2005年06月30日(木) |
オペラ座の怪人カナダ版 |
えーと自分でも存在を忘れていたんですが、部屋で偶然発見しました。カセットに録音してあるところを見るとCDを誰かに借りたか図書館で借りたかしたのでしょう。ほぼ歌のみの収録で短いです。 キャストは以下のとおり。
ファントム→Colm Wilkinson クリスティーヌ→Rebecca Caine ラウル→Byron Nease
まず、ファントムは上手いです。歌は上手いです。しかし、「お父さん」声なんです。人間くさいというか、おっさんくさいというか。おっさんならおっさんでもいいんですが、色気が全然ない。だからクリスティーヌとの関係が完全に「年頃の娘に嫌われるカワイソーなお父さん」です。「怪人の隠れ家」でのやり取りなんか、まるで親子喧嘩。 萌えません。 このファントムでは萌えません。 ラウルはロンドンキャストのスティーヴ・バートン(数年前に自殺されたそうで・・・痛ましい)系の頼もしいどっしり声。私は嫌いではないですが、この人の方がファントムっぽいです。クリスティーヌは・・・そうですね、歌は可もなく不可もなく、ヒロイン声と言えばヒロイン声だけどちょっと気が強そう。特にクライマックスのキスシーン直前で「あなたは私を騙していた 私は盲目的に心を捧げていた」(拙訳ですいません)の部分で、怒ってるんですよ。悔しそうというか。「騙しやがって!」って感じ。だから次の「Pitiful creature〜」にどうも感情的に繋がらない。 キャラが立ってる分ロンドン版の方が好きですね。 ちなみにこれを聴いてから映画版を聴き直したら、ジェリーのファントムはビジュアル本位で選ばれたというのがよくわかります(笑) エミー・ロッサムはやっぱり声が抜群ですけどね。
いやー最近もう何のサイトの日記だかわかんないですね(汗) でも夏のフィルムライブには行きたいと思ってるんですが。 治りかけの風邪が街中の冷房にやられてぶり返しました。やべー。
2005年06月26日(日) |
ワールドグランプリ ブラジル戦 |
いや〜惜しかったあああ。 つか、勝ってても不思議はない展開だったんですが、最後は力負けしてしまいましたね。もー第5セットはどっきどっきでした。もし勝ってたら確実に泣いていた(笑) 第3セットが省略されたのでどこが悪かったかわかりませんが、4セット目ではレシーブも乱れてたし、明らかにパフォーマンスが落ちててちょっとどうかなと不安ではあったのですが・・・。今日はブロックも決まらなかったですしね。オープン攻撃が封じられなかったし、アテネの例からしてテンさんがサーブミスるときは大抵勝ててないし(苦笑) 第5セット後半、追いついたところでユウのブロードとサーブがミスったのが致命的だったかな。全体的にブラジルもやたらミスが多かったから、ホームだし勝てればいいなーと思ってたんですが。 菅山と高橋の巧さがパワー劣位を補ってはいたものの、レシーブがきっちり返らないと活きないってことかな。交代できる選手がいなかったのも弱点だろうか。 とにかく残念。でもいい試合ではあったと思います。
2005年06月25日(土) |
オペラ座の怪人(四季2回目)とWG韓国戦、と海猿 |
自分で言うのもなんだが、ホント好きだよな私(笑) 本日のキャストは ファントム=高井さん クリスティーヌ=坂本泰子さん ラウル=佐野さん 見たかった佐野子爵様に当たって嬉しいですね。ほほ。 坂本さんは初めてです。ちょっと背が高めでおとなしい感じ、というか、最初から綺麗に声が出ていて上手かった(いきなり「Think of me」でぐっときた)こともあって、ラウルよりもお姉さんに見えるクリスティーヌでした(笑/実際には絶対佐野さんの方が年上の筈だが) 四季のクリスティーヌは、「夢見がちヒロインタイプ」を中間にして左の極に「不思議ちゃん」、右の極に「優等生」がありまして、左の代表が野村クリスティーヌ、右の代表が鈴木クリスティーヌですかね。ちょうど中間が沼尾クリスティーヌで、坂本クリスティーヌは右寄りかな。一番近いのは中澤クリスティーヌで、こちらの方が少し左寄りでしょう。「メグの人(荒井さん)がクリスティーヌやればいいのに」という声を休憩中に聞きましたが(苦笑)荒井さんがやったら間違いなく左ですね。エミー・ロッサムも左(笑) 私はお姉さん系好きです。佐野子爵様はやんちゃな感じがするので、お姉さんタイプの方がぴったりかな〜と思うし。佐野さんはさすがに年取ったな〜という感じですが、その分昔より包容力があっていいですね。そろそろこの人のファントムがデビューでは?(笑) 高井さんは気障が板についてきたのか(笑)悪役度と爆発度が上がってたのと、やっぱり我慢してる感じが可哀想で泣けました。ラスト近くでクリスティーヌに選択を迫るとき、オルガン弾きながら背中を屈めてて苦しそうでした。しかも最後の「アイラブユー」がねー切なかったんですよー。ああ、やっと純粋にこの言葉を言えるようになったんだな、ってのがひしひし伝わってきてね。なんかこの人のファントムは観客を申し訳ないキモチにさせますね(笑) 「あっ怒らせちゃった」「あっ落ち込ませちゃった」みたいな。 なんか、坂本クリスティーヌと高井ファントムは似たような雰囲気のせいか「この2人なら一緒に生きていけるんじゃ?」という感じがしました。最初に隠れ家に連れてこられたとき、坂本クリスティーヌの表情が安心感に満ちていたんですよね。エンジェルへの憧れとかではなく、とても気を許せる同志といるときのような。ただそこに、上品さよりも直情気質(笑)の佐野ラウルが入ってくるとそっちに気を取られちゃうっていう(笑) そういう意味で関係のバランスがいい組み合わせだと思います。個人的には。理解しやすいというか、感情移入がしやすいんですかね。坂本クリスティーヌの表情がニュートラルに見えるため最後のキスの意味がわかりにくいかもしれませんが、わからなくていいんだ、と思えました。ラウルへの愛ゆえの犠牲精神とか、イヤ本当はファントムが好きなんだとかいろいろ解釈はありえますが、少なくとも打算ではない純粋な何かを感じ取ったからこそファントムが己を恥じた訳だし、2人にしかわからないってことでいいんじゃないのかな。佐野ラウルは「あぁ〜〜!」っていう絶望の顔をしていて可愛かったですけどね。こういうとこ、キャストが違うと受ける印象が変わってくるので面白いです。 あと今回特筆すべきはムッシュ・フィルマンがむちゃくちゃ若かったこと! しかも背がすらっと高いんですよ。え〜こんなフィルマンさん見たことねー! 小林克人さんとおっしゃるのですね。いやービックリ。その分「支配人のオフィス」のお笑い度が下がってて、メリハリがなかったかもしれない。悪役系美声の持ち主なので、将来ファントムにコンバートされる可能性ありと見ました。いやでもその前に佐野さんを・・・(超個人的希望) ところで毎度思うが、「ザ・ホ゜イント・オブ・ノー・リターン」のあの絡みをリハではピアンジとやっていたのかと思うと・・・(笑) 今回久しぶりに2階席から見まして、思ったより舞台の奥行きがあって見やすかったです。来年も行くぜ(握拳) つか今年のうちに最低もう一度(笑) 今日は、オケの一部(たぶん吹き物系)が二度ほどヨレったのが残念でした。頑張って下さい(笑)
さて、韓国戦。序盤なかなか抜け出せずにハラハラしましたが、手数で勝っているのでミスをしなければ勝てる筈!と応援してました。打ってよし、守ってよしと菅山大活躍でしたな〜。「強い」という意味では前回のチームの方が強いと感じたんですが、「スリリングな強さ」でもあったと言いますか、「緻密な強さ」というのもあるんだな、と今回のチーム見てて思いました。
で、「海猿」を見ました。 ヒデだから。 海上保安官という題材は確かに新しいが、その分何もかもがどこかで見たような展開で、どっかで見た恋愛にどっかで見た仲間関係、どっかで見た査問委員会(笑) 特に工藤の死の扱い方はちょっとな、と思う。でもヒデが可愛かったのでいいです(笑) 7月からTVでやるのか・・・見る、ような気がする。
2005年06月24日(金) |
ワールドグランプリ ホ゜ーランド戦 |
ちばあきおの漫画「キャプテン」を思い出す(笑)トモさんからテンさんへのキャプテン継承。そんでもって遂に国内初試合となる新生柳本ジャパンです。 グリンカがいないとはいえ、日本もレフトアタッカー陣が怪我で欠場。それでもストレートで勝っちゃいましたね。ホ゜ーランドがちょっとばたばたしてミスが多かったというのもありますが、去年のチームと比べてレシーブが格段に安定していて、増えた攻撃パターンが存分に生かせていたし早いしブロックも強化されているし、メリハリがありますわな。ユウのバックアタックとかアテネ組の進化と試合慣れ、それに新戦力も輝いてました。特にカオル姫こと菅山の美しさが(笑) やはりトモさんがいないのは寂しいですが、更なる進化の楽しみな全日本です。明日も燃えさせてくれー。それにしても「鉄腕エリカ」ってすげーネーミングだよね(笑)
厳しいようだけど、「全日本」というチームはやはり勝ってなんぼのプロフェッショナルな訳です。若かろうがベテランだろうが関係なく。今日の女子を見ていて、男子の「子供っぽさ」はそのへんの意識の違いもあるように思いました。早く成長して欲しいものですが、大丈夫かなあ・・・。
2005年06月23日(木) |
陰陽師 鉄輪恋鬼孔雀舞 |
「おんみょうじ かなわぬこい はるのパウ゛ァーヌ」と読みます。いろんな流派の日本舞踊家が集まって上演する創作舞踊で、恥ずかしながらワタクシめが習っている流派の偉い先生(会ったこともない)が振付をされているということで、見てきました。 っつーか、「陰陽師」ですから!(笑) ちゃんと夢枕師匠が脚本書いてるのですよ。えっへっへ。 感想は、思っていたより日舞じゃなかったです(笑) ダンスって感じ。ところどころ日舞っぽいソロの踊りはありましたが、全体的には歌と台詞のないミュージカルみたいでした。ときどき地唄が入りますが、古文なのでよくわからない(苦笑) まあ、ストーリーがほぼ原作どおりなので大体はわかりますが、登場人数がやけに多くて「…誰?」ということも。特に謎の孔雀のオバハンとかビジュアルバンドみたいな格好のおっさん達とか、プログラムを見て何の役どころだかわかりました。 こういう振付だと日舞としての上手い下手があんまりよくわからないんですが、葛の葉(晴明はちゃんと白狐と保名の子ってことになってます)役の方と徳子姫役の方がソロがあるので上手いなーって感じでした。そうそう、狐達の衣装と振付が可愛かったです。 しかし主役である晴明が、立ち回りはあるものの踊りらしい踊りはしてなかったのが残念。そして博雅がマロ眉毛だったのが衝撃・・・(笑) 出番少なかったし。 ラストは何故か敵の式神まで混じって楽しげにドンヒャララ。レビューのようでもありミュージカルのようでもあり、しかしそれにしてはちょい眠いかな、という(笑) 新しいことをやるのは難しいんだなあ、と思いました。
ところで、原作読んでない人が「姑獲女の夏」見に行くことってあるんだろうか。「えー! 20ヶ月も妊娠してるってなんでなんで?! 見に行きたーい!」みたいな人がそんなにいるとは思えないんだが。
半分はバイオリズムのせいでもありますが、また風邪ひいたみたいです。図書館の冷房にやられたのかな。困ったもんだ。レホ゜ート課題がまだまだ沢山あるってのに(泣) 家で休養してますが、どーにも勉強に集中できないので気分転換にBBSにSSを載せました(笑) 自主規制で固有名詞を省いたので、わかる人にしかわからない二人です。といっても割とバレバレだと思いますが(笑)どうしてもわからない方は遠慮なくメール下さい。 書いてて思ったんですが、なんとなくミハベっぽいなあ、という・・・(笑) イヤ、私はどっちかっつーとアベミハなんですが(何のカミングアウトだ) っつーか本職(?)の方には全然ちゃうわ!と言われそうなのでやめときます。ま、口が悪くて意地っ張りなんだけど攻にベタ惚れの受、って意味ではSUGIちゃんの系列でもありますか。
2005年06月18日(土) |
ワールドリーグ ベネズエラ戦 |
レシーブに差がないぶん高さとパワーと試合経験で負けかな、という序盤の印象が大きく変わることはありませんでしたが、前回よりもセンター陣が働いていたり(ブロックが決まるとカッコいいよな〜)福澤が思っていた以上にスゴい選手だったり(笑)と見所はありました。今回は拾って繋いで早い攻撃ってのが日本の基本戦略かなあと見えたんですが、どうでしょうね。それにサーブで揺さぶれれば完璧ってとこ? まあ言う方は無責任ですが(笑) そう考えるとやはりセッターは宇佐美がベストかな。山本も悪くないんだろうけど、この人ならではのゲームメイクってのがイマイチ謎で。 つーか、終わってみればストレート負け。相変わらず詰めは甘いし、お前ら集中力短すぎ!(笑) 全く勝ち目のない相手とは言えなかっただけに苦笑といいますか、まあいいんですけど別に(空笑) 若い選手を使うってことは、監督の責任は重いと思うんですよ。10代後半までは遺伝的才能で突っ走れますが、そこから先は努力という才能がモノを言うと私は思ってるので、一人一人が努力できるように導いてやらんといかんでしょう。使い方+育て方、結構な重責ですが、あえてそうしたのだからやり遂げて頂きたいものです。だから荻野を入れたんでしょうしね。 それにしても今チワワは何してるんですかねえ・・・(遠い目)
そろそろ記憶が薄れてきたな(笑) えーと、この時期の京都の朝は結構肌寒く、日中との気温差が大きいので早瀬には向かない気候だと思いました。そのせいかちょっと腹の調子がイマイチ。でも朝食は結構食べて10時くらいに祇園へ。 駅前からの街中は銀座みたいになっててあまり「時代」を感じませんが、祇園のあたりはアーケードの形も独特だし木造の茶屋や料理屋が並んでいて、幕末に若いやつらが遊んだのはこういう雰囲気でか、という感じ。舞妓さんがお稽古に行く途中をつかまえて(笑)一緒に写真を撮ってもらいました。このときの運転手さんのコメントがなんかおかしかったので書いておきましょう。(京都弁は再現できないのでニュアンスで) 「よかったですね、可愛い子で。最近はなんや、やたら背の大きい子もいましてねえ」 うーむ、やはり舞妓さんは今風のモデルみたいなのじゃない方がいいってことかな?(笑) 歌舞練場を見て、祖父母に付き合って買い物する予定だったのですが、昔と比べてお店らしいお店がない(祖父母談)ため結局駅の中の伊勢丹へ。河道屋の蕎麦ほうるや聖護院の生八つ橋など、自他へのお土産を買ってから早瀬と母は京都御所、祖父母は吉田山荘へ。その前に尾張屋で蕎麦の昼食。これまたうまかった! うまいものはタクシー運転手に訊け!ってとこでしょうか。 さて、京都御所ではばしばし写真を撮りました。「陰陽師」で見たような紫宸殿とか清涼殿とか、滝口も見られてこのへんに滝口の武士がたむろしてたんだなーと思うとちょっと感動。このとき早瀬母は、ガイドの人の説明が長いからとさっさと先に歩き始めてしまい、ガイドの人に「先に行かないでくださーい。警報装置がついてますから、捕まるかもしれませんよー」と笑われていました。しかし本人は気づきませんでした。早瀬は他人の振りをしましたが、連れなのはバレバレだったと思います。こういうところがなあ・・・(苦笑) また駅に戻って買い物しましたが、早瀬は目当てのものが探し回っても見つからず、疲労もあってかーなーり不機嫌でした。態度が悪いので怒られました(笑) こういう、普段モードと疲労モードとの極端な差が欠点なのはわかっているんですが・・・なかなかねえ。新幹線で寝たら平常モードに戻りましたけど。
1泊2日の割には結構充実していたと思います。残念ながら今回は萌え系スポットには殆ど行けなかったので、次は糺の森とか神護寺とか、まだまだ見たいところはあるのでまた京都行きたいです。でもこの面子はもういいです(笑)
と言っても1泊2日なのでそんなに書くことないんですが(汗) さて、1日目の主な観光場所は
壬生寺→八木邸→銀閣寺→詩仙堂
こんだけです。少ないと思うでしょう。しかし、年寄り連れの旅だとこの程度が限界なんです。ちなみに今回の参加メンバーは早瀬と母、母方の祖父母の4人です。平日暇な面子です。 幸い梅雨の晴れ間に恵まれてお昼に京都に着いてみると、京都駅は伊勢丹やらなにやら入った巨大な駅ビルになってました。10年前はここまででかくなかったような。左右に長くわかりにくく、バリアフリーとか人にやさしいとかそういう発想からは最も遠い設計かと思われます。いいのかこれで。 まずはタクシーで壬生寺へ。意外に小さいお寺でした。売店であれこれグッズを買い漁り、100円払って壬生塚へ。池に謎の龍神様(銅像)を発見したので写メっときました。それにしても何故? ここは龍臥亭か。それはともかく、芹沢や河合のお墓もここなんですね。我々(早瀬と早瀬母)の他、大学生くらいの女の子グループと修学旅行の男子生徒達がいました。 八木邸では市役所の方のガイド付きで、芹沢暗殺の部屋に上がれました。いやー臨場感ありましたねー。どきどきしてしまいました。刀傷も生々しいし、「あートシ達が潜んでいた庭だー」(あれはセットだが)とか思いました。八木さんちは朝倉義景の一族の子孫なのだそうです。説明を聞く限り、新選組の面々よりも源之丞さんの方がよっぽど人としてエライですね(笑) で、説明が最後まで終わらないうちに受付の方が我々を呼びにいらっしゃいまして、何かと思ったらタクシーの中で待っている気の短い祖父が騒ぎ出したとのこと。仕方なく途中で退出しました。 今回の主催者(出資者)は祖父なので、理不尽な仕打ちにも耐えねばならないのです。それに高血圧の持病があるのであまり怒らせる訳にもいかない。でも、確実にストレスはたまります(笑) 銀閣寺に行く途中、タクシーの運転手さんに教えてもらった「おめん」でうどんを食べました。むっちゃおいしかったです。オススメ。 銀閣寺は落ち着いていていい感じでした。本殿が修復中だったのが残念。ばしばし写真を撮りました。やはり義政は文人タイプだったんだなあ。一度くらいここに右京大夫様を呼んであげたんだろうか。しくしく。 詩仙堂はそんなに大きくないけれど、京鹿の子と菖蒲の美しい庭で和みました。 それから老舗の宮脇売扇庵へ寄って日舞用の扇子を見ていたんですが、これまた途中で祖父が「早くしろ」と騒ぎ出し、早瀬は恥ずかしいやら気まずいやらでまたストレスがたまりました(笑) 木曽義仲が京都で嫌われたのはこういう感じだったのかもしれない。ちなみに母はこういうとき、「店の人にちょっと謝っておけばいいのよ」と平然としているタイプです。・・・父親似ですからね(小声) 結局、「恥」という観念を一番強く持っている人間が損をするものです(笑) 宿は柊屋別館です。鱧や湯葉といった京の名物入りの食事はおいしいし庭も見えるし雰囲気はいいのですが、部屋の扉が、襖式の引き戸に鍵が取り付けられているタイプで、なんか心理的に不安を覚えました。ちゃんと見回りの係の人がいるみたいなので大丈夫かとも思うんですが、どうもね、後ろの同じ襖式の引き戸から仲居さんが入ってくる構造も個人的にはちょっと馴染めなかったです。お風呂入って布団に入りましたが、環境適応力の低い早瀬は旅先では熟睡できないため、うとうとしながら朝を迎えました。 2日目に続きます。
2005年06月12日(日) |
ワールドリーグ ブラジル戦 |
録画しておいたのを京都から帰ってきて見ました。その感想。 新生植田ジャパンの初ホーム試合ということで、ま、相手が相手ですから勝てるとは到底思ってない訳で(笑)これくらい力の差がありゃ逆に思いっきりやれるんじゃねえかなーと思ったりしたのですが・・・うーん、率直に言って面白くない試合でした。 3セット目を逆転で取ったのになんでかな、と思ったら、あれって「もぎ取った」って感じじゃないんですよ。ブラジルの方がガタガタしてふと気づいたらあれ、追いついちゃったぞ、みたいな。なんで取れたのかがよくわからない(相手のミス意外)からつまんないんですよ。 田中ジャパンと比べてミスは少ないんですが、そのぶん見せ場もなくなっている感じがするのはチーム歴が浅いから仕方ないのかもしれませんが、全体的に、子供っぽいバレーしているな、という印象がありました。 ブラジルのプレイと比べてて気づいたのは、バレーって、「やるべきことをやる」ことが凄く重要なスポーツだなということで、例えばサッカーだったら万が一パスをカットされてしまっても誰か奪い返してくれるかもしれないし、最悪GKが止めてくれりゃいい訳ですが(笑)バレーは人数が少ない分1人あたりのミスが痛いんじゃないでしょうか。だから「必要なことをきっちりやれる」チームが強い。それができて更にプラスアルファができるチームが頭抜けするみたいです。だから、これがダメだけどアレは得意、というタイプの選手が多いときついんじゃないかな。 まだどうも植田ジャパンのビジョンというか「形」が見えてこないので何とも言えませんが、加藤を外したからにはそれ相応の結果を出しやがれ、と思ってしまうのでありました。
糸井重里氏のサイト、通称「ほぼ日」に町田康氏のインタビューが掲載されています。小説についての経験論ですね。 そっかー小説は休むとその分ヘタになるのかー。だから毎日書かないといけないのかーってことはもう2ヶ月以上書いてない私は相っ当ヘタになってるんだろうなー。まあ、続けて書いてても上手くならないときはならないけどな(苦笑) たぶん、というか昔からわかってたことだが、私は小説を書く自分が好きじゃないのだと思う。 だってカッコ悪いじゃないですか。 誰かが読んでくれることでそのカッコ悪さを相殺というか補填することができるだけで、本質的にカッコ悪いことには変わりない、と思う。(森博嗣もどこかでそんなことを書いていた気が) なんでそんなカッコ悪いことを、わざわざやっているのか。 それは、
カッコ悪い人間だから。
というのが究極の答えだろう(笑) しかし人間とはまた真実から目を逸らしたがる生き物でもあって。 上手くなれば、カッコ悪くなくなるかも。 とか。 のめり込めば、カッコ悪いという事実を忘れられるかも。 とか。 今までずっと、そういう誤魔化しとの戦いだったような気がする。
念の為に言わせて頂くが、これは私の感じ方であって、今この社会に何万人といる字書きの人々全般がどうということではない。人によっては「カッコ悪さ」でさえ芸風であるからして。
さて、明日はワールドリーグ放送。来週頭には京都旅行です。うはうは。楽しみです。
2005年06月10日(金) |
Cool Bizに物申す |
初めに言っておくが私は冷房にすこぶる弱いので、スーツ着込んで「暑い暑い」言っている男性の存在は大変迷惑である。 従って、クールビズには原則賛成。 しかしだ。 総理に倣えとばかりノーネクタイにした某官房長官がすんげーダサく見えるのは何故なんだ。頼りないマンションの管理人のおっさんみたいではないか。何故だ。やはり「スーツにネクタイ」という「大人の公式」に私も汚染されているのだろうか?と自問して気がついた。 髪型や姿勢、表情といった服装以外のものを、「スーツとネクタイ」がいかに隠蔽してきたかという事実である。言い換えれば、成人男性のオシャレ感覚をいかに麻痺させてきたか、ということだ。ジャケットにはジャケットの、シャツにはシャツの、それにふさわしいトータルな格好というものがある。これは、女性にとっては常識である。だがそうしたセンスを麻痺させられてきた成人男性が、「スーツとネクタイ」を取っ払われて露呈するのは、すなわち「私にはオシャレの仕方がわかりません」という自己アピールに他ならない。 実に気の毒である。 とある閣僚が、「首の辺りが寂しいのでネクタイをしたい」みたいなことをワイドショーで言っていたが、この世にはループタイというものが存在する。他にもチョーカー、スカーフ、バンダナ、ネックレスなどなど。涼しくかつだらしなく見えない服装という観点から、その気になれば工夫の余地はあるだろうに。 君は犬か。 首輪がないとそんなに寂しいか。 いやいや、要するにこの方は「ネクタイなしでは社会人としてのオシャレの仕方が全然わかりません」と告げているのである。 そこで、ファッション界の方々に提案。 「お父さんのためのクールビズ講座」を是非開いてあげて下さい。 開襟シャツをオシャレに着こなす方法、ポロシャツでもまとめられる商談、アロハでもできる接待などなど。 欧米のオヤジに比べて日本のオヤジは格段にダサい。「スタイル」というものがないからである。クールビズがその突破口になればいいと思う。
おお、なんか新聞の社説みたいに終わったぞ。 ちなみに、今見ると「省エネルック」もなかなかかわいいではないか。半袖スーツ、誰か再開発してみたら?
結構ウマイです。マイブームです。 冷えてるときはプーアル茶風味、というか濃いウーロン茶の味。 常温では紅茶っぽいウーロン茶の味。 ま、要するにウーロン茶なんですけど(笑) 香りが微妙に違うのでちょっと得した感じ。 急に暑くなってなんだかだるいですが、これで梅雨に入ると寒くなるんだよなーやだなー。冬物と夏物の服が部屋で混在しています。 ここんとこ毎日大学の図書館行ってレポート作成のため勉強。私は3つの大学の図書館に出入りできるんですが、私立大学の2つは建物がとてもキレイで(好みの建築じゃないけど)明るくて勉強しやすい机。冷房も少し強すぎるくらい効いています。残り1つは国立でかなり古い建物なので、「明治の洋館」て感じがとても雰囲気あるのですけども、机も古いし、昨日行ったらなんと扇風機が回っていました・・・。オイオイ。印刷物飛ぶっちゅーの。
アラニス・モリセットの去年出たアルバムを中古で買いました。
と、ネットサーフしていてスゴイ情報仕入れてしまったので追加。 「新選組!」続編製作決定だそうです。 うひょひょひょひょひょ。
2005年06月01日(水) |
どうでもいい話をしよう |
最近の若い男の子がキャップをナナメにかぶっているのを見る度「ウラァ!」と直してやりたくなる早瀬です。 何ですかアレは。 オシャレなんですか。 オシャレってのは物凄くアタマが悪そうに見せることなんですか。 それはそれで勝手ですが、こういうかぶり方してる子に限って本当にアタマ悪そうな顔してるからおねーさんは不憫でね。 まあどうでもいいんですけど。
そういや今日夏の服を見に店に行ったらなんですか、良く言えばフワフワ、悪く言えばシワシワのうすっぺらな服が何種類もあるではないですか。キャミの上にフリフリの何か(名前がわかりません)を着て更にカーデガンを着て更にブルゾンとか着る訳ですね。 ライブで暴れてどんどん脱いでいくならいざ知らず、薄いのを何枚も重ねるくらいなら最初から厚いのを着ればよいではないか。そう思う私は既に年寄りか。いや、別にいいんだが。単にそれ用の服ばっかり店頭にあるのがね、ちょっとね。まあどうでもいいんですけど。すれ違う女の子が何枚着てるか目で数えるのが癖になっているこの頃。どうかセクハラと間違われませんように。
本当にどうでもいいがそろそろブログにしようかな。
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