義妹離婚への道(改題)其の壱「えっ、離婚ですか」
タイトルなんかどーでもええんですが。
電話がかかってきたのは8月の下旬の日曜日。時刻は夜の10時過ぎ。
基本的にこんな時間帯に電話をかけてくるのはマイ実家くらいなので当然出たのはオレだが、電話の向こう側の声は実母ではなかったのだ。
「もしもし」と応えながら内心また間違い電話かよと不信を抱いて応対するオレ様。←我家の番号は元お花屋さんだったのでしょっちゅう「中本生花さんですか」とか「中本さんですか」とかかってくる。顧客にゃ番号変更教えんのかいっちゅうはなし。今日もかかってきた。いっつも忙しい時間帯。ええかげんにせいっちゅうの。
ああ、話がそれた。
相手が義妹だと分かり、マジでびっくり。滅多に電話なんかしてこないのがこんな時間に何事、である。「どうしたの」
急に姪っ子の具合が悪くなったとか、帰宅途中で事故ッたとか実家で何かあったのかとか、僅か数秒の間に脳みそフル回転。しかし返ってきた言葉は「うちら、離婚する事になったんちゃ」
はいーーーーっ?? ナンデスカ? えっ? はぁ? ことばは分かるが事態が飲み込めないのです。離婚、リコン、りこーんっ!!!
寝耳に水でしたよ。いやぁ、そりゃぁもー愕いたって。これほどびっくりしたのは妊娠以来って話。仲の良い夫婦とばっかり思ってたから、本当におばさんは愕きました。事情を聞いたら、なんでも発端は二週間前の夫婦喧嘩。旦那の後先考えないお金の使い方に腹を立て義妹が抗議して喧嘩になったとか。
いくら言っても無駄使い(趣味の釣道具)を辞めないから、これ以上一緒に生活はできないので離婚しよう、と言う事になったんだそう。
結論出すの早すぎ! って言っちゃいましたよ。しかも「それでね、明日ここ(その時住んでいた社宅)引き払うの」だと!?
話が急展開で、おばさんはちょっと置いていかれた気分ですよ。でも、とにかく明日は引越しで、転居の手続き等で色々と忙しいってんで急遽、オレも実家に帰ることに。姪っ子の子守りくらいならお手伝いできるから。なにせわしらの実家は歩いて5分かかるかって距離だからね。
明日は昼過ぎから実家にいるから、いつでも電話してと義妹に伝えバカ旦那と電話を交代したのでした。
2時間くらい二人で交代しながら話したけど、いやぁもういけません。アドレナリン出っぱなし。大興奮状態のわしら、全然眠れません。
結局二人で今後の対策をあーだこーだって話してて、夜明けまで起きてたかなぁ。4時前くらいに旦那が寝て結局オレは徹夜になったっけ。
眠かったよぉ〜っと言いつつ次回へ続きます。
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2005年10月21日(金)
疲れる・・・
8月下旬に飛び込んだできた爆弾ニュースで疲れてます。
ニュースの発信元は義妹なんですが、寝耳に水事件でその日は朝方までバカ旦那と起きてました。コーフンして眠れませんでしたよ。
事件たって世間一般ではありふれた家庭内の事件ですけど、身近で起きるとびっくり。
そーです、義妹夫婦が「離婚」するんですわ。
「離婚」は結婚以上に体力が要るとは続に言いますが、周りの人間もげんなりです。分かれるならさっさと別れてくださいって感じです。
すんなり行かない原因は義弟側。こいつが実は守銭奴でケチでバカでミエハリ男でええカッコしいの口先男だったってことが判明しまして、ものごっつう我家の義父が激怒してまして大変揉めております。なにせ相手はケチで守銭奴だから(無駄使いが凄かったらしい)「慰謝料は払わない」「養育費は払うが月3万←(速攻どっかにこの男なら飛んで逃げると思ワレ)」「親権は渡すから(いらないから)お金は(絶対他人に金を渡したくないから)払わなくてもいいでしょう(親権持ったら後々金がかかりそうでヤダ)」等々と駄々こねておりまして現在調停中。義父大噴火中。
次回調停は11月末日。この勢いで裁判まで行ったらすげーぞ。
と既に他人事になっているオレもオレだけど、疲れてうんざりしてるのでこうなったら傍観して楽しむしかないと腹をくくってます。
どーしてオレが臍曲げたかはこれから綴っていく「義妹離婚までの道程」で推測してください。
身内の離婚って疲れるね。特に離婚に踏み切るまでの段取りの悪さ、ご両親の対応の悪さ、思い出したら腹立って来た。
離婚に踏み切る時が最大の旦那への報復と考えてるオレには理解できない顛末ですよ、まったく。
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2005年10月20日(木)
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