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異常に早く、台風の到来である。昼間から風は強かったが、夕方より雨が降り始めた。
さて今日は、私が5年前に修了した某環境教育リーダー養成講座のプチ同窓会。静岡から関西へ帰省中のKさんと、京都在住組のNORIさん・M子・私が四条に集った。
4人だけの同窓会だったけど楽しかった!みんな同じような仕事に就いているんだけど、好きなコトで食っていても、みんなイロイロ大変なんだなあ。自分ばかりが大変であるような気分に陥りがちだったので、けっこう気持ちが軽くなった。
また集まりたいなあ。
帰省を終えた後の3日間は、まさしく怒濤の日々であった。月曜の昼に帰ってきたなどとは到底信じられない。田舎で過ごした日々が、実に2週間以上前にも感じられる。
そんなわけで、3日ぶりの休みながら2週間ぶりとも思われる本日の定休日は、<休むこと>に専念して過ごした。
2匹のネコと川の字になって昼過ぎまで惰眠をむさぼり、「笑う入試問題」(新保信長著・角川書店)のようなヤワラカ本を読んで爆笑し、久々に街に出て、MOVIX京都で「ぼくんち」を見た。何はともあれ鳳蘭の「顔力」はスゴイ。
長らく足を運ばぬ間に、新京極界隈の店は随分と看板を変えており、河原町三条の不二家も「かっぱ寿司」に。ペコちゃん人形よいずこへ。
また、この時期に多い修学旅行生も、制服より私服の軍団が目立っていた。しかし、「修学旅行生、新京極で木刀を買うの法則」は未だ不変のようである。まるで風物詩にまみえたかのごとく、思わず目を細めてしまった。
朝起きると、珍しくI氏が家にいた。今日は午後からの仕事らしく、同様に午後から出勤の私と、久々に対面で会話。
「そうだ、ホームページ読んだ?」
「おお、読んだ読んだ」
「式と披露宴、どうする?」
「う〜ん、どうしよっかな〜」
「じゃ、返事ちょうだいね。メールで。」
そして出勤しようとすると、I氏最後に一言。
「あんまりオレをネタにするなよ」
・・・そんな・・・何を今さら・・・。
このホームページの愛読者人口密度が濃い我が職場では、日々「実物のうどんちゃんが見た〜い」という話題の次に「キミはナマI氏を見たことがあるか?」という話題が席巻している。おそらくI氏は、果報者人気キャラランキングの上位に位置する存在だというのに・・・。
結婚生活たかだか3年目の私に、「結婚生活」を偉そうに語る資格はないと思う。
しかし、同居しているにもかかわらず、帰宅時間・就寝時間・起床時間・出社時間のすべてが微妙にずれ、ほとんど顔を合わせることのないI氏と私ってどうだろうか。
いや、こんな夫婦ならいくらでもいるかもしれない。
でも、夫が妻の生活ぶりを妻のホームページを知り、その感想を携帯にメールしてくるという関係はいかがなものか。
そんなわけで、I氏にこの場を借りて告ぐ。
「Kの結婚式、式・披露宴から出席する?それとも二次会だけにする?」
返事はメールでな!
早朝の新幹線で京都に戻る。京都の空は雨模様。机の上は「仕事せいよ」とばかりに書類が山のよう。受信メールはまるで津波のよう。
深夜に家に帰ると、手術跡も痛々しいちくわちゃんがスリスリしてきた。しばらく見ないうちに巨大化した気が・・・。
朝、軽井沢某所の、某大企業の某元会長の別荘なるものを見学させてもらった。
午後は、地元の友人Nちゃんの家に遊びに行き、夫君お手製のパスタに舌鼓を打ち、ラブリー愛娘Yちゃん(3カ月)の柔らかい頬の触感を楽しませていただいた。
さて、前述の「別荘」、いわゆる会社用の「迎賓館」なんだけど、贅を尽くしまくった超広大な邸宅である。敷地は何万坪スケール。んでもって敷地内に一級河川が流れているし、その水を引き込んでお庭にしているし(水利権なんぼやねん)。
調度品も、ガラス製品は全部バカラだし、ナイフ・フォークは銀製品だし、西郷隆盛の自筆の書やら横山大観やらの掛け軸がシレッと吊るされているし、何気に置いてある竹細工とかも人間国宝の作品だし。
で、壁面の内装は、全部「絹布」なんだけどさ、軽井沢って湿気が多いからカビが生えるんだって。室内にベンジャミンやら胡蝶蘭を配しているけど、亜寒帯の軽井沢の気候に合わないから植え替え・交換は必須だし。管理者は「維持が大変なんですよ」と言っていた。そりゃ大変だわなー。
こういう、地域の気候を無視した建築物ってどうなんだろうね。贅を尽くした建築なら、京都こそお膝元だけど、気候を無視した建築というのはほとんど見かけない。むしろ、「家の北側の柱は山の北斜面の材木を、南側の柱は南斜面の材木を」等、家を長持ちさせるため、狂いの少ない資材を厳選している。
資産を見せつけるような調度品も、京都の名所旧跡で数多く見るけど、京都のモノは古い分、悪趣味な中にも歴史を見て取ることができる。「うわ〜金閣寺だよ〜マジ金ピカだよ〜」と嘲笑しながらも、それを室町時代に建てちゃった権力者がいるという事実が、人をして「人間って何だろうねえ・・・」という一種の感慨に至らせるわけである。
地域の自然条件を無視し、ただ金にモノを言わせぶっ建てた、たかだか築20年の邸宅。管理者たちは、客のいないときは、グラスやナイフ・フォークや碁石を磨いているそうな。そして、壁にカビが生えれば修繕し、南国の植物が枯れれば入れ替えて、台風で川が荒れた後は庭の回復作業に追われている。
VIPやらセレブやらは、金に飽かせて「自然の摂理」「人間の知恵」なるものをバカにしたような、こんなしょうもないもんをヨロコブのか?
ま、私には縁遠いながらも、そーいう世界が現存するのねーということを学ばせていただき、実に勉強になりました。世界観が広がった気がするわね。1mmくらいだけど。
今日も軽井沢で1日を過ごした。朝は「白糸の滝」までドライブ。斜面のカラマツ林の深緑に、谷筋の広葉樹林の薄緑色が映えて、5月の軽井沢を堪能。
午後は某ホテルでAさんの結婚式。旧友Yさんにも再会し、旧交を温める。
その後しばし「西武買い物天国」もとい「軽井沢プリンスショッピングセンター」を徘徊。駐車場は県外ナンバーで満杯。そして目立つのが「犬連れの客」。「どうする?アイフル」を契機に純血種洋犬が流行しているのか?超小型アイフル犬・小型モップ犬・大型猟犬まで各種取り揃えているわいるわ。もうお犬様天国。
でもって「白糸の滝」でヒモつけてない茶色い中型犬が目の前を横切ったときには、サルと見間違えてビックリしたぞ。
軽井沢をウロウロとした。旧軽井沢は、平日だというのに混んでいた。軽井沢駅の南側には巨大アウトレットモールがあるのだが、土日ともなると滅茶苦茶混んでいるらしい。
軽井沢は、すべてのものが東京価格なので、食べるものも高いし、コーヒー一杯も高いし、駐車場もカネを取る。軽井沢のことは、昔から「東京の人が、東京のモノを、東京より高い値段で買う場所」と認識していた。久々に来てみたが、相変わらず何か居心地が悪い。ここは軽井沢という名前なのか?西武という名の町ではないのか?
でも、でも、軽井沢の自然はやっぱりいいんだよなあ。ついつい心が洗われてしまったぞ。
本日より帰省である。昼前の新幹線で京都から名古屋まで出て、その後「特急しなの」で長野市へ向かった。長野市からわが郷里へは、さらに電車を乗り換えて1時間ちょっとかかる。長野駅で電車の待ち合わせが結構あったので、7年に1度の大行事である「善光寺御開帳」を見に行くことにした。
駅前から善光寺の門前まで100円バスがかなりの頻度で運行しているため、ものの10分で善光寺に到着。平日だというのに、参道は参拝客でごったがえしていた。
あまり時間がないので、とりあえずお賽銭を投げて、家内安全と無病息災と商売繁盛を足して3で割ったよーな曖昧な祈願をし、おみくじを引いたら末吉。
そして参道の店をひやかしつつ、「みそソフトクリーム」を食べようか食べまいか悩んでいると、なんと目の前に、いつも京都でご一緒しているHさんが!!「Hさん!?」と声を掛けると向こうも相当ビックリした様子。「Hさん!?」「あっ!」「えっ?」「あの。」「はっ。」「日曜の北山ハイキングお疲れ様でした!」・・・などと、驚きのあまり、長野で話す必然性が全くない会話を交わしてしまった。何でもツアーで京都から長野にいらしたとか。いやー、どこで誰と会うかわからないね!悪いことはできないっス!
昼より、東京からの修学旅行生を連れて大文字山へ行く。この「副業」もすでに6年目に突入しているが、今年はほとんど「現場」を踏まず裏方に専念してきた。しかし今日は合計70名の受け入れだったため、2コースに分け、1コースの現場を自ら担当した。
昨日の関西地方は大嵐だったのだが、本日はそれをものともせず晴天。生徒のノリがよかったということもあるのだが、スタッフたちが大健闘してくれたため、とても充実したプログラムとなった。振り付けもバッチリ決まったし・・・(何のプログラムやねん)。
何より生徒たちが「全部楽しかった!」と満面の笑みで言ってくれていたのがうれしい。仕事の後の「銀閣寺アイス(※)」は格別の味であった。
(※白川通今出川下ル東側の店で売ってる昔ながらのアイス)
明後日から帰省する。明日も副業で山登りのため休みである。
でも、いろいろとあるのよねー。残務が。ま、いっか。残務の山は、新人AさんOくんにドドーンと預けて休暇の日々に突入だい!
2003年05月19日(月) |
運命の日がやってくる |
愛猫「ちくわ」の去勢手術日が、5/25(日)に決定。
この日を境に、どんな変化が起こるのだろうか・・・。
勝った!勝利した!!ビクトリー!!!
今日は、以前より楽しみにしていた北山ハイキング。数日前まで、天気予報は「降水確率50%」「曇りのち雨」だったが、見事に晴天を勝ち取った。晴れ女タケハナの勝利!!
(雨男Iくんが体調を崩し、参加できなかったから晴れたという説もある)
さて、今日のハイキングは、左京区花背の「山村都市交流の森」の中を、3時間ほど歩き回った。
一見、このエリアの森は、スギやヒノキが植林され、単調でツマラナイ植生に見える。しかし、講師の植物博士・片山雅男さん(夙川学院短大)の口からは「これはモミ」「あれはツガ」「それはミズナラ」「これはタムシバ」「あれはギンリョウソウ」「それはアセビ」・・・とマシンガンのごとく植物名が繰り出される。「むちゃくちゃたくさんの種類の植物があるやんけ!」とビックリした。
そして、尾根筋、斜面、谷筋の植生の違いを説明していただき、森全体の植物について「なぜその植物が、そういうふうに、そこにあるか」ということに合点がいった。
そんなわけで非常に学びの多かったハイキングなのだが、自分のノートに一言記されたメモが
「アザミは食える→火にあぶってとげを取る→おひたしにする」
だけだったことが我ながら不思議でならない・・・。
深夜に帰宅すると、愛猫ちくわに「赤紙」が来ていた。
差出人は獣医さん。
ちくわ君(オス)が、「オス」でなくなる日も近い。カレは現在8カ月。夜中に「ぅおにゅあ〜ん」と奇声をあげたり、うどん姉さん(メス・4才・手術済)に飛びかかったりする毎日。
帰宅時、同僚You氏・O氏と「一緒にご飯を食べて帰ろう」という話になった。そして、4月28日に「カレー間違え事件」(掲示板5/1欄参照)が勃発した某カレー店に入ることにした。
「カレー間違え事件」をご存じない方のために補足すると、去る4月28日、私とYou氏はこのカレー屋に入り、私は「エビカツカレー」、彼は「モツ煮込み納豆カレー」を注文した。You氏のもとにはつつがなく注文通りのカレーが運ばれてきたのだけど、私のもとにはまず「エビフライカレー」、次いで「フィッシュフライカレー」が運ばれてきて、3度目でやっと(店長の謝罪とともに)所望の「エビカツカレー」が運ばれてきたのである。
あれから2週間以上経った今日、あの日の度重なるカレー取り違えの「犯人」であった、あの若い研修生のバイトくんはいるだろうか・・・。果たして注文のカレーは間違えずに運ばれてくるのだろうか・・・。私たちは高鳴る胸を押さえつつ店のドアを開けた。すると、目の前にいるのは、あの日の研修生のバイトくんだった。
その瞬間に、意地悪かそうでないかと問われればどちらかというと意地悪といえなくもない私とYou氏は、「エビカツカレー」「モツ煮込み納豆カレー」を注文することに決めた。そして、バイトくんが注文を聞きにくるのを楽しみに待っていたのだが・・・。
結局、ベテランっぽい女の子が注文を聞きに来て、その後も間違いは起こらず、つまりは「カレー間違え事件」は再発しなかった。
そして、私たちのテーブルの担当にはならなかったものの、例のバイトくんは2週間前とは見違えるほどの成長を見せていた。テキパキと皿を運ぶ姿、お客の注文をハキハキと復唱する姿・・・それらは、2週間前には右も左もフライもカツもわからなかった少年とはまるで別人であった。
そんな彼を見ながら、自分が初めてアルバイトをした頃のことを少し思い出した。そして少し暖かい気分になると同時に、「意地悪しようとしてゴメンネ」と心の中で謝ったのである。
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でも、もう一回くらい試してみようかな・・・。エビカツカレーとモツ煮込み納豆カレー・・・。
昨日・今日と終日雨。そして明日から天気は持ち直し、その後日曜日に崩れるとのこと。
「日曜日に崩れられると困るんだよ!長引け今夜の雨!晴れるな明日!晴天を日曜へと押し出せ!張り出せ!高気圧!!!」
スポーツ観戦なみの熱気と興奮で、天気予報を見る私・・・。
次の日曜日、18日は、仲間と北山へハイキングに行く予定。しかし天気予報は雨。
ところで(何度か書いたことがあると思うが)、私は超・晴れ女である。ここ数年、野外で環境教育プログラムを実施する機会を数多く持ってきたが、雨天だったのは一度きり(それも「小雨」レベル)。あとは、降水確率80%にもかかわらず実施10分前に雨が上がったり、実施中は晴天で終了直後に空模様が崩れたり、とにかく、こと天気に関しては強運を誇ってきた。
天気予報によると、明日14日は曇りのち雨、その後15日は雨、16日は晴れ、17〜18日は雨、そして19日は曇りとのこと。
どうにか今夜中に雨を降らせ、この天気予報を前倒しできないものだろうか・・・。そう、明日14日は雨、15日は晴れ、16〜17日は雨、18日は曇り・・・というように。
そんなわけで、現在夜空に雨乞いの念を送信中。
少し前から自炊に目覚め、一応がんばっているつもりなのだが・・・。
弁当づくりはすごい勢いでダメ化しており、ここ2日は連続「納豆弁当」(ごはんだけを弁当箱に詰め、納豆をパックごと持参)。おかずは冷蔵庫に常備してあるのだが、温めて皿に盛ったり、弁当箱に詰めたりする暇がない。
そんなこんなで、毎日「ごはん」「みそ汁」「納豆」「果物」のヘビーローテーション状態。ついに今日、先日つくった肉じゃがとにんにくの芽の炒め物が、酸っぱいニオイを発し始めた。まだ半分も食べていないのに・・・。
さらに、こないだ夜中にスーパーに駆け込んで購入したネギも、見事に溶け始めた。
そんなわけで、買い物する量や調理方法の再検討を迫られている。でもって自炊を始めたおかげで、「微生物が活性化する季節やなあ」と、季節の変化に少し敏感になったかもしれない・・・。
数日前、嬉々としてハーブの植え替えを実行した私。各種の堆肥を組み合わせ、3鉢のオリジナルブレンド土壌を開発したというのに・・・。
本日読んだ本によれば、「ハーブは肥料を与えすぎると香りが弱くなる」となむ。ががーん!手厚く、この上なく豊潤な環境を用意したというのに!!
ちょっとヤセてて乾き気味の環境にあるほど、ハーブも「ちょっとガンバったろかい!」と持てる力を発揮するのでありますね。これって人間と一緒?
最近スイミン時間が足りていなかったせいか、昨日は迫りくる睡魔に勝てず、午後4時に「ちょっと仮眠を・・・」とフトンに体を横たえたのだが・・・(「テンピュール枕に頭を沈めた」とも表現できる)
目覚めると、本日の朝6時であった。14時間も寝てしまったせいか、朝から頭が重かった。
ところで今日は、当コーナー愛読者のM澤さんとお会いしたのだが、M澤さんが、別れ際「早く日記更新してくださいね。絵入りで」と言い残して去っていった。
うう・・・短刀が心臓を突くがごとくのスルドい一言だ・・・。