えがにき
DiaryINDEXpastwill


2002年08月19日(月) 『タイムマシン』The Time Machine

土曜日の夕方、カップルが多い。斜め前に人が座っている、くらいの混み方。

私は時間ものには弱い。胸ぐらを掴まれてぐぐっと考えさせられる。それがたとえ『ドラえもん』だとしても。

『アインシュタインの夢』(epi文庫)という本があって、そこには30種類くらいのいろいろな時間の流れがそれぞれ短編として書かれています。あのアインシュタインが観た夢、として書かれたフィクションの小説です。わたしはとてもどきどきしながら読んでいて、読み終わるのが勿体無いので読みかけのまま置いてあります。

で、この『タイムマシン』映画、なのですが、観ていて鳥肌が出るほどの映像が一ケ所ありました。それこそぞわぞわして素晴らしかったです。そこの部分は映画館で観て良かったと思わせる良さがありました。

退屈な部分もあまりの事に笑いそうになる部分もありましたが。
80万年後の地球、にも驚きましたが。

ストーリーについては原作の小説を読んだ方がいいと思います。たぶん。


2002年08月17日(土) Ice Age

久しぶりの友達と『アイス・エイジ』(吹き替え版)を観る。土曜日のお昼頃。子供連れがほとんど。この時期にしては、かなりガラガラ。

2万年前くらいの設定。氷がたくさんあるので、観ていて涼し気なのではないかという期待を持っていたが。涼しくない。

映画館がレトロなあまり冷房が効いていない(うちわが必要)。映画館がレトロなあまりイスがギーギー音をたてる(動かないことが必要)。映画館がレトロなあまり隣の上映作品の音がもれて聞こえてくる(気にしないことが必要)。これらは仕方がないとしても、映像が色褪せていてボケている、ということはあんまりなのではないかと。

何でも食わせておけばいいってものでもないでしょうに。毒だったら食わん方がまだましです。子供がこんな酷い色で映画観ていいわけ無いと思うんだがね。子供にはいい色を見せてあげてほしいのよ。大人はいいけど。気がつかない大人はそのまま観てればいいし、気がつく大人は観るの止めることができるんだから。経営が苦しいのだろうと思うが、早く何とかした方がいい。


子供達は時々笑い声をたてていたので、それなりに面白くはあったのでしょう。




2002年08月11日(日) 『スチュアート・リトル2』Stuart Little 2

「話のできるねずみ映画」の第2段。

『アメリ』ばりにきっちり作られてできているその世界の中で、話のできるねずみ(スチュアート)が家族と暮らしている(次男として)。家族といっても、ねずみの、ではなく、人間の、であって、ニューヨークはマンハッタン!の高層ビルの合間に建っている一軒家の中で、良く考えればありえないその物語はしっかりとそこで息づいている。すごい。そんな家のドアをあけると目の前の道路を黄色いタクシーがガンガン走ってゆく。スゴイ。ねずみが鳥に恋をするという。凄い。赤いオープンカーで人のガンガン歩いている歩道を走っているというのもやっぱりすごいのだけど。学校に通っていて友達を欲しがっている様子もねずみなのにリアル。すごいといえばキリが無いが、それがすごいと感じさせないようにできているのが実は見えないところのたくさんの作業のたまものだろう。

何にも考えないで一番後ろの席でタラリと観た。
比喩としてみたり、深く考えてもそれはそれで観る事が出来て楽しい。

字幕なのに前の席のちいさい子笑って観てたけど、漢字読めたのか?
そう思って観てみると、動きだけで笑えることに気がつく。


猫目当てのわたしとしてはちょっと出番が前回より少なくて残念。



映画館を出るともわりとした暑さに包まれる。

勘弁してほしい。バテバテやねんワシ(急におやじ化)。
肩こってるねん。背中もバリバリ凝ってるねん。
暑さでおかしくなりそーやねん!ぐぁー!(と、火をふく)

暑いというそれだけでも疲れます。
ましてや仕事が立て込んでいたり色々あればなおさら。
無理しないで自分を休ませることも大人の行動として大切ですが、無理している最中には、無理していることさえも気付かなかったり、認めたがらなかったり、感覚が麻痺していたり。気をつけましょうね。暑さの中皆様もお大事に。


さかなみち |MAIL

My追加