Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年12月23日(金) 叱咤

日舞の稽古(リハーサル)へ。

水曜にフォーメーションを入れたリハがあったのだけれど、私はMDSのレッスンがあったので行けず。(そのあたりの不安さなどは発表会に出た皆さんなら痛い程わかるはず)
今日は小学校へ稽古場を移して、広いところでのフォーメーションを入れた稽古になった。

もう既に、出遅れてしまっている私。
置き去り気分。しかし、やはり舞踊をやる仲間というのはジャンルが違っても基本は一緒。右も左もわからず、ボケーっとしている私に「こっちよ!」とか「そこは座ることになったから!」とか指示をしてくれる先輩がいてくれたりして、救われる。

稽古の後の先生の一言があまりに心に残ったので、日記に書き残しておきたい。

今日の稽古は全体練習ということもあって、普段よりも何倍も厳しく感じる部分があった。
古くからいるお弟子さんたちも容赦なく叱られまくる。
稽古が終わって着替えていると、前からいるお弟子さんが先生のところへ行き、今日自分があまりに踊れなかったことを謝り、舞台への出演を取り下げたいと申し出ていた。(控え室は一緒なので、全てよく聞こえる)
先生は、
『稽古は叱られに来るもの。叱られて悄気てしまうのではダメ。叱られることを前提に稽古に来るようにすればいい。叱られていちいち気にしているくらいならすぐに立ち直って、叱られたところを直せるようになればいい。』
というようなことを言っていた。

そう。
ダメでもともとなのだ。
だから、より上手になるために稽古にきて、アドバイスしてもらおうと思っているのだ。

叱られることより、叱る方が辛いということも身を以て知っているのだから、師匠の言葉が心にしみた。


2005年12月15日(木) Lushラッシュ!

ハマってしまったのだ。
Lushに。
http://www.lushjapan.com/index.asp?20051216050042

そもそも、池袋の駅の構内にミニLushができたのが罠。
今までは、たまに下北沢やお台場でバスボム(入浴剤の一種)を気まぐれに買ったりしていた程度だったのだが。

余りに強い匂いに、少し抵抗は感じてはいたのだが、「折角だから、モノは試し」とばかりに、固形シャンプーとコンディショナーを買ったのがファーストステップ。
その使い心地の良さと、使ったあとの髪の毛サラサラ&ツヤツヤに目一杯ハマってしまったのだった。

髪を短くして、最初に「切らなければ良かった」と思うのは朝だ。長かった時にはなかった「寝癖」に落胆。それが、Lushのシャンプー&コンディショナーで悩み解消となった。あまりに呆気無いくらいに。
翌朝の髪の状態がサラサラなのだから、ハマるなというのも難しい。

次はパック。
洗い流した後の気持ち良さとすべすべ感たるや、もう、そりゃ、次々と試したくなるほど。

自然の素材を使っているものが多いので、アトピーや皮膚疾患のある人でも安心して使えるらしい。
匂いの強さが多少気になるけれど、これなら肌の弱い友達にもプレゼントできる。
しかも、自然素材だから全身に使えるものが多いのも嬉しい。

もともとバスタイムが長いというのに、これでは更に長くなってしまう。
でも、冬の寒い季節、ゆっくりとバスタイムを楽しむほうが身体の疲れもとれるし、暖まることもできる。オフの前日くらいは、指先がしわしわになってしまうほど、ゆっくりとしたって良いだろう。

ちなみに私がどっぷりとハマっているものは、固形シャンプーのロンドンハードとコンディショナーのアメリカンクリームとブリュレ。フェイスパックの「人魚姫」。テンプルクリームも良い。
発表会直前。
お肌と髪のコンディションを、、、、という方はお試しあれ!


2005年12月13日(火) 林檎恋歌

月曜、恵比寿へ。
椎名林檎ファンのための集い。

何とも運が良いことに、生まれて初めて二桁という驚愕な整理番号を戴き、最前列にて林檎さんを堪能させてもらった。
其れはもう、何と言葉にしたら良いのやら、解らぬほどに歓喜するばかり。
直ぐ目の前に、あの、崇拝する椎名林檎さんがいる訳で、マイクを通さなくても声が聞こえる場所に居りながらも実存していないかのようだった。

目映いばかりに美しく、可憐。大袈裟とは思いながらも、彼女のような素晴しいアーティストが存在してくれること自体に感謝するばかりだ。
彼女から貰う多大な影響は、私の人生観さえも左右するほど。

ステージ上での彼女のムーウ゛メントひとつひとつ、しっかりと心に焼きつける。

ファンの集いということもあって、ライブの内容は本当にレアなものだった。カップリング曲が中心で、アレンジが素晴しい。それこそアダルトなジャズやシャンソンのスタイルだ。
目を瞑って聞き惚れてしまいそうなところを必死に目を見開き、ついでに口まで開け放し、瞬きさえもするものかと。

そもそも入場券に名前まで印刷され、IDカードにて本人確認して入場するという、まさに「本当のファンのみ」が招待されたライブ。
誰もがひとり参加。しかし、共通のものを好いているわけだから、互いに解りあえるところがある。不思議な空気感のあるスペースになっていた。

最前列は予想どおり、もみくちゃにされ、圧縮され、息も絶え絶え。しかし、目の当たりに林檎さんを見られるのだから、オールスタンディングのきつさも我慢だ。
気絶しそうなほどの腰痛にも耐えられたのは、只管に、彼女が魅力的だったから。

いつもながら、派手な演出も、ライティング(照明)もバックダンサーも衣装もなく、まさに「楽曲」のみの勝負。
そんな潔さも素敵だ。
そして、そんなシンプルなライブスタイルをうてるのは、それだけの実力があるから。派手なものを排除しても、十分すぎるほどにひとを惹き付ける何かがあるのだ。
おかげで、ライブを見る毎に、益々、溺れるばかり。何処まで浸れば良いのだろうか。底知れぬ。

ライブのあと、仲間であるMieさん、ユリアさんと語り合う。何処か如何に魅力だったか。其の語らいが更にライブの愉しみを深くする。同じものを愛でる仲間がいるというのは仕合わせなことだ。

しかし、、、ここだけの話、林檎嬢のファンは、誰もが可愛く綺麗でお洒落。会場のオーディエンスを見るだけでも十分に愉しいのだ。
然も、気付いたことに、黒髪ばかり。どの子も独特の美しさで「自分をよく知っているんだ」と感心するばかり。
魅力というものは、自ら磨いていくものなのだと、今更ながら学んだような気がする。


2005年12月10日(土) Love's divine

明け方に近い、この時間。
ウェブラジオからsealの[Love's divine]が流れている。
何故かこの曲を聞くと、NYに居た頃の自分を思い出してせつなくなる。
そして、時々、あの頃に戻れたらと思う。
二度と戻ることができないあの日々に。


明日は週末リハの最終日。
来週は本番だ。

緊張とともに寝付くことができず、唯、こうしているだけ。
子供の頃から変わらない。
大切な日の直前は眠れないのだ。
無理にでも目を閉じ羊でも数えよう。


2005年12月08日(木) アンチクリスマス萬の神

そういう季節になりつつある。
憂鬱な人も、歓喜な人もいるのだろう。
私はただ、何処に行こうと、耳に流れ込むクリスマスソングが堪らなく嫌いだ。押し付けがましい。

普段、出歩く時にプライベートとしては曲を持ち歩くことはない。音楽を耳にすると、どうしても仕事柄落ち着かなくなってくるからだ。
専らiPodやMDなどは仕事用と言ったところだ。
振りを考えなければならない時のみ活用する。

それに、リズムや旋律に左右されない音が好きだ。
街の雑踏、人の話し声、足音、風や雨の音。

さすがにこの時期になると、街のあちこちで垂れ流されているクリスマスソングを避けたいがためにiPodを持ち歩く。
iPodにはプレイリストという機能がある。
自分でCDやMDを編集するかのように、タイトルを決め、それに見合った楽曲を入れるのだ。このプレイリストは所謂「お気に入り」とか「ブックマーク」に似ていて、持ち主の趣味趣向が見事に表れる。
基本的に私は仕事で使うためにステージタイトルや編集したデート、せいぜい「振付け予定作品」「レッスン使用曲」などという味気ないタイトルのプレイリストが並ぶ。どうにか「林檎スペシャル2004」(椎名林檎楽曲の中で特に2004年に愛でた曲リスト)だとか、「癒しのソウルミュージック特集」だとか、「垂れ流しラウンジミュージック冬バージョン」「嫌なことが続いた時に、お馬鹿ソング脳天気編」などがあり、もし私がiPodを何処かへ置き忘れたりしたら赤面しちゃいそうなタイトルになっている。

この時期に合わせて「アンチクリスマス仏教徒ならではの師走ミュージック特集」というプレイリストでも作るかと考える。

とは言え、カソリック系の学校にいたわけで、NYに居た頃はバックステージで必ず全員で輪になって神様に舞台の無事を祈っていたし、添乗員の頃はイタリアのドゥオーモではガイドさんの説明を聞いているお客さまの最後尾でこっそりと「天に召します我等が父よ・・・」と唱えつつツアーが無事に終わることを祈っていたりもしたのだ。
かと言えば、完全なる仏教徒かというと、それも怪しい。
どう考えても無神論者。いや、違う。日本人だもの、萬の神だ。

そう、クリスマスにケチをつけているわけではない。
単に、何処へ行っても無理矢理聞かされるクリスマスソングが嫌なのだ。

この時期、私が自宅でよく流すのはヘンデルの『メサイア』だ。クリスマスとなれば、私にとっては此れしかない。
あとは当たり前っぽいがチャイコフスキーの『くるみ割り人形』になる。
そこにひとつ新顔が加わりそうだ。それが此れ。



「ありがとう!」としか言いようのないアルバム。
Boyzが中島美嘉唱ってるのよ。しかも『Will』を。
あと1ヶ月早くにこのアルバムがリリースされていたら、絶対発表会で踊っていただろうに。残念。
兎に角、寒いこの季節に、ホワっと暖かくなる歌声とアレンジは最高です。
忙しくて、キモチがささくれだっていたり、疲れ気味な時には効果覿面かもしれない。




2005年12月06日(火) 筋肉痛と羞恥心と

今日届いたメルマガの一節。

***
ウェイトトレーニングでは、自分の限界ギリギリの重さのダンベルな
どを使うと、筋肉痛がおきて筋肉が強くなっていきます。おなじよう
に日常生活でも、自分の能力の限界ギリギリのことがらに挑戦をする
と、ドキドキしたり失敗したりして、恥ずかしくて赤面することが多
いです。けれどもこの恥ずかしいという気持ちが筋肉痛と同じで、自
分がより良くなっていることの証なのかもしれません。
***

このところ、1週間、10日という単位が驚くほど速いスピードで過ぎ去る。本当に目紛しい。
余裕と落ち着きを取り戻したいと思う。

発表会メンバーは「ついにキレたか?」という怒涛のやりとり。
なかなか面白い。
各々に、色々な思惑があるようだ。この曲は某タレントのように、、、等。
其のような意気込みを知るだけでも嬉しい。


2005年12月05日(月) カレンダー買った?

あれよあれよと言う間に師走。
本気で猛ダッシュしている此処最近。

余りの多忙さに筆を休んでばかりおりますが、皆様如何お過ごしでしょう。

発表会のほうは、本番を2週間後に控え、慌ただしくなってきました。
こうやって日記を綴っている真夜中にも、メンバーたちのやりとりが頻繁にある模様。

再来週の今日は、もう何もないのだと思うと、其れは、大切なものを失うような、言葉にし難い切ない感じがする。
たった3ヶ月とは言え、日記には簡単に書ききれないような様々な出来事や、思いが詰まっている。

いつもいつも、本番前に感じるものと一緒だ。
いっそ、このまま、ずっと本番が来なければ良い。
其れならば、みんなとこのまま過ごす時間をもっと持てるから。

僅かな休みの時間を利用して、髪をメンテナンスしに行く。
ザクッと切ったは良いが、逆に災いして、顔面に髪がかかり踊り辛いという状況になってしまったのだ。
全体にハサミを入れてもらい、軽くする。
ちょっと長い髪が懐かしくも思うが、首筋が見えるほどに切ってしまうと、洗うのも乾かすのも笑えるくらい楽だ。
季節の寒さは髪を巻き込むことなく、ベストバランスでマフラーなどをまとえるのも嬉しい。

今一度。
出演者や鑑賞されるオーディエンスに発表会前に観ておいて欲しいもの。
『Shall we dance?』
『CHICAGO』
『ウォーターボーイズ』
『カレンダーガールズ』
ひとつのことに向かって、みんなが一生懸命になること、それ自体がドラマだ。

ところで、皆様、カレンダーは購入されましたか?
私はもう用意万全です♪


2005年12月01日(木) 怒りの矛先

2時間かけて書いた日記の内容がブラウザごと消えました。

今、数十秒前の出来事です。
完全にやる気失いました。
あまりに口惜しいので、報告だけ。
こういう時の怒りのやり場は何処にすれば良いのでしょうね。

結構丁寧に書いた内容のものだったので、ダメージは大きすぎます。
パソコンをちゃぶ台のようにひっくりかえしてやりたい気分ですが、それをやったら自分が一番困ります。

あああああああああああああああああ
私の2時間を返してくれーーーーーーー


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