徒然なるままに…
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三浦綾子の『塩狩峠』を読んでいると、前に読んだことがあるように思える箇所がところどころ出てくる。 学校の教科書にでも載ってたのかなと思ったけど、しばらくして気づいた。 『新潮の100冊』に入っている本だからだ。 CD-ROM版新潮の100冊をデータとして使っていたから、部分的に読んだことがあったんだ。 (データとして使うなら、全部読んでおいた方がいいんだけど…。)
まだ3分の1ほどしか読んでいないけど、するする読める。面白い。 今日は着物を着て疲れたから、ひさしぶりにお風呂のお湯に浸かりながら続きを読もう。
今年は私にとって大きな節目の年。やっぱり色々変化があるもんだなあと思う。 今年ももう半年が過ぎて、本当にたくさんの出会いがあった。 そのうちのいくつかは私の人生の中で大きな意味を持つであろう人との出会いだった。
短期的な幸せと長期的な幸せって両立するんだろうか。 人間いつ死ぬか分からないんだし、と思えば短期的な幸せに目がいきがち。 将来のために今頑張ろう、と思えば短期的な幸せはさておき長期的な幸せに目がいきがち。
将来が思い描けない(というかこれから引っ掻き回そうとしている)私はどちらにも行くことができなくて、 幸せになることから逃げている気がする。 この臆病な性格はどうやったら改善されるんだろうか。
毎週大阪の南東(奈良との県境)辺りまで通っていると、梅田が非常に近く感じる。 家から1時間ちょっとで着くから。 しかも京阪を使えば出町柳が始発なので必ず座れる=本が読めるor寝られる。 しかししょっちゅう大阪に行っている割には大阪的なものを何も食べていない。 そして奇麗になったJR大阪駅も未だに未開拓(絶対迷子になるし)。 いわんやグランフロント大阪をや(一人だと絶対行かない。誰か連れてってくれ。ていうか何があるの?)。
8月末から9月初めの3日間、東京でみっちりとセミナーを受けられることになった。 一流の研究者の指導を無料で、しかも少人数で受けられるという素晴らしいセミナー。 勉強を始めてまだ日が浅い私は受講者選抜で落ちるだろうなあと思っていたら、あっさりと受講の許可が出た。 必死さが伝わったのかしら、、、。
本気で何かをやりたい!と思っているときって、環境に恵まれる気がする。 (やりたいことに関する情報に敏感になっているし、あらゆる人脈を使うからだと思うけど。) でも環境に恵まれるということは同時に、自分の知識・経験のなさを環境のせいにできないということでもある。 環境に恵まれているのに身に付かないとなれば、それは全て私自身の責任。言い訳できない。 私が自分自身を追いつめてしまうのは、環境に恵まれすぎているせいもあるんだろうな。 贅沢な悩みだけど。
ある人の誘導尋問が笑ってしまうほど素晴らしかった。 段階を追ったいくつかの質問に答えていくと、いつの間にかたどり着くべき最終的な答えを言っているという。 自分で答えを言いながら、「あっ!」と気づく。
久しぶりに、(手助けはあったにせよ)何かを発見することの喜びを味わった。 新しい経験をすることはつまり、新しいものの見方を身につけること。 世界は見方次第でいくらでも変わる。 見方を知らない人には見えないものが見えるようになる(オカルト的な意味ではなく)。
教育において、教師が答えを教えてしまうのは簡単だ。 けれども、教師が自分を押さえて、いかに生徒に自分で気づかせるかというのがかなり重要だと思う。 私もそういう教え方ができるといいなあ。
人間関係で色々と蒔いた種。 ゆっくりと育っている。
ベルリンフィルの『韃靼人の踊り』。 ゾクゾクした。いつか生で聴きたい。
調べてみたら、ベルリンフィル、今年の11月に来日公演がある! (残念ながら『韃靼人の踊り』は演目にない) 関西は大阪公演と西宮公演。 しかも来週末チケット一般発売開始。 西宮公演の会員先行予約は高い席しか残ってなかった(S席4万!)。
公演日は母の誕生日の近くだし、チケットプレゼントして母と一緒に行こうかなぁ。 まあすぐに売り切れるだろうから、取れたらラッキーぐらいの気持ちで。
昨日、何年ぶりかに出町ふたば(和菓子屋)の豆餅を買って食べた。 なんか、、、美味しくない(一応美味しいことで有名なんだけど)。 豆、餅、餡のバランスがどうにもちぐはぐで。 まあでも豆が入っていなかったらもっと美味しいはずと思った時点で、単に私が豆餅が好きではないという可能性が高いんだけども。
どこかに遊びに行きたいなあと思いつつ、行く場所が思いつかない。 だからインドアでストレス解消している(というより現実逃避か)。 主に本と映画。
【最近読んだ本(一般書のみ)】 ・吉本ばなな『キッチン』(二度読了) ・万城目学『鴨川ホルモー』(今更感漂う。再読なし) ・E. ネズビット『砂の妖精』(小学生の頃読んだ本。たまたま手に入れたので懐かしく再読) ・米原万里『オリガ・モリソヴナの反語法』(先週読了して現在再読中。米原万里の著作は制覇する勢い) ※最近、読む価値がある/きちんと理解したいなと思った本は時間を空けずに二回は読むようにしている (一回だと必ず読み落としがあるので)
【最近観た映画】 ・『ブラック・スワン』(痛々しい。一度で十分かな) ・『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』(パロディなので、元になっている007を観ていない私には面白さが理解できなかった) ・『フォレスト・ガンプ』(抜群の安定感) ・『屋根の上のバイオリン弾き』(過去に一度途中で挫折したけど今回は最後まで観た。良い!もう一度観なければ) ・『不思議惑星キン・ザ・ザ』(ロシア映画。悲壮感漂う。何年後かにまた観よう)
忙しいはずだけど、意外に色々節操無く読んでるし、観ている。 今再読している米原万里の本を読み終わったら、安部公房の『箱男』を読む。 あと映画は、何年か前に一度観た『薔薇の名前』をもう一度観る。
今日は補講だった。土曜くらい休みたいけど仕方ない。 やっと長い1週間が終わった。
3月末くらいに治まった背中の痛みが復活しそうな不穏な気配がする。 時々痛いし、違和感がある。 明らかにストレス。 授業準備で思うように研究ができないのが一番の原因か。 (しかし研究ができないのを授業準備のせいにしているだけじゃないのかという気もする。 それなら単なる甘えだ。限界はあるにせよ時間は作ろうと思えば作れるものだから。)
まあでも今日はもう研究する元気はないので、映画を見ることにする。 何年か前に一度見た、『不思議惑星キン・ザ・ザ』。 最近私の生活はロシア率高いな。
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