Mステで超盛り上がってしまったワタシは、早速電気屋へ行きリサーチ。 DVDコーナーへ行き、レコーダーはあるかと尋ねる。 プレーヤーは見たことあったが(日本円にして6000円くらい。非常に安い)、レコーダーは見たことが無かった。
1軒目はナシ。2軒目にはあった。パイオニア製の。 でも、詳しいことを聞こうとしても、誰も何もわからない。 仕方ないからブローシャーは無いか、と尋ねたら、このメーカーは販売元がどーのこーの、関係ないことを言い始めたので「要は無いんでしょ?」と言うとイエスと。 それならスクラッチペーパーをくれ、と言い、型番や金額やなんやメモってその店を後にする。 どこまでも本気すぎる女。きゃは☆
そして、次の店でもチェック。ここには、話が分かる人が居た。 んだもんで、色々話を聞く。 ここもパイオニア製。HDD内蔵80ギガで、日本円にして5万円くらいから、250ギガ8万円くらいまで。 そこまではさっきの店と一緒。ここからが怒涛の質問攻撃。
・80ギガだと何時間くらい録画できるの? ・日本には標準モードと3倍モードがあるんだけど、この機種はどうなの? ・DVDに直接録画って可能? ・ワタシ、この国の電化製品のシステムが良く分からないんだけど、このDVDウチのケーブルテレビのチャンネルに対応してるのよね? ・基本的な質問でごめんなさい。留守録機能は付いてるよね?
なんてことを。
ここの店員さんはなかなか詳しくて、概況は分かった。あとはネットで調査します、という所で、話をCLOSEした。 「Mam、いつ買う予定なの?」という質問に「ASAP!(As soon as possible)」と答える真剣っぷり。タイムリミットは木曜。にゃは☆
そして、驚くべきことに、こんな恥ずかしい行動を、ワタシは友人が傍に居るというのに行っていた。 いくらヲタとカミングアウトしているとはいえ、我ながら勇気ある行動だ。 上述のワタシの真剣すぎる様子に、友は大笑いしていた。 かく言う私も、質問の合間合間に、彼女に謝っていた。 普通なら、「時間取ってごめんね」なんだけど、今日は違った。
「もーゴメン。時間云々より、こんなワタシでゴメン!」
と。 自分でもビックリっすよ。いつも、店員とスムーズにコミュニケーションが取れたことなど無いのに、今日なんて意思疎通が超簡単で。 やっぱり、コミュニケーションとは、言葉じゃないな、知識だな・・・と感じた瞬間であった。
ちなみに、ビデオテープの存在を聞いたら、「この国では7,8年前に消えてしまった」というステキな回答を得た。 何でも、工場が全部撤収したら、売る商品が無くなり、輸入してまで売るモンじゃなかろう、という話になったそうで。
そんな状況を鑑み、この国には、テレビを録画するって習慣は無いのではないかと思う。 返す返す、ヲタが育ちにくい環境だなぁと思う。
そんな中、ヲタ大国で育った日本製の真性ヲタ(ワタシ)は、電気屋の帰りに、ヒリピン初というマンガ喫茶を見つけた。もー大喜びっすよ。 少年マンガが多いが、そんなこと厭わない。DVDもそこそこアリ。(すべらない話とかNANAとか、脈絡ないラインナップもまた楽しい)
そして店員さんはメイドさん。
ワタシ、ここの常連になろう。。。と本気で決意した瞬間だった。 きっと、お友達も出来そうな気がする。ヲ友達か。
それにしても、Mステといい漫喫といい。 ちょっと、時代がワタシに追いついてない? と友人に意気揚々と話したら「そんなに楽しそうなアナタを見るのは初めてよ」といわれた。 そーかもしれないー。こっちに来て、今日が一番楽しかったかもー。 そんなワタシは所詮ヲター。
|