早瀬の呟き日記

2004年01月29日(木) ネズミ、弟を襲う。

早朝、すごい物音で目が覚めた。
ガタガタン!
それは隣の風呂場からだった。
続いて男の叫び。
「うおぉうっ!」
弟だ。
足でも滑らせたかと私はそのまま布団をかぶっていたが、祖母が見にきたらしく、弟がこう言っていた。
「ネズミが出ました!風呂場にっ」
そう、遂に奴はその姿を現したのである。後で私は弟@大学にメールを送った。随分びびっていたが、そんなにでかいネズミだったのか?と。以下が彼の返事である。
「大きさはモルモットぐらいだけど、びびるに決まってるだろ!頭洗ってたら足に乗ってたんだぞ(怒りマーク)」
あの物音は、弟がびびって湯船の縁に逃げ上った音だったのだ。裸で(笑)
「今度見つけたら殺る!」などと勇ましいこと言ってたが…フッ。
まあそんな訳で、結構料金が高いので迷っていた業者に本当に来てもらうことに。
ちなみに弟を襲ったネズミは、目にも止まらぬ速さでいずこかへと逃げ去ったという。



2004年01月26日(月) ステキ運転手さん

都バスに乗っていたら、ある停留所で乗ってきた青年が「一万円札で良いですか」と尋ねた。運転手さんは札入れ(推測)を見て、「ああちょっと(お釣りが)ないですね・・・」と答えた。青年が「そうですか」と降りようとしたところ、運転手さんは「どちらまでですか?」と訊いた。彼は終点までだと言った。運転手さんは「じゃあ、今度バスに乗るときに今回の分を払ってくれれば良いですよ」と言って、彼を乗せた。
感動したね。
次に2回分払う保証なんかない。
1回分ただ乗りしちゃうことになるかもしれない。
それでも乗せた運転手さんのはからいに感動した。
私は学生の頃、地下鉄を降りようとしたまさにその時、ホームと車体の僅かな隙間に切符を落としてしまい、その旨改札の駅員(当時有人だったのだよ)に伝えたところ、「もう1回買って下さい」と無慈悲な応対をされたことがある。
なんだこの野郎、嘘なんかついてねえよ。今そこでマジに落としたんだよ。
当時真面目で大人しかった高校生には、そんなこと言えなかった。素直に切符を買った。
しかし今でも根に持っている(笑)
だから今日の運転手さんに感動してだね、しかも一番前の座席に座ってたので、私が青年の乗車賃出してもいいかな、と思ったのである。
何故か。
「情けは人のためならず」とは、「他人に親切にすればきっとあなたにもいいことがあるよ」という意味である。それが真理であれば、皆「あーいいことしてよかったなー」と思うようになるではないか。見返りを求めないのが本当の親切というものだろうが、見返りがあって腹を立てる奴はまずいないのだし。
私はこの運転手さんに損をさせたくなかったのだ。
しかし、勇気がなかった(笑) まあ彼の給料に関係ないんだろうななどといらんことを考えたり、しかも青年が私の向かいの席に座ってしまったために「さっきの人の分です」と運転手さんに言いづらくなったりして、結局そのまま降りた。
情けない・・・。
とは言え、ここに記しておく。
運転手さんの良心に万歳。



2004年01月22日(木) 「エースをねらえ!」

子供の頃アニメを見ましたが、全くと言っていいほど内容を覚えていないので、あんまり先入観はなく楽しんでます。
無論、ツッコミながらという流儀で(笑)
なまじキャストのビジュアルが現代風なので、違和感のある台詞回しがちょくちょくありますが(特にお蝶夫人は忠実に再現するより「落ち着いたお姉さん」キャラの方が良かった気も。原作ファンからは非難されるだろうけど)、それよりも宗方コーチ(内野聖陽)がツッコミ甲斐ありすぎで大変です。
美形でヘンな奴、ってのが私結構ツボでして、コーチってば部活指導時に必ず襟の立ったロングコート姿なのは「コートでコート」というダジャレなのかとか、学校に雇われてるのにひろみだけ個人指導してたらそりゃ不満が出て当たり前でPTA会議ものだろとか、私服が和服って何時代の人だアンタはとか、ノックもせずに女子更衣室に入るのはいかがなものかとか、お友達と仲良すぎませんかとか(笑)色々出てきます。
お蝶夫人に殴られるシーンにこっそり萌えたのは私だけではない筈だ。ミョーに色っぽかった(笑)
今まで「エリザベート」は山口トートしか見なかったんですが、今年の5月には内野トートも取ってありまして、今からとても楽しみです。



2004年01月21日(水) ネズミの話完結編?

先日、家のポストにネズミ駆除業者のチラシが入っていたので、とりあえず調査してもらおうと祖母が電話した。今日見てもらったところでは、天井裏に奴らの痕跡(しかも親子)があり、床下など家の外壁の穴が何箇所かあってそこから出入りしているらしい。
一度の駆除では取り切れず、数ヶ月から半年の契約になるというので、見積もりをしてもらうことになった模様。やれやれ。



2004年01月20日(火) 冷え性の話

年末年始の風邪がようやく治ったのだけれど、私の場合冬はずっと(特に気温が一桁の時季)風邪の根っこみたいなものが残り続ける。
なんとなく寒気がする。風呂に入ると翌日特に寒い。ぞくぞくする。布団の中ではあったかいのに、起きて外に出ると寒くて、その日一日中寒い。どういうことだこれは。おまけに、すぐに鼻と咽喉の間が腫れてるような感じになる。
だもんで、貼るカイロを2個ぐらいつけた上、下着を何枚も着る。ババシャツは必須。着膨れしているので、コートを着るときの服装に困る。最近のコートは細身に仕立ててあるので、腕が通らないのである。ゲーテのように叫んでしまう。もっと温かい下着を!
たぶん冷え性のせいだと思うが、それにしてもえらい不便だ。体温調節に難があるのだろうか。
物凄い冷え性だと言っていた友人が、ボクササイズを続けていたら治ったというので、やはり運動と血行の問題だと思うが、ぼのぼの並に運動音痴の私に今更何をやれというのか。スポーツジムなんか絶対飽きてしまう自信がある。困ったもんだ。区民スポーツ教室とか通うか(笑)



2004年01月11日(日) 新選組!

正月にこじらせたお陰でまだ風邪気味の早瀬です。今回の風邪の最大の悲劇は「食欲がいつもどおり」ということで、これで痩せられるかもと期待していた私の心はブロークン。亀屋万年堂のチョコバナナのナボナは結構美味しいです。
さて、個人的には「赤報隊!」とかやってくれないものかと思いますが、確実に一年話がもたないので無理でしょう、ってな訳で。
よ〜やく好きな素材になってくれました大河。戦国夫婦ドラマも目的不詳の剣豪もどうでもよく、決定報道からずっと楽しみにしてたのですが、期待を裏切らない面白さで、45分の間に3回は確実に吹き出しました。さすがは三谷幸喜、こんなアホっぽい新選組は初めて見ましたよ(笑) 実際あいつらアホだもんな、ある意味(笑) あ、別に賢いこと(だけ)がいいことだとは思ってませんよ。
香取慎吾は如何せん若くて貫禄ないので、青年時代はいいのですが局長姿がイマイチ・・・コントっぽい(笑) 皆が集まってるシーンなんか、誰が責任者かわからん大学の文化系サークルみたいです。人斬りサークル(笑) これから段々に局長っぽくなっていくのを期待します。オダギリジョーは、現代ものではあんまり魅力がわかんなかったんですが、斎藤一役、かあっこいいですねえええ。無邪気に怖いこと言う藤原竜也@沖田もいい。司馬遼太郎の沖田みたいな感じ。しかし武田観柳斉がアノ人とわ・・・(笑) 水曜の隣の人が卑屈なコメントをしそうだ(笑)
もう完全に三谷流と割り切って楽しめるので、毎週の楽しみができて大変嬉しいです。

〈今週の思い出し笑い大賞〉
「木綿豆腐」



2004年01月02日(金) ヨコミゾな話

新年会で会った叔母から聞いた話。
3階のベランダに、丹誠込めたハーブの植え込みを作った叔母。ある朝いつものようにハーブに水をやろうとして、気が付いたのです。
……何かが、生えている。
ハーブでない何かが、土から出ているのです。近付いてよく見ると、それは……ニワトリの足。
ニワトリの足がパーの状態で土に刺さっているのです。
ぎゃーっ!
と叔母は叫んだそうです。
そりゃそうでしょう。想像してみて下さい。スイートバジルだのローズマリーだの、メルヘンちっくなハーブの植え込みに、ニワトリの足が「カッ!」と刺さってんですよ。
横溝正史の映画ですよ。
実はこれ、カラスの仕業だったのです。どこかのゴミ置き場からくすねてきたニワトリの足(たぶんスープの鶏ガラ)を、埋めておいたんですね。正月から猟奇なネタで大笑いしました。

さて、今日は「竜馬がゆく」でした。竜馬はまあどうでもいいんですが、私は岡田以蔵が好きなのでやる度に役者をチェックします。今までのところ、個人的ベストは長瀬智也の以蔵です。人斬りの凄みと、身分も知略もなく走狗として捨てられた一途さ故の悲しさがぐっと来ました。最高です。
しかし、幕末で好きなのが相楽総三と岡田以蔵という、いずれも切り捨てられて処刑された連中なあたり、だめんずうぉ〜か〜な自分を再確認。ぎゃふん。


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琳 [MAIL]