4254.0516の日記

2006年08月30日(水) a word。


 来ないメールは夜中にやってきたようで、朝起きると、携帯が点滅していた。

 ただそれだけのことで、昨日の鬱屈もなかったかのような気分に。
 うきうきする。
 気持ちが、ふわふわになる。


 というわけで、今日は平静を装って働く。
 とは言っても、わざとらしくお礼を言われたり、外野が色々と言ったり、
 終わったことだと割り切ったわたしにいろいろと聞いてきたりするので、
 簡単に忘れさせてはくれない。

 もう、いいんだって!


 やけに、別件の仕事の電話が入る日で、そのたびに仰々しく取り次がれるのが
 嫌だった。


 疲れたのに相応しく、おとなしく1日を終えて帰宅。
 何だか疲れが抜けないのは、昨日のせいだけじゃないと思う。
 Jと話して、少し現実的になる。
 聴いて欲しかった自分を感じる。


 快調にやり取りしていたら、夜になってまたメール。

 どうしても、なかったことにはできない、『a word』。
 なぜあえてその言葉を使うの?と思う。
 でも、意図だろう。
 作為なのか、無意識なのか。

 どちらにしても、行く末は見えている。

 こういうひと言に揺り動かされ、振り出しに戻される。
 どんなに強い決意があっても、だめだ。
 簡単に崩される。
 信じられないくらい、脆く、儚い。

 せっかくの決意も、台無しだ。
 堅く心を決めても、この有様。
 先が思いやられる…。


 ちょっと前に、TRで“金 聖響”特集をやっていた。
 ミムラと交際、って話題で、ちょっと前のYahooにも出ていた。
 何だかやたらに明るい光を放つ人で、見ていて惹き込まれた。
 オーラが綺麗で、見とれるほどだった。

 『ベートーベンの素晴らしさを伝えるだけ』、ってのも、潔くてよかった。
 わたしもそうだな。
 子どもの持っている力を、ただそのまま伝えるだけ。
 わたしの個性も、脚色も、要らない。


 ♪BGM/荒井由実 AL. 『14番目の月』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月29日(火) 思い描く通りに。


 Saigenji、“Sunrise”最高☆
 上がるー。
 新しい気持ちになる。
 いつもいつもAL.の1曲目は最高!


 とりあえず、言わせてもらう。

 自分の手を汚さない人が嫌い。

 卑怯でもいい。
 エラそうでもいい。
 意地悪でも、意気地がなくてもいい。
 でも、そこに自分の腹を決めるべき。
 自分から訴えることもせずに、誰かが、いつか、どうにかしてくれると思うなんて、
 甘え。
 最低。

 周りも周りだ。
 何でこんな貧弱な支えの中でやっている人間が、責任を追わなくちゃならないのだ。
 責任を負うべきはわたしじゃない。
 わたし以外の、誰かだ。
 情けない。


 久しぶりにはらわたが煮えくり返ったが、既にこのテンションなので、ひと晩
 寝れば、どうにかなるだろう…。
 その場にいる時は、かーっとなったけれど、家に帰って好きなものを食べ、
 好きなことをしていたら、どうでもいいことになってきた。
 というか、いつまでもそういうくだらないことにenergyを割くのがもったいない。
 基本的に、過ぎたことはどうでもいい…。

 明日になれば、たくさんやることがある。
 わたしを待っている人のためにこころを割こう。
 こんなところで留まっている場合じゃない。


 個人的には、反省は色々とあって、また、勉強になった。
 自分の未熟な部分も、改めてわかったし。
 やっぱり子どもは何よりの先生だ。
 わたしの弱さを映す鏡。

 そして、Y課長もさすがの鋭さだった。
 一緒に子どもに相対していると、刀を構えて向かい合っているかのような
 緊張感がある。
 どんなに和やかな雰囲気でも。
 一瞬でも気の抜けない感じが。


 怒りに任せて、メールを送ってみた。

 次から、次へと迷いは浮かんで。
 ひとつ区切りがついたら、その次の迷いが出てきた。

 今、気がついたけれど、totalでimageするものがないから、だと思う。
 付け焼刃的に、その場その場の決断だけをして、自分がどうしたいのか、
 何を願うのかという、“全体”がない。
 貫き通したい一本の軸が、ない。
 尻込みして、責任逃れをしているのだと思う。

 この想いに、“責任”なんていうものは存在しないけれど、ひとまず自分の
 思ったところまで、やりきろうと思う。
 嫌われて、疎ましいと思われることなんて、この際何も怖くない気がしてきた。
 自暴自棄?
 そうじゃなくて、このままじゃ伝わらない…。


 あの時、途切れたと思って、一生懸命押し留めようとしていた箱のふたを、
 あの人自身が開けた。
 わたしからはその箱を開ける術はなかったのに…。
 こうなった以上、この状況そのものは、わたしが選んだものではなかったけれど、
 自分の思い描く通りに関わっていこうと思う。

 まっすぐに。
 偽りなく。
 感じたままの強さで。


 そう、決めた。
 少し長丁場になりそう。


 返事は、まだ、ない。



 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月28日(月) 誰にも、内緒で。


 昼間、あんなに寝たのに、ちょっと寝るのが遅くなったら、寝坊。
 あぶない、あぶない。

 ちょうど、amで早退する人がいたので、便乗して休むことにする。
 絶対動かせない仕事は入ってなかったし。
 ただし、明日は行事の日だし、先週やり残した仕事もあるから、ちょっと
 無理をする。


 数日前に取ったSaigenjiのticket。
 職場の暑気払いが重なっていたことを思い出した…。
 というか、手帳を見て知った。

 だいぶ前に出席って言っちゃったし、いまさら取り消すのもなぁ。
 無駄足過ぎて、気が重い。
 誰かに譲らないとかなー。
 あー。
 行きたいー。


 やりたくないといえばやらなくてすむのか。
 ごねればそこから逃げられるのか。
 信じられないけれど、そうらしい…。

 そういう人がいることを否定はしないけれど、嫌がったそのことから逃げなかった
 わたしは、いつかきっといいことがあると信じたい。
 人生の着地点が違うはずだ。
 そうに違いない!


 週頭からものすごい尻拭いをして、いくつかの厭味を言われて、早々に帰るのも
 面倒くさかったけれど、とりあえず帰る。
 決めたことだから。


 久しぶりにsimpleな格好で出かける。
 袖を通していなかった“+LOVE T”。
 なんとか、夏に間に合った。

 色々と、複雑に想いが錯綜した。
 行く道ですらも。
 でも、+LOVE Tに気をよくして、足取りを進める。

 会場はかつてないほど小奇麗で、お洒落なところだった。
 お手洗いが素敵過ぎて、留まっていたいほどだった。
 drinkは、あのあまーい飲み物がなくて、代わりにマリブにした。


 声が発せられた瞬間、自分のからだが変形するような感じがした。
 完全に、あの声を受け入れる体勢を作っていた。
 懐かしいような、心地良いような、でも間違いなく、わたしの好きな声だ、
 と思った。

 Saigenjiとか。
 美由紀ちゃんとか。
 森くんとか。
 愛してやまないartistはたくさんいるけど。
 あんなふうに自分の中に、声を受け入れる何かがある人は、あの人しかいない。

 song writingとか、その詩の世界とか、わたしはその類稀な才能を愛してやまない
 けれど、あの声ばかりは別格だ。
 理屈じゃなくて、わたしの中に入ってくることがちゃんと決まっている。

 今の、その想いがしっかりと伝わってくるひと時だった。
 色んな過程がそこここに表れている。
 気がついたら、にっこりと笑っていた。
 からだを揺らして。

 オレンジのくたびれたポロシャツが、あの頃を思い出させた。
 あの、紺色のパーカーを着ていた頃。
 愛おしく、懐かしい。


 わたしの周辺は、結婚とか、出産とか、日常の話をすると、次元の違う話ばかりで。
 それはそれで面白くて、興味深いけれど。
 “恋”なんかにうつつを抜かしている人はいなくなった。
 家族を作って、家族を愛して、生活の土台を築いている。
 いつの間にか、恋が後ろめたい気持ちだったり、出来事のように思えていたことは
 事実。

 だけど。
 声高に言わなくてもいい。
 誰にもわかってもらえなくていい。
 伝えようとしなくていい。
 でも、こんなにどきどきして、生き生きした気持ちをなかったことにするのは、
 やっぱりいやだ。

 好きだという想いは、ここにある。
 時々めちゃくちゃで、情けなくて、独りよがりで、意気地なし。
 そういう自分がここにいる。
 これを恋だと認めて、自分の中で育てよう。


 誰にも、内緒で。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月27日(日) 決めた。


 よく寝た。

 何度か目が覚めたけれど、結局起きだしたのはpm4:00。
 金曜だって、かなり遅くまで寝ていたのに。
 おかげで色々と夢を見た。
 久しぶりのHちゃんとも、夢の中で話した。

 寝過ぎで脳みそが重い。


 ☆
 Bali chronicle 3/9


 Baliの夜は、何だかとても薄暗い。
 電気がそれほど豊かでないせいだと思う。
 何となく細部が見えにくい感じが、いつも、する。
 だけど、その成果、空が近くて、空にすごく影響されている感じもする。

 長くかかって、ようやく昨年も訪れた我が家、HYATTに到着。
 時差のせいで、実質どのくらいかかったのか、はっきりとはわからない。
 時計を見ればわかるのだけれど、感覚的に。

 あまりの懐かしさと、ころころと流れる水の音、ロビーに吹きぬける風が相まって、
 泣き出したいような気持ちになる。
 出てきた言葉は、「ただいま」。

 友人は、昨年の部屋があまりにもロビーから遠かったのを危惧していたよう
 だったけれど、今回は、なんとロビーからすぐの部屋。
 「so far?」と尋ねたら、「No,No」と言われて、すぐに部屋。
 早速友人はご満悦。

 部屋に入って、自分たち仕様に部屋を整える。
 荷物を出したり、bedを決めたり。
 そして、貴重品のロッカーの暗証番号は、昨年と同じ。
 それもまた、帰ってきた感じを呼び起こす。

 海外での恒例、MTVを早速。
 そして、疲れたので、早々にbedに入る。
 いつもの通り、わたしの方が寝るのは遅かった。
 健やかな友人の寝顔を見つつ、到着した安堵感に浸る。

 本当に、来たんだ。


 ☆


 TAROの“明日の神話”を見に行こうと思っていたのだけれど、あの人にフラれ、
 motivationが下がって体が動かなかった。
 日が迫っている。
 何とか最終日までには見に行かなくっちゃ。


 おかげで、どうしてもTAROに聞いてみたかった、今のわたしの決断を自分自身で
 しなくちゃならなくなった。
 過ぎてみればあっという間の日々で、あっという間に明日のことになった。

 連絡をくれればなぁ、とか。
 ひと言で背中を押してくれたらなぁ、とか。
 色々と都合のいいことを思ったけれど、結局そういうmiracleは何も起こらなかった。

 きっと、それが起こっていたとしても、miracleでもなんでもないんだろうけど。


 決めた。

 明日、職場に行って、何もなければ、その場所へ向かってみよう。
 明後日は大事な仕事があって、明日はその準備の日。
 だけど、行こう。
 何とかして。
 答えは、その後に出そう。
 勝手に出てくるかもしれないし。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月26日(土) 積極的なリード。


 嫌な予感は的中し、一緒に友人宅を訪れる予定だった友人Kがドタキャン。
 さすが、ドタキャンの女王だ。
 本人を見てると、全然そんな風に見えないのが、さらに難。

 断られた方の空しさとか、淋しさとか、そういうのを、どう思ってるんだろう。
 全然知らないって感じなのかな…。


 というわけで、ひとりで向かう。
 ガソリンを入れて、洗車をして、Sunny君にも久々のご褒美。
 到着も大体予定通り。

 息子くんは、2歳になっていて、ますますいい男ぶりを発揮していた。
 相変わらずの人見知りっぷりで、会った直後はガンつけられた。
 人見知りっていうか、感じ悪いほどだった。
 ちょっと経つと、あれはなかったこと、というくらいになつかれる。

 友人とも、半年振りの再会で、色々と話した。
 あんなに鋭くて、独特で、妥協できない人なのに、なぜか人並みの幸せって
 いうものにぴったりハマっていた。
 不思議だけど、うれしい。
 そういう友人を見ていることが。

 そして、子どもの扱い方みたいなものは、とても勉強になった。
 わたしは、あくまでも“プロ”なので、温かい眼差しを注ぐだけでは仕事に
 ならないけれど、でも、改めて初心を思い返すような感じだった。
 参考になったし、自分に足りないものが見えた。

 何しろ、友人の息子くんは、あまりにもかわいくて、健やかで、健全だった。
 “その子なり”というのを十分認められて育っている感じが、すごくした。
 時には抱きつかれ、kissをされ、「おいで」と手を引かれ…。

 昨今、こんなにおとこに積極的にリードされたことはない。

 友人の夫は、付き合った当初から知っていた人なのだけれど、わたしが夫の友人と
 付き合うことになり、色々なことでうまく行かずに別れたあたりから、何となく
 偏見がうまれた気がする。
 偏見、という言葉は正しくないかもしれないけど、目を合わせなくなったし、
 会話もopenでなくなった。

 だから、夕飯前には帰ろうと思っていたのだけれど、結局またご馳走になって
 しまう。
 最近、友人夫婦の食卓にお邪魔しまくりのわたしだ。
 慣れすぎて、何となく大人としての品格を落とさない程度に参加しようと思う。

 あんなになついたのに、「ばいばーい」とあっさり別れる友人の息子。
 見送ってもくれないぜ…。
 近々、夫の実家に行ってしまうかもしれないという。
 淋しいけれど、遠く離れることになって、再会する楽しみは増える。

 帰りは、あの人と会う時にもよく使う道をひた走る。


 父は、フェミニンだ。
 料理全般やるし、「癒される」と部屋に花を飾る。
 どことなく文化的なところがある人だ。
 全体としては、めちゃくちゃなことを言うところのある人だけれど。

 最近は、これもあり、と思えるようになった。


 認めること、認め合うことが重要だ。


 やっぱり決まらない…。
 明日、TAROに会いに行って、そこで感じることで決めようと思う。
 いずれにしても、もうすぐのことだ。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月22日(火) 誰か、教えて。


 はっきり言って、日記を書く順番が、完全にめちゃくちゃになってきた…。



 ☆
 Bali chronicle 3/9


 ぎりぎりまで仕事で、何だか旅気分が沸かない。
 成田に着いてまで、職場に電話したし。
 いろんなことがぐちゃぐちゃになってて、まさに、逃げ出す、という感じで
 搭乗口にたつ。

 往路の飛行機が、旅行会社の都合で(というか、こちらの申し込みが遅かった
 ので)、Jakartaで乗換え。
 transitじゃなくて、航空会社ごと乗換え。

 visaの手続きをどうするのか、など散々各所をたらい回しにされた。
 こちらの英語も、外国に降り立ったばかりで、使いたてでおぼつかない。
 それほど、というか、全然しゃべれるわけじゃないんだけど。

 早速、Baliの洗礼。
 このいい加減さ。

 一度乗り換えのため、搭乗口に移動しようとすると、わらわらと人が寄ってくる。
 わたしは、いかにも怪しいと思ったのだけれど、友人が「大丈夫だよ」と人の
 良さ全開で、荷物を預ける。

 …結局、お金をねだられる。
 払わなかったけど。

 そんなわけで、Jakartaで3時間ほども待たされたし、いきなり色んなaboutな
 洗礼を受けて、ちょっとぐったりした。

 空港で夕飯を食べたのだけれど、これまでのBali史上、最高に現地の人の
 食事に近いものだったと思う。
 その店は、まず、英語が通じないし。
 空港なのに、cardが使えない。
 食器は軽いし、食べた食感はぱさぱさしていた。

 でも、あの空気の中で食べるとまずくはなかった。

 乗換えで乗った、Garuda Indonesia Airlineの機内の寒いこと寒いこと。
 空港で既に着替えてしまっていたわたしたちは、そのあまりの寒さに、口も
 きけない。
 ブランケットを借りるのも、なぜか気が引けて、言えなかった。

 到着。
 この暑さ。
 湿気。
 熱。
 うらぶれて、どこか淋しい感じ。
 何もかもが懐かしい。
 逢いたかった風景だ。


 ☆


 眠い。
 眠くて仕方ない。
 生理のせいだと思っていたのだけれど、そうでもないみたい。
 それほど仕事をしているわけでもないのに、脳みそは疲れているのかな…。


 確かに、迷っている。
 迷いに、迷っている。
 普段、迷うなんてことはないだけに、不思議で意外な感覚。
 残念なことに、それほど楽しい感じではない。

 行くか、行かないか。
 ただ、それだけでしかない。
 それを、自分で決めるしかない。
 そして実行。
 簡単なことだ。

 小細工なんてせずに、自分の想いのままでいたいけれど。
 想いのまま飛び出すことが怖い気がする。
 でも、実際のところ、何が怖いのかなんて、自分ではわからない。
 何かが、怖いというだけ。

 会いたいということと、会いたくないということは、どちらが大きいんだろう。
 誰か、教えてほしい。

 あと、5日…。


 妹は、顔も合わせずに、口もきかずに、帰って行った。
 まだ、まだ、長くかかりそうだ。


 ♪BGM/THE BACK HORN AL.『太陽の中の生活』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月21日(月) 友人JからのTEL。


 気がついたら、給料日だった。
 職場でカレンダーを見て気がついた時には、驚いた。
 給料日に気付かなかった自分に。


 久しぶりの出勤だったので、身体が重くてたまらなかった。
 職場に着いた瞬間に、もう帰りたい、と思ったし。
 午後まで持つのかなー、と不安だった。

 徐々に仕事場にいることに慣れてきて、色んなことをこなしていくうちに、
 帰る時間がやってくる。
 帰る頃には、明日もできそう、と思う。
 その、繰り返し。
 その、積み重ね。


 しかし、眠い。


 家に戻ると、友人からTELがある。
 1W前に再会した、今は遠方に住んでいる友人J。

 仲間内のひとりの結婚式が迫っていて、その出し物やsupriseの打ち合わせのため。
 そして、数日前にJ宅に泊まりに行ったという、同じく仲間内カップルの話題。

 色んなことを話していたら、あっという間に3h。
 Jの色々な部分について、かなり心配していたのだけれど、思ったよりも元気に
 なっていて安心した。
 だいぶ良くなったのかな、と思えた。

 それにしても、友人カップルの一言はひどい。
 どんな言い方であれ、どんな状況があったとしても、ひどい。
 ひとまず、『うちら』にわたしが含まれていないことを弁解できてよかった。

 何しに行ったのやら…。

 久しぶりの長電話で、結婚式へのすばらしいideaも聞けて、楽しかった。
 お互いに「楽しかった…」と言って、電話を切る。
 もう、10年以上の付き合いなのにね。


 職場では、groupみんなでlunchに行った。
 迷わず『肉料理』。
 角煮御前を選べる自分が誇らしい。
 食欲万歳!

 夜も、ゴハンを3杯おかわりしそうになり、さすがに2杯に留める。


 考える…。
 まだ、考えている。

 メールのひとつでも来れば、そちらに傾くのに。
 どうして、こんなに決められないのだろう。
 自分のことなのに。
 100%自分のことなのに。


 ♪BGM/THE BACK HORN AL.『太陽の中の生活』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月20日(日) 夏に間に合う。


 昨日返事が来なかったメール。

 唯一の海企画も、Liveのみに気持ちを絞る。
 意気消沈。


 だけど、朝メールをしたら、シカトの主の方がさらに意気消沈していて、
 わたしの方が慰めなくてはならなくなった。
 どうやら、返事を送ったのに、未送信になってしまったよう。
 声が沈んでいた。
 わたしだって沈んだけど、しょうがない。


 何とかLiveの1h前くらいに到着するよう、家を出る。

 今日は珍しく電車移動。
 初めて乗る、湘南新宿ライン。
 お供は村上春樹の初期作品。
 買ったばかりの白いホットパンツで出かける。

 本を読んだり。
 うたたねをしたり。
 好みの顔の男の子を凝視したり。
 そうしているうちに、あっという間に到着。
 乗り換えも少なくて、快適。

 一緒に行く予定(というか、むしろわたしを誘った)Sは体調不良のため、
 不参加の模様。
 むぅは、意気消沈していた割には、ぎりぎりに到着するというメール。
 先に行って、泳いでようか、とまで言ってたのに。

 結局、わたしが一番乗り。
 Mosで腹ごしらえをする。
 アボカドが美味しかった。

 浜辺に着いて、ようやくむぅと合流。
 若々しい人たちが、最後の夏を惜しんでいた。
 子どもとか、ギャルとか、色んな人がたくさんいた。
 わたしも、足だけ海に浸かる。
 夏に間に合った。

 今年初めてのむぅは、やっぱりむぅで。
 緊張感のない雰囲気を作り上げる天才。
 脱力。
 やっぱり自分の片割れだ、っていう感じがする。

 さりげなく、今の彼女の結婚を妨害しておいた。
 実際、窮屈だよ、むぅにとっては。
 そういう価値観。
 むぅは自由さが身上だと思うのに。


 Live会場は暑いかと思ったらそれほどでもなく。
 美味しい飲み物とかがあって、良かった。
 もう少し椅子を増やしてくれたら、もっと良かったのに。
 わたしは残念ながらNon-Alcho。
 まだ、自信が持てない。

 美由紀ちゃんは、今日もかわいくて、パーンと輝くオーラを放っていた。
 ジーンズ姿で、姿勢が良くて、ぴかぴかしていた。
 やっぱりstartは『海が欲しいのに』。
 オーチャードのrevenge完了!

 選曲も良くて。
 coverの挟み方も絶妙。
 guitarの小沼くんは、秋田くんの流れだと思っていたら、サーファー・ギャル男
 風だった。
 タンクトップで、ちょっと筋肉質だったし。
 guitarはさすがのテクで、予想通り、美由紀ちゃんのtoneと合っていた。

 ハンクリもなかなかでした♪

 美由紀ちゃんのbirthdayもお祝いできたし。
 声の響き方も半・屋外とは思えないほど。
 Blue Jay Wayの時も思ったけれど、やっぱり小さい箱のほうが好きかも。
 あの全身のオーラも見ていたいし。

 美由紀ちゃん、左手の薬指に指輪がはまっていたけれど、結婚したのかなぁ?
 今まではなかったはず!
 横浜に引っ越したのも、そのせいかなぁ???


 遠かったので、大急ぎで食事をして、電車に乗って帰る。

 だんだん、むぅと一緒にいることにも慣れてきて、面白くなって色々と聞いて
 しまう。

 久保順!?
 相原勇!?
 内田有紀は良くて、広末は遅い!?
 あまりにも面白くて、げらげら笑う。
 あんなに電車の中で笑ったのって初めて。
 周りにはどう見えたんだろう…わたしたち。

 何だか不思議なふたりだったと思う。

 いつまでそばにいるんだろう。
 むぅはいつもそういう気にさせる…。


 ♪BGM/J-WAVE


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月17日(木) 彼女の勇気。


 OFF。

 こんなに頻繁に休みを取ってたら、夏休みの意味ないだろうと思うけれど。
 今日は一応、年休。

 何となくいらっとしながらの1weekだったので、休みでよかった。


 今日は、最近割とよく会っている友人Kが泊まりにくる。
 HikkiのLiveに行くため。

 余分に取りすぎてしまったticketも何とか買い手がつく。
 大盤振る舞い価格だったけど。

 まずは友人を駅まで迎えに行って、駅前のcefeでlunch。
 仕事を休んで街を歩くのは、少し心もとない。
 全然悪いことなんてしてないのに。

 部屋に戻ると、Liveまではまだまだ時間があったので、部屋でマンガを読んだり、
 ごろごろしたりする。
 わたしは昼寝でもしたいほどだった。

 なぜか、“メゾン・ド・ヒミコ”BOOMがやってきて、ふたりでメイキングを鑑賞。
 購入したに相応しいほど、わたしは繰り返し見ている。
 お互い、ヒミコの好きなところ、キャラ、ゲイへの親密感について熱く語る。

 外は雷が鳴ってる。

 時間がやってきて出発。
 車で行く。

 雷はもとより、ものすごい大雨。
 海の中を走ってるような水量。
 ワイパーでは到底掃けない。

 のろのろと走って、少し雨がやんだ頃、会場へ到着。
 わたしたちの共通の友人であるSの職場の真ん前。
 こんなところにあったんだー。

 ticketを渡さなくてはいけないので、telで待ち合わせ。
 なぜかその様子を見に来たいと、Kがついてくる。
 「こんな風にやってるんだー」といたく感心していたけれど、何のことはない。
 普通のやり取り。


 Liveは、hit曲の数々で、どの曲をやっても知ってる!という感覚。
 “Traveling”&“Keep Tryin'”にはアガった☆
 simpleだったけど、setもlightingもvisualも良かった。
 すばらしくedgeの効いたartだった。
 美しくて、目が奪われた。
 東京事変に近い感じだったけど、日本人離れしたセンスだった。

 Hikkiの声が出ていなくて、特に高音は、「出てー!」と願った。
 かすれたり、上がりきらなかったり、少しひやひやした場面が続いた。
 でも、フレーズの中で飛び切り輝くような部分もあって、やっぱり生で聴けて
 よかった、と思った。
 生で聴くべきだと思った。
 どんな仕上がりであれ。

 そして、途中のMCでHikkiがしたFan Mailの話。
 あの話ひとつに、どれだけの影響があるだろう。
 わずらわしいことも。
 うっとおしいことも。
 それで傷つけられることも。
 色々あるけれど、それを呑み込んでその話をしたHikkiはやっぱりすごいと思った。

 とてつもない責任感と勇気。
 腹にどっかりと座った愛を感じさせた。

 特に男の子。
 あの話で奮起しなければ、男が廃ると思う。

 そういうシーンも含めて、会いに行けて良かった。


 家に帰ってきて、我が家族と食事をする。

 そして、わたしの部屋に戻って、またマンガや本、ごろごろしたり…。
 ふたりで横になって眠ったのはam3:00だった。

 さすがに、わたしの方が先に眠くなった…。


 ♪BGM/J-WAVE


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月15日(火) side by side。


 ■終戦記念日。

 わたしは、改憲には反対だ。
 絶対に、戦わない。
 なし崩しに、攻撃性を発揮する場所を探すのはイヤだ。
 矛盾だって、なんだって、わたしたちはもう武器を捨てたのだ。


 せっかく花火をやろうと言っていたのに、仕事が終わると雨…。

 ついてない。


 友人Jが遠方から里帰り。
 つい何日も前かに集まったけれど、今日も仕事を終えて集合。
 
 この間2hもかかったのが嘘みたいに、今日は50minで到着。
 友人たちは、おかげで、まだ戻っておらず。

 みんなで夕食の買い出しにsuperへ。
 今日のメニューは、タンメン。
 彩りよくなるよう、具を工夫する。
 餃子。
 デザートは梨。
 桃もあるらしい。

 Jとは久々に再会。
 今日は3人+友人の夫(候補)。
 妊婦のSは疲れが出たか、不参加決定。
 残念がっていたそう。
 夫(候補)が帰ってくるまで、3人で夕食を作る。

 Jのことは、家主のMと一緒にいつも心配している、心配の種。
 厄介だとか、面倒だとかいうわけではなくて。
 ただ、ただ、心配。
 幸せであることを祈るしかない。
 遠くにいるJに届くように。
 いつもMとはJについてそうやって、話す。

 からだは細くて、顔色もそれほど良くはなかったけれど、そういう時もある
 ことをよく知っている。
 いつも健康で、生き生きとしていなくちゃいけないなんて、決め付け。
 どういう生き方であれ、善悪はない。
 どういう自分であっても、そういう自分を生きるしかない。
 それが、正しい。

 久しぶりにJを含めた4人でしゃべって、すごく楽しかった。
 懐かしくて、色んなことを思い出して、楽しいんじゃなくて。
 違った場所にいて、違った壁に立ち向かおうとしている、わたしたちそれぞれが、
 今一緒にいて楽しい。
 それがうれしかった。


 色んな時に、いつも色んな形で一緒に歩いてきたわたしたち。


 要所要所で、夫(候補)が面白いことを言って、空気が和む。
 今や、なくてはならない存在になりつつある。
 そして、そのノロケっぷりは日ごとに突き進んでいく。
 「なに腕伸ばしてんの?」…は、深夜、暗闇のbathroomで最高に笑わせてもらった。

 体脂肪を計ったら、かなり少なかった。
 気になっていた内臓脂肪も、一番低い数値だったので、よかった。
 体重は、ここのところの脂肪摂取が幸いしてか、1W前の健康診断より3kg増加
 していた。
 健康な感じになってよかった。

 高速を飛ばして、4hもの道のりを帰るJと共にM宅を出る。
 かわいいふたりに送ってもらい、再会を誓う。


 高山なおみ著、『日々ごはん』。

 食べ物を扱っている人って、人に対する眼差しが優しい。
 自分に優しく。
 自分のからだに温かい。
 欲求を丁寧に生きていて、精神の健やかさと着実な土台を感じる。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月13日(日) いまさら。


 生理痛で、ぐだぐだで、昨日も一日寝て過ごしたというのに、今日もぐだぐだと
 過ごしてしまった。

 昼頃来ると言っていた妹も来ないし。

 布団を干して、汗ばんだシーツも干す。
 そして、溜まったVIDEOを見る。


 SoccerW杯、日本×ブラジルを見た。
 いまさら。
 あまりにも熱が醒めてしまった、今。
 次へのstageへ進んでいる今。

 『もはや日本に男の侍はいない。
 今や、日本の侍は、女性だ』
 と(いう趣旨のことを)、河合隼雄氏は言っていたけれど、それも頷ける。

 プレッシャーという重圧に勝ち。
 自分という壁に勝ち。
 孤独という不安に耐える。

 あの負け方を悔しいと思って、自分の人生を賭けて立ち向かおうとしなければ、
 うそだ。
 その場の雰囲気で、うなだれて、落ち込むだけなら誰だってできる。
 あれを、全ての力に変えていける、集中力が見たい。


 気がつけば、netオークションの買い手がずいぶんついていて、今日もちょっとした
 お小遣いになりそう。
 一番肝心なものに買い手がついていないのが、心もとないところ。
 あれがただの無になってしまうには、あまりにもイタイ。


 結局、夕方になって、久しぶりに妹が帰ってきて、食事に行った。
 母も父の実家から帰ってきた。

 明日も、仕事だ。


 ♪BGM/宇多田ヒカル AL.『ULTRA BLUE』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月10日(木) なぜだか誰にも話せずにいる…。


 職場の人間関係に、好きも嫌いもあるか、って思っていたけれど。

 実際、本気で頭にくることもないし。
 心底がっかりすることもない。
 それは、期待をしていないから。

 仲が悪いわけでも、バカにしているわけでもなくて。
 ただ、進む道が違う、というそれだけのこと。

 だけど、やっぱり、媚びる人は嫌いなんだろうなと改めて思った。
 いい加減でも、だらしなくても、ええカッコしいでもいいけど、媚びる人は
 生理的に受け付けない。


 というわけで、長く感じたweekdayも今日で終わり。
 日、一日と指折り数えて、今日まで到達。


 そんなご褒美に、幸せな妊婦ふたりを含む、友人たちとの会食が待っていた。

 近くに引っ越してきて、職場から1hで到着していたのに、今日は2h。
 いつもなら15minで着くスーパーまで、今日は1hもかかった。
 5・10日だからかなぁ…。


 やっとの思いで到着すると、腹の出た、かわいらしい妊婦が、お出迎えして
 くれる。
 ひとりは遠方からの帰郷。
 半年振りの再会だ。
 会うと、ただうれしい、ということしか浮かばない。

 帰郷記念に、友人Sの大好きなファミレスへ。
 好きだなぁ…。
 わたしは、ちょっと前にそこに行ったら、半分も食べられなかったので
 (内臓虚弱炸裂)、revenge。

 色々話していたら、あっという間に日付を越える。
 次にこうやって会える時は、人数が倍に増えてるかもしれない不思議を思う。
 甥っ子、姪っ子がどんどん増えていく感覚。

 もはやどうでもよくなってしまった友人Hの新たな生活は、ままごとみたいで、
 現実感が全然なかった。
 同じことを繰り返すのは、目に見えていたけれど、そんなことは当然言わないで
 おいた。

 ゴハンは見事完食♪
 胃腸が復活してきたぞー!
 おなかが減るって最高ー!!!


 帰りには、わたしが足がない頃、よく送ってくれた友人を送っていく。
 家に着く直前、「ちょっと顔を出そうかな」と、夫になる彼が下りてきてくれる。
 こういうところが、このふたりのかわいいところ。
 イイヤツなふたり。


 会の間開かずにいた携帯には、あの人からのメールが来ていた。
 あの時、まるでNYにいるかのように、時差をもって送られてきた返事。
 今は、こうしてすぐそばにいるかのように思える。
 そのメールのことも、あの人が帰ってきたことも、なぜだか誰にも話せずにいる…。


 ♪BGM/宇多田ヒカル AL.『ULTRA BLUE』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月06日(日) “SUAR AGUNG”。


 目覚めて最初のメールからして、何となくhappyを予感させる一日だった☆


 友人からのすばらしいお誘い。
 言いたかったことが通じた!
 やったー。

 これで、昨日Saigenjiを購入したことも+に転じる。


 暑くて、体がべたべたしていて、おまけに口をあけて寝ていたため、目覚めると
 ものすごいことになっていた。
 シャワーを浴びる。


 心がけがいいからか、内臓の調子がいいからか、食欲が止まらない。
 “ちゃんと”、お腹がすく。
 元気が出てきて、うれしい。


 昼間は、Yahoo!オークションに、せっせと出品。
 途中までしかやりきれなかった。
 でも、計39点を出品。
 売れるといいな。
 別にお金に困っているわけじゃないけど、あるに越したことはない。


 高山なおみ著、「日々ごはん」を買ったので、寝る前に読んでいる。 
 寝る前には、こういうテンションの本か、ファッション誌がいい。
 小説だとやめられないし、専門書だと寝つきが悪い。

 ちなみに、昨日読破した、ムラカミ著、「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」も
 よかった。

 次は、Amy著「風味絶佳」に浸ろう。


 夕方から、Baliの伝統楽器・Jegogの演奏団のコンサートに出かける。
 “SUAR AGUNG”。
 地元近くのHallにやってきたので。

 演奏前に、から揚げを5つも食べる。
 The油もの。
 このしつこさに耐えうる胃袋が誇らしい。
 たまらなくうれしい。

 とにかく、Jagogの音色が大好きで、現地では叩かせてもらった。
 ぽこんぽこんと涼しい音がする。
 ガムランの金属音より好き。

 演奏会が始まると、あっという間にあの南風が吹いて、あの光景や匂い、
 食べ物なんかが一気に思い出された。
 何でこんなにもBaliを愛しているのだろう。
 他の外国も、こんな風に愛せるのかな…。
 あまりにもいとおしくて、涙が出そうになったけれど、こんなところで泣くのは
 変だなあと思って、やめた。

 Baliの人たちの好きなところは、色んな人がいるところ。
 さすが南国の人、というように、ずーっと白い歯が見えて、やたら笑顔の人。
 なにやらむすーっと怖い顔の人。
 やる気がないかに見える、動きのとろーんとした人。
 きびきび動いて、職人ならではの手さばきを見せる人。
 それがひとつの集団を成している。

 神様に対しては、敬虔。
 そこだけ共通していれば、あとはそれぞれ。
 色んな人がいる、その個性が全開なところにたまらなくほっとする。

 2hの演奏だったけど、あっという間だった。
 踊りの人もきれいだったし、上手だった。
 最後は一緒に踊ったり、手を叩いたりして終わった。

 DVDしか置いていなかったのが残念。

 今度は現地で見るぞ!

 でも、Jazzといい、indies bandといい、民族楽器といい、この幅の広がりは、
 留まるところを知らない…。
 見たいもの、やりたいことが、山のようにある。


 色んな人からメールが来た。
 いとしい人。
 お久しぶりの人。
 近しい人。
 こういう風になぜだか電波が集まる日が、たまにある。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)



2006年08月05日(土) 一年分アイスを食べた日。


 古い日記に取り掛かるのは気が重いので、とりあえず最近のから更新。


 今日も仕事。


 とにかく暑い。
 …上に、仕事柄タンクトップとかキャミソールとかハーフパンツとかが
 はけないので、やたら暑苦しい。


 あの頃あんなに気が重かったのが嘘のように、今は仕事がうれしい。
 楽しくはないけど、うれしい。
 色んなことをtryしてみたいと思えるし。
 とにかく、「わたしの子どもたちだ」と思える責任感がここにある。

 一番違うのは、そう、責任感。

 子どもたちをいい方向へと連れて行く役目があるし、うまく行かなければ、
 その理由を全力で考えなくてはならない。
 逆に良くなっても、もっともっと良くなるように考え続けなくちゃいけない。

 わたし自身の満足なんて、取るに足らないことなのだ。

 例によって、終われば反省が山積みで、改めてそのセンスのなさに直面させられる
 ことになるのだけれど、今日だけ助っ人に入ってくれたYさんと反省会をした
 ところ…。

 「特にないです。」

 と言われたのでびっくりした。
 そんなことってあるんだー、さらに、そういうこと言えちゃうんだーと思って
 びっくりした。
 考え方が違うのだろうけど、それはそれはびっくり。
 あっけに取られた。


 こんなに、アイスを食べた日は、この一年思い当たらない。


 せっかく都会へ出たので、映画を見に行く。
 “トランスアメリカ”。


 早めにチケットを買おうと思って、だいぶ早く劇場に買いに行ったら。

 片桐はいりとすれ違った!!!!!

 びっくりー。
 でも、あのままで、お洒落な感じの人だった。
 『芸能人』って感じじゃなくて、あくまでも『片桐はいり』って感じで歩いてて、
 すごい存在感があった。

 “かもめ食堂”再演の舞台挨拶があったみたい。


 ブリー役のフェリシティ・ハフマンが素晴らしくて、役柄の難しさ以上に、
 人間としてのチャーミングさがあって、微笑ましかった。
 あったかい人だった。
 トビー役のケヴィン・セガーズもすごくsexyでcute。
 ぎこちなくて不器用な感じがよく出ていた。
 何となく奇妙に惹かれあう気持ちもすごくよくわかるくらい、ふたりとも
 魅力的な人だった。

 何となく明るい気分になった。


 ついにSaigenji、“Music Eater”購入!
 藤代冥砂photosも最高☆


 大都会のwindow立ち並ぶ街に、月がぽっかり浮かんでいた。
 初めて一人で歩いたけれど、音がすーんと消えるような、惹き込まれる光景だった。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Music Eater』


 ■My Blog■
 http://yaplog.jp/4254_0516/ (人観察blog)
 http://velvet.yapeus.com/users/4254_0516/ (写真diary)


 < 過去  INDEX  未来 >


4254.0516 [MAIL]

My追加