Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年03月31日(木) 真の芸術

日付け的には4月に突入しちゃっている、朝の5時半。

勿論、当然のように徹夜です。
いいえ、飲みで徹夜ではないです。カラオケでもありません。
オープンクラスの4月の作品の振付けにここまで時間がかかってしまったわけです。

不思議なことに思い入れたっぷり、気合い一杯の、創り込んだ作品というのは、メンバーの皆様にあまり好かれない。
逆に、「ま、こんな感じでいいかぁ〜」などと、申し訳程度に創ってしまった作品を何故か皆様は「絶品だ!」と賞される。如何にも複雑。
こうやって、夜通し「あーでもない」「こーでもない」とウンウン唸りながら創り込んだとしても不評に終わるので儚い。
皆様「今月の作品も好きですよ」と、心優しく言葉をかけてくださるのではありますが、その踊りっぷり、レッスンの人口密度にきっかりと現れてしまうのですよ。

駄作というのは、狙って創れるものではありませんから、それを考えると、駄作こそ「芸術」なのかもしれません。

ああああ、さて、ようやく眠れる。


2005年03月29日(火) 失敗と人生

5週目のオープンクラス、楽曲のワンコーラスを踊りきりました。
ボリュームのある振付けだったからか、終わった後のメンバーの静寂が心に残る。

快く疲労感があれば良い。
上手に踊ろう、他人の視線を意識しながら踊るのは10年続けた後で十分だということを大切に思って欲しい。
まずは、自分が楽しむこと。キモチいいと思えるほどに動いてみること。それが肝心。楽しめないのでは、踊る意味がない。

振りを間違えないように踊ることも大切ではある。
間違えてしまうと、なんとも後味の悪い思いをしたりするからだ。
しかし、スッキリと心地よい「間違い」や「失敗」がダンスには存在する。
逆に「間違い」や「失敗」を恐れ、曖昧に動くことは、バツは悪くなくても、なんとも後ろめたいような、中途半端な気がしてよくない。
いっそ、半端で曖昧なままでいるよりは、スッキリ、サックリと間違えてしまったほうが気分が良いのではないかと思う。
自分の間違いや曖昧さをただすことで、また明日からより楽しく踊れるようになるのではないか。

普段、購読しているメールマガジンにこんな一文があった。
『ふつうの人は1回失敗をするとそれで止めてしまいます。
けれども中には10回失敗をしても、100回失敗をしても止めない人がいます。そしていずれはいとも簡単にこなせるようになって、他人にアドバイスもできるようになります。今のその人だけを見ると、才能があって素晴らしく思えるかもしれません。けれどもたいていは山のような失敗が、その裏には隠れています。』

これはダンスだけじゃなくて、人生に在る、いろいろな物事について考えられるのではないかと思う。
失敗すること、間違うことで学ぶことは多くある。
失敗や間違いで受ける傷の大きさと、学ぶ大きさ、どちらが重要?
傷なんて治癒するものだ。
痛みや辛さは一生続いたりしないと思う。そう信じたい。人間は、痛みや辛さを跳ね返したり、それに慣れる強さや柔軟性をもっているのだ。
一時的な痛みを恐れるばかり、大切なものを得られるチャンスを失うのは口惜しいと思う。

皆様から見れば、クルクル回っている私かもしれないが、皆様と出会う前に、何千回も失敗を繰り返し、「できないのではないか?」と何度も自問自答を繰り返し、あきらめずにここまできたからダブルピルエットを回ることができたりするのだ。
その散々失敗していた私は過去に確実にいる。その頃の私を皆様にお見せすることができれば、納得してもらえるのかもしれない。
生まれつき、ジャズダンスが上手でクルクル回れる人なんて、ニューヨークのブロードウェイにだっていない。

失敗は人生を与えてくれるのだろう。


2005年03月28日(月) over and over, on and on....

激動の日々で御座います。

なんだろう。
イヤなこととかっていうのは、必ずかぶる。もう、これ以上ブルーになれないだろうと思うくらい落ち込んでいたりする時に限って、まるで約束ごとのように重なるのだ。
不運が不幸を呼ぶのだろうか。

久しぶりに占いでも行ってみるかな、などと思うくらい、かなり心身ともにダメージが大きいようだ。

右の腰を土曜に痛めてしまったらしく、日曜のビギナーの前に「ううっ、これはホンキで不味いかもしれない」と思うくらいの状態。
でも、結局、一度踊り始めてしまえば、痛みとか、辛さとかもすっかり忘れきってしまうので、レッスン中は然程問題なく、終わってから、特に翌朝が「人間やめますか?」と自問自答したくなる程の最悪な状況になるのだ。
今朝は、暫く、寝返りをうつこともできず、唸っているしかなかった。

日曜日のビギナークラスは、不思議な盛上りのあったクラスだった。
更に新しいメンバーが沢山増えたため、大変賑やかで嬉しい。
そして先日までビギナーだったメンバーが次々とジャズシューズを買ったり、オープンクラスにジョイントしたりして、私も彼女たち以上にワクワクしていたりする。


2005年03月25日(金) 絶妙なタイミング

ひとが取り込んでいたり、取り乱していたり、ただならぬ状況になると、必ずと言って最低最悪なタイミングで連絡してくる奴って必ずいる。
決して、それを狙っているわけじゃないのだろうが。
そのタイミングの悪さは本当に絶妙すぎて、逆に笑えてくる。

その人のことを避けているわけでも、嫌っているわけでもない。
タイミングが合えば、歓談できる存在なのだ。
ただ、本当に「狙ったわけ?」と疑いたくなってしまう程、間が悪い。
そんなもので、毎度のように「ごめん。今、時間つくれない。」って返答になってしまう。
避けていると誤解されてしまっても文句は言えない。

明日は土曜日。
MDSにとってお祭り騒ぎの一番賑やかな日だ。
早め(とは言え、午前2時過ぎ)に休んでおこう。


2005年03月24日(木) 五枚鞐とニューライフ

物事を簡潔に整理する力があればと思う。

ちいさなことや、こだわらなくて良いところで、躓き、たじろぎ、困惑するのだ。
ビジョンを変えてみれば「そんなことより、もっと考えなければならないこと、やらねばならぬことが山ほどあるだろう」と気付く癖に、足もとばかりに気がゆく。
まるで今蹴躓いたら、この先の全てを失ってしまうかもしれないような、そんな不安ばかりがあるようだ。

頭の裏側では、「ビジョンを変えてものを見てみろ」という冷静な自分が在り、その表側ではくだらぬことに捕われている自分が在る。

とりあえずと深呼吸しに外に出ても、結局のところ、出先で同じことを考え、悩んでいたら同じことなのに、その矛盾さえ気付かずにいるのだ。

今年の春から新しい人生を進めるための道具「五枚鞐の足袋」と「舞扇子」を買う。
学生時代のものとまるで同じ「舞扇子」を手にした瞬間、不思議と心の安らぎを得たような気がした。ここから新しい自分が始められるような気がして、少しばかりは清々しい気分に浸れる。
MDSのみんなも、こういう「新しい自分に出会う」ことを求めてやってきてくれるんだと、今さらながら思う。
皆、それぞれに、人生って大変なんだよね。凹んでいられるか!


2005年03月23日(水) 言い訳日記

ご無沙汰してます。
メールの返事もHPデータ更新も停滞しています。ごめんなさい。
体調を崩しているわけでもありません。身体は元気なんですけどね。

何をどう上手に書けばよいのか。
昔から日記を愛読してくれている方には伝わるのだろう。
裁判は来月に決まりました。しかも、私が訴えられました。
怒りとか、そういうものを通りこし、情けないような、そんなキモチです。
そんな事情により、この数日、日記から遠のきました。

実は、小心者で、怖がりで、いつだって誰かに頼ってなきゃ駄目な癖に、意地っ張りで見栄っ張りついでに強がりなものだから始末が悪い。
弁護士とあれこれやりとりしながらも、どんどんと気持ちのトーンが下がっていくのが自分でもよくわかる。
消え入りそうな気持ちを、無理矢理奮い立たせて、あんな奴等に自分のプライドと権利だけは踏みにじられるものかと強がるしかない。

何故訴えられたかなど、いろいろな事情についてここに記すのが本来の筋(今まで皆さんにアドバイスしてもらったり、支えてもらったりしていますから)なのでしょうが、今の私に、その余力はないようです。
ただ、厚顔無恥な奴等ほど、怖いものもなく、図々しくこの世を生きることができるのを知らしめられただけ。
そういう事実と世の中に打ちのめされているだけ。

明日は明後日は、ほんの少し、休みをとって深呼吸しようと思います。


2005年03月20日(日) 犬の寝顔

深夜、というより明け方4時。既に月曜。
まだまだやるべきことが山積みではあるが、もう寝ることにしよう。
・・・と思ったら、愚犬チワワのチョコが私の所定の位置でまるくなって眠っている。
なんとなく叩き起こすのも可哀想で。
動物の寝顔というのは、どうして、こんなにも純粋無垢でいとおしいと思えるものなのだろうか。

ひととのすれ違い、誤解が多く生じている此処最近に於いては、この寝顔に安らぎを覚えるばかり。
何の疑いもなく、何の驕りもなく。そういう素直な部分、純粋な部分が今の私には無いのだろうと反省する。
安心しきって眠る犬の寝息は優しく、日々尖っている心を宥めてくれる。
明日こそ、今日よりひとつ、優しい人間になれたら良いと思う。

踊りの一番怖い部分は、心の尖り具合や滞りを露見させてしまうというところだ。優しい人間は、優しい踊りが。キツイ人間にはキツイ踊り。どんなに人格や性格を隠そうとしても無駄だ。
たったひとつのシンプルな動きで、その人の奥底まで垣間見れてしまう。
どれほどに飾り立てて、良い人間ぶったって、見る人が見ればわかるし、感じるものだ。
だからこそ、内面から、少しずつ、自分自身をあたためていかないとならないのだ。


2005年03月19日(土) the-re-go-to!

Dance&Peaceの仲間たちがラウンジの完成を祝ってくれた。
みんな、それぞれに忙しくなって、ラウンジで会うことがないメンバーがほとんどになって、それはそれで寂しさを感じるが、こうして、集まる機会があることは嬉しい。
ハメを外すことなく、律儀に終わり、ラウンジに戻ったら、まだMIEちゃんたちのチームがいたりして「これから飲みに行く〜」とか言うのを、羨ましいような気分で耳にする。

お祭り騒ぎは好きだが、その後の空虚感が苦手だ。
最近は専ら、ひとりで静かに飲むほうが楽に思う。
周りにいてくれた人たちがいなくなった後の寂しさを味わいたくないから。

誰かといるということは、則ち、独りであることと紙一重。
その孤独感が辛いと思うようになってきているからこそ、独りが一番安心に思えるのだろう。
こうして、どんどんつまらない、おとなになっていくのだろう。
抗うこともない。

酔っ払いの戯言。


2005年03月18日(金) 襦袢半襟現実逃避

現実逃避。
有楽町にて和装品を物色。
MDSメンバーのお呼ばれ。

昨日、母が既に持っているような着物を買ってしまったりしたらつまらないので、母と一緒に箪笥の肥しをチェック。
そこに出て来たのは「たま結城」という大正時代のお衣裳。
祖母が娘時代に着ていたものを母が譲り受け、自分で縫い直したもの。
なんとも渋く、それでもって妙にモダンな柄の着物は、それなりの雰囲気。思わず当ててみたら、ほとんどピッタリという具合。当然のように三代目として譲り受けることになりました。

今日は、その結城を持っていき、このお衣裳に似合う小物などを購入した。
まずは、前々から本当に欲しくてたまらなかった「赤い襦袢」。セクシーなんだ。足もとや袖からチラリ覗くことを思うだけで楽しい。
そして、刺繍の半襟。これも前から欲しいと思っていたものだ。
帯やら、羽織やらと一式買い揃え。

一緒に行ったM子に「Monieさん、これ、いつ着るんですか?」と質問され、うっかり「今度の正月」と返答したら「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!買ったらすぐに着たくならないですか?」と。
確かに、機会さえあれば、和服は好きなので着たいのだが、私はきちんとした着付けの技術をもたない。
来月になったら、絶対着付けをちゃんと習おうと心に決めた。
やっぱり早く着たいのだ。

しかし、和服って、どうしてこんなにワクワクするのだろう。


2005年03月17日(木) ノスタルジック&メランコリック

どたばた具合もプロ並みになってきた感触の昨今。

久々に髪を染め、カット。
予想通り意識を失い、気付いた時には微妙に短い前髪に驚愕。
今後の自分の活動を念頭にいれたヘアダイは、ほんの少しではあるけれどトーンダウン。

今日の日記のBGMは林檎「絶頂集」より「メロウ」。
これは名作中の名作。
彼女の曲は、どれもドラマティックで、メロディアス。心の琴線に容赦なく触れてくるものが多すぎるのだ。
カラオケなどで正しい歌詞を知り、驚くことも少なくはない。
最近の自分のツボは「ノスタルジック」「メランコリック」であることが判明。
曲だけではなく、建築物、雑貨にいたるまで、この2つのキーワードが大きく作用しているらしい。

最近見事なまでにハマりまくっているのが「現代遺跡」や「近代廃墟」。
「軍艦島」に関する資料集めは図書館なみかもしれない。
今日も美容院で「現代遺跡建築物」なる本を読み耽っていたところ、男性スタッフに「女性でそういう書物を読まれるなんて珍しいですね」と言われてしまった。間違いなく「ちょっと変態」と思われていたのだろう。

ラウンジに脚を踏み入れた人ならば、この私の趣味を「なるほどね」と思ったことだと思う。
ノスタルジーは、心の奥底を柔らかに刺激してくれて、何故か居心地のよさを与えてくれるのだ。新品ピカピカのものよりも、誰かの手あかにまみれ、消耗しきった有り様が美しいと思うのだ。
モノも、ヒトも、おなじだと感じる。


2005年03月16日(水) 半月経過日記

ご無沙汰。
何故にも、これほどまでに「時間」が見つからないのだろうか。

月曜は呑んだくれ。
火曜は大親友が出産したとのことで横浜の奥地まで出産祝いに駆け付けた。その脚で踵を返して東京に駆け戻り、オープンクラス。
今日の水曜は、ラウンジのオープンを祝って、父より私の大好きな絵(ドガの『踊り子』)を買ってもらっていて、それを受け取りに出かけた。整体でやたらと久しぶりに身体のメンテナンス(左半身がまるで岩のように固まっていて、ここ数日辛かった)した後にビギナークラス。

口の中には口内炎が3個。
実はカウントを口にするのも痛かったりする。
こういう時は、どんなサプリメントも効果を出してはくれないものだ。

我ながら、よくぞここまで体力と精神力を保っていられるなと思う。
しかし、その訳は至極単純。
レッスンの時、瞳をキラキラと輝かせながら踊るメンバーの姿を見ていると、何故か心身共に満たされるからなのである。
純粋に「踊るのが楽しい」と物語る表情や動きが私を活性してくれる。
どんなに疲れていても、それだけで十分。

まだラウンジがオープンして半月しか経っていないなんて、実感できない。


2005年03月13日(日) 下戸も笊も

ものすごい天気の日曜日。
昼頃の駒込は吹雪でした。
友達に「すごい雪だよー」とメールすると「駒込おかしい!」という返答。他の地域では降っていなかったのか???

今日は久しぶりに自宅のマシンで日記執筆。
BGMは『Soul Source Remixed Fevers』久々のラウンジ系を満喫中。


さて、ついに今年最初のMDSオフィシャル飲み会が開催される模様。
今回は「親交会」ってタイトルらしい。
今日もビギナークラスのあとで話していたが、是非多くのメンバーに参加してもらいたいと思う。
毎度同じ文句で申し訳ないが、このオフィシャル飲み会こそ、MDSの醍醐味なのだ。下戸な方も、笊な方も、是非この機会に。
ダンスは、確かに一人で始められるものだし、一人でも十分楽しめるものではあるが、そこに仲間があればこそ、もっともっと楽しみが増えるものなのだ。学生の頃の友達や、会社の同僚などとは異なった世界の友人を持つのはとてもステキだ。
趣味をとおして出会った友達は、純粋に、楽しみを分かち合うことのできる最高の人間関係を創ってくれるはず。
不安な人や、相談のある人は、幹事さん(掲示板に告知が載っています!)や私に気軽に声をかけてください。メールも歓迎。
せっかく皆様が企画してくださる会ですから、とても楽しみです。


2005年03月12日(土) 桜&チェリー

既に、ほぼ「恒例」になりつつある、深夜、いや、朝方のラウンジからの日記発信。現在午前三時すぎ。

今日は最後にMIE先生のレッスンを受けて、それから呑んだものだから、スーパースピードで酔っぱらい路線を突っ走っている。

MIE先生のクラスは理屈ぬきで「楽しい」のだ。
我武者らになってステップを踏んでいると、原点に帰るような気がする。「どうみられているか」とかいう、どこか他人行儀みたいなことが抜け落ちて、只管に、躯を揺らすことに夢中になるのだ。
リズムを刻むうちに、自然と躯は暖まり、気持ちが高揚してゆく。
気づけば汗びっしょりになって踊る自分がいる。これが「踊る楽しみ」だというのを実感しているのが肌の上の汗の玉でわかる。
やはり踊ることは心底楽しい。

今日の日記執筆のお供は「桜&チェリー」のお酒と林檎の楽曲だ。
チェリーは大好物。
アメリカに住んでいた頃は、毎日のようにチェリーフレーバーのものを食していたのに、日本に戻ったら全然ないので吃驚。人気ないのね。
輸入食材屋さんとかでチェリーものを見つけると衝動的に買ってしまうのだ。
そして林檎も大好物。

いいかげん酔いも頂点。
何を書いているのかも怪しくなってきたところで、また明日。


2005年03月11日(金) 自販機の謎

全くもって、時間の余裕をつくることなく、つまり、日記をまともに執筆することがない、こういう時に限って、皆様は本当にきちんとこの日記を購読されているというのが皮肉でならない。

今、この時分。朝方2時過ぎ。ラウンジのオフィスのノートパソコンにて日記執筆。左側にはこっそりビールが鎮座しているが。

数時間前にMICHIYO先生のClub Jazzが終わって、買い出しやら荷物を搬入したりしているうちにこの時間。
どうやら、本気で、ラウンジにいること自体が私にとって自然なことになりつつある。朝から晩までだ。レッスンがない時間帯でも。
なぜか、自分の部屋にいるよりも落ち着くのである。
独り、こうしてスタジオ側の照明を落として、オフィスに隠っていることに、妙な安心感さえ感じる。『居場所』ということなのだろう。
そのうち狭いオフィスには簡易ベッドが置かれることになるのだろうか。
寝泊まりする場所が此処でないのが不思議なほど。

一昨日の水曜。
ラウンジの1階出入口に自販機が導入され、ソファがはいった。
少しずつではあるが、「らしい」形に近づいてきている。
あと、もう1つ、ソファとラウンジチェアを導入する予定なのだが、お目当てのアンティークがなかなか入手できず苦労しているというところだ。
どうせならば、地下のスタジオ同様、私の「最高に気に入った」ものたちでMDSの皆様を迎え入れ、和ませたいと思うからか、こだわり過ぎてなかなか実現できてないのだ。
実は自販機もこだわっていたりする。
自販機に入れてもらう飲み物もほとんどが私のリクエスト。コカコーラのくせに、なぜか看板商品のコーラがなく、ダイエットコーラだけがポツリとはいっているのが私のチョイスなのだ。(工事のメンバーには大変不評だったのが心外だが)
新しいソファも、次に登場予定のアンティークっぽいデザインのものを考慮したうえで決めた。ステッチが美しいレザーのソファだ。
ちいさいこと、ひとつひとつ、ちょっとしたことだけれど、それなりにこだわって、心をこめて、つくったものが皆様に愛されるようなら、それが至極の喜びだと思う。

さて、明日はフルコース!
朝からChie先生からスタートし、MIE先生にてフィニッシュの土曜。
今からわくわくだ。


2005年03月09日(水) ご無沙汰日記

このところご無沙汰で申し訳ない。
ほとんどの方とは、ほぼ毎日とは言わないまでもラウンジで直に顔を会わせていたりするので、私がヒイヒイ言いつつも元気にやっていることはわかっていることでしょう。
まる2週間あまり、休みなく働き続け、いいかげん身体も心も悲鳴をあげつつある感じです。

しかし、楽しいのだ。ラウンジにいること自体が。
気付くと朝から晩まで、ずーーーーーっと居る。飽きることなく。
そんなこともあり、ついつい日記ご無沙汰になってしまったりする。
自分の部屋など酷いものだ。ふと気付いたら、愛でていた観葉植物たちがグッタリしていて慌てて水やったりして。
綿埃も見ないふり。

今日は工務店のSくんから差し入れで九州の芋焼酎をいただいた。ものすごく美味しそうで、飲みたい気分一杯なんだけれど、暫くこの忙しさが一段落するまでは我慢。身体のコンディションを整えておくことに集中していないと夏のようなことになったら恐ろしいし。最近自分の健康に自信をもてなくなっているのだろう。
唯一、自分が花粉症でないということに感謝したいと思う。

夕方整体で身体をメンテナンスしたはずなのに、矢張り今時分になり、唸るほどの腰痛。取り敢えず、お風呂にはいって寝ることで乗り越えてしまおう。
久しぶりに日記書いておきながら、ブルーな結末にてすまん。
目指せ土曜日復活。


2005年03月06日(日) 週末を越えて

怒濤の週末が過ぎ去った。
ラウンジをオープンさせて最初の記念すべき週末だ。

沢山のメンバーがやってきてくれて、『本格始動』といった雰囲気にラウンジが満たされた。
今まで愛情こめて、あたためてきたものが皆様に受け入れられた瞬間。
どう言葉にしたら正確に表現できるのかわからないが、兎に角、仕合せな気持ちで一杯だった。

張り切りすぎて、この日記を執筆している月曜の今、「どうしてこんな処が痛いの??」と悩んでしまうほど、躯の此処其処が筋肉痛だ。
本人の思惑以上に緊張し、興奮していたのだろう。

よく人は「生きているのではなくて、生かされているんだ」と言われるが、ラウンジも其のようなもので、メンバーの皆様が「居心地が良い」「ほっとする」「居座りたくなる」と感じていただけることで、ラウンジのアイデンティティーが成り立つのだ。そこにあるだけ、創っただけでは何物でもない。
これから、MDSメンバーの最高の拠り所としてもらえればと思う。


2005年03月04日(金) ココロトイウマイニチキイテイルモノノショザイ

『心』を聴きながら執筆。
噂によると、1日程度で創ったというこの作品、なんとも心地よいR&Bテイストで、聴けば聴くほどご機嫌になる。
憂鬱な作業をしている時も、この曲がかかると、ふと、肩の力が抜ける。
このような作品を、さらりと創ることができるというのは才能以外の何ものでもないと思う。心底羨ましい。

今日は金曜日、MICHIYO先生のCLUB JAZZのレッスンの初日。
予想を遥かに越える参加人数で、まずまずの走り出し。
私も一緒になって踊ってしまった。速いけど、カッコいい振付けだった。

いろいろと書こうと思う処があるのに、今日はもう限界。
明日は土曜でもっともっと大変になるだろうから、これにて休むことにします。


2005年03月03日(木) 雪と刹那

雪がしんしんと降る朝方3時に日記執筆中。
ちょうどデスクが窓に向かっておいてあるので、こうしてパソコンに向かって作業をしていると窓の外の雪に時折目を奪われるのです。
雪の景色は大好き。
雪降る地域の雪景色は当然の如く美しいのですが、実は東京の雪景色が何よりも好きだったりするわけです。
雪の消音効果により、騒がしい都会が、わずかにも静まり返ったかのように感じるのも好き。

社会人の皆様は「Monieさんは脳天気でいいよなー。明日の朝の通勤を考えたら『好き』とか言ってられないよー」と仰られることでしょう。

実は私も「雪好き!」とか言ってられません。
だって、出入り口のエクステリア工事に支障を来すから。
今日の段階でも結構ステキな感じに出来てきたのですが、肝心な金曜土曜の天候が崩れれば、今週で終わるはずだった工事も終わらないということです。工務店のS君が気まずそうに「雪かぁ、参ったなぁ」と空を見上げて呟いていました。
先週あたり、一段落して、もう会わないと思っていた職人さんや、電気設備のI君、クロス貼りメンバーたちが今日は夕方に大集合。なんだか、たかだか数日会ってなかったのに、まるで同窓会のような気分。
職人のおやじさんは、「おう!また会えたな!」と意外な反応。思わず私も「おやじさんに再会できて嬉しいわ」と言ってしまう。気難しい職人のおやじさんと心が通じ合えたような気がして、本当に嬉しくなってしまう。

今日のラウンジはChie先生のPop-Jazz初日。
私はオフィスから事務処理をしつつ見学させてもらったのだが、すごくカッコイイ振付け!私も踊っておけば良かったと今さら後悔。

皆様に一応お知らせ。
Show-me先生のクラスは4月スタートに変更になりました。ご自身のダンスチームをもっているので活動が結構忙しい様子です。

明日もまた新しい一日。
がんばろう。


2005年03月02日(水) 期待焦燥歓喜錯誤混乱

怒涛の2日間が嵐のように過ぎました。
この1週間の驚異的な短さったらなかった。
特に、昨日から今日にかけての50時間ほどは、まるで1時間の速さ。
あたふたしているうちに、2日が終わり、3日、雛祭りの朝4時。

明日から雪になるとかで、外気温が今2℃くらい。
寒さと眠さを堪えて、一筆だけ日記を書こうと。

まずは、お花を贈ってくださったり、メールをくださったり、そして、実際に新しいスタジオ「ラウンジMDS」にいらしてくださった皆様、心より、深くふかく、感謝致します。ありがとう。

特に初めてラウンジに入って、ぽかーんと口を開けながら、もしくは、キョロキョロと見事なまでに落ち着きを失って、新しいスタジオの雰囲気などに驚いている皆様の様子を、眺め、楽しませていただきました。
今までのアトリエの白とベージュの、クリーンでナチュラルっぽい感じとはうってかわって、完全に私の好みのテイストに仕上がっているのに驚いてもらえたでしょうか。
あのような、ちょっと落ち着き払ったというか、悪く言えば陰気な感じのものをあえて創りたいと思っていたわけです。
モリモリ踊っていなくても、だらーんと居座れるような、そんな空間、ラウンジが創りたかったのです。
MDSメンバーの皆様に、ラウンジはどのような感じで映ったのでしょう。
何の反応(メールも掲示板書き込み)もないと、「も、もしかしたら『げっ、なんか居心地悪っ!』とか思われたのだろうか」と不安にさえなってしまいます。
お暇のある方は、是非、ラウンジの感想などを聞かせてください。

本日は一気にビギナーメンバーが増量し、もう、誰が誰だか、わからなくなっちゃっております。
新しいラウンジに、新しい風が吹き込んできた水曜日の夜。
あゝ、こうして、MDSが新しく生まれ変わりつつあるのだと実感できる夜でもあったのでした。
期待と焦りと、そして、歓喜が錯誤し、混乱。それも、ひとつの経験なのだろうと嬉しく思う。


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