黒武日記
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 殺人野球「嵐!!!」
2005年10月29日(土)

 ハイ!今晩わんこそば!!
前回、「土佐高校」と書いた気がしますが、「土佐丸高校」の間違いでした!!いや〜すいません!といいついつどっちでもいいよな・・・そんな事。誰か読んでるんだろうか?これ。
なんつーか、昔の漫画らしくとっても主人公中心でどの編が山田の奴ってば凄いのか地味で分かりません。あと、気になるのが、土佐丸高校は甲子園準決勝の相手だったんですが、決勝の相手の高校は廃坑に伴い学校がつぶれるという運命にある可愛そうな高校ながら、土佐丸高校ほどのはっちゃけぶりがなるくてねえ・・・なんつーか土佐丸高校の闘いで負傷した里中の独壇場って感じ・・・。「里ー中!」という声援もまったく聞かずに「山田に惚れて明訓を選んだのはまちがいじゃなかった・・・!!」とか「山田に惚れて・・・」を一回の試合で2回いいましたよこの子!!ストーカーもここまでくれば天晴れですね!山田に対する信頼ぶりと何を見ても山田これを見ても山田!!負傷したための頭痛を誤魔化すために「あはは、この鯉山田に似てる」の台詞はなんつーか、深読みしたくなるっていうか、俺の恋(鯉)は山田そのものだぜ・・・みたいな・・・。スイマセン!おかしいのは私でした!!でも、別に萌えるっていうより里中の山田Loveぶりが凄すぎてツッコンでないとかえって気まずいというか・・・。そんな感じですよ。何故か山田の妹が甲子園にまで付いてきて同じ宿舎にいるんですが、その子が「里中ちゃん!一緒にお風呂はーいろ!!」っていうのもアレですが、山田の「里中風呂に行こう」というのも衝撃だった・・・。山田兄妹はお風呂好きでやたら一緒に風呂に入りチームメイトの岩城という奴(まあ、こいつも変人なんですが)に「いやらしい!!」と言われておるんですよ、そのお風呂でスキンシップ兄妹に風呂に誘われた里中は、あの兄妹の感覚でいえば家族に迎えられた感じですよ!よかったね里中!!つーか、そうなってくると里中の山田へのベタぼれぶりがかなり暑苦しくなってくるというか・・・。里中ちゃんはちっこくて女顔でものすごい上目使いで見つめてくる挙句、我慢強いんですが、「山田・・・山田〜・・・おれ、おれ・・・」なんて言いつつ頭が痛くてボールが投げられないって泣くんですよ。それを支える山田・・・が、山田がさ〜亀を彷彿とさせるほどの猪首なフォルムと細目もあいまってものすごいオッサンくさくて里中とのアンバランスぶりが、なんとも恥かしいんですよ!!!あわわああ!!

 まあ、そんな事より土佐丸高校ですよね〜!!
土佐丸高校は「鳴門の牙」なる男を首魁とする高知県代表(つーか土佐代表)のチームなんですが、我らが明訓とくしくも同じ宿舎なんですよ!
来るときから只者じゃない奴らで学校を出てから行方不明だっていうじゃありませんかー!!!


 いま・・・書いてたものをうっかり消しました・・・やる気うせた・・・。せっかく土佐丸の恐ろしさを・・・鳴門の牙こと犬飼小次郎さんの異常な理屈をお伝えしようとしていたのに・・・!!
なんかもお、やる気うせたんで。
小次郎さんのもみ上げほどにも暑苦しい小次郎異常語録でも書いときます。
正確に書けるかどうか記憶にかかってしまいますが、どれもインパクト大なのでなんとかなるでしょう。宿舎についてからの土佐丸の練習風景から抜粋。「嵐」という名の土佐犬を連れ満月をバックにホームベースを一つ放り投げて・・・。
「世間のやつらは俺達を不良チームとののしる。しかし、真紅の大優勝旗を野球王国四国へ持ち帰るためにはそんなたわごとは馬耳東風だぜ!!」
「汗と泥にまみれた高校球児・・・そんな時代はもお終わった。命を賭けた血を血で洗う死闘だ!!!」
「最期のしあげにはいる・・・おびえるな!これをやりとげたことによってきさまらはこわいものなどひとつとしてなくなるのだ!!」(小次郎さんは突然ひらがなしか喋らなくなるのが気になりましたよ。激しくね!)
この後、小次郎さんいわく最期の仕上げがはじrまるんですが、部員達にベースタッチを強要。しかしそこには土佐犬の嵐が立ちふさがるんですよ!!そこでの小次郎さんのヒトコト。
「ひるむな!嵐に血の一滴でもふきださせてみろ!!!」
もお、むちゃくちゃですよ。動物虐待。
しかし、部員も土佐犬相手に勝てるわけもなく、嵐にのしかかられた挙句肩から血を吹き上げる始末。そんな苦楽を共にしてきたはずの部員にむかって小次郎さんがいうには・・・。
「バカやろうなんてざまだ嵐にひと太刀をかませんまでも嵐をかいくぐってベースタッチくらいできねえのか!やりなおしだ。成功するまでつづける!!いつまでも成功しなけりゃおまえの体は嵐の餌食になるんだぜ!」
あわわわ・・・・!!!チームメイトにむかって犬の餌呼ばわりですよ!
「部員はくさるほどいる。お前が死んだところで土佐丸はビクともしねえぜ。」どんな野球部ですか。こんな目にあってまで退部するどころかくさるほど部員がいるなんて。小次郎さんってばウソはいかんよ。むしろギリギリ九人いるかも怪しいよな。部長のペットの餌食になるなんていくんらなんでも勘弁してほしい。
それにしても、小次郎さんの論理は凡人とは違いますよ。さすが体毛のやたら濃そうな兄貴体質ですよ!!翌日も朝から嵐と練習です。
継ぎはぎだらけのミトン(これがどう見てもミトンなんですよ!グローブっていうよりミトン!!)を嵐にかみつかせてるんですよ!!どうも朝飯を部員ととらずしてまでやたら濃い顔と泥だらけのユニホームで練習です。その嵐との風景を見て明訓の面々が会話をしてるんですが・・・。
「牙をみがくための練習さ」「アホ。嵐が牙をみがいてなどないすんねん。試合するんはイヌやのうて人間やで。」「そうだよな。甲子園まで来て闘犬の訓練もないと思うんだが」「昨夜の盗塁の練習といい・・・これには何かあるぜ。野球の作戦に通ずるなにかが・・・」とか言ってるんですよ。
何かあるぜ。野球に通するなにかが・・・とかいってますが、むりやりですよね!!!私にもただの闘犬の訓練にしか見えませんよ。
犬飼「さあ、嵐。もう、終わりだ。ごくろうだったな。」嵐「クウ〜ン」
嵐のクウ〜ンがさりげなくカワイイんですけど、この会話。ご苦労だったなというからには小次郎さんにとって役にたつんだけど、嵐にはご苦労なだけなのか?闘犬の訓練にしても嵐を気遣っての小次郎さんの愛情ゆえのいたわりなのか?むりやり野球に結び付けようとする明訓ナインの会話がしらじらしいほどに小次郎さんの愛犬大好きぶりの方がメインなシーンなんですけど、「ドカベン」読んでると思わせぶりなシーンや思わせぶりな台詞をいいつつ、連載をしていく過程でそのこと自体を忘れたのか、面Dくさくなってなかったことにしたとしか思えない展開をみせることがあるので、今回の盗塁の訓練、闘犬の訓練もどういう展開をみせるのかまったく読めませんよ。でも、台詞がいちいちめちゃくちゃでモノスゴイ要求を兄貴ずらで叫ぶ小次郎さんはナイスキャラクター!初対面のとき土井垣さんを気にしておられたのが拙者としては気になるところです!!いやあ、拙者としては里中はかわいいけど山田狂いがすごいというか好みがデブ専?としか思えないとことかストーカーだとか、もろもろの変人ぶりに素直にキャー!里中く〜ん!!といえないというか・・・。(もお、あいつは山田に抱かれたいぐらい思ってる域だぜ?ここだけの話・・・。怖いよー!)山田は見た目からしてなんかもお〜女性ファンをどう獲得していいのかほとほと困る体格をしており、この際里中以上のカワイイのがオマエに惚れるとも思えないから手をうっとけといいたくなることもしばしばですが、そういう女にもてないというところも徹底して男性ファン獲得男性ファンへの好感のみを狙ったキャラクターなんだな〜って思いますよ。や、要は、拙者は山田には興味ないってことですよ。あるとしたら、黒い山田を見つけるという興味ですよ!!「いい人」でインテリデブな山田が時として見せる激しいツッコミと里中に対する親切ぶった鬼畜行動に拙者の目はくぎずけ!ですよ。土佐丸の話がひと段落しないうちに、黒山田報告が出来るかもしれん!!でも、画像がないと説明しにくいなあ〜。いや、でもぜひ!!山田のやつはアノ見てくれに騙されがちだが黒いよ時々!!それをまた里中は見ないし、見ようとしないのよ!その盲目振りが怖い。ここまで初めは里中がこわかったけど、里中を手なずけた山田の方がもっと怖いよ〜ブルブル。この細っこいのとデブの組み合わせが水島先生は好きなのか、神奈川県予選であっという間に散、中学野球編から出ていて里中と同じく山田に高校行きを進めたライバルに不知火守と雲竜(名前覚えてないよ)ってのがいるんですが、こいつらも細いのとデブなんですよ〜。まあ、どちらもビッグサイズで不知火はハンサムスタイルで足長。雲竜は山田の三倍くらいあるんですけど。ともかく、この二人学校も違うくせにやたらと二人でつるんで現れて予選で負けてもまだ山田のストーカーを止めるつもりがないのか、不知火に至っては予選で投げられなかったフォークボールをわざわざ練習してまで本大会の要チェック選手に対抗する練習を山田に強要してるんですよ。まあ、山田だから涙だして喜んでくれますけど、普通中学からずっとストーカーな挙句高校進学にまで絡んできて予選に負けても山田に絡もうとしてくるなんてガクブルものですよね。拙者この二人のうち不知火君が結構好きなんですけども、このストーカーぶりには参りますよ。かろうじて山田と同じチームになりたいとか思わなかったのが救いだよ。彼は帽子を四六時中かぶっていて鍔の部分を一部カットして片目だけ出してるんですが・・・予選で実は左目が義眼だったというね。真実がありまして・・・でも山田は容赦しません。おもいっくそ不知火君の死角になるボールを里中に要求。不知火君のいる高校を負かしましたよ。試合のあとで距離感が掴めないだろうにピッチャーなんて凄いとか言っても嘘くさいよまったく山田めー。不知火と雲竜の二人はやたら二人で出てくるので、お前らどのくらいの頻度で連絡取り合ってんだよ!と思ってしまうというか・・・。ぶっちゃけ、山田と里中、雲竜と不知火見てると見た目のハードルの高さで邪推をとどまってるだけでつながりだけを見てるとモノスゴイ仲良しで邪推回廊とどまるところを知らずです・・・!!でも、山田と里中はそれを超えてしまってて怖い!!巻が進むごとに無邪気なだけの時代をすぎるのかと思うと怖い!!ドカベンってプロ編とかあるんですよね〜。大人になってまで里中がああだったらどうしよう・・・。今のところ山田と里中でとどまってますが・・・それというのも、それほど他のメンバーはチーム内多校ともそれほど交流がないってのが現状なんですよね〜。真っ先に腐女子の餌食になりそうなキャプテン土井垣も蚊帳の外って感じ・・・今のところ。
でも、小次郎さんに目をつけられてた!!!!(そういえば!)
もしかしなくても、波乱の予感か?
土井垣さんはとってもカッコいいという事になってますが、一見眉毛かかれてないので、どう見ていいのか窮するのですが、見てるうちになんともかっこよく見えてくるんですよ〜。横顔になるとまつ毛が描かれるんですが、なんとも品がよろしくていいです。時々えらそうな発言がありますが、目上に対して失礼がなく。ありえない程の暴言に容易にキレもせずさらりと返し、自分のポジション(キャッチャー)を山田と変わるにしてもかなりあっさり変わってくれるあたり、ものすごい人格者ですよ。明訓メンバーのなかでは唯一のハンサムスタイルで性格もいいって凄いキャラクターだ。ただ、男性ファンへの牽制なのかやたらに作者が女の子にキャーキャー言わせてるのがかえって気の毒。特に感想もなさそうなところも土井垣さんってばかっこいいんですけどー。もお〜土井垣さんのカッコいいシーン求む!ですよ。ポジションはファーストなので素敵なポーズとってくれて嬉しいですけど、土井垣さんにも友達とか出してほしいですよ!これが犬飼小次郎だったらだったで面白いんですけど、小次郎さんしだいだなってきがします・・・。でも、同年代の友人なんていそうもない(むしろ犬しかいない)小次郎さんですから仲良くなんてなれるのか、どうか・・・。
そんな小次郎さんの甲子園開幕式の朝のお出かけのかけ声で終わりたいと思います。

「よーし!出かけるぜ。血の海甲子園球場へ!!!!」

 小次郎さんにとって甲子園ってどんななんでしょうね。
何か勘違いしてるとしか思えない発言の数々でした・・・。





 殺人野球!!
2005年10月26日(水)

 土佐高校は殺人野球をもっとうとしているらしいです!!そして主将は嵐という土佐犬を甲子園にまで連れてきていました!!どんなトップブリーダーですか!!って「ドカベン」の話です。
今日、ドカベンを1巻から読もうと意気込んで表紙を開けたんですが・・・。主人公山田太郎の不言実行の清貧な中学生にみえて実は黒いんじゃ・・・と言うところよりもものすごい問題だ!!と思ったのが・・・6巻くらいまで山田の奴が野球部にすら所属していないんですよ!!!つーか、これ柔道漫画?!!なにか・・・こう面白いんですが退屈してしまいまして・・・でも山田の妹サチ子を車の事故から助けてジャンプしたまま電話ボックスに着地しちゃう少年やら、ミイラ男みたいに包帯ぐるぐるの覆面で山田の学校の校門に現れむちゃくちゃしよるわ!!と思っていたらとうとう妹を誘拐し山田をマジギレさせた金髪外人野郎集団といい・・・もおどこをどう突っ込んだら・・・。とかいってるうちに野球初め始めました・・・。「どうして僕に球を投げるんですか!!」という台詞が頭をこだましてなりません・・・。
山田にキャッチャーの素質ありと見抜いた中学生の癖におっさんにしか見えない野球部「長島主将」がむりやり山田にミットを付けさせボールを投げつけたときの山田の台詞・・・。もっともだ・・・。としか思えなかった。
そんなこんなで山田が野球を始めるんですが、拙者としてはチラ読みした高校野球編のあまりの面白さに高校編が読みたくてものすごい飛ばし読みをしたので、中学野球がどうなったのか・・・あまり分からないのですが、当初山田は祖父がやっている畳屋を卒業後継ぐ気だったのですが・・・。
「ただいま〜。」と家に帰るなり居間(っても玄関入ってすぐ)にじっとり上目づかいの少年が正座してお出迎えですよ。山田もこれには「間違えました」とかいって戸を閉めてるし!!妹に言われて「ああ、やっぱり家だよなあ」ってホント怖いのですよ!!その少年!!
名前は里中智ってらしいんですが、君がどこの高校に行くのか聞きにきました・・・から始まり。君が高校にいって野球をやるのは「運命だ!!」と言い始める始末!「運命」って何回言ったかな奴は。お帰り下さいとやんわりうながす山田に「今日は帰る」といい山田に「今日は?」と顔に縦線入れさせてますよ!!この里中君去り際に自らを「ちいさな巨人」というとおり小さくてまつ毛バシバシの女顔なんですよ〜。あげく自分の五倍ほどもあろうかという人間とケンカせんばかりの状況になっても微塵も怯えません。まあ、その後山田の高校進学を願うライバル達の熱い想いとじいちゃんの心意気で山田は高校進学をすることになるのですよ!!(山田は300名中19位という秀才なんですよ!!!)
で〜。進学することになるのですが、やっぱりイター!!
里中智くんですよ!
なにか、もお、はなっから生意気ですごいです。
そして、ものすごい山田への執着振りです。なにやら自分の球は山田のキャッチャーでこそ最高に生きる!!と思い込んで山田に高校進学を勧めまくり山田と同じ学校を受験し入学したようなんです!!
うん・・・まあ良いんですけどね・・・。
山田のふところの広さぶりと、里中のわがままぶりがガッチリ組み合わさると言う展開がみえみえなんですが。
里中の山田への忠着振りがすごくてさ〜なんかものすごい人気で女の子たちもキャーキャー言っちゃって、男子生徒も憧れの目でみちゃうようなキャプテンの土井垣さんってのがいるんですが、彼はキャッチャーなんですよ。
そのキャプテンを差し置いて山田でなきゃいやだい!!って態度はほんと凄いよ。
いや、はっきり言っていいだろうか・・・。
運命という言葉をいきなり現れてふりまわし、学校にまで出現。どんな人気ものよりも彼でなきゃいや!!といいはるはねっかいりのカワイコちゃんに気に入られる山田はなんつーかラブコメの主人公のようです・・・。
つーか、里中がかわいい。中身おとこらしいんですが〜。
里中は大きくなるんでしょうか・・・。

 小さいときテレビで見ててやたらよく覚えてた殿馬とかいう人物がやっぱり面白かった。なんやら天才らしいんですが、見た目だらしなくて「〜ずら」と語尾につける人物せっていながら音楽の才能をもっていてピアノの天才なんですが、指が異常に短いというハンディがあるという悲劇的ようそを持ちつつも野球も好きではっきりいって山田より個人プレーでは殿馬のほうが天才に見えるという凄い人物でした。全然見た目かっこよくないのにここまでかっこいいのは凄いです。つーか、ありえんだろ!!!

 土井垣さんは、素敵です。女の子にキャーキャー言われてますが。真面目で厳しいが、はっきりいって凄いいい人そうなかんじ。女性ファンがおおくて当然だろ・・・。漫画よみつつ私も「キャー!土井垣くーん!!」だよ。
そうそう、予選1回にして敗退した不知火とかいう中学からの登場人物はカッコよかった・・・絶対あれは後々も出てくるとみた!!

 前の弁慶高校が出てくる巻を見てたら、その年に明訓野球部(山田のいる学校)が遭遇した出来事を「今年は実にいろいろなことがありました〜」とかいってアナウンサーが言うんですが・・・。驚きの内容でした!!
ハイジャックにあって殿馬が撃たれ!!
山田が金縛りにあったりしたそうです!!!
 高校野球漫画でハイジャックにあう展開って!!!すごいよ!!
しかも撃たれてる!!!あ〜もお、すごい続きが気になる。
 そうそう、読み返しててまた笑えたのが、新幹線の中から歩いてる連中が見えるというのも異常ですが、歩いてる弁慶高校の面々が新幹線に乗る山田たちを識別してるシーンがあるんですよ!!弁慶高校の奴らのの動体視力はどうなってるんでしょうか!!!
凄い気になる!!!

「と〜れない ボ〜ル があ〜るものか〜」って歌だったとドカベン主題歌を記憶していますが・・・キャッチャーがそんなこと言っても・・・ねえ?


 どらえもん診断!!私自信もやってみたんですが・・・。
のびたのパパになりました!!平凡なサラリーマンだそうです。
つーか、平凡でもサラリーマンをどうぞこうぞやってるんだからエライよ。
のび助っていうんですね〜パパって。




 弁慶高校!!!
2005年10月24日(月)

 今、居ります職場の図書コーナーに古い漫画があるのですが、その古さが絶妙で70年代〜80年代の作品なんです。でも、タイガーマスクとかワイルド7とかアタックナンバーワン!とかもコミックスであるんです。いやあ、もお面白いの面白くないのって!アタックナンバーワンなんてどのページを見てもどこから突っ込んでいいのか分からないほどの異世界振りです。しかも主人公の鮎原こずえが極初めはツインテール頭だったことを始めて知りましたよ〜今回。一ページ目から居眠りを注意され、「ふああ〜ああ。むにゃむにゃ・・・」が第一声でした。どんな少女マンガの主人公ですか。「なあに、それどこのヤクザよ」などとものすごい不穏な台詞をリカチャン人形張りのルックス(ある意味忠実な表現かと・・・)で言うんですよ。怖い怖い。
今日の爆笑大賞は「ドカベン」の甲子園出場高の一つ。その名も弁慶高校!!あからさまに岩手県代表なんですが、あかあさまに弁慶と義経を髣髴とさせる双璧を抱えたチームです。それがもお、服装が何故か山伏なんですよ!!あげく弁慶は主人公チームの危篤の母親を神通力で治すじゃありませんか!!とても高校生には見えない彼らは、自給自足で生活をしており(全寮制?)お金が無いから新幹線には乗らず徒歩で!岩手から甲子園をめざしてたりするんですよ!!甲子園出場中の宿舎も縁のあるらしき古寺で(試合は三日後じゃ。ゆっくり休め・・・)とかいいつつ布団の一枚も出してやらず金堂の板間に雑魚寝させる住職ぐらいしか住んでないっぽいところで過ごすみたいなの!!彼らの普段の生活も興味ありますが、それよりもどんな試合をやるのか気になりまくりですよ!!こんなに存在感のあるチームを出してくるなんて只者じゃありませんよ!水島先生ー!!と思ったら著者近影の写真も只者じゃなかった!!サングラスとヒゲズラがとってもワイルドー!!でも、こんなこといいつつ、水島先生の描かれる球児たちは異常にかっこいいですよ!!ときどきいるかっこいいキャラが半端なくかっこいいー!!まだ、よく分からんのですが、茨城?代表と千葉代表のキャプテンがかっこいいよ・・・。茨城代表の高校との試合で過去に山田太郎は記憶喪失になったとか何とか!!!凄い気になる!!もお、1巻から読んでみようかな・・・。「野球狂の歌」とかいう漫画は10巻まで本編にはいらないというものすごい構成になってて驚きました。10巻にして始めて主人公?でヒロインが出てくるんですよ!女性投手とは新しい!でもなんつーかミーハーに終わらないだろうあたりさすが水島先生なんだろうなあ〜と。つーか表紙がどれも驚愕の傑作ですよ!!もはや絵画だ!!





 電波執事
2005年10月23日(日)

 一言で言うと、電波執事の主成分の半分はやさしさ、もう半分は余計なお世話でできている。
 昨日、妹となぜバファリンのCMは半分はやさしさで出来ているという、ナイスキャッチコピーを変更してまで正確さにこだわり胃の粘膜を保護するなどという味も素っ気も無いコピーに変更したのか?ということについて語り合っていたのですが、なんとなく・・・電波執事を久しぶりに思い出しましたよ・・・。






 二人は離れないようにしよう・・・。
2005年10月22日(土)

 映画『ブラザー・グリム』とうとうTVCM始まりました。
ポスターも張り出されてますね。それにしても、『グリム・ブラザーズ』
じゃないのはどうしてなんでしょうか・・・。
かの有名な配管工のヒゲ兄弟みたいな名前になるからいやだったんでしょうか。っていうか、薄い本が出されたらヒゲとオーバーオールでグリムブラザーズに一回はなってるんじゃないのか・・・。グリム兄弟は、兄さんがバリバリもりもりなので、マリオはヤーコプだと思います。ウィルヘルムはルイージで。でも、兄はピーチ姫に興味ありません。そちらのほうはルイージの専門です。この兄弟おもしろいなあと思えるものとして〜、流行からずれていると思えるエピソードがあるんです。アンデルセンが隣の(今のね)国のデンマークで童話集だして有名になりお隣のドイツでもとっても有名になってたときアンデルセンは一足早く有名にもあり学者としても大変権威のある二人にファンレターまがいぐらいの手紙をだしたところ・・・グリム兄弟は本気でアンデルセンを聞いたことも見たこともなくて、また正直にそれをアンデルセンに言ったものだからアンデルセンはかなりショックをうけたんだってさ・・・。アンデルセンもさー・・・それなりに自分に知名度がでてきたから、そろそろ口を利いてもらえるし、あわよくば仲良くなってお話したいな!!と思ったんだと思うのよね。なのに、「どこのどなたかは知りませんが〜」みたいな慇懃な態度で不思議がられた日にはちょっと切なくもなるよね。でも、その後グリム兄弟とアンデルセンは交流がうまれて、手紙のやりとりをし、アンデルセンはドイツに旅行の際二人にあって語りあったそうだよ。

 グリム兄弟。兄の方が長生き。弟の死に半身を失ったと猛烈に悲しんでます。なんかもお訳分からないほどに仲がよくて周りもそれを容認してたのが面白いですよ。ほんと。「長く続いた学生時代、私たちを迎えてくれたのは一つのベッドと一つの部屋でした。そこで私たちは同じ一つの机に座って勉強しました。その後、大学時代に二つのベッドと二つの机が同じ部屋にあり、それ以後の人生においても、相変わらす二つの仕事机が同じ部屋にありました。そしてとうとう最期まで、二つの部屋は隣あわせで、いつも一つ屋根の下で財産や書籍を全面的に、誰にも邪魔されず持続的に共有していました。」貧しかったころに同じベッドを使った云々ってのは、貧困のなかにあってそう珍しいことでも時代からしてないと思うんですよね。でも、どうかしてるのは二つの部屋をそれぞれの家具をもってからも寝食を同じところでしてるところですよ。プライベートが確保できる状況でそうしない謎。結婚しても、大学教授になっても同じ部屋で仕事をしなけりゃならないのか?
散歩が習慣で二人は同じ公園をそれぞれに散歩してたそうですが、でも結局一緒にかえるんだから仲良しですよ。グリム兄弟上の二人の他に下に弟と妹が一人づついるんですけども、下のふたりも上二人の仲良しぶりは「あはは、又やってる」ぐらいの反応でして。弟は画家なんで「グリム童話」の挿絵を描いたりしてて、兄弟全員で協力してグリム童話はつくられたんだなあ〜とつくづくなんですけども、弟は外から兄二人を見守ってるスタンスですよ。二人をセットでよく絵に描いて残しています。妹もしっかり行政区間長官の家に嫁入りしてるよ〜。妹は兄二人のべったりぶりをどう思ってたんだろうか・・・。
 ウィルヘルムの息子。つまりはヤーコプの甥をヤーコプさんは可愛がってたようですよ。三男のペン画で甥を膝にのせてゴハンを食べてるらしきヤーコプの絵があるんですが、心温まる絵ですよ。この甥っこが言うにはヤーコプさんは臨終の際。「彼は一瞬意識を取り戻し、・・・彼はそこにあったヴィルヘルム(弟)の写真を突然つかみ、健康なほうの手ですばやく、目の間近にもっていき、しばらくそれを眺め、それから毛布の上にそれをおきました。」と、以上なことがあったそうで〜・・・ホント不思議な兄弟ですよ。何故誰も注意の一つもしないのかがわかりませんよ。お墓も二人の希望通りにお隣同士にあるんだよ。周りもそれでいいのか・・・。




 ことり・・・。
2005年10月18日(火)

 最近読んだ本で勘違いに臍をかんだもの。
『ホワイトチャペルの恐怖』シャーロック・ホームズもので切り裂きジャックものなんですが・・・巷でききかじったホームズ=ジャックものだと思い込んでたんですよ。上下巻でさ〜。ところが違いました・・・。しかも最期まで切り裂きジャックの正体は分からずじまいでした・・・。なによそれ。
なんつーか、ビクトリア朝のイギリスはロンドンの実情をスラムから王室までくわし〜くこれでもかって感じで説明されました。いや、凄いですね世紀末。これは三人称な文体がめずらしく人物のそれぞれの内面、人間が客観的だとかほめられてますけど、なんか〜ワトソン博士がボンヤリした間抜けよりヒドイありさまで正直こんな人間じゃないだろう・・・と嫌な気分になりましたよ。この人ホームズもの好きなのかなあ〜・・・。ホームズはいいところあるなあ〜って思えるシーンあったんだけどさ。ワトソンは嫌いじゃないけど目の覚めたひとじゃないって感じの扱いで微妙だった・・・ワトソンさんってお堅いと思いきや型破りだし、理由を聞くし聞いたらそれなりに今まで一度も聞いたこと無いことでも理解しちゃう、やっぱり世間一般とはいい意味でずれてる稀有な人だって拙者は夢見てるんだよ!だからつらいなああ〜このワトソン観。
 『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険』これは映画化までしてワトソン博士の未公開遺稿という形をしたパロディのはしりだって点でも有名らしいんですが、同時代の歴史上の人物がでてくるという豪華な話になっております。そういう有名人がでてきちゃうのって賛否両論だろうなあ〜と思うんだけど。ちなみにウィーンのフロイト博士とともに世界を救っちゃうんですよ〜。私は読んでておもしろかった。作者がホームズもの好きなんだなあ〜って感じもするし。この続編『ウエストエンドの恐怖』はロンドンの演劇文芸の世界の有名人が出てきます。ジョージ・バーナード・ショウにブラム・ストーカーにオスカー・ワイルドとかね〜。音楽関係はわかんないので微塵も覚えて無いけど出てたような・・・?『冒険』よりは勢いがないけど、おもしろいよ〜。ショウとワイルドは『ホワイトチャペル』にもちらりと出てきたけど『ウエストエンド』のほうがずっとおちゃめでかわいいよ〜。皆変人だけど好意的に書かれてるんだよ〜。一般むけっていやあそうなんだけどもね。

 『日本庭園の謎』『スペイン岬の謎』『エジプト十字架の謎』『オランダ靴の謎』エラリー・クイーン国名シリーズ読んでます。『犯罪カレンダー』『エラリー・クイーンの冒険』『エラリー・クイーンの新冒険』も読んだよ。『犯罪カレンダー』は1〜12月一月に一編の短編もの。一月に一回って凄いよねアハハ!最近の少年漫画の推理モノなみの事件遭遇率ですよ。『カレンダーは面白いです』人物もかわいいし。なんか二人の人間で書いてた小説だからか、時期や作品によって主要人物の性格や特徴すらばらばらだったりするんですけども、『カレンダー』でエラリー・ニッキー・パパが好きになったな。『冒険』『新冒険』のニッキーは好きになれなかったのになあ〜。
国名シリーズ前半に出ててき『新冒険』にも出てくるジューナってクイーン家でなんでも屋をやってる16歳の男の子がいるんだけども、彼が出てこなくなってからニッキーが可愛くなったのかもしれないと思ってみたり・・・。ロマンスより可愛げ担当補充という・・・。元にジューナはエラリーを尊敬しまくりエラリーはジューナを可愛がりまくってて正直キモいレベルにまで達してる。メガネキャラのハンサム青年とお手伝いのジプシー少年が見たければ是非。エラリー・クイーン読んでみてね!っていうか・・・。いや、ほんと初期作品のエラリー・クイーンはエラリーと親父さんとジューナの三人男住まいで、信じられないことにエラリーが女嫌いだった・・・。いや、まったく信じられないことだ〜・・・。でも、まあ・・・エラリー・クイーンで萌えとかいうやつ信じられねえよ。とかぶっこかれても、ジューナを窓枠に座わらせて散々弱音を吐きながらジューナのあばら骨を触るエラリーを見て「あっわわあわわ・・・」と拙者だって思ったよ。雰囲気だけ楽しみたい人にはおいしい場面があると思わざるをえないね。あ〜あ。風邪をひいて子供帰りしちゃうエラリーの親父さんも、やりすぎだと思います。小鳥のようと表現され、エラリーは長身なのに親父は小柄で、ママのいないぶんも頑張っちゃうエプロン親父です。(といいつつ、クリスマスの食事の用意のシーン以外で出てきたおぼえないんですけど・・・。)でも、荒くれ者な親父どのが素敵です。でも、エラリーのスピード狂な助手席でビビるどこかのジェダイみたいなところはもっと素敵です。あ〜・・・なんだアレ?
ニッキーが出てきて良かったよまったく。『カレンダー』のね。
それにしても、エラリー・クイーンと検索すると浪花のエラリー・クイーンとかいう有栖川アリスにぶちあたるんですが・・・。有栖川氏はエラリークイーンの信奉者だと自ら言っておられるように国名シリーズまで出してておもしろい人だなあ〜と・・・いうより。あの、なんかおかしいんじゃないの?てアリスと火村の関係も元祖エラリー・クイーンを読むと・・・ああ、まあ・・・。という気になるから不思議ね。
あ、でもエラリー・クイーンは面白いです。読者に挑戦しちゃう本格ものなので〜自分で推理してみる面白さもあるかもね。ただ後々つかいふるされる破目になった手法とかがつかわれてるトリックとかもあるので・・・つーか、『スペイン岬』は読まなくてよかったな・・・。
でも、あきてきたー・・・。というか考えるとやっぱ難しいね。

 グリム兄弟やらグリム童話やらをちらほら読んだりね・・・。『ファウスト』がらみでゲーテとかね。アンデルセンとかね。
微妙に師匠とかぶった時代の人たちなんで、師匠はこういう時代を生きたのね〜とか思いながらよんでます。グリムもゲーテも思ってたよりもホント凄い人達で面白いです。グリム兄弟はマジで凄いです。特に兄の方なんか生涯独身ですが、それだけに隙の無い人物です。淡い恋心さえ今のところ探りだせておりません。弟はちらほらあるのに!!病弱のくせにそんなところは達者か!とツッコミつつ兄の不思議ぶりが拙者気になって気になって!!七教授追放事件として知られるナポレオンに反する政治活動とかにごちゃごちゃかかわってるあたりも熱い人たちでいいです。貧乏に強いあたりたくましくていいです。グリム兄弟は下に画家の弟と妹がいます。兄弟全員立派に育ってて、長男13歳で父親が死んでおりますが師匠との違い振りがかわいそうに(師匠が)なってきます。まあ、兄弟の父親は法律家で叔母さんが宮廷女官で一家を多少なりとも援助してくれたというのがよかったんだろうなあ〜と思いますが。そうそう、11月に公開の映画「ブラザー・グリム」でありますが・・・グリム兄弟は詐欺師として登場するらしいです。なんつーか、グリム兄弟が採集したメルフェンのモチーフが出てくるオカルトホラーファンタジー?いつも「ヨーロッパの宝石」とかいうバタ臭い枕詞で紹介されるモニカ・ベルッチ演の魔女が若さを保つために少女をさらってるとかなんとか、そういったわけ分からん世界にグリム兄弟が巻き込まれるらしいよ。「12モンキーズ」の監督・脚本の人の作品じゃなかったらまず期待できないどうでもいいぶりな無いように見えますが〜・・・「ジェウォーダンの獣」も結構楽しめた拙者なら大丈夫だろうと思ってます。あはは・・・。




 もすー・・・。
2005年10月01日(土)

 明後日から新しいバイトをしますよー・・・。あ〜心配心配。
「のんびりしてる」「忙しいことは無い」とか言われても言われるから余計気になって仕方が無い・・・実は微妙な事が待ち構えているんじゃないかって・・・・。あわわわわ・・・。
事務補助とかいう名目で雇われることになるんですけど、職員も一番年齢が近くて32歳らしいし、おじちゃんおばちゃんばかりで職員数10人もいないという体たらくの所なんで・・・・まあ人間関係で困ることはまずなさそうで安心かな・・・とは思ってます。
 私が始めた頃は非常にアットホームで嵐が吹き荒れることのない場所だったパン屋もどっかおかしいとしか思えないマネージャーが着てからアルバイトで採用される人間も微妙に質が落ちてきて最悪の一途をたどりだしています。古参のパートの人たちが相当頭にきてるのが手に取るように分かります。というか私もやめてほしいというか免職されて当然のことをしてる奴がいててんてこまいです。性格がいい子でもスローペースだったり微妙です。
あわわわ・・・。
でも、やっとこさパン屋がメインじゃなくなります。でも、あいかわらずアルバイトですからね・・・。どうにもなりません。
切ないなあ・・・。
あはは。
でも、やっと自分の保険証をもてます。それだけでも進歩です・・・。
いや、なんかむなしくなってきました。
アリの一歩を書いている虚しさよ・・・。






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