千羽鶴
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闇を切り裂く光は 俺にはとてつもなくデケェんだけど きっと遠目から見てる誰かさんは とてつもなくちっぽけに感じてんだ 側に来いよ もっと近くに
突然にやってくる不安に 煙草と一緒に火を付けて 空へと
雨と共に降りて来るなら 不安色の華を咲かせてくれよ 首を刈って愛でるから
風が吹く中 太陽に背を向けた。 紅い華に憧れて 紅い太陽を妬んだ。 小さな僕は いつも何かに憧れて。
ある日真実が僕を打ちのめす。 なれやしないって気が付いて 幻を吹き飛ばした。
紅い華に憧れた向日葵を ある日太陽が打ちのめす。 あざ笑う光の中で 同胞の流す血を見た。 腐敗していく彼等の血を啜りながら 紅を憎んだ。
変わりゆく向日葵。 染まりゆく向日葵。
ある日通りすがりの人が俺を打ちのめす。 優しく微笑みながら 俺を「太陽の花」と。 そう呼んだ。 その人は紅く美しい花の首を刈り 花瓶に刺して優しく愛でた。
消えた向日葵。 血の涙を流す。 優しく微笑みながら。
mocco
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