2007年07月31日(火)  油断

釈然としない
釈然としないな

どうしてこんなに疲れているのだろ

こんなに簡単なことなの？
思い違いかもしれない

2007年07月30日(月)  これくらいのこと

やってやろうじゃないか

雷が鳴ったり雨が降ったり
やんだり

2007年07月29日(日)  ひとりでかえる

線路沿いをぶんぶんと
手を振って歩く暑い

昼日中から夕方にかけて
七時間も寝ていた人

言葉は約束だと誰かが言っていたから
思っていないことは
絶対に口に出さないようにしたい

もう一歩踏み込んで
思っていることも
口に出さないようにしようか


（以下小声で）
もういいかな
楽になってもいいかな


どちらにしても
意味のあることなど
何ひとつ無いという
救いの言葉もあります


メロンがおいしかった
桃もおいしくなった


さよなら
饒舌なわたし

たわし

2007年07月28日(土)  あこがれる

情けないほど身体が震える
さまよい出る
こころ

しのことばはみらいのことば

私はやっぱり
ずっと
ことばを信じていたい



今日の事件。
目が覚めたら18時だった。


−−−−−

別行動の日。
私は一人でハロハロを食べました。

2007年07月27日(金)  隠れ家

うずくまって泣いているの？
朝

技術が人を幸福にする
家族のかたちはまた新しく
強く

誰にも
何にも
もう
乱されることはありません

2007年07月26日(木)  紙を折る

ひとつひとつ並べて
正しい位置に戻して

決してあなたの領域を
どうかしようとか
そういう気持ちではなくて

ただ折りたかっただけなのです

桃とトマトのパスタ

私はただ
働きたかっただけなのです


何かが終わるとき
それは誰にも
どうすることもできない

2007年07月25日(水)  信頼のかたち

気持ちをとどめておける
自分になりたいのだけれども
あまりうまくいかない

夏だなあと思いでも
まだ過ごしやすい

わりと無条件にそのままの姿で
生きていけたら良いと思うのさ

2007年07月24日(火)  夏

気が付けばいつしか

明るいので少し
戸惑ってしまう

先生のオレンジ色のスカート
私は今日も
とてもしあわせでした

つくりものみたいに
明るいことを除けば

2007年07月23日(月)  わだかまる

静かな気持ちで目覚める

外は静かな雨でも曇り

言い回しは少しあれに似てる

何とかは何とかだぜ。
悪いけど。みたいな。

脱却できない
私はその言葉を
嚥下することができない
悪意がひたひたと
身体を満たしていくような気が
する

そのことに
なぜ気付かないの


ゆうべはまるで
冗談みたいに
川の中を車が
六台も打ち寄せられてきた


ケーキと
餃子など買って帰る

久しぶりに
食卓で食事をしました

2007年07月22日(日)  百日紅の花が咲いていた

雨が降って
あがって

寝なくても平気なんだ
夕方と明け方しか無くて
いったい
夜はどこにいったんだろう

・・・・・・・・

図書館で気象の
本を借りて
そして帰った

白い花が咲いていた
雨の中で

もうすぐ夏

2007年07月21日(土)  アントルラセ！

できない！

でもしあわせだ
ものすごく
しあわせだ


私は上を目指さないけれども
（勝負もしないけれども）
上へ上へと
跳躍はしたい

2007年07月20日(金)  三十分間

「これから檄を飛ばします」

私は嬉しかったので
何も苦しくなかった
もしも可能であればそのことを
知って欲しいなと思った

そのことを知って欲しい
知っていて欲しい

だから伝える努力をしよう

私はとても嬉しかったので
何ひとつ苦しくなかった

そしてなぜかなおってしまったので
肉離れがなおってしまったので
驚くやらあきれるやら

ころんころんと奇跡が転がっている


私はそのことに感謝して
絶対に忘れないようにしたい

2007年07月19日(木)  繰り返しじゃないと思う

もう何度目かわからない
これで一件落着なのかしら

おまじないの言葉
「五十年後には」 ／ 「島で暮らしたら」


−−−−−

捨てる神あれば拾う神あり？
こっちのほうから浮上するのも
ありといえばあり
これがいわゆる神さまの指

ハック

2007年07月18日(水)  地面とひとつになりたい

なぜ忘れてしまうのだろう
どうして気持ちは
消えてなくなるのだろう

心のなかに白い
箱のようなものがたくさんある（イメージ）

でもその箱には開け口が無い


−−−−−

深夜二時
私はとても朦朧としていた

ごめんなさい
ありがとうございました

2007年07月17日(火)  途切れる

石が入っているのかと思った
おなかに

でもすぐに溶けて消えた


最初から用意をしてこなかったので帰る
本を二冊買う

何かの気配がする
気配だけがする
こんなになごやかなのに

2007年07月16日(月)  靴擦れ

おめでとうございます

赤い絨毯をつくりました
でもそのあとはずっと
ぼんやりしていただけだった

何かの音がした


−−−−−

夜。「ご夫婦で」って。あはは。
今日は何も演じない人の隣で。
いつもどおりの私。
違う人の違う演技を観て。
それはとても興味深い体験。

心はかるく。こころあかるく。
でも、足を引きずって帰る。

2007年07月15日(日)  Tホテル

家族がまるで
風景画みたいに
写真みたいに
レストランのテーブルに
おさまって見えた

私もそのひとりなんだ
私もそのうちのひとりなんだ

みんなが笑って
楽しかったなら
良かった

本当に良かった

助手席に乗るのだって素敵
私は助手席が大好き



今日の事件。
斜めがけバッグが水たまりに落ちた。

2007年07月14日(土)  別の人間かもしれない

昨日の私と今日の私は
普段のあなたと
舞台の上のあなたは

だからたぶん
何の問題も無いのでは
ないでしょうか


−−−−−

話をできて嬉しかったです

2007年07月13日(金)  不毛なやりとり

疲れたら屋根の上に
うさぎの縫いぐるみを
置きたいと思います

とても疲れました

2007年07月12日(木)  あとの祭り

金曜日だとばかり思っていたのに
まだ木曜日でした
これはいったいどうしたことでしょうか

あることを突然思いつきましたが
もう間に合いませんでした
でもあと五回チャンスがあるので
あきらめないようにしたいと思います



今日の事件。
突然カナダとスペインの区別が付かなくなった。


今日の事件。その2。
お芝居を観に行って寝てしまった。
チケットをお願いした人に次に会うとき
いったいどうすれバインダー。

2007年07月11日(水)  むりだった

たなばたのよるに
どうしようもないことはぜんぶ
おいておこうとおもって
さきはながいから
ここでおわりじゃないから
つづいていくから
おいておこうとおもって

でもむりだった

いまここだけをみるのは
やめようとおもったけれど
むりだった

さきはながい
ここでおわりじゃない


だって最後まで私と生きていくのは私
私だけなんだからできるはずだって

そう
思ったのに

2007年07月10日(火)  そう思う

地下鉄の乗り換えの駅で
このまま眠ったまま乗って
行けたら楽なのにと思った

でも降りた

ぷつりぷつりと
集中力が途切れる

それでも最後には
何とかできてよかった
最悪では無かったからまだ
よかったと
いうことだけれど

またいつか少しずつ
元に戻せたらいい

2007年07月09日(月)  思うこと途切れること

今日はいちにち
力の入らない日でした
心がどこにも
無いようで
それはたぶん
錯覚なのだと思うけれど
思い出すとその
心の無いかんじが
こわくて
かなしくて
ゆううつでした

でもたぶん
もう
取り返しがつかない

2007年07月08日(日)  鉄紺あるいは紺青

Ka と イペッキ を
永久に引き裂いたのは紺青か

私は映画を観て
本を読んで
堀を渡る風に吹かれる

コガネムシが飛んでいた
大きな管楽器の
低い音がしていた


強くない

どんなに強い人間も弱いのです

2007年07月07日(土)  何の話だろう。

その通りだと思うこと。
まったくその通りだと思います。

− 置いておくこと
− 先は長い
− ここで終わりじゃない
− 続く

「心配はそれで消える」

ある方が、こういう風に書いていた。

まったくその通りだと思います。
だから私もそうします。

先は長い。
ここだけをを見るな。

心配ってたぶん私にとっては
自分だけを見ていることば。
そういうのはもう無しにしたい。

だから置いておく。


自分を見てみなよ。
鏡に映して自分を見てみなよ。


だから置いておく。
先は長い。
いまここだけを見るな。



ちくしょう。





−−−−−


親指の付け根で踏むこと。
小指側に逃がさないこと。

そうすれば痛めない。と。

2007年07月06日(金)  あかいくつ

膝から下を切り取って
そうしたら自由に
どこへでも行ってしまって

気が済むまで
踊ってくれていい

2007年07月05日(木)  本当は掃除がしたかった

どこかへ行くべきだったのか
何かをするべきだったのか
わからないまま散漫な気持ちで帰宅

夏の夜に蛍光灯を点けると
小学生みたいな気持ちになる
だから点けない

暗闇の中で夜ごはんを食べ
横になって空を見ていたら
いつのまにか眠ってしまいました

2007年07月04日(水)  左脚の鍵

数秒のあいだに
ものすごい密度で
会話する
左側の脚の付け根と

「いける？」
「無理」
「実はいける？」
「無理」

右側はいきたがっていた
でも
左は
すごい力でロックされていて
何となく勢いでできちゃったというような
そういうことは無さそうだった

ここを超えたら
超えたら

もっと新しい（苦しい）世界が？

2007年07月03日(火)  よみがえる

稽古着で自転車なんかこいで行っちゃう

体力があるから楽しいのか
久しぶりだから楽しいのか

また気持ちが
途切れることもあるのかな
あるんだろうな

上手に休めるようになりたい
なんて
なんてきれいごと
きれいごとだろうか

飄々と続けていった結果
休まないで続けていたというのが
理想

2007年07月02日(月)  屈託など

体調が良さそう
と
言われたら
思わず
身構えてしまう

期待に応えられない
かも
しれないから
思わず
身構えてしまう

意識しないで
いる
こと
が
大切

2007年07月01日(日)  どんぐりのワンピース　再び

どうして家にあるのかしら？


−−−−−

恵比寿で。

散財する
衝撃的なことを聞く
思わず「私のせいですか」
そんなわけない


お台場で。

いろいろな人を見る
すごく座り心地の良い
椅子だった
あくが無くて
上品なところがいいな
ブレイクしてね


フランスで。

久々に良かった
大変満足しました