Dance日記帳
モクジ|キノウ|ヨクジツ
レコーディング中の友人からメール。 ミュージシャンも煮詰まっている模様。 私と同じだー♪なんて喜んでいても始まらない。 モノを創る仕事に就く人の苦しみは、互いに畑がちがっても解りあえたりするので良い愚痴相手になったりする。 愚痴る暇あったら、やることやれ(←自分につっこみ)
日記書くより、やらなきゃならんことは山積みなのだが、投票結果見たら書かずにはいられない。 トップが分かれた!!本当に来月は何を踊れば良いのだろう。 このまま放っておいたら、あと一票くらい入るかなあ? 今現在1位は「Chicago」と「黒いオルフェ」が両方10票ずつ。困った。
Cutie Monieチームは「黒いオルフェ」のプッシュが強い。 Chicagoはテクニック満載で身体がもたないとのこと(笑) 悩むな〜。どうしたらいいのだろう。とりあえず一晩考えよう。 その間に投票忘れていた人は急いでいれてね!(←責任転嫁) 悩み事は増やしたくありませぬ。
投票がなかなかスリリングな状態になってきている。 さて、来月はいったい何を踊ることになるのだろう?
朝からCutie Monies(次回公演のユニット名です)のメンバーから、次々とメールが送られてくる。衣装のことだったり、HP作成についてだったり・・・。私自身「ぎえー、もう飽和状態助けてくれー」という状態なのだけれど、こうしてメンバーが昼間の仕事とかしながらも、Cutie Moniesのステージに向けて動いてくれているんだなーと思うと「怠けちゃいられないぜ!」とばかりに前向きになれる。仲間ってすごいよね。
しかし、夕方、整体に行ったら某嬢と出くわし、互いにゾンビのようだったので「あへへへ〜」と力の抜けた笑いで誤魔化した。 明日のレッスンには復活できるように・・・。
ああああ、やることがどんどん増殖中。途方に暮れるしか無い。
飽和状態。 今日は、もう頭も身体も整理つかないから、とっとと寝ようと思ったのに、逆に頭も身体も緊張が解れないのか眠れない。
明日は中級とアドバンスビギナーあります。 皆様忙しいようですが、お暇でしたら是非どうぞ。
そして、来月のコンビネーションは、HPトップで『投票ランキング』にてリバイバルリクエストを受付中。 現在のところCHICAGOが一番人気の模様。 そういえば「黒いオルフェ」もミドルテンポの作品だったかもしれないなーと今頃気付いたりして。 まだ投票に参加してない方は、是非「清き一票」を!
いいかげん寝よう。
現実逃避で日記執筆。
忙しい時ほど、くだらないことをしたくなったり、本当は「ムキーーーーっ」となるのだろうけれど、翻弄されちゃっている自分がなんだか可笑しくて笑えてきてしまったり。
本番を迎える前に、体力が尽きないように・・・ ただ、祈るばかりかなぁ。
でもって、こういう時にかぎって、チワワがお漏らししちゃったりするのだ。ああ、絶妙なタイミング。 どう考えても「悪意がなかった」とは言えないだろう、ウチのチワワ。
そうそう、昨日のバレエのレッスンでは某先生と一緒だったのですが、微妙にフロアのグループが違ったりして、なんだかお互いに様子見合っていたりして。 華奢なバレリーナが多くいるクラスの中で骨太な我々は結構悪目立ち?しかし、某先生、バレリーナに囲まれつつ、しっかりジャンプ飛んでいるし!さすがー。思わずレッスン後「一番飛んでたよー。しっかり見てたさー。」という私の言葉に、彼女は「Monieちゃんこそ、グループの人たちがシェネでどんどん脱落していっているのに、たったひとり最後のほうまで回ってたから、すげーって思ったよー。」←(すごい距離をシェネ横断させられた。いいかげん目が回って、知らない人と抱き合ったまま身動きとれなかった。互いに赤面。)って、ちょい複雑な気分だ。久々に「やばい、倒れるかも!」ってくらいに目が回ったから。 普段、オープンクラスでやっていると、教えている立場だからか、やはり基礎が抜けていたりする。うんとシンプルなものを、きっちりやるということは、誤魔化しがきかないのでキツイものである。 また来週がんばろう〜
神様。 私に、時間をください。 いちにち、24時間じゃなくて、72時間くらいにしてください。 もし、それが無理なら、 頭を、あと4個ください。 ついでに身体も、あと2個ください。 わがままなお願いとはわかってますが、どうかお願いです。
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昨日の朝ご飯時間と昼やすみと寝る前のわずかな時間、今日の朝ご飯の時間で『Last Samurai』を見た。 先週見た、山口百恵の『春琴抄』のほうが感動だった(前に見たのに)。 どっちにしても、日本文化って、ステキだな〜と思う。 特に、この数年、自分が日本人として生まれたことに感謝しつつ、日本文化について何も知らずに30年以上も生きてきたことを恥ずかしく思う。
打ち合わせでちょこっと呑んできたせいか(ちょこっっとと言いつつワインを二人してボトル一本呑んだことは黙っておこう。その前後をビールでしめたことも秘密にしておこう)、ちょっぴり意味不明な日記。
キューティーハニーの良さを知るのも、日本で生まれ育ったからなんだよな。感謝、感謝。
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ヨッパライは、いいかげん朝の4時過ぎ、寝たほうが身のため。 おやすみなさい。
2004年06月23日(水) |
時間管理下手故に睡眠不足 |
本当に「タイムマネジメント」が徹底的に下手糞な私。うんざりする。
火曜日もレッスンで「あと3回くらいはコンビネーション踊れるよな?」と思って時計を見て絶句。説明長過ぎるんだよ、オレ・・・とツッコミ入れても遅すぎる。終電ギリギリメンバーの顔色も変わってきている。あああ。
今日も気付いたら時間。 確かにひとりひとりのターンをチェックして・・・と丁寧に進めていった結果ではあるが、やはり最後にはみんな走り去るようにしてアトリエから出てゆく姿を見ると「ごめんなさい、私が時間にルーズなせいで・・・」と悲しくなる。
これも、やたらと熱心に説明したがるせいなのかもしれないが・・・ 深く反省して、時間きっかりスタート、時間できるだけっきっかり終わりっていうのを目指していきたいと思う。
毎週同じ反省しているかも。進歩ないなぁ。
そして、足裏マッサージでしつこいほどに「睡眠不足です」「不眠症ですか?」「眠れないで辛いのですか?」「安眠できませんか?」と言われたというのに、今日もこうして日記を書いているのは朝方3時。いいかげん眠いです。眠る時間を削らないと、やるべきこと、やりたいことができないんで仕方ないんだよね。食べる時間を減らすのはイヤだけど、寝る時間ならどうにか・・・。 ってことで、明日も朝からフルコースで仕事が詰まっているので、とっとと寝ることにします。
最近日記が素っ気ないのは、ブログのせいでしょう。
ということで、blogを公開しました。 ほとんど「見切り発車」ですな。 blogの意味とかもわかってないし。とほほ。
本来のオフィシャルサイトは近々オープンになると思われますが、企画者および主催者の私の舞台裏をちょこちょこと前だしにしてしまうのも、ステージを見にきてくださる皆さんにとっては面白いのではないかと。 なのでネタバレ覚悟で裏事情をblog『dance-log』にて徐々に公開していきます。お楽しみに。
さて、すでに「舞台制作モード」にはいっていますが(今日もレッスン後には残ったメンバーと「衣装どうしよ」とか「舞台転換間に合うか?」などのトークが・・・)、準備期間1か月ちょっと。前大未聞の最短準備期間。 当然ながら、身体はいっこなので大変なことになるでしょう。
つまり。 あの、まあ、そうですねえ。 来月、再来月とリバイバル作品をレッスンでやるしかなさそうなのですよ。できるだけ新作作れるように努力はしたいところですが、果たしてどうなってしまうのか予想もつかないというのが現実。 で、皆様に伺いたい。リバイバル踊るとしたら、どのナンバーやりたいでしょうか?答はトップページの「投票ランキング」に!! 御協力、お願い申し上げます。
どうして、こうも時間がない時に、いろいろとやりたいことだとか、やらなければならないことだとか、狙ったかのようにまとまって出てくるのだろう。そして、そういう時に限って、「本来やるべきこと」とはかけ離れた行動をとってしまうところに自己嫌悪を感じるのだ。
初めて「激痛覚悟」の台湾スタイルのリフレを体験。 あまりの痛さに、脂汗。涙目。痛すぎると声も出ないのね。 担当してくださった方が男性だったからか、効き目バッチリ。 そして、意外なことに、私は眼精疲労があるとのこと。肩こり腰痛は覚悟していたので「ふーん」って感じでしたが・・・。 他にも胃が悪いだとか、睡眠不足だとか、老廃物が溜まっているだとか・・・、悪いことばっかり。しかも、終わってから「正直に言いますが、あまりに状態が悪すぎるので、本当に『さわり』程度にしか施術できませんでした。できれば、続けて、ご自宅近くのリフレでかまわないので通われることを『強制』したいと思います。」などと言われてしまった。 りっちゃんが(今度日曜日にフットケア講座担当してくれます!)私にお試しリフレをしてくれた時に「続けて施術してもらうと、便秘や頭痛って治るんですよー!!」と言ってたっけなー。 兎に角、時間の隙間をぬって、たった15分程度の施術だったのですが、思った以上に終わった後に気持ち良くて、ちょっぴり病み付きになりそうな気がしたりもします。
まだまだやるべきことが山盛りあるんだけれど、眠気のほうが勝ってます。ごめんなさい。もう今日はギブアップー。
皆様こんばんは。 満身創痍。どうにか無事帰宅のMonieです。
今回ユニット初参加のニューフェイスちゃんたちは無事帰ったのだろうか。心配だ。週末、詰め込むだけ振付けをつめこんだので、休憩時間には放心状態になっていたし。 ベテランで、ほぼ振りを全てわかっている私でさえ、一度座ったら二度とお尻があがらないくらい疲労が激しいのだから、彼女たちにはもっと堪えているはず。若いとか体力があるとか・・・そういうことじゃないんだよね、リハーサルは。 やはり慣れというものが大きいし、初めて参加する新人さんたちにとっては、ほんの些細なことであってもプレッシャーだったり恐怖だったりするのだろう。新しい環境で、慣れた人たちに囲まれて踊るということは、気を使うし、それだけで疲れることだろう。
その横で、前回の@homeでデビューしたコたちの成長は嬉しく思える。前回はたどたどしかったり、遠慮がちだったところも、今回は自分のペースを守ってくれていたり、雰囲気作りができたりして「おっ、『経験者』って貫禄だわっ」と思ってしまったりする。
兎に角、今週のリハは無事終了。お疲れさま。
常ちゃんレッスンは閑古鳥。 私のレギュラーのレッスンも土曜日だって、いつもほどの参加者が集まらないような寂しい状況だから仕方ないのかもしれないけれどね・・・ おかげで、ゆったりと常ちゃんの振りを踊ることができちゃいました。ありがたい。
どうしたら、こんなに水分が身体に溜められていたのだろう・・・???と不思議になるくらい、汗が出た。気温のせいもあるんだろうけどね。 レッスン後も、リハ後も、「人間滝」として「笑っていいとも」の「プチ自慢コーナー」に出演したくなるほど、ザーザー汗が流れていて、化粧も全て「滝」に流された。鼻子に「Monieさん、本当にまゆ毛ないですねー」と失礼なことを言われ反撃しようにもエネルギー不足で断念。 でも、おかげでちょっとだけ、明日、朝体重計に乗るのが楽しみだったりもする。(ああ、しかし、帰宅してビール呑んでしまったから意味ないかー)
頭の中がうっかりパックごと落っことした「おぼろ豆腐」のようになってます。ぐちゃぐちゃー。
いろいろとやらなきゃならんことが山盛りあって、何からどう手をつけていいのやら・・・呆然としている感じ。
とにかく、頭の中身も身体のほうも全然整理できない状態。 取合えず寝ることでリセットかけてみようかと・・・
秘密会議をしてきたんだけど、信頼できる制作チーフのおかげで、ちょっとだけ頭の中が整理されてはきたような・・・。 ステージのコンセプト、演出などがちょっとずつ固まってはきました。 明日からリハーサルが始まるので、立ち止まって考えている暇はありません。脳味噌があと4個くらいあれば良いのにね。
しかし、物事をすごく合理的に考え、整理する力のある人ってすごいと思う。「これとこれを先に決めないと、これができないでしょ」と言われると、頭の上の電球が「ピカッ」となるんだよね。 「あ、そうかーそうかー!」と、感激してしまう。 やっぱりね、何事でもそうだけど、一緒に何かをやってくれる仲間の存在というのは一番尊い。
皆様、こんばんは。
水面下でいろいろと作業を進めている状況。 さらなる水面下、いや机の下ではチワワが何やらスリッパ堪能中。
へこたれそうなキモチを仕切り直し。 バレエレッスンで身体を仕切り直し。
何年経っても、何十年経っても、基礎をなぞることは、曖昧な自分と向き合う作業なので、新しい発見があるものだ。 決して楽しいことではないのかもしれないが、レッスン後の爽快感は何とも言えない。できなかったことや、理解できたこと、収穫につながったこと、さては失敗しちゃった部分も、何もかもひっくるめて、「踊って良かった」と思う。このキモチ良さは、踊る経験をしていない人には絶対わからない快感なんだと思う。
明日もがんばろう。
梅雨は何処へ?
うちの紫陽花、萎れてきてしまったよ。 でも陽射しのわりには過ごしやすい日だったから良しとしよう。
何事かわからないが、気絶するほど眠い。 ステージが決まり、既に肌荒れと口内炎が昨日あたりからスタート。ほとんど恒例なので「またかー」という感じ。 ストレスと気合いって、ある意味、紙一重? 細かい作業を考えると辛いところだが、踊る楽しさは募るばかり。 目標をもって踊れることは、すごく有難いこと。諸作業の面倒臭さよりも、踊れる機会を与えられた喜びのほうが大きい。 気負ってしまう部分もあるのかも。 今回も新人を3人ほど輩出することになるのだから、しっかりしなきゃね。へこたれちゃいられません。口内炎ごときで。痛いけど。
HP更新もしたいし、掲示板の書き込みにお返事したり、メールの返事もしたいのに・・・ どうやら今日は体力の限界を超えてしまったようです。 「おにぎり」を食べてもパワー回復ってわけではないので(このあたりのネタ、調べてみましょう)。 明日こそは、「あなたのハートにハッピーぶちこむ」ことができるように、今から寝ることにしましょう。
じゃっ!!
2004年06月15日(火) |
冷静と情熱の間かよ? |
冷静に考えてみたら、ステージまで1か月ちょっとということが判明。 どうやら引き算も苦手。 今さらながら、慌てはじめる。 本番に向けて、身体を作っていかなきゃならない。でも、この作業、キライじゃない。本番の日にむけて、こつこつと自分の身体を作ってコンディションを整えていくのは楽しいものだ。
本番に向けて作業を始めたのは私だけじゃなかった。 レッスンには、ほぼ出演メンバーが集まってきていて、普段よりも集中力を高めて踊り込んでいる様子が伝わってくる。 いいな、こういうのって。
レッスン後には、まるで約束したかのようにメンバーが残り、相談ごとやら真剣な打ち合わせやら雑談やら。 こういうところから得られるヒントやアイディアというものも大きい。 そして、こういう部分でのコミュニケーションは舞台作りにおいて必須。 既に始まりつつある準備期間も、集える仲間がいるからこそ、辛くても乗り越えることができるってものだ。
オープンクラスの振りは、1コーラスが終わり今日より2番。 ますます盛り上がってくる部分。 狂ったように踊りまくってください。
映画『キューティー・ハニー』を観て来た。
サトエリ、すごく可愛かったな。体当たりの演技で、なんだか元気を分けてもらった気分。
私にとって、ハニーは永遠の憧れです。 あれくらい、キュートでセクシーで強く生きていけたらと思う。
嬉しいニュウスです。
7月下旬または8月上旬、ライブやります。 半年ぶりくらいに、皆様の前で踊ります。
本日ダンサーも集まり、企画スタートしました。 詳細については現在いろいろ試行錯誤中。 決まったらお知らせします。お楽しみに。
@homeの仲間をメインに新しいグループができ、その中でユニットを作って今回のライブを企画します。 新しい仲間も増えています。 MDSの皆様にとっては、レッスンで一緒になっているあの人や、この人も出ます。そして、レッスンで踊ったあんな曲やこんな曲も踊ります。 今からワクワクしていてね♪
てなことで、また多忙になる予感。 貧乏暇なしとはこのことですね。
最近、徐々に「日本文化ブーム」が私の中で高まっている。
思えば、去年あたりから徐々に盛り上がってきてはいるんだけどね。 そう、長い間、大切にしてきた長いネイルを切ってしまったのも、この流れのうちのひとつ。 前からやりたいと思っていた陶芸を始めるために切ったの。 無心になって粘土を触っていると、失いつつあった集中力や想像力というのが戻ってくるような気がする。 不細工な器でも、心をこめて作ると、器そのものに温かさが籠るような気がする。
そして、今、世も着物ブーム。 やっぱり着付け、やってみたいよな。 去年、京都に行って、本当に手ごろで悶えてしまうくらい可愛いユーズドの お着物を見つけて、なかば本気で「欲しい!!」って思ったのだけれど、自力で着れることができないから後ろ髪を引かれつつお店を後にした。 縮緬とか、絞りとか、古布が使ってある小物や、服がずっとずっと好きで集めていたりもしたので、もしお着物にハマってしまったら後が怖いっていうのも多少はある。ああ、でも、今思い出しても、あのお着物は可愛かった。やっぱり買っておけば良かった。後悔。
更には、大正時代ものに目がない。 ちなみに私の部屋には大正の文机、そして昭和初期らしき本棚があって、それが私の一番のお気に入りになっている。 親には「そういうの、さんざん邪魔で捨ててきたのに・・・」って嫌味を言われましたが。 今は下北の古道具屋で見つけた「衣紋掛け」が欲しくてたまらない。いつか絶対買うぞー。
2004年06月10日(木) |
sing sing sing+wahaha |
以前から、楽しみにしていたステージを鑑賞しに行きました。
このステージ、MDSのメンバーも見に行くようなので、ネタバレが嫌な人は今日の日記は読まないこと!(でも、場合によっては事前にネタを知っておいたほうが鑑賞を楽しめるという趣もある。)
見に行ったステージは「WAHAHA本舗」の『踊るショービジネス』。 WAHAHAのステージを生で見るのは初めてなので、ワクワクドキドキだ。
エントランスからして、もう「WAHAHA」の領域にチェックインだ。変な格好しているスタッフはいるし。私は公演や映画に行くと必ずといって良いほどパンフレットを購入する。公演ガイドブックだ。公演をより楽しむためのツール。今回も当然のようにパンフレットを購入しにカウンターに行ったのだが・・・。 一緒に行ったきみこ先生は「ああ、ごめんなさい。一万円札しかない!」と私の後でパンフを購入しようとしたら「まとめ買いだと思いました」と素晴しいツッコミをいただいたそうだ。そのあたりからして、いいじゃないか、WAHAHA。オイシイぞ。私も「梅ちゃんDVD」を購入するかどうするか悩んでいたら「パンフ買いましたか?」「立ち読みしましたか?」「中読んでください」「ついでに、もう一冊いかがでしょう?」という状態。危ない。もう一冊買わされるところだった。(←だが、DVDは買ってしまった。あああ。)
席につこうと劇場内に入る。普通に場内案内係が「お席おわかりですか〜?」と来てくれたので、チケットを見せて案内してもらう。場内ほぼ満席。初日とあってか、既に冷房も効いていないような熱気だ。「なんか、すごいねー。うわー、結構前だねー。」と私がはしゃいでると、案内係が聞き付けて「良いお席ですよー。前のほうですし、真ん中あたりですから!」と含み笑い。「ってことは、梅垣のピーナツとか飛んで来るってこと??」(←かなり期待ふくらむ梅垣ファンの私。)と案内嬢にツッコミをいれると「場内を徘徊されるような話をきいてはおりますがー」と更なる含み笑い。たまらんっ!!
出だしから、ジャズナンバー。 お下品、お下劣、エロの三点セットが苦手な貴方には、少々厳しい内容ですが、私はこの三点セットが何よりも好きなので満喫。 当然、ステージタイトルどおり、ミュージカルナンバーも多く含まれた構成だ。だが、この内容を理解して笑える、本当のミュージカルファンは少なかったらしく、残念。 とにかく代表的ブロードウェイミュージカルのナンバーをこれでもか〜〜〜っという勢いで、歌い踊ってくれるのだから、ミュージカルとWAHAHAの双方のファンならば気絶ものの楽しさである。 細かいプログラムとかも説明したいのだけれど、完全にネタバレしちゃうと面白くないだろうから自粛。
出だしのナンバーで、見事キャストが投げた帽子が私のヒザの上に飛んで来てキャッチ(結構油っこくて「げっ!」と思ったが)。よく見たら、帽子の中に「これを拾った方は、受付に持って来てください。プレゼントをお渡しします。」と手書きで書いてある。ラッキー。さらに「お願い。明日も使うのよー。」と書いてあるじゃないか。なんてキュートなんだ? 見に行く人は、しっかり客席に飛んで来るものはキャッチしちゃいましょう。良いことがあります。勿論、この帽子は受付に返却し、代わりにお土産をいただきました。
そして、勿論、梅ちゃんのナンバーで「幸せになれる御祓」も受けることができました。次回は折り畳み傘やカッパを持参するぞ。絶対。慣れたお客さんたちはみんな持参していたし。 笑い過ぎて涙はとまらず、顎の筋肉が硬直したのは言うまでもありません。切望していた「生梅垣シャンソン」を私は一生忘れることはないでしょう。
生マチャミと、生柴田理恵も最高。特に柴田理恵はステキだった。マチャミは勿論茄子でした。そして座長にも惚れました。 絶対また鑑賞しましょうと、その後きみこ先生と堅く誓い合ったことをここに記しておこう。
知らぬうちに58000Hitを超えておりました。 皆様、毎度アクセスありがとうございます。 あと一息で60000Hitに届きます。
さて、昨日の迷惑メールについて、アドバイスくださった皆様、本当にありがとうございます(泣) まったく、いったい、何回この日記に救われていることか。 いや、この日記の読者に救われたことか。
今日もレッスンの時に「わからないことは、どうしようと悩んだりしていないで、とりあえず『教えてください!』って周りに聞いてみて!」とアドバイスしたところ。 大人になると、無知であることが恥ずかしくて、みっともなく思えて、わからないことがあっても知った振りを通したり、適当に誤魔化してすますようになっちゃう。私もよくやる。
例えば、友達。愚痴は言って来る「こんなことがあったのよー!わからなくって困るんだよ〜!」と。でも、そのことについて「わからなくって困るから、もし知っていたら教えてよ〜」とは言ってこない。 そうなると、私がその「わからないこと」を知っていても「知識をひけらかすみたいで格好悪い」とか「余計なお世話かな?」とか考えてしまって、結局何も言わずに過ごし、なんとなく後味が悪い思いをする。
わからないことは聞けば良い。 知っていることは教えれば良い。
ごくシンプルな、そういう部分、大人になると失っていくものだね。
友達と出かけて、ショッピングなどをしていて、お目当てのものが見つからず売り場をウロウロしている時に、その友達が「ちょっと待ってて!」と、販売員のところへサーッと行って、「○○ってありますか?」と聞いている姿を見ると「はっ!!」と思う。私には、それが凄く格好よく見えたりする。知ったかぶって「このあたりにあるんじゃないかなぁ〜」なんて言うよりも、うんとスマートだ。
物事には、それを詳しく知る誰かがいる。自分が知らないことを他人が知っているのは悲しいことなのか?羨望はあったとしても、絶望はない。 だから、その知識を素直にわけてもらう。 私が、私の知っている限りのダンスの知識を皆様に教える代わりと言っては何だが・・・。 知識をひとに伝えることは、自分を豊かにすることである。決して知識は分け与えることで失ったり、すり減ったりすることはない。 それを知っているから、図々しいくらいに、遠慮なく、わからないこと、知らないことは「知っている誰か」に聞くことにしている。 そして、それを教わることでひとつ私は成長できるのだ。 私の知らないことを、そうやって、惜しみなく教えてくれる人に心から感謝したい。ありがとう。
さて、問題の迷惑メール。 教わったとおりに設定してみています。結果は明日あたりわかるかな?
2004年06月08日(火) |
大人は大人の世界があるのさ |
今日はMDS始まって以来、たぶん2回目くらいの「女性メンバーオンリーレッスン」。
男性は、スローなラブソング苦手なのかね。 一度常石先生が踊っているスローなどをじっくりと観て、考えを改めて欲しいと思う。 大人にしか踊れないのがラブソングなのに、勿体無い。 ガキには逆立ちしたってリリカルなものなど踊れない。だって、そこまで人生経験ないから。体力や勢いで踊るものは若い子たちに任せてさ。
思った以上に人数も少なかったから、ついつい、いつもの人数じゃじっくりとチェックできない部分まで、あれこれやっていたら、とんでもない時間オーバーになっちゃった。 アラベスク(アチチュード)の正しいポジションのチェックや、新しいクロスフロアなどをやっていたら、あっという間。 みんな終電大丈夫だったか心配。
来週は、人数少なくても、時間にルーズにならないよう注意するからね。ごめんね。
ところで、話は突然変わるのだが。
先日から、とあるメアドから毎日20通以上ものウィルスメールが届く。同じメアドからしつこく毎日20通以上、半月近く続いたので、メールを出したら、なんと逆切れされてしまった。 「ウィルスが差出し人を偽って出しているので、当方に責任はない。それくらい知らないのか?」という返答だ。 こっちは「せめて私のメアドを削除するなり、ウィルスチェックするなりの対応をお願いできませんか?」と丁重にお願い申し上げたのに。悲しい。 その後対応してくれていないのか、未だに毎日、そのアドレスからどっさりとウィルス添付メールが届く。 これって、何らかの対応策ってないのかなぁ。本当に迷惑。 一晩メールチェックしていないと、その人から70通とか入っているんだよ。どなたか、対応策を知っている方、教えてください。 勿論、他のアドレスからもウィルスメールは届くんだけど、こんなに非常識なほど沢山送ってくる人は前題未聞です。それくらい、毎日、どしどし送られて来るってわけ。いいかげん滅入ってます(泣) どうにかしてくれよ、フラメンコオレ、お前だよ。
昨日は飲んだくれデーによりダウン。 近くて違うフィールドにいる友達と話をするのは、何よりもの刺激。自分の視界が少し拓ける。人と話すことによって、自分の世界の狭さを知る。
しかし、最近、めっきりお酒に弱くなった。 本日はアルコールを抜くことでコンディションを整える。身体が「アルコールやめてぇぇ」と悲鳴をあげているのがよくわかるのも情けない。
昨日から梅雨入り。 雨そのものは好きだ。音と匂いと。 でも、このジメジメした空気だけは苦手。身体中が黴そう。 冷房をいれれば寒くて堪らないし、窓を開ければジメ〜〜〜っと不快。洗濯物も乾かないし。 しかし、この後に来るだろう、真夏よりはまだマシと思う。 とにかく夏生まれであることが嘘のように夏が苦手だから。
こそこそとではあるけれど、NY日記をちょっぴり更新。 投票ランキングは停滞中。それにしても見事に票が割れているところが面白い。
オープンクラスは2週目というのに、明日にはサビに突入。 リリカルでドラマティックな歌というのは、何故、こんなにも振り付けるのに苦労するのだろう。言葉やイメージが先行しちゃうからかな。思い入れのある楽曲は本当に扱いに困る。 涙しながら作っている作品だから、気合いいれて踊ってもらいたい。
2004年06月05日(土) |
ストロベリー☆フラペチーノ |
皆様、こんばんは。 久しぶりにちょっぴり込み合ったアトリエの週末でしたね。
えーと、えーと、いろいろと日記に書きたいネタがあったのですが、疲れきって忘れてしまいました。なんてことだ。思い出せない。 明日になったら、何気なく思い出しているかもしれない。そしたら、今日の日記をこっそりと書き直しておこう。
とりあえず、今日、スタバのストロベリーフラペチーノを飲めたので、僅かではありますが、幸せでした。 甘すぎて、智恵に半分押し付けたけど(笑)。 甘いものを食べたり、飲みに行く時は、洋菓子の場合は智恵先生、和菓子の場合はきみこ先生の付き添いが私には不可欠です。 昔から、甘いものはキライじゃないのだけれど、量が食べられないのです。甘すぎるものを食べ続けると気持ちが悪くなってくる。アメリカに住んでいた時は結構奥歯が融けてしまいそうなくらいあま〜〜〜いチョコレイヤーケーキなどを食っていたのに。変なの。
このまま、取留めもなく、下らないことを書き綴りそうなので、今日はもう寝るとします。 おやすみなさいー。
皆様こんばんは。 涼やかな夜です。こういう夜はいいです。 最近、突然巨大化してしまったチワワと一緒に寝ても、この涼しさなら安眠できます。ヤツは、暑いと寝付きが悪くなり、一晩中暴れます。時には机や椅子などをガリガリ齧り、先日は買ったばかりのiPodが被害にあい、この間は何を考えているのか床を齧ってました。某氏が「チワワはげっ歯類」と言ってましたが、あながち嘘ではないような。 暑い夜は大変危険です。
さて、先ほどバレエのレッスンを終えて帰宅。 やはり週に最低1クラスのバレエのトレーニングは身体に必須です。背筋がスーッと通るというか、ルルベが一段高くなるような・・・、兎に角、何か身体が化学反応を起こしたかのような状態になります。 美しいバレリーナの肢体を眺めるだけでも、十分価値がある(なんかスケベオヤジのようだが)。ダンサーたちが自分の身体に磨きをかけている様子を見るのって凄く好きだったりする。 華麗な舞台の上でのダンサーよりも、楽屋やリハーサルでのダンサーたちを見るほうが私は好き。ストイックで美しい。
今日はレッスン中、後からやってきた男性メンバーがちゃっかり私の真ん前に立ちはばかるという事態に出くわした。 様子を見るかぎり、多少のレッスンは受けて来ているようではあるけれど、まだ初心者っぽい。「ちょっと、アンタ!後から来て人の前に立つなボケ!」と言いたい気分をぐっと堪える。しかし身長が180cm以上あると思われる男性が目の前に立って、しかもルルベでグラグラ〜ユラユラ〜っとやられてしまうとさすがに辛い。ドツキタイ気分を必死に堪える。 MDSの男性メンバーはさすがにこういう無礼なことはしないから良かった〜などと思いつつ、今度機会があれば、もう一度スタジオにおいてのマナーをビギナークラスで説明しておいたほうがいいだろうと考える。 ダンススタジオのマナーって、結構体育会系で、初心者には「え?」って思えるような部分が多いだろうしね。でも、基本は「思いやり」だったりするんだよね。スタジオでレッスンを受ける人はみんな「仲間」という意識からきているマナーだったりルールだったりするんだけれど、オープンスタジオというスタイルをとっているダンススタジオだと、そういう意識が失われてしまっていたりする。「自分さえ良ければ」とか「私だってレッスン料金支払っているんだから権利がある」みたいな考え方が少しでもある人は、正直ダンスを根本から楽しむことはできない。だって、ダンスって一人で踊るものじゃないもん。人と関わるところから楽しむことができなきゃ、本当の踊る楽しさなんて一生わかりっこないです。きっぱり言っておこう。上手になりたかったら、楽しく踊りたいと思っているのだったら、一緒に踊る仲間を大切にすることを忘れないで欲しい。 まぁ、ある意味、MDSのメンバーについては、逆に回りのことを意識しすぎちゃっているって人たちも多く見受けられるんだけどね。どっちにしろ、両極端はよくありません。バランス良く・・・ね。
話は変わりますが、トップページにある投票ランキング、なかなか面白い展開になりつつありますねー。見事1票ずつ!マチャミは、来週舞台を見に行く予定なので踊っている姿を生で見られるかも。見たら報告しましょう。
皆様、こんばんは。
どうやら6月はMDSにおいて、年間を通して一番人口密度の低い月になる模様でございます。さびしーよー。 5月病を乗り越え、更にはジューンブライドで結婚式ラッシュあーんどお祝儀地獄ってことで、レッスンから遠のく人続出です。
久しぶりにカムバックするタイミングを狙っている人、入会するかどーするか今まで悩み続けていた人には最適のシーズンとなっております。是非この機会に。
昨日の話。
火曜日の皆様はご存知、MDSのサブアシスタントを務めてくれているりっちゃんが、今度の27日に「ダンサーのためのフットケア・セミナー」をアトリエで開催してくれる。その準備のため、昨日レッスン後に打ち合わせを兼ねて実験的に私のフットプリントをとってくれた。
なんか、告知のページに私の足が綺麗とかいうお褒めの言葉を頂戴して、なんだかうすら恥ずかしいのだけど、正直、私は足に自信がない。踵はガチガチだし、幅広でみっともない足と自称している。
生まれて初めてフットプリントというのをとってもらったのだけれど、ある意味、ブラのサイズを知るのと同じ、いや、それ以上に衝撃ではあった(笑)。まずは、自分の足裏の全貌が見えてくる。どこに体重がかかっているのかなどなど。誤魔化しがききません。バッチリわかります。インクがついて黒くなった部分を見てしまえば納得です。 「模範的なくらい綺麗な形ですよ〜〜〜♪」というりっちゃんの言葉に、正直ほっと胸をなで下ろしました(笑)どうにか、ダンスの先生としての威厳は守れそうです。 それから、何より吃驚したのはサイズ。 正確に計測してもらったら、なんと私のサイズは22.7cmだったのだーーー!う、うそ〜〜〜っ!23cmもないなんて!!今まで23.5cmの靴履いてきたというのに。私身長が163cmあるのに足のサイズが23cmなかったなんて。 馬鹿の大足、間抜けの小足。 よくウチの母親が言ってたっけ。私は間抜けなのね。 サイズは大きさだけではなく、幅もチェックしてもらいました。自称幅広の足なのですが、実際は普通のサイズだったみたいで、これまた吃驚。 自分の身体のことって、わかっているようで全然わかってないものなんだなぁ〜と再確認です。
シューフィッターのところで足を測定してもらったりしたら、靴一足(しかも、かなり高価!)のお値段はかかるのが前提だろうけれど、今回のセミナーはリーズナブル。フットプリントをとって診断してもらうだけでも絶対的価値があるでしょう。 ちなみに、実験的にやってみた「正しいルルベのフットプリント」と「間違ったルルベのフットプリント」を見ることも可能だとは思います。
ということで、今度から、私は 「Monieさん、チャームポイントはどこですか?」と聞かれたらすかさず、 「足裏で御座います!」と答えます。 りっちゃんのおかげで、私の身体の中に、唯一自慢できる部分が発見されたことを心から感謝したいと思っております。 私はこれから足裏美人として生きて行きたいと思います。
2004年06月01日(火) |
(自分≠他人)当然ながら |
6月にはいりましたね。 皆様、こんばんは。
新しい振付けが今日のオープンクラスからスタートしました。 「間の取り方」が難しいのか、静まり返ったアトリエの空気が重かった。
悩むよね。ああいう振りは。私も「どう教えよう・・・」と悩む。
正しいパッセの位置だとか、アームスの軌道だとか、そういうのを的確に指摘してゆくのは、ある意味、簡単。 そうじゃなくて、心の底のほうにある、普段は表に出さず、隠している、そういう感情を動きにのせてゆく方法を伝えるのは、途轍もなく困難。
例えば、掲示板やメール。 掲示板には恥ずかしくて書き込みできなくても、私にだけなら・・・とメールでレッスンの感想や日々の近況を伝えてくれる作業をしてくれているのなら、まだマシ。 「えーっ、掲示板に書き込みするなんて、みんな読むし、恥ずかしいから無理っっ!!」 だとしたら、踊るのはもっと「無理っっ!」ってコトになるよ。だって、踊ることは「自己表現」なんだもん。掲示板に一言メッセージを書くことも、一種の自己表現なのだから。自分を現すことが恥だと思うのならば、ダンスなんて大恥もいいところになっちゃうよ。 しかも、舞踊というのは、何より難しく、限られた自己表現法。 なんたって、肉体のみを使って自己表現をするんだから。自分を表現するために必要とされる身体を準備させておかなきゃならない。言葉をひとつひとつ身体のムーブメントで現すことをしていかないとならない。 まずは「私は○○子です。○歳です。○○が好きです。○○がキライです。私は○○です。私は○○ではありません。」という自己紹介だけでもハッキリできるようになってもらいたい。言葉でできないのなら、それを身体で表現するなんて到底無理ってことになってしまう。 兎に角、仕事とか、職場などでの利害関係のない場所での自己表現は、どんどんやっていくべきだと考えを改めて欲しい。
普段、社会人の皆さんは、周囲の人から悪目立ちしたりしないように、「ヒト」という群れの中で静かに生活をしていることだろう。 だが、そういう中にいれば、いわずと、ストレスを溜め込むことになる。 何故。 それは、自分という存在が群れの中の無個性な1個体ではなく、そこには感情も思考もある、特別な存在であるということをどこかで我慢しているからだろう。自分の感情、思考を押しとどめ、抑制し、そういう生活を自ら強いている。ストレス発散を求めてダンスを始めた人も多いはず。 自分を解放すること、それがストレス発散につながり、ダンス上達につながるのならば、一石二鳥ではないか?
自分が他人と違うことを怖がってないか? 自分が他人と一緒だったら、そのほうが恐ろしいということを知っているだろう。広い世界の中で、自分はたった一人しか存在しないのだから。貴重な存在なのだから。 普段、他人の目を意識して生きているのならば、尚更、ダンススタジオという隔離された場所においては、自分を解放し、自分を表現していって欲しいと思う。
今月は、「上手に美しく踊る」なんて表面的なことよりも、「立ち姿ひとつで自分の半生を語る」ってことにこだわって踊ってもらいたい。 踊りながら自分を表現して、自分を露にしていってもらいたい。 そして、ここに、舞踊本来の楽しさが隠れていることに気付いてもらえたらいいと思う。
自分を表すことを怖がらないで。 自分が他人と違うことを怖がらないで。
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