カンラン
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2010年02月25日(木) 足跡

友人への手紙に、過去の出来事を思い出して小さな叫び声をあげそうになることが多々あると書いたところ、返事が来た。

その友人にも(仕事での失敗など)そういったことはあり、けれども他人は過ぎ去ったことをいつまでも覚えちゃいないし、また失敗を起こしてしまいそうな時には周りに助けを求めれば他人は意外と優しく対処してくれるのだと綴ってあった(おおまかに)。

それを読んで改めて自分の非・前向き思考に気づく。
というのも、友人が教えてくれたのは、今後の明るい生き方である。
けれども、私が手紙を書きながら求めていたのは、例えば、どうすれば過去の出来事を思い出さずにすむか、思い出し(て沈んでしまっ)たときにはどうやってやりすごすと気が紛れる(または、ダメージが少なくて済む)のか、そのあたりの意見だったような気がするのだ。なんというか、すごく立ち止まっている感じ。

子の成長を見れば、時がかちかち音を立てて着実に進んでいるのを知らされるも、私は相変わらずものを知らないし、できないことは多いし、なによりうしろを振り向いて足を止めてばかりいる。

そうこうしてる間に、また、春。


2010年02月23日(火) 谷の人

上着がいらないぐらいに暖かい一日。
電車の窓から見やれば、テニスコートでは色とりどりの半袖Tシャツが右へ左へ前へ後ろへ動き回っている。



ぴのきを連れて県立美術館で開催中のムーミン展へ。
先週つちのこ氏とぴのきが観てきた映画(「ムーミン谷の夏まつり」)の半券を提示して、記念品をいただく。
実はこの時の映画、故障で何度も中断したうえ、結局最後まで観ることができなかったらしい。つちのこ氏がお詫びの無料鑑賞券を2枚持ち帰っている。

やっぱりムーミンは老若男女問わず人気な様子。みな一生懸命原画に見入っていた。
私もゆっくり観たかったなあ。子どもはいくらムーミンでも退屈してしまい、立体模型ばっかり嬉しげに次から次に見て回っておりました。本当にさらさらさらーっと駆け抜けた感じ。
ムーミンよ、また会おう(涙)



隣の庭園(以前の私の勤め先)では、幼稚園の子らがビニールシート広げて何やら楽しそうに集っていた。梅の花も咲いて、絶好の行楽日和だ。



文通をしているお相手から、はんこを彫ってほしいといわれ、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになる。
どんなはんこがいいんだろうかと、ぼんやり考えている。


2010年02月22日(月) 静けさ

パソコンを修理に出して二週間が経つ。
一週間ほど経った頃に電器店から連絡があり、こちらが伝えた症状(不具合)が出現しないとのことだった。
その後、うちのパソコンはどうなったのだろうか。
ないならないで生活はそれなりに滞りなく流れている。



住所印を新たに彫る。
今まで使っていたのは、縦書きのもの横書きのものともに、住所と氏名を記しただけのシンプルなものだった。
今回はバクモチーフ。(動物のバク)
封筒の裏面に、ぽんと一押しで十分な存在感を発揮してくれるところが気に入っている。
実は一箇所失敗してるのだけど、そこは使用時にペンや鉛筆でフォロー。
手紙ライフ、充実してます。

ちなみに、これからは、ついつい購入してしまう葉書を少しずつでも消化していくことも考えたい。
普段使うのはもっぱら便箋と封筒なので、葉書のあの限られたスペースで伝えたいことをまとめることに苦手意識あり。
そのあたりも場を踏んでうまくなりたいと思っている次第であります。


2010年02月07日(日) 寒空に

雪は降らないけれど、寒い日が続き、外を歩きながらつちのこ氏と「お正月のように、きんとする寒さだね」と話す。
そうそう、お正月はきんとして、しんとしてる。新しくて、まだ人に触れていないような空気が漂う。

年明けより、資格取得に向け勉学に励むつちのこ氏。がんばれ〜の気持ちをこめて、LADUREEのマカロンにPAUL&JOEのアンダーウェア(平たく言うと、パンツ)を添えてバレンタインのプレゼントとすることにした。奮発だよ。
愛用のユニクロ(シルクタッチのやつ。さらさらしてて気持ちいいらしい)と比べて穿き心地は如何なものだろうか。どうか気に入ってくれますように。



ユニクロと言えば、ヒートテックの2枚重ねがきてる(自分の中で)。すっきり身軽な上、暖かくて非常によろしい。
1枚じゃだめだー。


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