みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2004年07月23日(金) チェブラーシカ!

はろーはわゆーう!!
疲れきっていたらしく、昨日は9時とかに寝てしまったらしい縞田みやぎです。
(記憶がない)
そしたら今朝、メメ太に、布団の横に積んであったダンボール箱(重)を身体の上に崩される、という
ナイスな起こし方をされた縞田みやぎです。
(しっかり記憶にある)
メメ太はとりあえず隅っこに追い込んで「ウラアアアアアアアッ!!!」と
脅しておきました。
嫌われたかしらん??

せっかく目が覚めたので、昨日の分の日記を書く。

昨日(7月23日)も引き続いて実技研修でした。
専門の図工・美術の研修だーわーい嬉しいな久しぶりだ嬉しいなーと思ってたら、
おととしに受けた特殊教育センターでの教材教具研修と同じ講師先生で
講義内容も同じでした。
要するに人材不足してるんやなあ…。
新聞紙で紙粘土作ったり、ビニルカップでプラ板工作したりしたよ。
普段自分のとこでもやってることだったのでちょーっとつまら(以下略)
まあ、身体を動かして活動するのは嫌いでないのでいいのだけどもよ。
昼は、別の講義に出席していたらしい同僚となにやら愚痴り大会になったり。
どこのTTも大変ねえ…。
何が大変って、物事をきちんと能率よく進めたり、本質について深く考えたりする習慣が
身につかないまま中堅の年齢層になってしまった人間くらい、
使い物にならないものはないのじゃ。
(言い切る)
あと、陰口は言うがミーティングで発言しない若い人ってのもイヤだなー。
報告せねばならないこと検討せねばならないような公的なものと、
「あの人に言ってもなー」と感じる自分の私的な側面とを、
混同してはいけないと思うのだ。
プライベートでは「言ってもわからない人間には言っても無駄」と公言している僕ですが、
仕事の場でそれをやるのは単なる「サボり」だと思うので、しません。
午後は講演会だったのだけど、半分がた寝てしまった…。
とっても素敵な内容だったのにー。
講義がつまらなくて寝るってのは学生時代までだわね。
その後は、楽しめることを見つけながら聞けるようになったので、
よっぽど疲れていない限り、寝ることはなくなりました。
物事を「つまらない」ってのは、「楽しめない」だけで、
自分の側に足りないってだけのことだと思うようになった。

あとは妹ーずとままんと一緒にヨドバシカメラひやかして。
おされ店でウインドーショッピングとかして。
女連中で街をだらだら歩くのも楽しいなあ、とか。

あとはーおうちに帰ってきてー
くまうたで遊んでーばんごはん食べてー
なんだか知らない間に寝ていました。



2004年07月22日(木) はうあばうとゆーが思い出せない

実家からこんにちは縞田みやぎです。

今日と明日、実家のある方の街で研修があるので、土日も含めてプチ帰省。
雑多な仕事はほとんどがんばって終わらせてきたので、ちょっとのんびり。
特殊教育に関しての実技研修なのです。
「こんな授業いいですよ」というような内容の、体を動かしながらの活動なんて、
まるで現役で学生やってた頃みたいだ。
てか研修場所が母校なので、いよいよ学生気分。
しかも服装がジャージなのでますます。
まだ25だから、学生主張してもまだ許される?
普通にサークル勧誘されたりしてみました。
ちょっぽしだけ嬉しかった。

んでも学生さんはそんなに好きでないです。
いろいろと。

実家のPCはなんだか操作が難しいです。
すれいぷにるってなあに。
あとジャバスクリプトが切ってあるので、いろいろなものにサインインできません。
メールとか見られないでござまー!
くすん。
自分が今まで無意識に使ってたものが、実はジャバスクリプトの産物だったのだと、
いまさらながら気づいてみたりした今日このごろなわけなのですよ。
いやん無自覚なインターネッツ!!
んでもエンピツとmixiはできるのよね。
さすがに、人様の環境なのであちこち見て回ったりは自粛しておりますが。

実家の猫(正確には兄の猫)は抱っこが嫌い。
でも、ベランダを抱っこして散歩するのは好き。
なので暇を見て、抱っこ散歩をたくさんしてあげようと思う。
快の刺激としての条件付けをするわけですな。

一緒に楽しいことをしましょう。
一緒に楽しいことをしましょう。
いろいろなできごとが、痛みではなく、あなたのそばにありますように。



妹(中1)の英語の宿題を見てやってた。
「How about you?」が、思い出せなかった。
人として社会人として25歳として教師としていけないと思った。
あああああああああ…。



2004年07月21日(水) 真夏のクーフーリン(しりとり 3)

あーがーずんだー。
(掛け声)
あーがーずんだー。
(夢と希望の)

最近日記を書いていないのは,書類作業がきーって感じになってるのと,
上司のあんまりにもあんまりなアレに毎日きーって感じになってるので,
ちっとも書く気がしないからです。
あー仕事行ってこよう。
夏休みだー。
夏休み勤務はやる気が起きないー。

夏休みの仕事を自分の机上でやるためだけにノートPC買おうかしら。
職場の共有PCが空くのを隙を狙って仕事するの疲れてきたわ。
かちゃかちゃ打つたびに,隣の人が「うおっ速っ!!」て毎日言うのも。
ストロークは分間150〜180,調子よくて200くらいです。
普通だと思うんですが。

おうちに帰ってきたら,しりとりの3をアプします。
しりとり→りんご→ごりら→らいきゃく→?
何かリクエストとか,どぞ。夏だし。
「く」だよ「く」。

クーフーリンとか無理だから!!





しりとり 3

ごりら → らいきゃく





僕の家には来客がほとんどない。
家が散らかっているのと,そもそも人に自分のスペースに立ち入られるのが好きでないので,
めったに人を入れないのだ。
人の自宅に遊びに行くこともほとんどない。
これはまあ,近隣に親しい友人がいないのが要因だろうなあ。
職場の人間とそういう友人付き合いをする気になれずにいる。
外で遊ぶ分にはいいのだけれど。

パーソナルスペースというのは僕にはとても重要なものらしい。
僕は7人兄弟9人家族という,ふくらみのある家庭で育った。
よくテレビでいわゆる大家族モノを見ると,「なんもかんも一緒」という風情だ。
一緒に行動し,共同で使い,どれが誰,いつが誰という区別はあまりなく,という。
でも僕の家は個人所有のものは尊重するという考えでやってきたものだから。
それはまあ一面として,余裕があったからできたとも言えるのだろうけれども。
それを端的にあらわしているのが「個人の板」だろう。
個人ごとに机を確保できるようなスペースはないが,
例えば食事後のテーブルにみんなで集って各自の仕事をするのは圧迫感がある,という問題を
解決するために考案されたのが「板」。
棚板や,ほどよい大きさの合板が使用される。
各自の専用の板(記名)があり,それを座った膝の上に乗せて,そこで勉強やお絵描きをする。
場所は各自のその時の気分で,持ち歩けるから気楽。
板を借りる時には持ち主に断るというルール。
また,最低限,各自の個人所有の荷物を所蔵しておくスペース(引き出しとか)はあり,
そこは許可なしには決して触れてはいけない。
漫画も勝手に読んではだめ。
「個人のものは個人のもの,勝手に扱ってよいものではない」というのがうちの家訓。

互いは全て,客である。
「わたくし」でないものは全て外のものであり,やってくる「客」なのだ。
モノの話をしているのではないのは,途中からすでに明らかだった。
個人のよろこびもいかりもかなしみもさいわいも,
それらの裏づけとなるあらゆる背景と体験と経験とすでに用意された回路と。
それらはすべて個人の財産であることを忘れてはいけないのだろうな。
ディスコミュニケーションの話をしているのではない。
大体にして,「ディスコミュニケーション」などという単語を簡単に使うことは,
なんだかだらしがないなあと思っている。
自分の感受性くらい自分で守ったらどうなのだ。(by茨木のり子)
それらの財産がそこに存在すると知るということと,
勝手に値踏みをしたり,踏み込んだりしてもよいということを取り違えてはいけない。
僕のかなしみは,よろこびは,言葉は,
僕のかなしみとよろこびと言葉なのだから,
ねえ,ごめんね
君にわからせてあげられない。
ちゃんとわからせてあげられない。
ごめんね。
だから僕たちはいつも,最大限の推測をする。
互いの客であるわたくしたちが,せめて,互いに精一杯心地よいように。
距離感を計り,需要を計り,供給できるものを計り,そして自分も守り。
来客を,もてなす。
僕は君を好きだよ。
だから言わないことも訊かないこともあって,ごめんね,でも僕は,
それでいいと思ったんだ。





来客とずさんな回答



電灯のスイッチが見当たらなくて
君の顔が見えませんでした
夕暮れで 僕は
君に飲み物を出したろうか
僕は君に 飲み物を出したろうか
それはもう三日も前のことだったろうか と

オーガンジーが幾重にも
君の好きな音楽とのあいだに
耳を置きましたか 
あるいは 活字でしたか
一晩を越える 寝台車のように
僕たちは今日も
ふたごにはなれませんでしたか

音楽をかけてください
音楽をかけてください
君の好きな音楽をかけてください
できれば 僕も知っているようなのを
あるいは君のいっとう好きなものを
あるいは

むらさきいろに日暮れていく から
そんなにも器が かわくなら
おかあさんは 帰ってこいって 言ったんです

部屋の中にはもう先から
やたらに砂や食べこぼしが あって
僕は
寝室に草花を生やして
きっと うるさくてうるさくて眠られない

そうした さいわいの夜を 思いました



2004年07月13日(火) しりとり 2

りんご → ごりら



アクティブなゴリラを肉眼で見たことはない。
画面の中の野生はそれなりの様子なのだけれど。

それこそ幼児の頃からずっと行っている地元の動物園があるのだが。
20年以上前からいる彼は同じ彼なんだろうか。
違う彼なんだろうか。
僕はそれを見分けることができない。
きっと今,檻の中にごろごろとしている,牝と雄の二匹ですら,
動物園を一周して戻ってきて位置が変わっていたなら,見分けることができない。
人はおサルから進化したのですって。
でも,ねえ,君と僕はずいぶんと違うのだね。
僕は君をきっと見つけられない。
君は僕を見たりもしない。
ゴリラの視力ってどのくらいあるんだろう。
ゴリラの聴力ってどのくらいあるんだろう。
ほとんど群体に見えるだろうこちら側を固体識別できるのかな。
そもそもそんな必要がないからしないのだろうけれども。
君にこんにちはと言ってみたい。
君にこんにちはと聞かれてみたい。
何の意味も利益も何も何も何もないのだけれども。
君がそこでそうしてごろりとしたりごはんを食べたり寝たり起きたりしている
その生の意味がわからない。
そんな必要がないから,僕のあたまは,君をちっともわからないよ。
そんな必要がないから,君は僕を見たりもしない。
こんにちは少しさみしいね。
こんにちは少しさみしいね。
人はおサルから進化したのですって。
でも,ねえ,なんだかひどく遠いものだね。

君がそんな風にして,人を思わずにいられる形でいてくれたなら。
僕はきっと,あんまり泣いたりはしなかったろうと思う。





ごりら



必要な楽器 と 言われています
必要な楽器と
そうして 準備されています
準備されています

肩 と 腰 と
見分けられないままです

にぎりこぶしで地面をおさえ
われわれはおさえ
ああ おさえ
あごをあげておくのです

けして崩れぬように

必要です
必要な森林です
準備されています
おしまい から はじめまで
丁寧に 丁寧に
準備されています

あごをあげておきます
けして崩れぬ
見分けのつかない この世界の
けして崩れぬ地面のために



2004年07月12日(月) しりとり 1

しりとり→りんご



もさもさになったりんごはそんなに好きでない。
どうせなら皮はうんと赤い方がいい。
布できゅっきゅこ表皮を磨く。
赤いりんごはよく光る。
その昔,たぶん買ったのだろう,家に箱いっぱいの紅玉があった。
きゅっきゅこ磨いて食べた。
歯に皮はさまんのな。
今は前歯に虫歯があって染みるので,緊張するので丸かじりする気にならないのだけんども。
切り分けるよりも丸かじりが好きだが,作業としてりんごの皮むきは大好きだ。
くるくると長く長く向いて,いなかっぺいごっこをする。
恋人はりんごのくにの出身だ。
もうふるさとは離れてしまったのだけれども,何年もりんごを贈ってくれていた。
量が来るので,悪くしてしまう前にもっぱら煮て食べていた。
レモン果汁を落としてくつくつしたのが好き。
なんだか悪い体調に対して,優しい作業をしているような気持ちになる。
一番つらいときにはすりおろしりんごだ。
りんごじゅーすでもいいの。
いっとうしんどい時にある果物だったから,高いって知らなかった。
ひとりになったらりんごが買えないのよおかーちゃん。





りんご



わたしボールがほしかったの
二階からなげてもしなない
ボールがほしかったの

浅い呼吸をしている きみは
自転車に乗る夢をみたのだと言う
起きてから水を飲んだので
どこに置いたのかわからなくなった

果物の引換券は 期限が切れてしまった

猫をかっていたこともあったよ
くつしたをはいたような つまさきのしろい

食卓の上に
きみがこぼしたパンくずが散らばっている
昨日の朝からずっと
それから鉛筆と ボールペンと 消しゴムと
牛乳の輪のついたカップと

いきているみたいね
それはまるで
いきているみたいだね

裏紙に書くのは 縞のある いつも

きみが髪をとかしているので
もうずっととかしているので

さきおととしの春までは 
二階のない家に住んでいた と
告白のように 手を握っている



2004年07月10日(土) 寝苦しさマックス

肉体的にものすごく疲れているはずなのだが,目が覚めてしまった。
とうとう身体疲労も眠らせてくれなくなってきたのかと,悲しくなってみる。
アルコールを入れれば眠れるのかなあ。
依存化するのが嫌だからそれは避けたいとは思っているのだけど。
今までそんなこと考えもしなかったのだけれど,このところ
「今日はとても疲れたからちゃんと寝なくちゃいけないから飲もう」
などと素直に酒売り場に向おうとする自分がいて驚いている。
あと「気晴らし」と称して百キロくらいドライブしたり,買い食いしたり。
そういう逃げ道を必要としてはいけない。
ちゃんとしなくちゃ。
ちゃんと,何も特別なことしなくても自律してられる自分でなくちゃいけないのに。
どうしよう,どうしよう,どうしよう。

あるいは単に,暑いだけなのかー?

なーんてね。
あんたちょっとおかしいよとかみんなそうだよとか。
そうやって笑い飛ばして欲しいわけではないのだが。
きゃー。まるで同情して慰めてほしい若者みたーい!
るんるん。るんるん。
仕事に依存しているうちが前向きなので仕事します。
チーフと上司のあまりの酷さに仕事の状況がものすごいことになっているけども。
「私は仕事を休みたいので,私の分の仕事を君がやってくれ」
と日中に人前で真顔で言える人間を初めて見た。
まあ,前向きだ前向きだ。
僕はたくさんの給料をもらっているのだしボーナスも出たし。
わっせろーい。

いつものごとく,機嫌はあんまいくないです。
いやあね,にじゅうごにもなって。

子供たちと一緒に宿泊学習をしました。
教室にお布団しいてお泊りしたの。
とてもみんながんばっていたし,何より,頑張らされるだけではなくて
活動を楽しんでいる様子だったのが嬉しくてたまらない。
寝付けない子や起きてしまう子に付き合って殆ど眠っていないけれど,
僕を頼りに「寝せてくれ」とすがってきた手のために僕の今日はあった。
必要とされたことが嬉しいのではない。
僕の手がなすべきがわかりなすべきをできた。
そのことが僕のしあわせだ。
その瞬間のために僕はあった。僕は機能できた。よかった。
せんせいでいてよかった。
きみが今日眠れた。
それだけでよかった。
いつ食らったのかどうにも思い出せないのだけど,ひさびさに酷い打撃を食らったらしく,
肩から胸にかけて下着の形が残っている。
(奥が広範囲の内出血,表皮側が紐の形に内出血になっていて斑で面白い)
髪の毛を食い毟られたので頭皮がかさぶたになっている。
僕は負傷をしたがそれは危害を加えられたわけではない。
怪我をさせたくてさせたわけではないこの子を,僕は,ただ抱きしめる。
きみの腕を力ずくでつかまなくてよくなって,とても嬉しい。
呼べば振り返ってくれる。
僕が差し出した手をきみがそっと握り返してくれる。
一緒に歩ける。
ああなんてしあわせなんだろう。

この文章だけ読むと,何か僕ってば宗教の人みたいね。
宗教は結構どうでもいいけど,信仰はもっていたいなあ。

また障害に対する世の中の態度について延々書いたけど,面倒になったので消した。
自分に体験が近すぎるからいけないんだなあ。ぴりぴりしてしまう。
切り離す気もいまのところないのだけれど。
ああ僕はできるだけ淡々としていよう。
自分にできることを淡々と考えていよう。
人に言い聞かすために大きな声で話す必要は,どこにもない。
自分の思考の確認のためには書くけど。



こないだちょっと肩を出して外出してみたら,あっという間に日焼けて,
かなりみっともない感じにムラ焼けして悲しい。
肩にかけていたカバンとワンピの紐の形に縞模様…。
すげえ…肩紐のリボンの形がわかるよ…。
おろろーん!おろろろろーん!
日焼け止めを塗ってはいたのだが,カバンですれて,汗で流れてしまったらしい。
塗り直す習慣をつけないといけないなあ。

相変わらず,身辺はごたごたしているのでした。
何年か経ったら,「そういうこともあったよね」と笑えるのだろうか。
ねえほんとうにしあわせになれるんだよね?
だいじょうぶ,だいじょうぶ,だいじょうぶ。
できることを頑張っていれば,きっと,なんとかなるよね。
携帯の支払いも一万を切るようになってきたんだ。
だいじょうぶ,きっとだいじょうぶ。
だいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶ。

かさぶたができていく。
僕という生はああ,意識無意識に関係なく,なおろうとしている。
生きていこうとしている。
かさぶたはまだひきつれて痛いのだけど,だんだんと傷じゃなくなっていくのか。
そこには跡があってきっともうずっとずっと消えることはないのだけれども。
生きていこうとしている。



あああああああぢー。
水風呂の中で生きていこう土日くらい!


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


縞田みやぎ [ジコショウカイ] [ジコショウカイその2] [ひとこと] [メェル]

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