カウントダウンジャパン1日目

行って参りました。1日目。
想像していた激混みと言う事はなく、スムーズに入場する事ができました。
見たラインナップは

B−DASH
アジアンカンフージェネレーション
一青窈
GRAPEVINE
奥田民生
スネオヘアー

・・・・ていうか向戒がでてたの知らなかった!バカ!私のバカ!ちょうどその時肉くってたよ。見たかったです。


B−DASH。
は、友人がインディーのころに「いいから聴け」と言っていたのですが、CDもかりていながら聴いていませんでした(すみません)。
想像していたよりいい兄ちゃんたちで感じよかったです。
曲とかも覚え易くて気持ち言い感じでよかったー。ダイブしてた人がいた。

アジカン。
もーこの日はこのためにきたといっても過言ではないので、張り切って前にいったのですが、はじまる前から大揺れ。人が、ぎゅうぎゅう。
始まったらどうなるんだと思ったら、案の定やばかったー。
自分の位置がどこにいるかわからず、めがねが見えるのかもわからずともかく音の合わせて踊りまくる。
酸欠しそうだけど、叫ぶ。跳ばずにはいられん!!ギャー!って感じでした。
もちろん最後まで暴れまくりました。
フラッシュバックをやった時は私がダイブしてやろうかって程盛り上がってました(バカ)。
私も水をかぶったような姿を見て友達(途中で後退してみていたようです)は大爆笑でした。

休憩。雑煮かつ肉を喰らう。ライブラリーで立ち読みをして、フラフラ。

一青窈。
何かいい感じの人だった。
思っていたよりきつい感じはなく、女性的。
ニャン、って振り付けが可愛かったです。

バイン。
goodbyemyworldをやってくれて嬉しかったですわー。
田中かっこいい!
やっぱりでかい会場で見るバインはライブハウスのバインとは何か違う。
開放感とかが、最後の方への盛り上がりとかもうやべーよ!と思わず言ってしまった世界観でした、巻き込まれた―。でも早かったなーテンポが。
しかしファンはいいけどファンじゃなくい人としてはどうなんでしょ?最初から具は―!って感じの曲がきたほうがいいのよね、きっと。おい100万枚うるんじゃねーのか?と聞きたくなる選曲で(笑)まあそこがバインらしいんでしょうけどね。
バインの皆さん仕事納めおつかれ!
隣にいたHYファン(Tシャツ着用)は場所とりでいたみたいだけど、モッシュエリアにいるのに途中から友達と話し始めて正直ムカついたわよー。ていうか悲しいわよ。


民生
知ってる曲ばかりで、有難う。感謝!ていうか私は凄いファンでもないのにこんなに曲を知っているだなんて民生って凄いね。
「まんをじして」以外は聴きたい曲を全部聞けた。「息子」とか懐かしい!!
後ろの方なのに跳びまくっていました。

スネオヘアー
途中までしか見なかったんですが、
最初の吸引力というか、心わしづかみ、なところにやられた!
すごくいいよ!CD買う!

というわけで後一日。明日も行ってまいります。
報告は来年になりましょう。

では良いお年を。
2003年12月30日(火)

歌舞伎町にとける

いってきましたよー!リキッドルーム!!!
歌舞伎町!客引きでいっぱい!
なぜそんなに「!」が多いのかというと、楽しかったんです。
こんなに楽しかったライブ久しぶり。
泣いたり笑ったり我を忘れたりした。
喜怒哀楽で表現しますと。


まずバインを見れたことで喜び。
田中が変なシャツだと思う。
西川さんの髪の毛が短いと思う。
何より番号が遅いのにかなり前なことに喜び。


リキッドルームのロッカーの少なさに怒り心頭。
お団子頭に直撃。髪切って出直せ。そういう私もそろそろ長いからどうしよう。
前にくるなら激しい曲のときは多少ゆれて欲しい思う。

順番逆ですが

友達曰く「あんた、はじけ過ぎて、止められなかったヨ」
というわけで「シスター」などはじける曲の際に異常に人々にぶつかっていたのは私です(いやあのへんは皆そうでした)。変なところで叫んでいたかもしれませんが(笑)楽しかったー!シスター最高ダー!
そして友人とはぐれる。オヨヨヨ。


サビシイと思っているうちにお休みタイムが訪れまして、
「望みの彼方」!びっくり。
これ聴くと自分のティーン(笑)のころを思い出して泣ける。そして今の自分に泣ける。
まだ夢は見れますか、って自分にききたい。
正直ないていました。痛いだろうが熱唱しながら泣いてしまった。
そしてGood bye my worldだー!!これ新アルバムで一番すき!
これでも泣きそうだった。
全然前のほうなんだけどアナザースカイでも泣きそうだった。
この曲は、きっと一生思い出しますね。この曲に救われたようなもんだ。ウム。
そんなこんなでバインに救われてるのね。

という訳で感情丸出しにしてかなりすっきりしたのでした。

そういや前回の日記の鬱加減は月のもののせいだと判明致した(友人によると)。
アレの前はかなり鬱になるので毎月困っています。何か対処法ないかね。
2003年12月26日(金)

不調

今日は凄く楽しい事があったのですが、書きたくないほど不調です。
いえ、健康を害したというわけではありません。
内面が不調。心が不調。心の風邪?鬱?
人生うまくいかないこともあるはずなんですが、ここまで自分を取り巻く世界に違和感を抱いた事はありません。初めてです。
自分でいられない感覚がここまで苦しいとは思わなかった。
人生あかりなんかないですね。考えてみれば簡単にわかることだ。
それを乗り切る力を持たない私はすがるものも持っていない。もしすがってもそれははかなく消えてしまう事を理解した頭はどうしたらいいんだろう。
2003年12月23日(火)

冬の日 ユーリノルシュテンさん

ラピュタ阿佐ヶ谷で「冬の日」を公開しています。
松尾芭蕉の冬の日という連歌をモチーフに、
世界のアニメーターを集めて一句ごとにリレーアニメを作るという試み。
俳句のように簡潔で、味わい深い短編アニメが次々と現れるのです。最初は「狂句木枯しの身は竹斎に似たるかな」から始まる連歌はこの企画の発案者、ユーリノルシュテン(ロシア)さんの作品から始まり、頭山の山村浩二さん、そして人形劇三国志(NHKでやってました)などの人形アニメで有名な川本喜八郎さんで終わるリレー。夢の競演です。
解釈が現代人には難しい俳句を様々な視点で描くという所でとても興味深いです。
俳句がとても身近に感じられるし、こんなに面白い事を考えられる日本人がいたんだなあと、日本が余計に好きになれます(笑)。
アニメ作品自体は外国の作家さんのほうが好みでしたけど、様々な手法や解釈を見ることができるだけでも刺激になる作品でした。作品の最後に作家さんごとのインタビューもあってなかなか楽しかったです。

*連句とは・・・
前の人の読んだ句を次の歌人が前の人の下の句を受けてさらに自分の句をつなぐ事で新しい句を生み出すというしりとり的な手法の形式の句。

*狂句木枯しの身は竹斎に似たるかな

*狂句木枯しの身は竹斎に似たるかな たそやとはしる笠の山茶花

*たそやとはしる笠の山茶花 有明の主水に酒屋をつくらせて

という感じで、下につけるだけで句の印象がガラリと変ってしまうコラボ的試みなのです。とても楽しいです。

興味のある方はご覧下さい
「冬の日」(リンクデス)

先月から今月上旬までラピュタアニメーションフェスティバルをやっていましたが、その期間の中ごろ(11月29日だったと思う・・・・)に
ユーリノルシュテンさんのワークショップが開催されたのです。「冬の日はこうして作られた」という題で。
ユーリさんは作品にどのくらい思いをこめて作っているか、作品を作る時の心がまえなんかを語っていました。
自分で題材を決めた時、最初にそのディティールを学んで忘れてしまう、そして自分の伝えたい事を見失わないようにする。と語っていましたが、
詳細を自分のものにして自然なものにしてしまえば忘れてしまってかまわない、伝えたい事を大事にするというノルシュテン氏の考えになんか感銘を受けました。表現としてとても自然な事でこれは凄い気がする。不自然じゃない表現というのは難しいと思うから。
作品はまさに日本のものでしたし、自分のものにして表現したい事を伝えているというあの作品は何かカラリとして重い心に残るものでした。
ノルシュテンの氏の作品では「霧の中のハリネズミ」が好きな私は、会場でその絵本を買っていたのですが、そこにノルシュテン氏が無造作にたたずんでいるので、サインを頂いてしまいました。あわわわ。
握手もしたのですが、分厚くて暖かい手でした、物を作っている人の手はこんな感じなのでしょうか。
あとワークショップ中に絵を描いていたのですが、凄い早さでした。物の形の捉え方が上手いし、やわらかい曲線にはっとしました。あとユーリ氏が「いい顔マニア」なのがなんか可愛かったです。

ともかく他にもミラクルなことがあったりしてこのワークショップの日はときめきまくりなのでした(結構前のことなんですけどね)。
2003年12月20日(土)

田中

田中といえば誰でしょうか、
私にとって田中といえばバインの田中さんなんですが、
ここんとこ、そっくりさんに遭遇する事が多い。
見るのが都内なので本物なのかもしれませんが、まあ、別人でしょう。
昨日出先から帰るときにそっくりさんを目撃しまして、ああ、こういう人っているんだなあと凝視していましたら、なんと降りる駅も一緒でした。
そして今日の通勤時に私鉄某駅で同じ人を目撃。
さらに帰宅時に千駄ヶ谷駅ホームでも同じ人を目撃。
なんなんでしょうか(笑)。田中氏は好きだから似ている人を見ても嬉しいには変わりないんですが、あまりに見るので不思議な気持ちでいます。
なんと土曜日には夢まで見たし(不吉な夢でしたので伏せます)。
田中氏が好きだからってそこまで好きなわけではないんですけどね。切り抜きとか集めてないし。ライブで名前を叫ぶのは亀井氏だし。
・・・・イデアマジック?
あれ聞けば聞くほどかっこいいですね。
最初は衝撃すぎたんですけど、豚の皿とかはやくライブで聴きたい衝動に駆られます。バインって何が好きかって、音が素直じゃないところですね。半音。あと言葉の印象。

そういやさっき何年ぶりかで「あいのり」を見てしまったのですが、今まで恋愛をした事のない女の子の言葉にくらっとした。「暗いから自分は恋をしてはいけない人間なんだと思ってた」というものなんですが、暗い女の子がいたっていいと思うんですが。誰にだって恋をする資格はあるはずなんですが。どこかで思ってしまうのはうなずけます(私も根暗なので)。不器用だけどテレビに出て頑張ろうと思ったのね。とくらっとしてしまいました。
2003年12月15日(月)

イラクとか

フセインが拘束されましたね。
独裁政治の本格的な崩壊が近づきつつあります。
これでフセイン復権を望む人々の活動も弱まるだろうし(逆にヤケクソで暴発する恐れもありますが)、これで無駄な血が流される事がなくなるといいと思います。
しかし、外務大臣川口さんが「国際社会の勝利」と言っていましたが、それはどうなのでしょうか。勝利といえる日はイラクの人々がテロや空爆の恐怖に晒されることなくなった時にいえるのじゃない?いつ勝利がきたのかはイラク国民が決める事でしょう。
人道支援が始まって彼らの暮らしがよくなればいい。でもアメリカ式の政治体制が組まれたら、石油の問題なども絡んでまたイラクを挟んで大国同士の紛争がおきるのではないかと不安です。アメリカのような資本主義社会がイラクの国民に合うとは限りません。それに取り残された人々が出た時、また反発も起きるはずです。第二の独裁者が登場しないとはいえません。
イラクのアイデンティティを生かすような支援をして欲しい。石油問題などを他の国に惑わされないで、決断できる国に育っていって欲しいもんです。
自衛隊の派遣については私は別に反対ではないです。イラクの人たちの暮らしがよくなって助かるのなら行って欲しい。もちろん急に行くのではなく、十分な準備をしてからです。国は何故そんなに急ぐのか。十分な準備をしないまま行って犠牲者がでたらどうするつもりでしょう。死んだ後に階級が上がったってお金を貰ったって何になるのか。だからって行かないわけにゆかないなら、十分に準備をしていって欲しいです。難しいですね。こういう問題。
2003年12月14日(日)

ありがとうパナソニック

私のCDウォークマンはかなり古いです。
何年前に手にいれたか覚えていないんですが(なにせ父がゴルフの景品で貰ってきたもんだし)、高校1年の時には使っていたので、7.8年は使っている事になります。
友人などは1年で壊れるから変えるなどという人もいるので、
我ながら物持ちがいい。
年季入ってるので塗装もはげ気味だし、最新型のものと比べたら少し厚みがあります。
でも絶対に壊れない。音が飛ばない。不調はない。音質だって悪くないです。
だから別のものに変えられない(笑)なんといっても私の青春の音楽を支えたのはこのパナソニックのウォークマンだし、高校時代は自転車をこぎながらジャズを聞くという小粋な朝を過ごす事もできたくらい(微妙に校則違反でしたが)。大学時代も結構長い通学時間に付き合ってくれたのもこのウォークマンだ。どれだけの曲数を私に聴かせてくれたかわからないです。
でもさっきウォークマンを付けっぱなしにして別の事をやっていたら、機械自体が「ゴゴ」「ゴゴッゴ」「ブイーーン」と謎の音を漏らすではありませんか。なんか困っている感じな音でした。
元気に働いてるけど、たまに腰が痛いとかいっているおじいちゃんを見ている気持ちになってしまった。
そろそろ引退かしら。でも壊れるまで使うつもり。だからこのウォークマンは家で静かに聞く時とかに使おうと思っています。
物が私のいままでを支えていたという実感はありませんでしたが、このウォークマンの「音」を聞いてなんとなく実感しました。それと壊れない良い製品を私に届けてくれたパナソニックさんに感謝。

というわけで次のウォークマンはi-podにするか、パナソニックのにするか悩み中。
ボーナス出たのでウキウキです。
2003年12月13日(土)

バイン買ったよ

「イデアの水槽」やっと買いました。
貧乏だからではない。忙しかったの!
CD発売記念特別ライブみたいなやつだっていけるわけないじゃん。3日っておもいっきり平日だよ。音楽業界のバーカーバーカ。子供っぽいですが(笑)、これくらい悔しいわ。くっそー。

まだ少ししか聞いていないんですが、
いっつも予想を裏切りますね。バインちゃん。
もはや退屈の花のバンドとイコールではないですね、比べて聞きたいくらい。
どうでしょう。この浮遊感というか、トリップ感は好きです。
豚の皿とか。最初、どうしようこの題名。とか不安を抱いていましたが。凄く好きな感じです。電車の中であの昂揚感をさらけ出したくなるというか。歌いてえ。
ハト、鳩はですね、最初「鳥」(なつかしの)みたいなのを想像していただけに、見事に裏切られて、少し倦厭しています(笑)。発売日に買った友達が「ビジュアル系みたいだ」と言っていたので、不安に思っていたけど、確かにそうかもね。

歌詞読んでないから良くわからんけど、ウイスパーヴォイスのやつもビックリした。何系なの?
Good bye my worldはライブで聴いてかなり好きな感じだったので、良いです。
詳しい事は又後日。

あ、そうそうクリスマスライブと臓器(ツアー名)はチケットゲットしましたーウフフフ。
あとカウントダウンジャパンも行く事になった(29日も)。ヤター!!
こんな感じで、年末年始もライブでいっぱい。楽しみッス。
2003年12月09日(火)

電車の人

駄文なので暇つぶしに。

電車でいつも同じ車両の人が何人かいるのですが、
1、小日向文世氏に似ているおじさん
2、いつも待ち合わせしている中学生
3、おそらく中学が同じサラリーマン
4、いつも寝ている奴

1のおじさんとはいつも乗り換えの時の列争いで、激しく競っています。
毎日毎日顔をあわせ、小日向さんにそっくりだと思うのです。
「非、バランス」のオカマの菊ちゃんみたいです。女性的。
でもサラリーマン。「やっだーどいてよ!」といわんばかりに電車のドアが開く瞬間に飛び出し、絶対に私の前に並ぶのです。いつ勝てるんだろうか。

2の女子中学生は、もう初々しくて、見ているとにやけてしまうので、おそらく変な女だと思われている事でしょう。
会話の内容が「あー三つ編みにしたの?かわいいー」や、クラスの男子(男ではなく男子)とのメール内容の報告やら、恋の話やらで朝からヒートアップです。巷の乱れた女子中学生ではなく、普遍的な中学生ですね。たまに試験勉強をしており、私も受けてみたいとか思ったりします。
中学生がケータイと持つなんて時代の流れを感じますが、私もベルを持っていたなあなんて考えてなんだか変な気持ちになるね。
一回声をかけられた事があり、秋の靴とコートをどこで買ったかと聞かれた。
コートはサリースコットです。靴はなんか外国の奴です(なげやり)。
中学生に服の事を聞かれるとは私も相当の若作りだと思われます(涙)。
今だって高校生に間違われるので、来年こそは大人の女を目指します。

3おそらく中学が一緒のサラリーマン。
見たことのある人なので、多分そうなんですが、おたがい顔は知っているが名前がわからん状態。私の学校は7クラスあったので、覚えてないんだろうなあ。
向こうは立派なサラリーマンで、黒のコートがかなりサラリー臭を醸し出しています。私はカジュアルすぎてもはや万年留年じゃないかと思われそうでこわいです。むこうは凄く知的な感じで、この前は会議で見るであろう分厚い資料を黙々と読んでいました。こっちは負けずに小説を読むがむなしい。こういう人はなんか緊張するから好きません。

4いつも寝ている人。
この人のことを書きたかったんです(笑)。
同じ車両に乗るといつも座っている青年がいるんですが、終点まで彼は座り続けるのです。最初のうちはつゆ知らずいつも彼の前にたまたま立っていて、「くそう、こいつ早く立たないかな」と思いながら終点。悔しい思いをして、電車から飛び立つ日々。たまにその人のとなりに座ると思いっきり寄りかかられるし。でもこの車両、座れる率が高いので、変えるわけにはいかんのよ。
しかし彼を毎日見ているとなんだか愛着が湧いてきて、ああ、これは恋かしら状態。いけないのが、その人がある日帽子を脱いできた時、かわいかったのよ。コーネリアスみたいだったのよ。ぎゃふーんだよ。まったく。
電車で見る人に一目ぼれ(?)なんてあの小学生とかが読むピンク色の文庫(ティーンズハートだっけ?)の世界のようで、情けない話なのですが、かなり気になる人です。満員電車の中でこういう潤いもないとやってらんねーよって話。
2003年12月08日(月)

映画DVD鑑賞記

映画の感想
1、「死ぬまでにしたい10のこと」
2、「戦場のピアニスト」

「死ぬまでにしたい10のこと」

まさに泣かせるための邦題。ポスターも可愛い感じだし。私の涙腺は弱いので(最近更にひどい)、狙った映画は見るつもりもなく、チラシさえ貰うのを避けていたのですが(笑)、ひょんなことから見てしまいました(タダ券いただき)。
感想。
一言で言えば、綺麗。キレイ過ぎる。綺麗という事が長所であり短所でもある映画ですね。
内容にも疑問は感じるのですが。
個人的な理由で、フィクションにしろ若いうちになくなってしまう人を見て、どうしても悔しくて泣いてしまった。
彼女の決めた10の事は、いろんな顔も持った決断でしたね。母親、妻、女の子、女、友人、そして娘としての決断。間違ってるといわれることもあってもそんなの23歳の女が決めた事が全て道徳的に正しくて、美しくて、完璧だったらそれこそ人間らしくない。今まで流されるように生きてきた人が自分の意思でもって行動したって事が重要なんだね。
自己満足だけど、自分の人生だからよかったのではないかとおもいます。
最後の彼女の見た光景が甘いものであったか、苦いものであったかは彼女の決めた事の結果だったんだと思う。私には両方に見えました。しっかし不倫相手の男性がかわいそうでならない。
あ、主人公の人が凄く綺麗です。かわいい。好きな顔だわ。


「戦場のピアニスト」

泣くかと思ったけど泣きませんでした。でも深く・・心に残った。
考えさせられた。
見終わった後、父と戦争について話し合った。結論はでませんでしたが。こういう機会を持つことだけでも意味のある映画です。
まるでモノのように人を殺すシーン。
人はここまで狂えてしまうのか、とナチ兵をみてぞっとした。
第二次世界大戦で日本もこのナチスドイツと同盟軍だった上、中国に同じ事をやっている、更に他の国も大虐殺の歴史はくり返されていると考えると恐ろしくてならなかった。あの姿はどんな人種だって、むしろ人間ならこんな事だってありえるってことだ。この事実だけでも、不気味だ。あとピアニストって題がつくぐらいの映画なのに、「音楽」がほとんどない。
ピアノの鍵盤を触らずに指を動かすだけで主人公の頭の中に鳴る音。あのシーンが好きだわ。
戦争時代はそんな潤いもなく、ただひたすらに生きるしかない。ほとんど音楽がない映画だから彼が音楽をどれだけ渇望していたか、観客は少しでも(ほんの少し)共有できたのではないかと思います。だから、音楽が彼の生きる希望だったと。その中で弾けない鍵盤を空中で叩く彼の表情はすばらしかったと思います。

ああ、支離滅裂な文章。ともかく心に残る映画です。
2003年12月06日(土)

日々ノオト / kica

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