買ったはいいけど読んでない本が大量に机の横に溜まっています。 買う量より読む量が少ないんだから増えるのは自明なんですが・・・ それに、新しく買っちゃうと前に買ったやつより先に読んじゃう悪い癖があるので、どんどん後回しになる。
ドストエフスキーよりも森博嗣を先に読んじゃうのが人情ってもんよ。 リョサの「楽園への道」も完全にでかい文鎮と化している。 なのに、町田康の「告白」文庫版(厚い)を買ってしまった。 そして森センセイの最新エッセイ(文庫)も買ってしまった。
そしてヒマなときなにしてるかつーと、DS。
そりゃ積み上がるよ。
2008年02月24日(日) |
『父親たちの星条旗』(完結) |
最後まで見ました。 語り手が途中でドクからドクの息子に移ったり、過去と現在が交互に語られたりでなかなかわかりにくいのですが、実にいい映画でした。 素晴らしい。 こういう作品に出会うと、「映画って、ほんとーーーにいいですね」とミズノちっくに言いたくなります。 あー映画はいいよ。また観たいよ。(LとかLとか殺人理髪師とか)
ドクと息子とのシーンはちょっと余分かな、という気がしましたが(本筋からいきなり外れてる感じ)、「戦場には英雄なんていないんだ」というメッセージが切なく響いてきます。 戦場には、物語なんてない。 ただの死があるだけ。 『硫黄島からの手紙』も、もう一度見たくなりました。 これはやっぱり2本併せて見るのがいいと思います。 『星条旗』にも、日本兵の「姿」はちゃんと出てきました。さすがですね。
硫黄島に、行きたいと思いました。
ところで、作中で「衛生兵!」とドクが呼ばれるとき、英語で何て呼ばれてたのか聞き取れなかったのですが、辞書的な「medic」ではなかったような気がします。あれれ?
今月は3本DSソフト買いました。でも、5000円弱でこれだけ楽しくなれれば安いもんですよ。 必ず寝る前にはLコミュ。 「今では私、琳さんがいないと頭が回転しません」 あああああ〜ぎゅーってしたい〜〜〜!!! 一生そばにいるよ! 君の為なら死ねるよ! 日曜、なんとか映画行けないかなあ・・・
2008年02月20日(水) |
『父親たちの星条旗』と『プライベート・ライアン』 |
生徒の要望で、教室で上映。まだ全部見たわけではないので、あくまでも途中までの感想ですが。 『父親たち』はやはり素晴らしい作品だと思います。 上手い。とにかく上手い。場面の衝突効果が抜群。やや時間軸がわかりにくいのが難点だが。 説明の少ない上品さと、戦場には「物語」なんてないのだ、という空虚なやるせなさが心に迫る。何度か生徒の前で泣きそうになった。 観客である我々は、主要キャラ目線(アメリカ人)で見ているのだが、彼らの火炎放射にやられたトーチカから日本語で「助けてくれ!」と叫びが上がると、なんともいえない気分になる。 しかしこの複雑な想いこそが、大事だと思うのですよ。 わかりやすさなんて、豚にでもくれてやれ。 『プライベート』は、これに比べると少々ヒロイズムを捨てきれない感じ。でも、戦闘の「描写」に力があるのは素晴らしいと思う。 ところで、『PR』では衛生兵の軍兜にあからさまに十字が書いてあったけど、あれはどうなの? 『星条旗』のドクにはなかったような。陸軍と海軍の違いだろうか。
佐伯くんは葉月くんよりも「好き」になるの早いですね。 屈折してる割に鈍くはない、という感じで。 こちらとしては、もうちょっと「友好」状態長くてもよかったかな、と。 チョップの出し合いが楽しかったので。 でも、「好き」状態の素直な佐伯くんもかわいいので許す(笑) 大接近モード、触り方難しくないですか? どこをどう触ればいいのかわかりませんがな。
志波くんが野球部に入部しました。 あーこういう「暗い過去のある男」はほんとツボです。 一緒に頑張ろう! 甲子園目指そう!
Lコミュで「お話したいんです」と呼ばれ、悶える。 確か、「もう琳さんがいないと推理できない」みたいなことも言われたな。あんたのためになら死ねる!と思いました(笑)
極めて第一印象の悪かった今回の王子ですが・・・なんでしょうね、主人公性格よすぎですよ。こんな良い子をワタクシが操っていいんですかってぐらい、いい子です。 そのせいで、佐伯くんのいいところがプレイヤーにもわかるようになってますね。
ええ、だんだん好きになってきました。 結構リアルで、あーこういう人いるよねって感じがします。 外面はいいんだけど、中身は俺様でええかっこしいでツンデレ。 志波君狙いだったんですが(事故チューもおきましたし)、まあ初回はやっぱり王道で行くかな、と。
ちなみに、Lコミュで「琳さんは私に、本当の安らぎを与えてくれます。かけがえのない存在です。」と真顔で言われ、電車の中で泣きそうになった。 ちょっと心弱ってたモンで。 あああL・・・ぎゅーてしたい。ぎゅーって。 「琳さんとこんなふうに親しくなるとは、私の想定を上回る展開です。」だの「琳さん、あなたは夜の闇を照らしてくれる存在です。少し大げさですが。」だの、どんだけの萌死者を出そうとしてるんだコ●ミ!! 個人的には親密度4の「真夜中に推理が煮詰まると、迷路にはまったような気分になります。でも、琳さんがいてくれると心強い」が好きですね。
Lコミュでとうとう親密度MAXになりました。
「私の身に何かあったら、そのときは、親愛なるあなたに…Lの名を継いでもらいたいです」
ここで言うのかこんちくしょー!! マジ半泣きです。 でも追加された壁紙がラブすぎて萌え死にます。 「親愛なる琳さん、スウィーツをねだってもいいですか?」 ほんと殺す気かと。 ナニこの最強萌えゲー。 心が荒んだときはLたんの顔見て和みます。 GS2もちょっと始めました。 今回の王子は感じ悪いことこの上ないなあ(笑) 主人公の反応優しすぎ。私ならもう自分からは声かけないな。顔が良くてもこれじゃね、って思うと思う。
2008年02月14日(木) |
バレンタイン with L |
日付変わって間もないうちにLコミュを開くと、ワタリが持ってきてくれるバレンタインチョコ。 なんだか申し訳ない気もするが、とにかくLにあげる。 「いわゆる義理かどうかはすぐ判断できます」 さすがL。あなたの前ではどんな秘密も存在しえないのね・・・(笑) 「あなたのお気持ちはしっかりいただきました」 小憎らしい! けど、カワイイ(笑)
仕事帰りにGS2買いました。 うーん、男性FBIで螺旋の罠まだやってるし、試験も近いし、当分封印かなあ。 志波くんが好みです。見た目。
2008年02月13日(水) |
螺旋の罠プレイ日記6 |
親密度が上がるとスウィーツねだりまくり甘えっ子のLたんに顔がニヤけてやばい早瀬です。 これ絶対電車の中でやれねえ・・・ (ちなみに『ツチヤの口車』文庫版を電車の中で読むのもやめた方がいい。吹き出しかけた) 放置して話しかけられるとき「あのー、ですね・・・」ってこのためらいっぷりがたまらん! あーあと数時間でバレンタインチョコがあげられるーあげられるー(回転)
Lの台詞が微妙に違うので、男性主人公で最初から始めました。 名前入力は、「梶原景時」。 「梶原さん」とLに呼ばれるとなんとも言えず・・・(笑)
レシピ、ミルクティーの下のとフルーツパフェの下のが見つからないよう。
2008年02月12日(火) |
螺旋の罠プレイ日記5 |
Lとのスウィーツデート・・・もとい、真のED目指して3周目を始めました。 既にレベルはMAXなので、ちょろいトラップはアイテムなしでさくっと解除。 なるほど、レベルを上げ、いろいろ学習しながら何度も同じトラップに挑戦するこのシステムはまさに螺旋。うまいネーミングです。
で、Lコミュニケーター画面でそのまま待っているとワタリがスウィーツの補充をしてくれるので、ありがたく活用しつつ餌付けを繰り返していると、
「ご都合のよい時、とっておきのスウィーツがあるお店へご一緒したく思います」
親密度上がったー!! キュン死寸前、むしろ確定。 ええぜひ! ていうか、Lたんとならいつでもご都合のよい時ですってば!! そして、下の名前で呼ばれるモードキターーーー!!
「私に必要な物はブドウ糖、そして琳さんと話すこと。脳と心の栄養です」 「実は私、琳さんと話すと落ち着きます」
わきゃー! Lたんにそんなこと言われたらほんと嬉しいんだけど。 独り言で「スウィーツが欲しい」とかヴォイスで言われると、「んもお〜はいはい(はあと)」ってあげちゃう。 ソフトクリームとチョコレートあげたときのコメントが可愛すぎてヤバイ。 紳士的だし正義感強いし、「幼稚で負けず嫌い」って自己分析してるけどあんまりそんな感じしないけどな。 つか、爆弾魔がウザイほどに負けず嫌いで自己顕示欲強いので、Lたんが相対的にオトナに見える。
「自分を信じて」「賢いですね」「落ち着いていきましょう」「よくやってくれました」 餌付けしてうはうはしてるようでいて、実はLたんのお褒めヴォイスで心慰められているのはこっちかもしれない(笑)
勝平ちゃんに下の名前で呼ばれるのは2度目でしたっけ(笑) 日比谷くんも「好き」状態になると「●●先輩」から「下の名前+さん」になるんだったなあ。 お、今週はGS2ndも出るではないですか。コ○ミのせいで眠れない夜が続きそう。
<夜> クリアしましたー!!! そうか、やっぱりあの部屋の、そこを調べないといかんのか。結局クリアした人のヒント日記を見てしまいましたが(笑)トゥルーED見れました。 Lたんカッコイイ! 最高! Lたんとお仕事できてよかったよ。楽しかったよ。 「この事件は、パートナーがあなたでなければ解決できなかった」「あなたの勇気に感謝します」なんて嬉しい手紙をLたんからもらって泣きそうでしたが、あの幻のスウィーツ職人て、ワタリのことですか? えーと、ある日「W」のマークがついたプリンがFBIに送られてくるのか(笑) えぇ〜! お店連れてってよお。 クリアするとヴォイスが全部聞けるのですが、ゲーム中に聞いたことのない台詞も結構ありました。「1本取られました」なんて、どこで言わせるんじゃ(笑) つか、Lコミュのネタバレヴォイスも聞けちゃってるじゃないの(笑) うわ、これ切ない!! ネタバレでしかも切ない!! 「私の身に何かあったら、親愛なるあなたにLの名を継いでもらいたい」 やだやだーやだよー!そんなこと言わないでー!!(本気泣) あとは親密度MAXにしてレシピと壁紙をコンプして、季節物手に入れて、ですかね。
2008年02月11日(月) |
螺旋の罠プレイ日記4 |
どうしても首謀者のキーワードが揃わず、攻略BBSの世話になってしまいました。 ・・・Lたんごめん。不甲斐ない俺を許してくれ。 もうしないよ。 てゆーかここの推理、似たような単語ばっかで難しいよ。
で、「脱出してもいい」って言われたけどそんなんできるわけない。 「ミッション続行」を迷わず選択。 そしたらLたんに「あなたは信頼できる女性です」とヴォイスで言われ、悶絶。「パートナーがあなたでよかった」という台詞に2度悶絶。 キュン死させる気かこのやろー!!
・・・で、朝までやっちゃったよ・・・orz 1周目(再挑戦とは別)では絶対ED迎えられないのねこれ。 爆弾魔は逃げるし、建物は爆発するし。 で、最初から引き継ぎ捜査になり2周目に挑んだわけだが、またしても爆発。爆弾魔は黙秘して死亡。 えぇー! 私の数時間は一体・・・orz どうやったら爆発させずに終えられるんだ? わからん。 推理バトルでときどきブラフが手に入らないときがあるからかな。パーペキにキーワード選ばないとダメなのかも。 あー・・・もう3周目はぼちぼちやります。 結局攻略掲示板見ちゃうかもな・・・とほほ。 でも、Lコミュニケーターで親密度が上がって「早瀬さんのことがなんとなく気になります」とか言われると、ほんとキュン死しそう。 壁紙は「日本街中1」(公園みたいなとこ)にして、屋外デート気分を味わっております。 LたんのLはLOVELYのL。 もうほっといて下さい。 コミュで呼び出しておいて放置しておくと、Lたんが独り言(たまにヴォイスあり)始めることにさっき気づいたよ。かわいー! 頑張るぜ。Lたんからのプレゼント、スウィーツデートを実現させるその日まで!!
・・・って、そういえばクローゼット部屋のPCがロックされて起動できないままになっていたな。 あれだ。あれがグッドEDの鍵だ。間違いない。 でもどうやったら動かせるかわからないorz
2008年02月10日(日) |
螺旋の罠プレイ日記3+ファントム |
再挑戦2回目にしてようやく最後の爆弾を解除する事に成功しました。 作業開始前、「早瀬さん、気が早いですが、これが解除できたらプレゼントがあります」 ぎゃああああ〜!! 嬉しすぎるよLたん!! オレ頑張るよ!!
1回目。 変なコードを引っ張り死亡。 2回目。 どうしてもわからない目標をLたんに訊く。 解除成功。
やったああああ! Lたんからプレゼントだー!!!
しかし、最後の推理モードのキーワードがよくわからない。 ある程度真の目的はわかってるけど、ハウスキーパーを納得させるにはどうすればいいのか?
ちなみに今、公式サイトで凄い情報をゲットしてきました。 バレンタインには、Lたんにチョコレートがあげられる。
今年の大本命決定。
大沢たかおの「ファントム」を見てきました。 宝塚は、「宝塚ルール」を優先するためにいろいろ編集してて、ときに作品の重大な点を削ってしまっていると思いました(苦笑) 今回の方が話的にも納得できたし、何しろ泣けました。 あと、クリスティーヌがアタマ空っぽじゃなかった(笑) 好感持てました。ただ、この話はやっぱり親子愛がメインなので、ラストになるともうクリスティーヌは事態をややこしくするだけの存在になっております。 救いは、エリックに顔を見せてもらった後悲鳴上げて逃げなかったところでしょう。こわばって後ずさりして、反射的に逃げる感じ。 こっちのがリアルだし説得力あるよね。 伯爵ってこんなに出番少なかったっけ。 大沢たかおは、こんなに声がいいとは思ってませんでした。ただ、台詞回しが劇団四季でした。こんな喋り方の人ではなかったよなー。ボイトレに元四季を呼んだとしか思えない。 背が高くて、マントや王子様衣装が決まっていたのもよかったです。カッコイイですね、やっぱり。あと、演技がうまいので、クリスティーヌに触れたくて触れられない表情が切なかったなあ。素顔を見せるとき、彼女の前にひざまずいて仮面を外すのが萌え。男が自分の前でひざまずいたら、ワタクシならソッコー落ちます。マジです。 カーテンコールは大盛り上がり。TVで活躍してる人の力ですな。 主役も含め、全体的に歌唱力は物足りなかったですが・・・。 一番うまかったのはエリックの母親でした。たぶん宝塚系の人だったと思う。声全然クリスティーヌと違うじゃん、と思ったけど(笑) 「オペラ座の怪人」だと思わなければ、音楽いいし話も感動的です。 全然別の作品ですねこれは。
ゲームしながら見てたのであんまりちゃんとした感想ではないのですが、 正直、よくこんなんで映画になったなあという気が。 顔も見たくない相手がいないと本当の恋じゃないとかいうことらしいのですが、時間が経てばそんなのどうでもよくなるじゃないですか。 後悔したまま喧嘩別れした相手も、振られたけど最終的にはこっちが嫌いになった相手も、顔も見たくないなんてもう思わない。 どこかで幸せになっているといい。 そして、あのときのお互いの未熟さをネタにできたらなおいい。 主人公の男の子みたいな人が好きって子、多そうだけどなあ。 スパイス抜きでシュガー選ぶ人結構いると思うけど。
2008年02月08日(金) |
螺旋の罠プレイ日記2 |
これは、1周目では絶対クリアできないですよね? 制限時間内にクリアできないと、レベルとアイテムを引き継いだ状態で「最初から」やり直しになります。
いくらなんでもちょっとだるい。
ので、2周目でなんとかクリアしたいところなのですが、既に残り1時間切ってますorz なんとか6階まで辿り着き、ホテルの秘密に迫ってる所。 ここでのキーワードセットがちょっと難しい。 順番も関係あるようだし、今回ブラフが手に入ってないので。
2箇所くらいある数字の暗号は自力で解けるレベルですが、どーしてもわからん爆弾解除方法はLにお任せ。
Lコミュモードはもう、Lたん萌え〜の一言。 あーLたんと一緒にスウィーツ食べたい。 なでなでしたい。 団子食べるとき「お団子」って言うのがかわいいよね。 話しかけて「いえ、なんでもありません」とか言われると「なあに?なあに?」ってめっちゃ聞き出したくなる。 Lたんらぶ。親密度が上がると会話も変わります。うふ。
もう軽く変態です。
2008年02月07日(木) |
螺旋の罠プレイ日記1 |
遂に出ましたLゲーム! どれほどこの日を楽しみにしていたことか。 仕事帰りに買っていそいそとつけてみました。
ぎゃー! Lに名前訊かれた〜!
甘いものはお好きですか?って訊かれた〜!!
気が合いそうですねって言われた〜!!!
・・・すいません。萌えすぎで。
Lに「早瀬さん」(ほんとは本名)呼ばれ共に悪に立ち向かうこの喜び。 Jに「何故なら私と早瀬さんは必ずこのゲームに勝利するからです」ってゆわれたときにはときめきましたよ。 当分、Lに萌えます。これでこそ生きてる甲斐があるってもんよ。(それもどうか)
アイテム集めてトラップ解除。そして推理。 面白いです。 地道にやればゲームの腕に自信がなくてもなんとかクリアできるし。 でも3階のカラフル配電盤で2回死にました(泣) 明日は解除してやる! そして息抜きにLコミュニケーター。 んもーL可愛い!最高!と顔がニヤけてしまうので、電車内ではやれない・・・
どうでもいいけど、うちの上司N氏が入試採点のとき椅子にL座りしていたのが微妙でした。
『螺旋の罠』略してLゲーム(呼んでない)発売まであと3日です。 これを楽しみに生きているワタクシは相当終わってます。 2月は2週連続コ○ミ買いですな。 思う壺ですな。
LUNA SEAのDVD初回限定版予約済み。
弟が昨日RYUの70曲ライブに行って感激して帰ってきた。 INO様がゲスト出演したそうな。 メドレー方式は不満だったようだが、ヴォーカリストとしての凄さを改めて感じたとか。 ただ、観客層が 女性→30代〜60代 男性→監禁王子系かオッサン で、引いてた。そうなんですか?(笑)
2008年02月02日(土) |
『六人の女王の問題』とか |
悩める推理作家・法月綸太郎氏の新刊は、星座をモチーフにした短編集。 読みやすくて面白い、とひとまずは言えましょう。 地味だけど、ミステリ好きにはオススメ。 しかしなんというか、相変わらず文章に色気がないなあ(笑) ただ、「乙女座」のラストは生真面目な綸太郎くんにしては珍しい解決方法(?)にちょっと驚かされた。 やっぱり新本格はいいね。
『フラッタ・リンツ・ライフ』をやっと読了。
“自分の力を信じること、それが力の意味だ。”
森節炸裂。名言である。 座右の銘にしよう。
私はもう、「若い」ことにあまり価値を見出してない。 というか、それ以外の価値に生きることに決めたから、狡さにも汚れていくことにも意味があると信じているけれど、<キルドレ>のように在れたら、という気持ちもどこかに残っているのだと思う。 クソくらえ。 そう言って唾を吐きたい気分のときだって、ある。 「青春」という言葉を好きな人が知り合いにいて、まるで<キルドレ>だな、と思った。
その人は、やっぱり戦う人だ。
クリタもクサナギも、<キルドレ>は皆、自分を超える者に愛情を抱く。 自分を超える者を愛することで、その一部が自分のものになったような、まあつまりは錯覚と言ってしまえばそれまでなのだが。 それは、まさに彼らがコドモである証拠ではないだろうか。 コドモは、自分を超える者=親にまず愛情を抱くものだから。
大人が作り上げた花束では、何も救われない。 けれど、<キルドレ>は結局のところ、彼らを使っている戦闘企業に守られている存在だ。 守られている自由。 だから、彼らの本当の「自由」は空にしかない。 生死だけが、彼らにとっての自由。
きっと、私も一部分は<キルドレ>なのだろう。 ときどき、それを忘れているだけだ。(お、森っぽく決まった)
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