milukuの日記

2010年06月30日(水) 夢の行方

最初に開きかけた扉は苦労を重ねてようやくあくはずなのに、何かの偶然で開いてしまってさあ大変。眩しくて目が眩んだら何も見えません。気が付けばあたりは真っ暗闇。どこへいっても、扉が開かない!こっちでもねえ、あっちでもねえ!何回押しても開きません。開けてよ!叩いて泣き叫んでも開きません。みんなそれぞれ見付けてひらいてるのに!
ただ、時間だけが過ぎていきました。
時間が過ぎていくと扉もドンドンなくなります。昔チャレンジした扉も今はてが届きません。
もう、このまま諦めたほうがいいかもしれない。
段々叩く力が弱くなります。諦め諦めきれず、叩いたその先に一つの小さな扉が有ったのです。
開いた扉のその先はどの扉ともつながっていました。そこは大きな大きな海辺だったのです。

思い続け早数年。艱難辛苦を乗り越えて、ようやく海辺にたどり着きました。

もう一回扉を開くのに、6年かかってしまいました。
今度は、まぐれじゃないです。


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