2007年01月31日(水) |
A Tide of New Era |
Tourbillonのセカンドアルバム。 図書館で借りたのであまり偉そうなことを言えた身分ではないが(汗)かなりいいと思う。 前作よりもINO様色が強く、というか、メンバーそれぞれの色を出しつつオリジナリティに仕上げる「バンドっぽさ」がある。ようやくTourbillonの基本形が出来上がった感じだろうか。到達点かもしれないが(汗) 洋楽とか邦楽とかのジャンル分けを飛び越え、「音楽」を楽しむ人に向けた作品で非常にクオリティが高いが、それ故に「売れねえだろうなあ(苦笑)」と思ってしまう。アニメ主題歌とかにタイアップしてもらえないものだろうか。 今一番ヘヴィロしているアルバム。やはり、ちらちらと顔をのぞかせる「LUNA SEAっぽさ」が嬉しくもあり切なくもあり。 正直、INO様の音作りは今飛び抜けて先進的でかっこいいと思う。先延ばししてたけど、アルバムを買わなくては〜。
2007年01月28日(日) |
『オペラ座の怪人』ファンに100の質問 |
「オペラ座の音響室」さんで発見しました。 長いので、何回かに分けますね。(日記のネタがないからだろう、とかいうツッコミはなしで)
1・ハンドルネームと、その由来を教えてください。
既出につき省略。
2・ファントマー歴は何年ですか?
15年目になります。うわ、自分で言って傷ついた・・・。
3・ハマッた理由やきっかけがありましたらお聞かせください。
オーヴァチュア。音楽を聴いて、初めて鳥肌が立ちました。
4・今までの観劇回数は?
たぶん12、3回くらいです。少ないです。
5・海外での観劇経験は?
ないです〜。死ぬまでには行く!
6・思い余って本場オペラ座に行きたいと思ったことは?行かれた方はひとことどうぞ。
そのために二外がフランス語。死ぬまでには行く!!
7・いままでの中でイチバン見やすかった「ブラヴァ!」な劇場は?
1階席は「海」ですが、全体に日生劇場はよかったかな。
8・逆に「カネ返せ〜!」と叫びたくなった劇場は?
返して欲しくはないですが、赤坂はちゃらっこくて、作品に合ってないと思ってました。
9・劇場で遭遇した嬉しいハプニングはありますか?
たまたまオフステージトークの日に当たりました。北澤クリスティーヌ、可愛かったです。
10・逆に、困ったハプニングはありますか?
一緒に見る予定だった友達が電車の事故で遅れて、開演してから入ったことがありましたね。チケットを窓口に預けておけばいい、というのを後で知りました(汗) 携帯が普及していない頃です。
11・公演中できればどれくらいの間隔で通います? (京都・福岡に通った方はその頻度もお教え下さい)
大体数カ月おきくらいです。 できれば、というなら隔月くらいが理想です。
12・あなたにとってのベストファントムはどなた?
難しい・・・総合点では沢木さんかなあ。 高井さん株も徐々に上がってきていますけど。
13・その魅力を熱ーく!語ってください
とにかくキザ!(笑) 催眠術師のような手の動きとか。 ヴェールをお姫様抱っこして口づけるシーンでぼろ泣きしました。 もちろん、歌もよかったし。
14・逆に、このファントムはちょっと…という方は?
体格のいいファントムはやはり何か違うと思います。
15・イチバン好きなシーンは?
「The Point of〜」で、ファントムが手を上げていってクリスティーヌと手を握り合うシーン。
16・イチバン好きな歌は?
選びづらい・・・。でも「Think of me」でぐっとくるかどうかは結構重要かも。
17・イチバン好きなファントムのセリフ(歌の歌詞でもOK)は?
改心した「I love you」。
18・イチバン好きなクリスのセリフ(歌の歌詞でもOK)は?
「ラウル! バカな真似はやめて!」(笑)
19・今さらですが、ファントム派?それともラウル派?
7:3でファントムでしょうか。ていうか、そんなにすっぱり分かれるもんなんですか?(笑)
20・その理由をお聞かせください
ファントムは大好きですが、ラウルが幸せでいてくれないとイヤです。
21・あなたがクリスなら、ラウルのどこに惹かれますか?
可愛いじゃないですか! 素直で明るくて一生懸命でちょっとおばか。 前科もないし。 ・・・あ、これって佐野ラウルのイメージかな(笑)
22・では、ファントムのどこに惹かれますか?
危険そうなところと、不幸な過去。
23・で、クリスなあなたが最後に選ぶのはどちら?
ラウルだろうな、と思いますが・・・わからないなあ。
24・その理由をおきかせください
現実問題としては、ラウルでしょう。 ファントムに対する愛情って、どうしても同情まじりになって、そういうのってなんか嫌だな、と。 でも、ふらふらーとファントムを選ぶ茨の道に踏み込みそうな気もします。更正させるのに一生をかけることになりそう・・・。
25・クリスとラウルのその後を予想すると?
彼らの恋愛は本当の意味で、あの後から始まると思うのですよね。 いい夫婦になると思います。 初めのうちは互いに触れない「彼」のことも、いつか、「そうだったね」と語り合える日が来るでしょう。 そうなって欲しいな。
続きます。
2007年01月27日(土) |
欲ばり過ぎるニッポンの教育 |
品物はこれでございますが、以下、あまり関係ないかもしれない与太話を延々書いています。 教育改革は90年代後半からずっと取り沙汰されているのですが、「金をかけないでどうにかしよう」という発想なのが間違っていると思います。
江戸時代についての本を読んでいて知ったのだが、人口停滞期である18世紀がどういう人口サイクルになっていたかというと、経済的理由で結婚できない=子孫を残せない下層農民の断絶・消滅分を、結婚できる上層農民の中から結果的に没落した人々が穴埋めして総人口をキープしていた、ということのようだ。 著者も言っていたし私もぼんやりと考えていたのは、閉鎖システムだった江戸時代の社会から、少子化・人口減少している今の社会が何か学べるのではないかということだったのだが、この部分を見るとちょっと怖いな、というか、こういうサイクルをまさに実現しかねないのがいわゆる「新自由主義」じゃないか、と思うわけだ。 市場原理、というより大雑把な淘汰主義にもとづいて勝ち組の金持ちを優遇し、負け組の貧乏人は退場しろ、という理屈。 実際、ワーキングプアの若者は結婚しづらくなっている。 少子化対策、なんて一応唱えられてはいるが、積極的で実効的な政策が行われているとはあまり思えない。 別に結婚なんてしたいやつがすればいいのだが、問題なのは、こういうサイクルだと、いわゆる学力低下論(ゆとり教育批判)の本来の立脚点である「階層間格差の固定をなくせ」という主張ができなくなるんじゃないか。 一応説明すると、学力低下論の本来の焦点は「だから公立はダメだ」ということではない。一般にはそう受け取られており、結果的に私立志向を煽ってしまったという「罪」はあるが、もともとは「ゆとり教育が実施されると、親が教育費をかけられる裕福な家庭の子とそうでない子とで学業達成に差がつき、ひいては将来の社会的・職業的地位も生まれた階層で固定されてしまう」という点が問題視されたのだった。 この前提には「学歴社会肯定」がある。あまり明言されないのだが、これはつまり「学校的成功で社会的成功を約束される」社会での話である。現代社会がほぼそうなっていることは確かで、その上で、「生まれた家庭環境によって受けられる教育に差が出て将来が決まってしまうのは機会不平等でよろしくない」という主張だ。 しかし、では機会平等な社会とはどんなものか、というと「家庭環境に関係なく、生まれつき頭のいい子がその能力を伸ばせる社会」というのが思いつく。この場合、某江崎氏のような「就学前検診で遺伝子を調べ、頭の良い子には優れた教育を受けさせますよ」というアブナイ発想に正面きって反論できないのではないか。 これに対しては「人間の能力はそんな単純なものではない」という反論が可能だろう。 では「間違いなく知的能力を遺伝子で調べる方法がある」と仮定したらどうだろうか? そうなると「能力とは、生きていく中で、環境との相互作用で発現する結果だ」という返し方があり得る。 ところで、能力のあるなしはいつ、判明することになるのだろう。 育てると同時に選別する、振り分ける機能を持つところに教育制度の難しさがある。環境との相互作用で発現するものが能力、という前提に立てば、理想的なのは「すべての子どもが、存分に自分の可能性を試せる教育環境を用意すること」で、でも全部の子どもにはさすがに無理な現実があるから(資源的にも時間的にも)じゃあどういう制度設計ならベターだろうか、というのが本来の発想の筋だと思う。わかりやすく言えば、なんで全部の子が一斉に進路を選ばないといけないのか、というようなこと。 ちょっと横道にそれたが、ようは、「(再生産されるものとしての)階層」に対して「生まれつきの知的能力」というものを想定すると、まずいことになりませんか、という話。 だから、たとえ知的能力が遺伝子検査でわかるようになったとしても、「そもそも人間の『生まれつきの能力』などない。能力とは結果である」(だから、すべての子どもに能力を発現する環境を)という立場で通すなら、わかる。 また、18世紀型の「一部を除いて金持ちの子どもも没落、負け組は1代で消滅」社会において教育機会さえ平等なら、「一部」というのがどのくらいかという問題だけが残り、階層の入れ替えが起きるからいいんじゃないの、という話にならないだろうか。あくまでも「すべての勝ち組が入れ替わること」を目指しているのだろうか。 つまり、「機会の平等さえ担保されていれば、ゆとり教育批判は新自由主義そのものは否定できない」のでは、と思ったのだった。 むしろ、親和的なものがないか、とも。 今の政府は新自由主義にもとづきつつもゆとり教育をやめる方向なので、学力低下論者は批判を緩めざるを得ないだろう。学校教育の意義を共同体的性質でとらえる論者だったら、まだまだ行けるわけだ。 学校的成功と社会的成功の関係は統計調査で証明されるものの、環境や「生来の能力」とのそれを証明しようとすると難しい。 頭のいい両親(ノーベル賞受賞者とか、IQ200とか)の赤ん坊とそうでない両親の赤ん坊とを、それぞれ裕福な家庭と貧しい家庭に育てさせて経過を見る、という人道に反する方法でなら検証できないでもないが。
この程度の文章を書くのに数時間かかった私はバカだ。 なんだかいろいろ立て込んできそうな嫌な予感がするけど、友達とも遊びたいし見たい舞台作品が多いし、ああどうしよう・・・(泣)
2007年01月25日(木) |
オペラ座の怪人(四季6回目) |
今月半ばに観劇した友人M氏が高井さんだったので、「今月はずっと高井ファントムね〜♪」と楽しみにしていましたが、前日なにげに週間キャストをチェックしたら、
ま た 村 さ ん 。
当たりすぎです。 意外と評判がいいらしいのですが、私はどーーーも村ファントムは苦手なのです。声かなあ〜声が好きじゃないからかな〜。 というわけで、モチベーション下がりまくり。オペラグラスを持っていくことさえ忘れてしまいました。
<本日のキャスト> ファントム→村俊英さん クリスティーヌ→佐渡寧子さん ラウル→鈴木涼太さん ムッシュ・フィルマン→小林克人さん
佐渡さんは、割と地に足の着いた感じのするお姉さんタイプのクリスティーヌでした。声はきれいなのですが、子音に力を入れて発音する癖があるようで、ちょっと台詞や歌詞がぶつ切れに聞こえてしまうかも。 村ファントムはねえ・・・「あらあら、音楽の先生(オッサン)ったら勘違いしちゃって★」みたいなねえ・・・いやあ、なんだろ。単なるオッサンの片想いですよね、みたいな。 すいません、色気を感じません。 なので、サワヤカ青年鈴木ラウルにもってかれてもこりゃしょうがないだろう、という感じ。クリスティーヌがラウルを好きになったのは「そこにラウルがいたから」だな、と思いました。悪い意味ではなくて。「オール・アイ〜」のシーンで思ったのは、「そこにラウルがいてくれてよかったなあ」という恋愛の形かな。 そして、組み合わせ次第で違う解釈になる「隠れ家」のシーンですが、うーん、今回は「いいですか。これが愛というものなのですよ」という感じの説教キスでしたかね(汗) 愛とは、相手に求めるだけではないのですよ、とクリスティーヌがファントムに身をもって説教したような印象でした。 ・・・ごめん、泣けない。すすり泣きも聞こえましたが、う〜むむむ・・・。 だって村さん、ピアンジとすりかわっても体型変わらな(以下略) 仮面から顔はみ出(以下略) あっそうそう、「マスカレード」後に「わーっはっはっは」って階段駆け下りていくとこで、替え玉ファントム、下(段)を見てた上、最後微妙にコケ気味(暗転するギリギリだったが)でハラハラしました。階段は見ちゃいかんよ(笑) 今回気づいたのですが、クリスティーヌのパパの生没年(墓碑)から計算すると、30代で亡くなってませんか? 「クリスティーヌはファザコン」という前提からすると、ファントムもそんなにおっさんでなくてもいいんじゃ?という気がしました。
リベンジに、高井さんの週にチケット取るかもしれません。 このシステム、ほんといい加減どうにかして欲しいですね。 特にロングランのときは。 あと、今月で「エビータ」終わるので佐野っちカムバック!
風邪と月刊ナチュラルのダブルパンチのところへ日帰り外出が重なって、体調が悪い。 なので、簡単なコメントだけ。
■有頂天ホテル 登場人物が多すぎて、途中でちょっと混乱した。 よく考えたらすべての人物において特に何かが解決したわけではないのに、何故「ハッピーエンド感」が出るのだろう。不思議だ。
■SHINOBI 話はよくできているし、決してつまらなくはないがどうにもこうにも古臭い、と思ったら原作が「甲賀忍法帖」。 技術(というか画面づくり)の新しさと内容の古さとがちぐはぐ。 オダジョは意外と芝居が上手くない、ということがわかった一作にして、すべての少年漫画は山田風太郎から生まれたのだということもわかる。
歯科医家族の妹殺しとセレブ妻の夫殺しで切断事件がちょっと話題になっているけれども、私はA新聞でしか記事を読んでいないので、殺害に至る動機とか容疑者の性格とかよくわかっておらず、あまりしたり顔であれこれ言うのも的外れでみっともないかと思うが、とりあえず、感じたことを。
「夢」が人を殺すこともある。 被害者の発言があの兄の供述どおりだとすれば、カッとなる気持ちはわからんではない。 夢がありゃそれでいいのか、と。 私の感覚では、被害者が容疑者をなじる言葉は、容疑者の状況を考えれば結構ひどい。明らかに地雷である。 もっとも、殺すところまで行くのは家族関係がだいぶ傷んでいたからだろうし、切断の仕方がちょっと「殺戮に至る病」っぽいのでそのへんの心理はよくわからないが、「殺してやりたい」というよりも「いなくなれ」「消えろ」という気持ちだったら、細切れにして人間の形をなくさせるのではないか。これはセレブ妻の方もそうじゃないかな、と推測する。 「殺してやりたい」は対等な関係で抱く感情だが、「いなくなれ」はどちらかというと弱者が抱きやすい感情である。弱者と言って悪ければ、被害感情を持っている方、か。人間は「理不尽な被害を受けている」と感じているほど、残酷になると個人的には思っている。 夫殺しは「なんで実家に逃げなかったんだ?」と思うけど、虐待される子どもによくあるように、家族からは逃げにくい心理が確かにある。 客観的には逃げられるのに、主観的には逃げられない。 随分な隠蔽工作をしているようだが、それはかなり強い自己保身で、犯行そのものが「自分が被害を受けているから」自分を守る、という理由からなされたせいだと思う。 10年前「サカキバラ祭り」の騒ぎ方に対して、「他人の心理なんかわかりっこない(だから、騒ぐのはやめなさい)」と諌める知識人もいたが、「理解できない」とひたすら良識的なバッシング(変な表現だが)に専念するのも、なんだかな、と思う。
「不条理! 不条理でござる!」と泣きながら日本刀を振り回す(周囲の人は出血する)「不条理侍」というキャラクタを思いついたが、そんなに面白くなかった。沈没。
弟が行ってきたそうです。 アルバムツアーなのですが、ツアー日程中に発売になるため、今日の時点では聞いたことのない曲が7、8曲でメジャーなシングル曲は少なかったとか。 ちょっと物足りなかったようで、「アルバム発売されてからのチケットも取ろうかな」と言ってました。 なんか、懐かしいあの武道館ライブを思い出しました。 それにしても、横浜アリーナの規模でまだリリースしてないアルバムの曲をやるって大胆な気が。もっと小さいハコなら考えられますが。
2007年01月13日(土) |
τになるまで待って(ネタバレ) |
森先生のGシリーズは、全部図書館で借りております。 いけない子です。 だって、二段組じゃないんだもん。 損してる気がするんだもん。(気がするだけだが) 予約多くて回ってくるまで時間かかるけど、このシリーズは別にいっかな、という感じです。あ、Vシリーズも途中から図書館に切り換えたか・・・。 キャラクタも、S&M・Vを全部読んでると似たりよったりに見えるし。
前作「θ」の後味が個人的に好みだったのですが、「τ」はなんとゆーか、神居の「超能力」演出が面白かっただけというか(汗) いや、萌絵と犀川がきっちり「そういう仲」になっていて「ああ、とうとう犀川の貞操が・・・」と感慨深くはありましたが、犯人・動機共に「以下次号!」はちょっとつらい。 四季博士がそんなに好きではないからかも。 「もういいだろ真賀田四季は!」と叫びたくなったりしたわけです、はい。 4冊出してもまだ足りないか。そんなに好きか。 なんかもう面倒だから犀川差し出しちゃおうよ。(シリーズ終わるって)
珍しく森先生に辛口な早瀬でした。せんせーゆるしてー
あ、Jさんのラジオ聴きました。 えーと・・・そうですね、選曲がどれも割と好き、という長所はありますが、パーソナリティーの人数が多くてちょっと聞きづらいのが難です。 まあでも、相変わらずいい声してますし。聴くのにやぶさかではないです。
TM NETWORKのトリビュートライブ、プレオーダー申し込むのをすっかり忘れていたああ! がーん。
戦国時代って人気ありすぎて好きじゃないのですが(天邪鬼)Gackt@謙信とゆーすごい配役に期待の今期大河。 内野さんの山本勘助、いいですね。意外と小汚い(失礼な)役が似合うのは不思議です。子どもの頃に疱瘡にかかっててあんなきれいな顔してるわけないだろーと突っ込みつつ(笑) 寺島さんが出ていて「おや?」という感じでしたが、1話で討ち取られてしまいました。涙。
ちょっと風邪気味で引きこもりモードです。
■正月ドラマ感想 『明智光秀』 上川隆也の御館様が素敵。一豊よりかっこよい。 ぶっちゃけ、秀吉と光秀と信長の微妙な三角関係に見えないこともなかった(笑) 光秀謀反の理由がちょっとこじつけっぽいが、ギバちゃん@秀吉の腕の中で死ぬ場面でよしとする。
『白虎隊』 2時間半×二晩もつのか?と思ったが、意外に悪くなかった。 悲惨な話ではあるがところどころに笑いが入っていたのと、名もない兵士の戦闘シーンをきちんと描写しよう、という意気が感じられてよかった。 ただ、上官をなじる場面で山下智久の演技が下手なのが目立ってしまい、悲しかった。 白虎隊の他に、玄武隊や朱雀隊もあったのね。やはり四神は揃ってこそですから(笑)
品物はこれでございます。(←オペラ座?) 「ボーイズラブによってはじめて明かされる日本史の真実」ということですが、歴史好き腐女子にとっては目新しいことなんて何も書いてないんだろうな、などと思いつつ、そのうち買うかもしれません。 てゆーか、BLによってでなくてもふつーに日本史って男色衆道バリバリじゃん。織田信長にしろ武田信玄にしろ藤原頼長にしろ。 大河ドラマや10時間ドラマではすっぱりその辺を削除しているのを、歴史オタクが叩かない方が不思議。(とパオロ・マッツァリアーノさんが言っていた) 「風林火山」ではちゃんと高坂弾正との関係描くんだろうか? 謙信をGacktにしたくらいの企画であれば・・・(笑) 人間の欲望が本能だけによるものではない、というのは、男色の歴史を見ればわかります。 そういや、豊臣秀吉は男に興味がなくて逆に変態扱いされていたとか。 あるとき、信長だかその家臣だかがとびきりの美少年を選んで秀吉に送り、「これほどの美少年ならあいつも手を出さずにいられまい」みたいな調子でわくわくしていたところ、秀吉はその少年に「姉か妹はいるか?」と訊き、いないとわかるやあっさり突っ返したという話をどこかで読みました。 ・・・ホントかどうかは知りませんよ?(笑) 少なくとも藤原頼長(誰それ、という方は日本史の教科書の「保元・平治の乱」参照)は、自分の日記に「今日初めて××(確か木曽義仲の父親) と寝た。本懐を遂げられてチョー嬉しい! トキメキ★」みたいなことを書いていたほどの筋金入り男色です。 ちなみに私は足利直義×尊氏とか好きです。佐々木道誉が絡むとなおいいですね。 もっとも、BLと男色では重なる部分と違う部分とがあってなかなか面白い比較対象ではないかという気はしますが。
2007年01月03日(水) |
ニートだっていいじゃない |
自己弁護だと思われても一向に構いませんが(笑)昨日の親戚との新年会で、叔父が言っていたので。
「一番良いのは、能力があって働いてるやつ。 次に良いのが、能力があって働かないやつ。 その次が、能力がなくて働かないやつ。 最悪なのが、能力がないのに働くやつ。」
やればやるほど、周囲に後始末が増えていくからだそうです。 まあ、そういう叔父の娘さん(早瀬のイトコ)も大学卒業して未就職なわけですが(汗) 人を雇う側も、よほどの大企業ならともかく中小規模では結構大変みたいです。
Yahoo動画でTV版ハーロックの第1話を見ました。 理想の攻です。 笑えるほど硬派な男です。 もう登場シーンから瞳キラーン!ですからね。寡黙で沈着冷静、根は熱くて、そんでお約束の「女子供に優しい」。 2次元3次元ひっくるめて早瀬の理想の男性像なのですが、昨今のBL(特に現代もの)ではこういう無頼派は攻になりにくいですね。貧乏くさいから(笑) イヤ、海賊なので別にお金には不自由してないわけですが、基本的にBLの「生活安定志向」には沿わないかと。個人的には、こういう男に人生狂わされる受ってのもいいじゃん、と思うのですが。 数年前に深夜やっていた「SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK」は、どうも敵の設定がぴんとこなくて途中で見るのやめてしまったのですよね・・・。アンジェトロワみたいだな、と思って。 EDのトニセンの曲はすごく好きでした。「ちぎれた翼」。着メロにDLしたぐらい(笑) 今だったらむしろ、TV版の設定の方が時代状況に合ってる気がします。 やっぱり井上真樹夫さんの美声全盛期が一番好きなのですが、山寺さんも意外と悪くなかったとは思いました。 TV版の続きと深夜のDVDが気になります。 神谷明が台羽だったのか! びっくり。
2007年01月01日(月) |
中原中也生誕100年 |
大掃除さえせずに年を越した早瀬にとってなんの感慨もないただの2007年が、意味を持つのはこれです。 中也さんの死んだ年齢になりますしね(苦笑)
生きるということは、「一人」と「一人ではない」のバランスを自分で編成していくことだと思います。 自由と孤独のセット、絆と束縛のセットを、一番自分にしっくりくる形に作る。 みんなそれぞれ違う形ができる。 とてつもなくいびつなそれを作る人が、芸術家と呼ばれるのかもしれません。 中也さんが現代に生きていたら、絶対パンクロッカーになっただろうなと思う元日。
水神さんから景時のメール年賀状を頂いて、萌え初めた早瀬でした(笑) ちくしょー(え?)
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