【注】
色々ぐたぐた言ってますが、あくまで好みの問題ということをご了承ください。
あと「舞台大好き!」とか「まぁくん、舞台頑張って★」と思われている方は読まれないほうが吉かと。てか、読まないでください……多分ムカつかれる……にー(鳴き声弱い)。
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(ネットニュースより)
ブロードウェーの人気ミュージカル「NEVER GONNA DANCE」が日本で初めて舞台化され、V6坂本昌行(33)が主演することが15日、分かった。ミュージカルで一時代を築いた名優フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映画「スイング・タイム(邦題=有頂天時代)」の舞台化。アステアスタイルと呼ばれた華麗なタップダンスで知られる名作で、坂本が本格タップに挑戦する。
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9月16日。お昼休み。12時になってすぐ。友に電話した。
「もしもし。今、いいかな?」
「ええよー。何?」
「お知らせがあります」
「何〜?」
「マサユキの舞台が決まりました」
「何っ!?(必死)」
「……タップです」
「は?たっぷ?」
「はい。タップです」
「ぎぃやゃああーーーーー(悲鳴)」
「アメリカモノを日本で初舞台化です。2月です」
「マジで!?」
「ブヒッ☆」
(暫し沈黙の後)
「……ゴメン、すすん、その頃ちょっと忙しい、かな……」
「……偶然…だね…うすんも、多分忙しい…」
「うん、何があるんか決めてないけど、忙しいな……」
「よね……2月、何や分からんけどめさめさ忙しいよね……残念だね…」
「うん…忙しいものは、仕方が無いよね…。仕方ない……。………………てか、タップって!!!(絶叫)何や、それ!!」
「無理!絶対無理!」
「そんなモン私だって無理やわ!」
「もー、人生で『タップ』と『ディナーショー』だけは絶対無理なん!別にあるのは全然構わんけど、平行線で一生を終えたいん!!」
「私だって『タップ』と『ストンプ』だけは無理や!ステージで単音系、無理なんやて!私の人生に関わらんとこで思う存分やってくれ!」
「良かったね…わたしら嗜好が一緒で…。てか、何でタップ?」
「えらいしょっぱいモンが来たなぁ…でもマサユキ、結構上手いんやろうなぁ…。ジ☆ニとか関係ないところで評価とかされんちゃうん?」
「多分ね。しかもきっと、エロいよ!絶対エロいよ…!」
「エロいのは分かっとるって!」
「もちろん顔は陶酔で」
「髪の毛軽くかきあげて」
「腰なんてびゅんびゅん振っちゃって。エッロッ!!!」
「あぁ、もう、頭の中でジレンマとか腰とかエラーとか曲がるマイクスタンドとか、色んなモンがかけめぐっとる」
「曲がるマイクスタンド関係ないし…ってか、それ、モロMステやん」
「Mステ以外に、タップについての何の知識があんねん」
「あの時も、たまらん陶酔しとったもんなぁ。考えたら今回も、すごいんやろうなーエロいんやろうなぁ…えーマジでー!?」
「でもな、タップやで…!」
「や、行く気は無い。ってか無理。それは絶対無理」
「確かに、ずっとカタカタカタカタタップ踊り狂うわけやないやろうが」
「にしても、無理。恐らくタップ中、恥かしくて前が見れん。ずっと下向いて『無理無理無理無理』呟いとる…見ながら好きなこと言ってええんなら行くけど」
「やな。観客がウチら二人だけやったら行くな。今にもはずれそうな腰について好き放題言ったるわ。まぁ泣かしたるわ」
「まだ愛が足りんのかなぁ…。この間偶然迷い込んだサイト、画面全体に「まあくん大好き」って書いてあったもん。そのレベルにならな、タップは無理なんかなぁ…」
「ギャッ!そのページのアドレス見てみ。多分○○○やで?」
「ぎゃはははは!○○○のまぁに対する愛情はそんなとこまで!てか、違う。ってか、分かった!あそこ多分、○○○ドットコムや」
「『○○○ドットコム』?!ドメインまで持っとるんか?!サーバー○○○。さすがやなー。やっぱ、違うな!」
「コン中に追い求めて移動、感謝の気持ちを込めてヲタに一礼に続いて、またひとつ都市伝説が!『○○○ドットコム』!!」
「まぁ愛されとるなぁ…」
「にしても、みなさん結構普通に受け入れてるっぽいのよねー」
「自分、ジ☆ニの国に迷い込んでまだ一年ですので、気持ち分からないッス…。しかも、労働ビザ入国ですのでますます分からないッス…」
「ビザ入国ってアンタ…(爆笑)何でビザなん?」
「ジ☆ニ国の正式国民とはまだ認めたくないねん。認められたないしな。仮やからビザ。ところで、今のん高倉健のモノマネって気付いた?」
「気付くか!」
(ひとしきり盛り上がり、楽しい気分になったところで、ふっと冷静に戻る二人)
「……でも、タップ……」
「うん…」
「もー、無理。ホンマ無理。ご勘弁。舞台はミュージカルでギリなんやから」
「ミュージカルも、正直微妙に辛いもんな…」
「私ら、舞台のよさが分からん人間やからなぁ…ミュージカルっちゅーかストレートプレイでもうギリやわ。おなかいっぱい」
「SAY YOU〜見て、とりあえず舞台は生もの、ってのは理解したけど、それ以上は無理やし。コンサートやったら何回でも行くんやけど」
「イノも何や忙しそうやし、2月にそないなことやるんやったらトニコンは!?」
「トニコン!!!(絶叫)トニコンに行ーきーたーいー。でも、冬の時期にマサユキはタップ……10周年の年のマサユキの初仕事…タップ…」
「10周年は11月やろ?」
「でも、TOKIOは、年初めから段々楽しそうやったよ。温泉とか、フレンドパークとか、茂子の甘い声の『か・ら・す・ま』とか…」
「そっか!!10周年!!そうやん!でも、何でやろう……来年10周年やのに、ラブセンもMOBIも終わって、全く心躍るものがない」
「やから、ラブセンの後番組は「エロセン」か「オジセン」で決まりやって!てか、待って!MOBIが終わったら、もしかしてひーくん、森田さんと同じ状態に!?」
「ホンマや!!……そこでドラマやないか!ひーくんついにドラマ出演!!」
「何?火サス?」
「ハンサムマン3」
「は?」
「ハンサムマン3。2は無いのにいきなり3」
「わははははは。あの超常現象をついにリアルタイムで拝めるんやー!ってか、あんた、本当に悲しいんやねぇ。絶好調やん…」
「だってタップやで…タップ…これを悲しまずして…。その悲しみを乗り越えるには突然3にいくしか!」
「薄々気付いとったけど、本当に方向性の違い感じるわ、あの人と…」
「でも、確実にこれからこういうフィールドに進んで行くんやで?あの男は。舞台にまつわることは全て経験したい、って思ってそうやん」
「そやなー。今回も自ら望んで、くらいの勢いやもんなぁ……。ねー、今日の夜、暇?」
「うん。なんで?」
「一杯、いきませんこと?」
「そやなぁ!もう、飲まなやっとれんわサ!どこ行く?」
「あそこ行こうや。この間見つけたイギリス料理屋」
「ええなぁ!フィッシュ&チップスー!」
「もー、イギリス料理食べながら、ミッキーに思い馳せようぜ…」
「ミッキーはミッキーでも、ロンドンミッキー、ハゲやけどな☆」
「NO!ロンドンミッキーNO!NO MOREロンドンミッキー!そこはマサユキミッキーで!……ってか、タップって…。無理…(涙)」
「母様にビンタされて目ぇ覚まさんかなぁ…。母様、マサユキの背後から火打石持って追いかければいいのに」
「……母様……(笑い死)」