもまた、かなり、いいのです。決め付けますよ。
あのオデコと目のバランスが、迫力があって、よかったのです。
ちょっと、ぞくぞくする映像でしたね。ああいうのは、大好きだ。



追伸4

副長、念願の? つよぽん、ボカン!!
おおっ!と、予告を見た時から、期待していたけど。

”オマエ、オレの代わりに仕事してくれるの?
ビジネスのことなんて、なんにもわかっていないのに”

島男君。それはやっぱり、言っちゃダメなんだよね。
前の島男君なら、絶対ないことなのにね。
さみしいね、龍太君。親友が変わってしまった姿を見るのは、かなしいね。
できれば、まりこさんと手を合わせて、島男君を取り戻してね。

なんだか、けっこう、せつないシーンで、期待してたけど、笑えなかった。
うわーん! かなしー!!


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また読みたいなぁ、と、思ってくださったら、お願いします
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