Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2007年02月28日(水) 春三番

雪も降らぬまま、日記を綴る現在3月に突入。
2月最終日の暴風は、今年三回目の春一番なのだろうか?
雪が好きな私にしたら、全くもってもの足りぬ冬の終わり。

来月の振りを創り、ホームページ更新のデータを作り、クラクラになりつつある朝の3時。
本日のBGMはスキマスイッチ。

さて、今月、3月はMDSは企画目白押し。
Kimiko先生のタップクラスも復活する。
Kanako先生の「哀歌」も踊れる。
そして、私は久々にビギナークラスにて「基礎バレエ」を担当し、オープンクラスでは「Dreamgirls」を。
花見企画もそろそろたつのではないかな?
最近音沙汰無かった方も、そろそろ筑紫の子のようにスタジオに顔を出しにお出で。
花粉症などに負けず、マスク装着のままでもストレッチはできる。


来月あたりから日舞の稽古に復活する予定。
となると大切にしてきたジェルネイルとも今月でお別れ。
せめて残り少ない日々を綺麗なネイルで満喫しようという考えでサロンに出向くが、運悪くいつも担当してくれる子ではなく…。どんなデザインを頼んでも「時間があれば出来ますけれど…」という濁った返事ばかりの子が担当。時間は十分とって予約入れている筈。「時間があれば」って、それはあるはずなんだから、無いのは「あなたの技術」じゃないの?と突っこみたい気分。しかし、結局いざとなると弱気な私は強い態度に出ることもできず、「次にも予約はいっちゃってるんで、これくらいならできますけどぉ…」というやる気のない担当者の思惑どおりに不満たっぷりな出来上がりに。
オンナノコにとってネイルは、ほんの微々たるものであっても、モチベーションのUP&DOWNに大きく関わる。
ボールペンを握る指先を見ては「可愛い」と思い、お箸を持つ手先を翳しては「綺麗」と自讃する。なのに。中途半端に手入れされた不満たっぷりのデザインネイルでは腑に落ちない。毎日が苦痛。自分が塗ったカラーならば、即ポリッシュで落としてしまうのだが、プロの手入れしたジェルネイルではそうはいかない。
何とも不愉快な気分満載でサロンをあとにする。
その足で、昔よく通っていて、なかなか予約がとれないため疎遠になってしまったサロンへ立ち寄る。
長い間、行かなかったのだが、ええい、勢い。入り口を入れば、「あ!やだー!久しぶり!」と店長が担当しているお客さまを放置してすぐに飛んで来てくれた。
余りにも久しぶりだし、スタッフも知らない人ばかりになっているだろうし、もしかしたら店長だって代わってしまっただろうしと思いながら入ったのだから、意外に思いつつも、私を覚えていてくれていたことを嬉しく思った。
来週、懐かしい話をしながら、彼女に久しぶりにネイルのお手入れをして貰えると思うと、それだけで「不愉快ネイル」は不快感を鎮めてゆく。

もしMDSが、メンバーの皆様にとって、私にとってのこのネイルサロンのような「不意に戻れる懐かしい場所」になれたらと思うのだ。
ちょっと寂しくなった。
ちょっと身体を動かしたくなった。
ちょっと昔の顔を見たくなった。
何でもいい。気軽に戻れる「古巣」に成れたら。
どんなに久しぶりでも大丈夫。いつでも戻って来られる場所で在りたい。


2007年02月27日(火) 手練手管続編

昨日に引き続いて。

「さくらん」の楽曲は全て私が崇拝する椎名林檎さんが担当したのはご存知の方も多いことと思う。
あちこちのメディアなどで取り上げられているので、目にも耳にもする機会があると思う。

この映画、「プチ・ミュージカル」というような要素も持っている。
単に「サウンドトラック」という形で音楽を監督したわけではないところが椎名林檎的とでも謂うべきだろうか。

既に先日ブログにて新作のCDについては紹介申し上げている訳なので、少々しつこい内容ではあるが、暫くおつきあいください。
コアなファンではなければ、洞察できない部分を少々語りたいのです。

過去、椎名林檎さんは和楽器などを使い「加爾基 精液 栗ノ花」というアルバムを出し、その当時にショートフィルム「百色眼鏡」をリリースしている。
このショートフィルムをご覧になった方は少ないことと思うが、是非この機会にTSUTAYAなどでレンタルなどして「さくらん」をご覧になる前後にでも鑑賞していただきたい。

楽曲をもとに、この二つの映像が巧くリンクしているのを感じられる。
編曲されセルフカバーという形で今回「さくらん」に使われる「意識」「迷彩」「茎」は、同様に「百色眼鏡」でも使われている。

さて、此処で思ったことは、「さくらん」で表される「フィクション」な世界。ヴィヴィットでアンチリアリズムの世界。
対比するかのような「百色眼鏡」で表される「ノンフィクション」な世界。伊万里の和食器や、和の設え、いつか其処に在ったと容易に想像できるほどのリアリズム。
そして、脚本の対比。
花魁と廓の生々しいようなストーリーがある「さくらん」に比べ、何を語りたいのだろうかとオーディエンスが悩むようなニュアンスが主体である「百色眼鏡」。

椎名林檎という音楽監督のブリッジのもと、この二つの作品は互いに対岸に在りながら、不思議と調和し、互いの作品をもり立てているかのようにも思えるのだ。

こうなると聞かれるのは「どちらが好きですか?」という愚問。
答えるに値しない。
「とうさんとかあさんとどっちが好き?」と謂われるのと同じ。
「すしとすきやきどっちが好き?」と聞かれるのと同じだ。
双方の良さがわかってこそ、今回の作品の楽しさを実感できるのだ。

本日は大変「林檎ヲタク」な内容で失敬。
同調して頂ける仲間がいれば、なお幸い。


2007年02月26日(月) 手練手管

「手練手管」と書いて、テレンテクダ。
何とも云えぬ、響きがキュートな言葉だ。意味合いは別として。

本日は映画レビュー。

まずは皆様も既にご覧になっているかと思う「Dreamgirls」
只ヒトコト。素晴らしい。
兎に角、作品の中の歌が素晴らしい。
本日発表された助演女優賞をジェニファー・ハドソンが受賞したのも当然と頷ける。
ダンスシーンは期待値には達しない。ダンスを見るというよりも、R&Bを満喫するための映画。ジェニファーの声には本当に感動する。
ライブやコンサートで生の歌声を聞いて、鳥肌がたつことはあっても、映画で歌を聞いて鳥肌がたつことは初めてだ。
「映画を見に行く」のではなく「R&Bのライブを見に行く」のが正解。

しかし、ビヨンセは本当に美しい。麗しい。マーメイドラインのドレスにしっかりと浮き出る身体のラインも綺麗。

NY在住時代、黒人のルームメイトたちを見ていていつも思っていた。彼らにとって歌や踊りは本当に「Life」のひとつであって、生まれた時から馴染んできたもの。子供の頃から教会で毎週のようにゴスペルを歌い、自宅に戻れば母親がキッチンで歌いながら食事を作る。生活環境に歌も踊りも欠かせない。私たちとは全く根底が違うのだ。
ルームメイトがシャワールームで歌うミュージカルソングを毎朝のように聴きながら、歌い踊るために生まれてきたかのような彼らを妬み羨望した。

作品中にも出てくるが、彼らのカルチャーはことある事に他の人種に盗まれてきた。
ジャズもタップもソウルもラップも。
だが、こうしてこの作品を見る限り、どんなに他の人種が盗もうとも、彼らを超えることは絶対にないのだ。

来月のレッスンはこの「Dreamgirls」より「One night only」を予定している。
うんとHotに踊れたら好い。

次に「さくらん」。

蜷川さんが監督だけあって、写真集のような鮮やかな映画。
大門の上に金魚がおよぐという無理な設定さえも納得できるヴィヴィットさ。
作品の所々に感じる「こだわり」が堪らない。全体に渡って、艶やか。
「郭」という空間を、何とも煌びやかに華やかに表現している。

この作品は、庵野モヨコさんの原作を映画化が決まるよりもずっと前に読んでしまっている。
先日観た「愛の流刑地」もそうだが、基本的に映画化される作品の場合、その原作は読まないようにしているし(先入観があると楽しめないので)、もしも原作を読んでしまっていたらDVD発売を待つようにしている。
矢張り、細かくディティールが描ける小説や漫画の原作を読んでしまうと、2時間程度でその全てを語ろうとする作品作りにはリミットが感じられて楽しめないものだ。
「この部分をもっと映画で使ってもらいたかったのに…」という不満が溜まる。
だから、今回も不満だらけになるだろうと覚悟しながら座席についた。
しかし、この作品については、原作を超える良さが映像にも脚本にもあった。
あまりに此処で書いてしまうとネタバレになってしまうので、多くは語りませんが。

ちょっとしたシーンに踊る部分があったのですが、これも思わず「まずい!日本舞踊の稽古に行かないと!」と思わせるレベルで(通常だったら「なんちゃって日本舞踊か〜」とがっかりするものだけれど)、最後のスタッフロールを見たら矢張り花柳流。どうりで…。

使われている衣装や部屋のセットは現実を見事離れたもので、スリル満点ですが、「SAYURI」に比べればきちんと文化のベースを設定してあるのがわかるので不愉快に思うところが不思議とありません。
完全なる「さくらんワールド」。この世界観、凄いです。

ドラマ大奥でも虜になった「菅野美穂の意味深微笑」も見られますし、何より、アンナちゃんが最高。あのキュートな顔でハスキーヴォイス。そんなちぐはぐさも堪らない。
「下妻物語」で十分ファンになったのですが、今回のこの作品で更に虜になりました。


2007年02月22日(木) 平成万歳風俗絶賛

日記のタイトルだけ見ると、少々怪しい。
しかし、先日からの日記を読んでいる方には何を謂わんとしているか、すぐに察知できるだろう。

「平成風俗」がドロップダウンされた。
当然の如く、事前に予約を入れて、発売日に速攻ピックアップしに行く。
周りのプラスティックラップを剥がすのももどかしく、プレイヤーへ。
曲のリストを見るだけで十分予測できたが、それはもう、想像を遙かに超える作品だった。

今更、此処で語らせて貰いたい。

何故、林檎なのか。

彼女ほど、日本を代表するジャズもシャンソンも歌い、創れるアーティストはいないから。
一般にはロックと称されているようだが、それはカテゴライズが違う。
今回の「平成風俗」をじっくりと聞き込んで戴きたい。
リリックの言葉選び、耳に残る音をどう表現するか、フックとして密かに入れる和楽器、巧妙なアレンジ…
其の素晴らしさを此のようにして言葉にするのも可笑しい。

兎に角、今回のアルバムに於いても、彼女の才能の素晴らしさにひたすら感動するしかないのだ。

彼女の歌声を「聞き苦しい」「汚い」などと謂う輩も存在する。勿体ない。
単に、美しく、パーフェクトな声など、どこに魅力があるのだ?
ダンスも同様。
単に、美しく、パーフェクトな踊りなど、パリオペラ座のプリマバレリーナに任せておけば良い。
美しい歌声ならば、パヴァロッティで満足して戴きたい。

何処か、少し、歪で、アンバランス。
其れが、脆く見える傍ら鋼のように強く。
何時、失うか、不安感で一杯になるほどの儚さ。
時に優しく、時に淫靡に。
斑があり、癖があるから、堪らないのだ。

人は、生きている限り、いつまでも不安定で揺らいでいる。
だからこそ、いつの日か完璧になれればと夢をみることができるのだ。
完璧になることが仕合わせなのではない。
夢を見られることが、仕合わせなのだ。
其れに気付かせてくれた、最高のアーティストが椎名林檎だ。


2007年02月18日(日) 古典的スタイル

突然の土曜日は「Chicago」でした。
カナコ先生の発作的リクエスト。

過去の作品を「また踊りたいので、そろそろリバイバルしてください。」と言われるのは、正直とっても嬉しいものだ。
遠慮して言えないようですが、遠慮はいりません。単純に歓喜致します。

メンバー的にも土曜日は恵まれていた。
カナコはもちろんのこと、一昨年の発表会でこの作品を踊ったメンバーも結構いたし、過去に踊った経験のあるメンバーが半数以上いてくれたので、即座に振りの思いだしも出来たからだ。
あの作品を踊ってから1年以上も経過するというのに、人の身体というのは神秘、結構振付を身体が覚えているものなのだ。

まだ今月オープンクラスデビューをしたばかりのメンバーにとっては「ぜんっぜんついていけないですっ!!」という状態だったとは思うけれども、其れも良い経験のひとつだ。
何度も踊り込んだメンバーが踊るのを見ているだけでも圧巻だろうし、刺激になるだろう。
王道のフォッシースタイルジャズというのもの珍しいだろう。
(今のこの時代に、日本人でこういうスタイルを喜んで創るのは私ぐらいのものだろうか?)
携帯版で日記をご覧になっている方には見えないと思いますが、PC版のほうにはフォッシーのオススメDVDなどをリンクしておきましょう。

またメンバーが集まるようでしたら、来週も踊りたいものだ。


2007年02月14日(水) 甘い誘惑

街中に甘い匂い漂う一日。
皆様、如何お過ごしでしょうか?

日常変わらぬスタジオは或る意味当然の如く、閑古鳥。
ステージビデオ素材の受け渡しにスタジオに立ち寄ったハナダはY子からの「本命(仮)チョコ」に大喜びの様子。
ニッポン男児にとっちゃ、どんな辛党だろうと今日は特別に甘いものが恋しくなる日なのでしょう。

そもそも甘いものが大好きな私にとって、これほど苦しい一日はありません。
舞台が終わっても実はまだダイエット中ですから。
現在ダイエットチームが出来上がり、たがいに情報交換などをしつつやっているので、此はこれで楽しい毎日なので辞められない。
チーム仲間はそれぞれに「ダイエットブログ」などを日々つけていて、彼女たちの日々奮闘ぶりを見ていると励まされます。ちょっとした停滞やプチリバウンドに嘆いてなどいられません。
ひとりでコツコツとストイックにやるダイエットは時として辛く苦しいものなのですが、今回のように仲間と一緒にやっていくと非常に楽しい。

ダンスをやっていても同じこと。
ひとりでやることより、仲間と一緒にやることが「何倍も楽しい」のだ。
自分ひとりじゃ不可能なことでも、仲間が集まれば可能性が出てくる。

ダンスを始める時も、そして辞める時も、其れはひとりなのに、踊っている時は必ず誰かが一緒。
其れは人生そのものとまるで同じ。
人生は生まれてくる時も、そして死にゆく時も、其れはひとりなのに、生きている時は必ず誰かが一緒。
何事に於いても、仲間に恵まれることは仕合わせな証拠。


2007年02月08日(木) 無数輪廻

どうにか洗った衣装も乾き、明日には「また次の機会に…」と衣装箱に収納され、全ての幕が下ろされることだろう。
まだ舞台を終えて1週間も経過していないというのに、まるで其れは何年も前にあったことのように懐かしく思えるのだ。
此処らで姿勢を正し、深呼吸をして、舞台の終成を受け止めようと思う。

実は、私は、何時までも物事を引き摺る習性がある。
終わってしまったことを、あれこれ考えては腐ってしまう。
「もっと練習しておけば、間違うことはなかったのに…」
「あの時にこうしていたら、あんなことにはならなかったのに…」
しかし、こうして毎回思うことは、「後悔先に立たず」ということだ。
もっと努力も工夫もできた自分が過去にあったことを認める度に同じ格言がグルグルとまわるのだ。
何十回舞台に立っても同じ。

火曜日のオープンクラスはさすがに舞台に出演したメンバーは踊り漬けだった日々に疲れ切って、レッスンには来ないのだろうな…と思っていたら、次々とレッスンに来るので驚く。
今回のメンバーはカナコ先生が過去の発表会で言った「本当の踊り好きは舞台が終わった後にレッスンに行くものだ」ということを私に再認識させてくれた。
そして、ひとつの峠を一緒に越えた仲間というのは、ある種家族のようになってしまっていて、顔を見るだけで安堵するようだ。
差し詰め、MDSは「ダンスの実家」みたいなものだろう。
でも、そう在りたいと思うのだ。
舞台を応援しに来てくれたOG&OBたちも(そもそもダンススタジオにOGだのOBだのがいるのってウチだけかも?)「また近々レッスンに行きます」と言ってくれるのだから有り難い。
いつでも戻っておいで。
行き場がなくなった時。
ふいに踊りたくなった時。
ふとした時にMDSのことを思い出したら、ふらっと立ち寄って欲しいのだ。
半ば、実家の母の気分だ。
正月と夏休みだけじゃなく、思いついたらふらっと戻ってくれれば嬉しいのだ。
いつだって此処にいる。だから、いつだって遠慮なく戻っておいで。


2007年02月05日(月) トランク一杯の空虚感

終演後の荷物整理は虚しいものがある。

つい昨日までは多くの仲間に囲まれ、喧々囂々、笑ったり泣いたり怒鳴ったり騒いだりを繰り返し、「嗚呼、もうウンザリ」と何度も放り出そうと考え、「本番が終われば自由の身になるなぁ。そうしたら何をしようかなあ。」などと思っていた。
明けた今朝は、昨日までの思い出がぎっちりと詰まったトランクを前に、「終わってしまったんだ」という事実を突きつけられ、結局途惑って仕舞うのだ。

何度経験しても、この空虚感には慣れた験しがない。

しかし「燃え尽きた」わけではない。
今回の舞台を終えた時点で、また新たな課題が沢山与えられた。
自分の踊りがまだまだであることも再び思い知らされた。
もっと練習しなければならない部分や、精神的に強くならなければならないと反省する部分…列挙したらきりがない。
***
ご来場くださった皆様には改めてお礼申し上げたい。
狭くて窮屈なところに1時間も「トイレなし」で我慢していただいた。
土曜日の公演では音響トラブルにより一部作品を上演できなかったり、日曜の昼の部では部品が焼け付くというトラブルで場内が焦げ臭くなってしまったり。
しかし、どんなアクシデントがあっても、笑顔でご覧になっている皆様の姿がステージ側からも拝見できて、何度となく胸をなで下ろした。
温かいお客様に恵まれたことを本当に有り難く思った。
照明が暗転するたびに楽屋に響く喝采に、どれ程励まされ、支えられただろうか。

今回は、本当に「アラカルト」な内容にした。
それぞれのインストラクターが「味」を出すことができるようにと、作品を提供していただいてから構成演出をしていくという通常とは全く逆のパターン。
だからこそ、各ナンバーごとに色味も雰囲気も全く違う10の作品をご覧いただけたかと思う。
「似たようなやつ」がなかったはずだ。
衣装においても、楽曲においても、そして振付そのものも全てが個性的で比較ができないような並びだったように思える。
観客の皆さんの趣向もはっきりとわかるというものだ。
意外と「ハウスやってみたくなった」とか「ヒールで踊ってみたくなった」などという声も聞こえてきたりする。
***
メールや掲示板への感想メッセージをありがとうございます。
個々に返事やレスポンスをしたいのですが、何せ昨日の今日で体力も気力もチャージ中。
こうして、まとめてまずはお礼だけを言わせてください。
また、花束やタオルやハンカチをくださった皆様、本当にありがとうございます。
土曜日は寂しく手ぶらで帰ったのですが、日曜日はいただいた花束を抱えて仕合わせな気分で帰宅できました。

さて、明日(既に今日か!)から気分も新たにレッスンをしていこうと思います。


2007年02月04日(日) 終演謝辞

無事、舞台が終演に至りました。

此処まで一緒に頑張ってきてくれたメンバー、スタッフ、支えてくださった観客の皆様やMDSメンバーに心から感謝したいと思います。

舞台がはねて、客席に挨拶に出た時に、皆さんの笑顔を見つけては安堵しました。

「面白かった」「また次も見たい」「感動した」とメッセージをいただき、嬉しい限り。
既にMDSの掲示板には感想が書き込まれていて、メールでも感想が寄せられ、それがどれ程私の疲れを癒してくれていることか。
2日に渡る苦行も、皆さんの言葉によって帳消しになるほど。

兎に角、素晴らしく楽しい2日間を過ごしました。
皆様にお目にかかることができて仕合わせです。

極度の疲れで、うまく言葉を綴ることができませんが、一言だけであっても皆様にお礼を伝えたくて1行ごとに居眠りしつつ執筆しました。

是非、いろいろな感想をお聞かせください。
より良いステージを今後創ってゆくためにも皆様お声をお聞かせください。


2007年02月03日(土) 一輪の花もなく

一日目が無事終了しました。

音響のトラブルがあったりして、ハラハラする舞台ではありましたが、怪我も事故もなく無事終演。キミコ先生と二人反省会をしながらの帰り道、今日応援しに来てくれた友達から「良かったよ〜!」「すごい楽しかった!」というメールや電話を戴き恐縮しつつも嬉しく思う。
明日は最終日、全力を出し尽くして踊ります。

今回もまた思ったのは、一緒に踊る仲間との絆と、それを温かく見守り応援してくださる観客の皆様との絆は、どちらが欠けても舞台が成り立たないということ。双方が支えてくれるからこそ、こうして安堵して劇場を後にできる。

私のもとにはお花の一輪も届くことはなかったけれども、声援や拍手はしっかりと胸の奥に届いてきている。
其れが明日の原動力。

矢張り舞台は素晴らしく楽しい。

終演後、涙してくれた方、何度もしつこいほどに「楽しかった」と繰り返して言ってくださる方、「明日も行く!」と明日の予定をふってまでも連日鑑賞しに来てくださると言ってくださる方、無言で私のお腹を何故かさすっていった方…皆様、本当に本日はありがとうございました!
是非とも感想などを詳しくお聞かせください。
どのナンバーがお気に召したか、自分だったらどのナンバーに出たいか、どのダンサーが良かったか、何が印象的だったか…何でも結構ですので、より詳しく感想を聞かせてください。
メールでも、掲示板でも。


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