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2007年02月10日(土) 三藤洋子さんリサイタル

lesson de ラ・パレットでも、時々演奏してくださっていた三藤洋子さんの、リサイタルのお知らせです。
詳しくは下のページから!

三藤洋子ピアノリサイタル


2007年02月06日(火) 2月4日のlesson de ラ・パレット…

暖冬と言われているこの冬ですが、その中では割と冷え込んだ、今年最初のlesson de ラ・パレットでしたが、最初から最後まで大勢の方に聴いていただき、レッスンを受ける生徒さんも、小学4年生から、来月リサイタルを控えた留学帰りのピアニストまで…と、充実したものとなりました。

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11:00〜 ショパン:エチュードop.25-9
      モシュコフスキー:15の練習曲より第13番(as-moll)
      メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲(d-moll)op.54

12:00〜 ツェルニー30番:5番、6番
      バッハ:インヴェンション1番
      ベートーヴェン:ソナチネ F-dur

13:00〜 ツェルニー30番:11番
      ベートヴェン:ソナタ10番 1楽章

 《休憩》14:00〜14:40

14:40〜 ショパン:ソナタ 第三番 ロ短調 一楽章
      ラヴェル:「鏡」より鐘の谷
      ベートーベン:32の変奏曲 ハ短調

16:10〜 プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
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今回の公開レッスンで、私が一番強く印象に残っているのは、『音楽はとてつもなく奥が深い』という事です。

音の話を一つとっても、北川先生は、小学生にも中学生にも、もうプロといえる人にも、同じことを話されます。
もちろん、それらの要求するレベルは様々なのですが、一日レッスンを聴くことを通して、子どもの時から、どういう音を目指して勉強していくのか…が、見えた気がしました。
これは、様々な、講座や書籍などで学ぼうとしても、難しいものです。
そういう意味で、音楽の中で、一番学びにくいものを学ぶのに、この講座はうってつけだ…と、ますます確信するようになりました。

音に関しては、もう一つ、北川先生ご自身の経験から、
「音楽に没頭していると音が鳴るようになる。
 息と感動によって、音は身体の中から出てくる」
というお話が印象に残りました。

さらに、日頃の練習について、
「今の子は、早くやって1回でできるのがエライと思っている。
 でも、ピアノは違う。
 何回も弾いている人のほうが、不器用でも上手くなる。
 なぜなら、音楽のおもしろさはなかなか伝わらない。
 何度も弾くことで曲がわかってくる」
というお話には、いろいろな意味で、考えさせられました。

また、このお話の後に、来月リサイタルをされる三藤洋子さんが小学生の頃、お母様が毎日の練習を記録され、それを残していらっしゃる…というお話がありました。
その沢山の練習の積み重ねの上に今があるのはモチロンですが、その記録を、大切に保存していらっしゃる三藤さんのお母様の姿勢にも、感銘を受けました。

まだまだ、他にも、印象に残ることが盛りだくさんの一日でした。
次回は、4月8日。
お申し込みをお待ちしています。


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