4254.0516の日記

2005年05月31日(火) やることなすこと。


 とにかくやることなすことおかしい…。

 6月生まれの友人がふたりいる。
 SとH。
 もう10年ほどbirthdayを祝い合っているメンバー。
 今年のわたしの誕生日にもちゃんとメールをくれたふたり。

 わたしは、毎年カードを送っている。
 ちゃんと当日に届くように、2日ほど前に投函。
 ちゃんと手帳にも書いておいた予定。

 それなのに…。
 Sの誕生日と、Hの誕生日を間違えてカードを送ってしまう。
 投函してしばらくして気付いたが、後の祭り。

 友人Sは、
 『○○(わたし)らしいね』と言う。
 友人Hは、
 『○○(わたし)らしくないね』と言う。

 どちらもほんとうだ。


 おまけに。

 “あの場所”へ行くかどうか、久しぶりに友人Gへメール。
 すぐに返ってくるはずの返事がない。
 おかしいと思って、履歴を確認したら…。

 間違えてYに送ってた。

 しかもGには、Yについて書いたメールを送っていて。
 それがやや影話(悪口や陰口までは行かないけど)風で、気まずい。

 一日、死にそうに浮ついた気持ちで過ごした。
 メールの着信を示す点滅ランプが怖くて怖くて。
 今日は開けないでおいた。


 しかも。

 今日は生理初日。
 朝、腹痛のあまり目が覚める。
 どうしても我慢できなくて、職場で隣の席のMさんに薬をもらう。


 家に帰ってくると、ろくに食事もせず、ばったり倒れた…。

 散々だ。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今、読みたい本。
 コタエ:電車男。


 ♪BGM/Bonnie Pink AL.『Present』



2005年05月28日(土) 迷いの当事者。


 ここ数日、夢にまで見たこの日。
 この緊張感は、半端じゃない。


 とりあえず、下準備は前回よりは整えられたし。
 人も少ない。
 人に見られると、やらなくてもいいことまでやってしまうわたしとしては、今回の
 シチュエーションはやはり楽だった。

 でもやっぱり、どっと疲れが出たし。
 考えられないほどしんどかったのは変わりない。
 そして、途方もない自己嫌悪…。
 残るのはいつも悔しさだけだ。


 子どもからしたら、何だかよくわけのわからない人に、教えられたり注意を受ける
 のは納得いかないだろう。
 わたしだってそう思う。
 むしろ、わたしが一番そう思う。
 でも、きっと役割的にはそういうところを担わなくてはいけないはず。
 自分の中で割り切れてないし、腹が括れていない。
 それが一番の問題だ。

 わたし自身も楽しめていないし。
 いつも苦しい心持ちで、子ども達と一緒にいる。
 いいところをたくさん見せて欲しいし、その中で繋がっていたいのに、それだけでは
 いられないという矛盾も知っている。


 結局、わたしが1番迷っているんだ…。


 とりあえず、今日の反省は、前回よりはよっぽど反省会らしかったし。
 いいところも少し見えた。
 具体的な対処法も少しわかるところがあったし。
 気をつけるポイントも、絞れた部分はあった。
 この要領で経験を積んでいくしかない、と思う。

 今の職場でもそうだったなぁ…。
 検査を取るのがいやでいやで仕方がなかった。
 終わると、穴があったら入りたい心境で。
 消えてしまいたい衝動との闘いだった。

 こんな屈辱は、自分から作り出そうと思っても、作り出せるものではない。
 『とりあえず、早めに相談して…。』
 それが本音で集約されていた。


 このいやな感じ(プレッシャー)だけはどうにかしたい。
 じゃなけりゃ、もたない…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今日のお供MD。
 コタエ:Wyolicaと古内東子。


 ♪BGM/Wyolica AL.『Folky Soul』



2005年05月26日(木) 頭痛の種。


 時間は貴重だ。
 これほど大切だと思える“もの”は、近頃そんなに、ない。


 昨日勃発した事件をとりあえず部長に報告。
 担当者と共に、短い会議を催す。

 部長は、冷静にことを判断し。
 わたしが言えたことも、言えなかったことも、しっかり把握してくれたように思った。
 部長の振る舞いで、今回のことはこれでいいや、と納得できた。

 責任者とはこうあるべきだ、と思う。
 わたしもそういう人を目指したい。


 誰がやってもいいし。
 どういう方法でもいい。
 ただ、わたしは相手に納得して欲しいだけだ。

 ただの『クレーム処理』と言ってのけたあなたは、絶対に人の心を扱うことはできない。
 そして、その手軽な心持ちのおかげで、きっと足元を掬われるだろう、そうされる
 べきだ、と思った。
 痛い目を見た方がいい、と心から思った。
 人の心をナメてかかると、とんでもないことになることを思い知った方がいい。
 たまらなく感情的になった。

 そして、キャリアにして10分の1にも満たないわたしのせいにしようとした、その
 腹積もりが、わたしを恥ずかしくさせた。
 怒られたことよりも、その志の低さにうんざりした。
 情けなくないのかな…。


 とりあえず、頭痛の種は去った。
 自分の中で守りたい、正しいことのためなら、口先で謝ることなんて簡単だ。


 会社の近くでご贔屓にしていたインテリアショップが、近々閉店することになった
 らしい。
 残念。
 いつも格安でキャンドルやお香を買っていたそのお店。
 仕方がないので、値引きセールをやっていたこともあって、当面使いそうなキャンドル
 を買い占めた。


 だめだ。
 たまらなくさびしい。
 そして、たまらなくあの人を思い出す。
 悪い傾向だ…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近お気に入りの飲み物。
 コタエ:クリスタルガイザーの炭酸入り(めっきりみかけない)。


 ♪BGM/Wyolica AL.『Folky Soul』



2005年05月25日(水) その手を緩めない。


 誰か、今週のわたしの忙しさが、異常だということに気付いて…。


 やはり、昨日の出来事は丸く収まるはずはなく。
 わたし宛に電話がかかってきた。
 極めて常識的な風を装って。

 わたしが電話に出た瞬間、泣き始めてしまった。
 普段わたしは電話応対はしないので、泣かれることも慣れてない。
 よく考えたら、別れ話をする時くらいだ。

 とりあえずその場は落ち着いて話は聞いたものの、訴えはもっともだと思った。
 だって、わたしだってそう思ったもの。
 そんな言い方がまかり通る“援助職”なんてありえない、と。
 その場、その瞬間、わたしも同時に思ったものだ。

 だけど、“プロ”としてのわたしには、まだまだ考えるべき、修正すべきところは
 たくさんあって。
 わたしは、その手を緩めないことが大切だ、と思った。
 どんな時も、自分のみを信じて。
 自分がいつも基準だ。


 このストレス状況はやばいと思い、友人にSOSメール。
 すぐに返事をくれて、労わりの言葉を頂戴する。
 この温かな気持ちこそが真実だと思って、明日もまた出勤だ。


 つくづく思うが、わたしは『サービス業」なのだなぁ。
 もっともっと高いものを提供したい。
 そのための集中であり。
 そのための配慮だ。

 ぬるま湯が、いらいらして仕方ない…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:通勤用カバンの色。
 コタエ:白。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『TIME』



2005年05月24日(火) たりない、もの。


 「木村多江、結婚だってー。」
 ひと言言い残し、妹は出勤。

 そのニュースの感じと、寝ぼけた頭が相まって、ますます夢の中の出来事のよう
 だった。
 (でも、素敵な出来事☆
 おめでとうごさいます。)


 科学技術と発想の進歩によって、足りないものを埋めるものはたくさんある。

 お日様の下に洗濯物を干せなければ、乾燥機を。
 視力が悪ければ、コンタクトレンズを。
 人恋しければ、出会い系サイトを。
 何事も埋められないような不自由なんて、きっと現代にはないかのように思える。

 でも、このままずっと足りないものを埋め続けるのだろうか。
 埋めつづけなくちゃいけないのだろうか。
 足りないものを足りないものとする、人としての闘いは、今の私たちには難しい
 課題なのかもしれない…。


 今日は、仕事へのプライドのあまり、怒りが込み上げた。
 人がどんな想いで積み上げて。
 どんな気持ちで慎重を期してきたかなんて、わかりはしないのだろう。

 ひとり踏み台昇降状態だった。
 仕事した…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:先月の携帯代。
 コタエ:\2700(驚きの価格…)。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『TIME』




2005年05月21日(土) 閉塞感。


 いちにち、まさに一日寝た…。

 生理前の憂鬱。
 鬱状態。
 すでに1週間ほども遅れている。
 やっぱりGWという、最大の生活リズムを崩す日々を送っていた成果だろう。

 くぅー、寝ても寝ても眠いし、立ち上がれない。

 片付けようと思っていた来週の仕事も片付かない。
 あー、今日中にmailで送ろうと思っていたのに。
 予定狂いまくり。

 最近出かけてないし、人にも会ってない。
 お金使わなくて、今年の目標、“貯金”ははかどるけれど、ちょっと行き詰まる
 感じ。

 閉塞感…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近の気がかり。
 トイ:PCの光導入(進まない…)。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『TIME』



2005年05月19日(木) いたずらしただけの目玉焼き。


 誕生日あけて3日…。


 昨日無理を承知でメールをしたら、あっけなく通ってしまった。 
 あっけなく。
 まるで、昔からそうだったみたいに。


 仕事を終えて、一目散に飛び出す。
 以前家庭教師で通っていた道。
 もう一年も前のことになるのかぁ、と感慨にふける。

 結局、迷いに迷って30分も待たせる。
 エラくなったものだ…。
 慌ててお店に飛び込んだけれど、あの人は、向かいのお店にいるようだった。
 大きな身体も相変わらず。

 前を行くあの人は、つーんと目の覚めるような香りがした。


 タバコは2本。
 少なめ。
 なぜだか、「今日は少ないね」という言葉が出てこなかった。
 言ってはいけない気がした。

 壁に寄りかかる姿もそのまま。
 デザートまで食べるところもそのまま。


 「高菜って食べる?」
 「ポテチ食べてたら口の中が切れて、口内炎ができたよ」
 「好きなものって、最後まで残しとくタイプ?」
 
 どう考えても欲しい言葉過ぎて。
 どう考えても、らしくて。
 恋の気分に浸らずにはいられなかった。

 どうしてあなたを前にして、ごはんが入らないのだろう…。
 そんなことばかりを考えて。
 ついぞ「コーヒー1杯飲んでもいい?」って聞けなかった。


 いつまでも出ようとしない車を横目に、駐車場を出た…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:部屋のインテリアテーマ。
 コタエ:ミズタマ。アジアンモダン。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『TIME』



2005年05月16日(月) 粋なsurprise。


 ◆My Birthday。


 おめでとう。
 おめでとう。


 だんだんと、誕生日なんてじっくり祝う暇もなくなってきて。
 実際、今日だって猛然と普通に仕事をするただのいちにちだし。
 (普段より余計に働いてみました。)
 今日が誕生日だなんて実感は年々薄らいでいくばかりだ。

 ただ、職場に行くと隣の席のMさんが、わたしの大好きなものを準備してくれていたり。
 家庭教師先のお母さんが、娘さんの誕生日の一日前である今日を覚えてくれて、
 プレゼントを準備してくれていたり。
 普段あまり連絡を取らないような人や、思いがけない人が祝ってくれたりして。
 そういう粋なsurpriseがたくさんあったことが、わたしにとって最高の記念日となった。

 誕生日自体には全然思い入れはないのだけれど、今日はそういう人と人を繋ぐような
 かわいい縁を与えてくれた。


 そんなわけで、今日はとびきり素敵な日だった☆


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近のなくしもの。
 コタエ:イヤホンのわたわた(片方)。


 ♪BGM/Dreams Come True AL.『DIAMOND15』



2005年05月15日(日) 『いやらしい』。


 予想通り目覚めが悪い。
 天気がいいのが救い。

 電車に乗った段階で、遅刻確実。
 友人に連絡するも、友人はわたし以上ののんびりmodeだった。


 会場に着いて、staffと目が合うとすぐに、わたし用のものが出てくる。
 何だか進行が早くて、15分ほどしか遅れていないのに、すでに結構終わっていた。
 人もまばらでいい感じ。
 友人は一足先に着いていた。


 無駄話をして、ベーグルを食べて…一体何しに来たんだ。


 思い入れって大事だ。
 全ては思い入れ。
 色んなことを、断片的だけれど、知ってしまったわたしには、思い入れは嘘っぱちに
 思える。
 キレイごとはうんざり。
 大事なのはあの人だけだ。
 あの人を信じることだけが、わたしを繋いでいるものだ。

 何となくへらへらと見ているだけで、これという良さも発揮されず終わってしまう。
 あの人の“ほんとう”が全然伝わらなかったことだけが悔しい。
 勝ち負けというそれ以前に。

 そばに行くと、あのいつもの“てへへ”という顔で、「ごめんね、せっかく…」と
 言ってくれる。
 そんなこと言うなんてずるい。
 「○○はだめだよね?」
 それもずるい…。


 何しろわたしは“おとう”のあったかさと、弟Yのかっこよさにくらくらしてしまって、
 それどころではなかったのだけれど。


 今まで外人をかっこいいと思ったことはなかったのだけれど(STINGは別格)、最近、
 いる。
 『オーランド・ブルーム』!!!!!
 やばい。
 かっこよすぎる。


 友人は、その後、超荒手のやり口で、“つづく”を手に入れる。
 いいなぁ。
 わたしもやっちゃおうかなぁ…なんて。
 その話題でもちきりになり、ダイキライな雷を幾分楽にやり過ごせた。

 雷の後の陽射しは、夏を感じさせた。


 友人と別れ、沿線沿いに移動して、別の友人の彼のLIVEへ。
 正直、あまり気は進まなかったのだけれど、友人とは会いたかったし、そのバンドも
 解散(に近い脱退)だったので、最後とばかり顔を出す。

 途中までひとりでbeerを飲みながら、ぼんやりと曲を聞いていたが、全部くだらなく
 思えた。
 そしたら、眠くなった。

 だんだん人も集まってきた頃、トリでバンドが登場。
 バンドのMCで友人は大泣きしていて、FANとおぼしきかわいい女の子達も次々と泣いて
 いた。
 不謹慎ながら、そんな時に考えていたのは“彼”と“彼の才能”のことだった。
 そういう圧倒的な感じはなかったからだ…。

 あまりにもうわっつらなその空気感に耐え切れず、仕事を理由に先に帰る。
 男ならもう少し本気で戦った方がいいと思うぞ、わたしは。
 (これも性差別なのかも。)

 誰が何と言おうと、わたしは“自己満足”と“優越感”を満たそうとするその依存的な
 関係に嫌悪感を抱くし、二度とそういうところに陥りたくないし、関わりたくないと
 思ってしまう。
 そういうのって、1番『いやらしい』と思う…。


 帰り道で聴いた“Natural High”はいい解毒剤のように、ものすごい迫力で迫って
 きた。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今日の朝ごはん。
 コタエ:バナナ。


 ♪BGM/Dreams Come True AL.『DIAMOND15』




2005年05月14日(土) 半ば怒りにも似た興奮。


 今日のいらいらは今日のうちに。


 行けば行くほどつまんなくなって。
 数を経るごとに文句ばっかり言うようになっていく。
 そんな自分に落ち込む。

 方針なく進めようとしているその仕事振りに、集中がブッつり途切れてしまう。
 どうしたものか。
 わたしも人間だから、つまんないと思うと飽きてしまう。

 わたしは普段はちゃらんぽらんだし。
 人が普通にやれることができなかったりする。
 だけど、子どもと向き合う時や、人について考える時は、本当に集中してやろうと
 思っている。
 本気で。

 必死さがあまりにもかけ離れている。
 私のような真剣さを求めるのは難しいのだろうか。
 言葉だけが上滑りしていって、人に向き合うことはなく、言葉の使い手でしかない。

 そして。
 私の誇りだったその集団が、あまりにもくだらなく思えることがショックだし、
 悲しい気持ちになってしまう…。
 わたしが見たいのは、それぞれがちゃんと考えている姿勢だし。
 わたしが感じたいのはそういう熱だ。


 それって贅沢なことなのだろうか。
 高すぎる要求なのだろうか。
 カンファって信頼できる集団から生まれるものだという気がするのだけれど。
 わたしにはよくわからない。


 珍しく人がいなかったので、Rさんとふたりでお茶をする。
 こんなことは現役の時を含めて初めてだ。
 山奥へ帰っていくRさんとは早々に別れ、ひとりで大盛りうどんをすする。
 こんな、半ば怒りにも似た興奮を抱えて、家に帰るのは無理だ。

 少し距離を取って、離れてみたら見えるものがあるのかもしれない…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今日の小事件。
 コタエ:家の電話が止まった(PC工事の仕業と思いきや、単なる料金未払いだった)。


 ♪BGM/J-WAVE



2005年05月13日(金) 月曜日のような金曜日。


 ◆順子's birthday。

 遠くに住んでいるけど、元気ですか。
 わたしは、今でもここでこうして祈っています。


 職場に行くと、久しぶりに短めにした前髪に話題が集中。
 「誰かと思ったー。」
 「意外な感じー。」
 など。
 確かに、サイドに丸みを作ったその形に意識を注いでいたのだけれど、前髪も短く
 なったんだった…。


 今は会えない、会いたくないという気持ちがある。
 せっかくこうして静かに距離を取っているのに、そんな突発事故のおかげで台無しに
 されるのはあんまりだ。
 でも、この機会を逃したら、きっと会うことも少なくなるだろうしなぁ。

 …という葛藤のさなかにいて、ぐるぐると回っている。


 今週は木・金・土と授業漬け。
 H先生に会えるのは本当に嬉しい。
 先生ににこっとされるために、いいことを言いたいなぁと思ってしまうくらい。
 あれは、ずるい。

 自分の居場所をしっかりと見定めないと、こういう混乱に襲われる。
 その先が果てしな過ぎて、途方に暮れてしまう。
 ぽかん。
 できることしかできない。
 今やれることをやるだけだ。


 以前に比べて遊ばなくなった。
 だから、発想が貧困になった。
 つまらないことしか思いつかないし、面白いことは思い浮かばない。
 だめだ、だめだ。
 いっぱい刺激を受けよう。
 その創造性に負けない!と思えるような才能に触れたい。


 マンガを読むのにハマッている。
 “NANA”を2週間ほどかけて読み終わった後は、内田春菊の“私たちは繁殖している”
 を少しずつ。
 (どういう振り幅だ…。)

 内田春菊はエロイ。
 エロイなぁと思いながら、その線上にある育児というものを見ていると、何だか
 不思議な気持ちになるし、生殖行為としての出産・育児に興味が出てきて仕方がない。

 おまけに浦沢直樹“20世紀少年”も手をつけ始めている。
 ますます訳がわからないけれど、大学院の授業を受けるついでに、近くにある古本屋
 さんで購入することにしている。
 1回1冊。
 密かな楽しみだ★


 昨日仕事を休んだおかげで、今日が月曜日の気がしてならない。
 そんな自分のやる気が怖い。
 そのやる気に疲れた…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:金曜日に必ずする仕事。
 コタエ:布きんの漂白洗浄。


 ♪BGM/J-WAVE



2005年05月12日(木) わたしにしかできない、わたしだけのstyle。

 今日は仕事をお休みして、院生時代の指導教官とのカンファレンスに出席。

 東京駅近くだったので、ボクネンズアートに寄ろうと思っていたのだけれど、思い
 がけない平日のお休みに思う存分睡眠を取ってしまい、結局ぎりぎり。
 次回に持ち越しだ。


 昨日は家庭教師先で、久しぶりにお母さんと話した。
 ここのところ、行って帰るだけだったので、感覚が思い出せなかった。
 でも、こういうことがあると、自分の役割とか立場とかを思い返せる。
 でしゃばることなく、その感情の波を一緒に味わうことが求められているのだと
 思う。
 わたしは鏡だし、通訳者だし、何より常に味方だ。

 がんばれ、と心から思う。


 内田也哉子はモックンと19歳で結婚したとの記事を見てびっくり。
 才能でつながるっていいな。
 わたしは才能のある人が好きだ。
 他のことが何ひとつできなくても、その一点で全てが覆るし、その人の存在がある。


 姉妹みんなで“anego”を楽しみにしている。
 わたしは篠原涼子フリークだけれど、今回注目しているのは“戸田菜穂”。
 かなりいい味出してるし、ああいう存在感ってぐっとくる。
 市川実和子のばかっぽい感じは全然好まないけれど、アリ、だなぁと思う。


 わたしは普段言葉でやりとりできる段階にない子ども(と言うか、子どもは往々に
 してそうだけれど)か、子どもの相談にくる親(主に母)を相手にしている。
 だから、自分の思いを話したい、自分のことを相談したい人というのは未体験に
 近い。
 心理屋として恥ずかしいけれど。

 子どもはだいたい親に連れられて来るし。
 親は子どもの相談に来るわけだし。
 そこに発生する自主性とか、モチベーションとかはまた別のものだ。


 …と考えると、わたしはやっぱりカウンセリングは無理だ、と思う。


 どうしてだめなのか、というのがはっきりとわかって目からウロコな感じだった。
 思えば、わたしは自分のことを相談したい人というのを相手にしたことがなかった
 から。
 目的も、ゴールも、はっきりと決まっていたし、決めていた。

 だから今日の話は、雲を掴むような話だった。
 ただ、センスとしてそういうところを拾っていく力はあると思うので、意識的に
 使えるようにもうちょっと鍛えてみるといいのかも。
 普段使っていないところだっただけに、ものすごく疲れた。

 1年ぶりの先輩にも会えたし、合同でやった学生さん達の感じもとてもよかったし。
 ますますまとまりのないわたしの学業道は進んでいくなぁ、と思った。
 今日のカンファと、土曜日のカンファ…同じカンファだが、もはや同じものではない。

 今年出入りしている現場は、みんながみんな真逆の方向を向いていて、自分の中で
 どう折り合いをつけたらいいのか試行錯誤中。
 どれも奥が深くて、どれもうわっぺりしかわかっていなくて、今日のような日が
 あると、自分がやらなきゃならないことの果てしなさで、途方に暮れてしまう。

 どこにも居場所のない感じ。
 どこに身を置いても孤独感は深まるし、不全感が残る。
 だけど、そこが1番開拓の余地があるところだと思う。

 ここをくぐり抜けたら、きっとわたしにしかできない、わたしだけのstyleが出来上がる
 と思う。


 急いで帰って来て、美容院へ。
 かなり思っていた髪形になる。
 しかし、今日の美容師さんは、細かいところを気が済むまで修正する、こだわり屋さん
 だった。

 しかし、この頭でどうやって仕事に行こう…。
 明日の朝は奮闘すること間違いない。


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近の趣味。
 コタエ:読書(マンガの)。


 ♪BGM/aiko AL.『夏服』



2005年05月07日(土) うわっつら。


 “アネゴ”、どころか“アニキ”と呼ばれているわたしは、どうしたらいいのだろう…。


 急に思い立ち、海岸方面へ。

 昨日連絡を入れたものの、連絡はない。
 そういう感じなんだろうなぁと思い、今日になって連絡がつかなければ断念しようと
 思っていた。

 …time limitすれすれに連絡が。

 MDを積み込み、途中で洗車をして首都高へ乗り込む。
 Baliで聴いていた音楽は、あのひんやりとしたホテルの一室を思い出させる。


 これこそ強迫、というかフラッシュバック、というか。
 思いがけず、たちどころに思い出す。
 苦しさと切なさで、胸がきゅうとなる。

 ばかばかしいと思っても避けきれない。
 関係ないと思ってもすぐにつながる。

 あぁ、いやだいやだ。
 感傷的になると、すぐこれだ…。
 そして逃げ込む場所がそれしかないことに苛立つ。


 時間を図ったかのようなタイミングで到着。

 久しぶりに会う人。
 あまりにも会話がなく、接近することもいやで仕方なく、露骨にいやな顔をして
 しまった。
 いい加減気付いたようで、ろくろく挨拶もせず、あっさりと帰って行った。

 やっぱり顔の好きな人がいるというのは嬉しい。
 きっとあの人は嫌がるだろうけれど。
 おそろしくて口には出せない。
 でも、Sは彼を思い出すし、Mはきっとわたしの得意なtypeだろうと思う。


 期待をすることは愚かなことだと思いつつも、近くの図書館で本を読んで、期待しない
 振りをした様子伺い。
 返事が来ないよう祈って、返事が来たことにほっとした。


 山本文緒の“プラナリア”…友人に貸したままそのままになっちゃったなぁ。
 サイン本だったのに。


 “もうちょっと”と言われて、小一時間。
 もはや“ちょっと”ではなくなっている。
 最近そういうことの繰り返し。
 わかり合ってる振りや、信頼し合いごっこはもう限界かもしれない。

 もう一度立て直す時期に来ているかもしれない。
 大好きな人だから、うわっつらなのはごめんだ…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:寝る前の習慣('05・春版)。
 コタエ:カシスオレンジを飲む。


 ♪BGM/佐藤聖子 AL.『SATTELITE☆S』



2005年05月05日(木) あの頃、最高に楽しかった日々。


 毎日毎日こんなにぐうたらしていていいのか、と思うGW最終日。


 今日は友人と誘い合わせて、“あの場所”へ。
 人と誘い合わせていくのは久しぶりで、ちょっと嬉しい。

 到着すると、ぎっしりと人がいる。
 おまけに見たような後姿のあの人まで…。
 お久しぶりのあの子はわたしの方に視線を向けず、ちょっといたたまれない気持ち
 になる。

 くだらない軽口と悪意のない暴言。
 そういうことをひたすら言っていられるのが醍醐味だ。
 関係ないって気楽。
 面白さとくだらなさでげらげら笑った。

 メインのあの人は、相変わらずぽやっとしていて、はっと驚いて近づいてきてくれた。
 普通のテンションで、事務的な話をして、いつもの申し訳なさそうな顔をさせると、
 明るく別れた。
 最近じっくりと話してないなぁ…。

 そして、行き詰まり気味に思えた友人夫婦まで顔を揃えていて、同窓会(!?)
 のような風情。
 あの頃の毎日は、もうここにはないなぁと改めて思う。

 誘い合わせた友人は、こんな真っ昼間だというのに軽い言い訳をしながら帰って
 行ったので、友人夫婦と合流。
 青春を奪われた夫の話を聞きながら、再会の話をする。

 結局家の方まで送ってもらえることになり、懐かしい気持ちで車に乗り込む。

 妻のあまりの感情の吐露に、びっくりしながらも「その方が自然じゃん!」と思う。
 そういう矛盾のなさに、返って付き合いやすくなった気はする。
 共感もできるし。


 わたしにとってあの頃最高に楽しかった日々は、今では最高のことではなく。
 自分の全てだったはずのあの毎日も、今では全く違ったものに見える。
 いつもそこにいた人の動向さえわからず、薄れた接点はさらに加速度を増す。

 みんながわたしに聞く。
 「○○ちゃん元気?」
 そういう関係で、そういう毎日だったということだ。
 もう全く知らないけれど。

 些細な優越感だけを、またひとつ手に入れて、この関係は維持されていくのだと
 思う。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今期見ているドラマ。
 コタエ:anego。


 ♪BGM/佐藤聖子 AL.『SATELLITE☆S』




2005年05月03日(火) 若者ぶりナイト。


 またしても疲れが出たのか、昨日はまたしても床に毛布を敷いたまま就寝。
 からだが痛い、痛い…。
 しかも、コンタクトしたままだし。


 今日は夕方から大学時代の友人と夜遊び計画。

 …が、半ば強制的にメンツに組み入れられてしまったので、面倒臭い。
 来るメンバーが面倒臭い。
 おまけに、参加者が少なく、やり過ごすこともできそうにない。

 今日は来ないと言うメンバーに、「面倒臭いよぉ」とグチを吐きつつ、断る言い訳を
 考えることすら面倒臭くなってしまい、悩みに悩んで向かうことにする。

 こういう付き合いって、自分の中では珍しい。
 はっきり言って、利害であるし打算でしかない。


 待ち合わせは恵比寿。
 時間通りに着いたのは、数日前にフリマで会ったふたり。
 計3人。
 メンツ同じじゃん…。

 そこで、面倒臭いとグチを履いていた友人からTELがある。
 「行ったんだー。何で?」と、労いの言葉。
 心配してかけてきてくれた友人のやさぐれた突込みが嬉しかった。

 人が集まらず、鳩が飛び込んでくるファストフード店で時間潰しでお茶。
 渋谷をひとつ行過ぎたその地は、いつもと少し違った人並みだった。


 1件目は牛モツ鍋やさん。

 どこからどう見てもオヤジ過ぎるメニュー(わたしにとっては日常)を頼みまくり、
 冷酒でクダを巻く。
 うちの家庭で出される食物は、あまりにものんべい好みだし、思ったよりも九州の
 地域色の強いものだということが判明した。
 出汁好きのわたしたちは、空になるほど出汁のつゆを飲んだ。


 2件目は線路沿いのJazz Cafe。

 ここから黒一点の男性が合流。
 彼のお薦めでそのお店へ。
 雑居ビルの8階にあるそのお店は、叫ばなくても会話が聞こえるし、時折がたんがたん
 と電車の音が聴こえて、隣のopen spaceはたまらなくお洒落風(見ればよかったが、
 見なかった…)だった。

 冷酒を少ししか飲めなかったわたしは、my fieldのリキュールをがつがつと飲む。

 最近よく見かけるが、飲食店で、とにかく自分の好きなことをやって、好きなものを
 出して、店員さんがご機嫌な見せ…そこもそうだった。
 次から次へと変わるレコードは、店員さんの私物だったし。
 飲み物も食べ物もきちんと選択されている感じ。
 自分でかける音楽にノリながらゆらゆらと歩いてくる店員さんは、やはりhappyで
 素敵だった。


 そこで友人ふたりが、早々と終電乗り過ごし宣言。

 わたしは断固帰る予定だったが、酒も回ってきて帰ること・立ち上がることが面倒
 臭くなったため、帰るタイミングを逃す。

 あぁ、畠山さん…縁がない。


 祝日だがweekdayのため、次の店へと歩を進める。

 リキュールをくいくいとやっていたためか、酔いが足に来てしまい、歩き始めると
 ぐるぐると回る。
 急激に酔う。
 しかし、外の寒さとしばらくぼんやりと自分の中に篭っていたら回復。
 代官山を通って渋谷を目指す。
 真夜中の恵比寿は、人通りも少なくて、何となく連休のうきうき感が漂っていて、
 いい感じだった。

 代官山に突入し、空いているcafeがあったので入ってみると、なんとam5:00まで
 やっているとのこと。
 塒とばかりそこに入る。

 そこからどこかへ行くかと思いきや、一度座ると腰の重いわたし達。

 友人Fの芸能人斬りを延々と聞き、clubに吸い込まれていく華やかな人たちを見つめて
 楽しむ。
 夜遊びの匂いがする…。

 空が白くなってきた頃、店員さんに「お静かにお願いします」と言われながら、
 渋谷方面に吐き出される。
 ぼんやり歩いていると、見慣れたLIVE HOUSEの前に出てしまい、不意に面影が蘇る。
 朝帰りで思い出す彼は、さらに切なくさせる。


 一眠りして、畠山LIVEに出かけようと思っていたのだけれど、友人Tは“朝帰りらしい
 朝帰り”を禁じられているらしく、ファミレスでごはんでも食べながら時間を潰す
 ことにする。

 新宿へ。

 カラスの猛烈な威嚇を受けながら遠くに光るネオンサイン。
 マックがあいているーーー!!!
 都会人は働き者だ。
 am6:00〜マックがあいている。

 いつもはきはきと朝食を食べるFは、今日も胃袋の疲れなど感じさせない食べっぷり。

 みんな眠さでボケーっとしていたのだけれど、最近話題の友人K&後輩の彼の話題で、
 目の色が変わったように熱く語り合う。
 様々な条件を想定し、先々にとって一番いい方法をプレゼンし合う。
 気がつくと眠さも時間も忘れていた。

 最後の最後で、専門家っぽくなってしまう自分たちが笑えた。
 結局ここに辿り着いてしまうのだ、いつも。


 若者らしく、若者ぶって遊んだ☆
 やっぱり夜遊び大好き。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今月の目標。
 コタエ:髪を切ること。

 ♪BGM/single MD 2005.1-2





2005年05月02日(月) くだらない、浅はかな悪意。


 連休の谷間だけれど、わたしは仕事…。

 朝、銀行のATMに寄ったらすごい人で、遅刻ぎりぎりで到着。
 面接予定の人はすでに来ていて、大慌てで準備をする。


 昨日は、“ごろごろ”というのを文字通りに体現した一日だった。

 昼下がりに起き、ビデオを見て、眠くなって昼寝。
 またビデオを見て、お菓子を食べて昼寝。
 夕飯を軽く食べて、またビデオを見る。
 そして寝る。
 …という具合で終わった。


 そのようなわけで、今日はだるい。

 連休で煮詰まった人たちが増えているのか、朝から大忙しで、結局会議資料まで作る
 羽目になり、こんな日にまで残業…。
 仕事が溜まってきて、週明けもまた忙しそうな予感…。


 ふと思い立ち、あの場所へ。

 値段も、開始時間も、順番も、何もかもわからないまま。
 残業終わりの夕方の道路は少し混んでいて、仕方がないので首都高を使う。
 高速代も+αになって、フリマが振り出しに戻るなぁ、と思った。

 会場に入ってみると、すぐにその姿が見え、間に合ったことにほっとする。

 久しぶりに見てみると、あまりののんびりさとマイペースさに恐れおののく、という
 具合のユルさ。
 体調悪いのかなぁ…。
 酷い。
 あのキレのなさは酷すぎる。

 仕事の疲れもあり、その場に留まる理由も見つからず、あの人を見つけ言葉を交わすと
 すぐにその場を立ち去る。
 何も言わずに行くのが久しぶりだったので、“あーっ”という顔をしたのが嬉しかった。
 でも、私の想いに気付かないことが少し切なかった。


 駐車場に行くと、すでにその管理人が帰ろうとしていたらしく、「あーっ」と言い
 ながら、ものすごい剣幕でわたしを指さす。
 確かにその管理人は「8:40までに戻ってきてください」と言ったが、おもてには
 大々的に「9:00までです」と書いてあった。
 時間は8:55。
 まだ、充分勤務時間ないじゃないか…。

 最初は謝ったが、あまりにもしつこく絡んでくるので、「9:00までって書いて
 ありました!!!」と言い返す。
 金を払っている相手に、その言い草は何だと思う。
 しかも、それが自分が帰宅したいその一心でというのが情けない…。
 「もう来ないでよ」と言うので、2度とその駐車場は使わない。

 見ず知らずの相手(過去に何度となく使ったことがある駐車場だったけれど)に
 そこまで怒りを表明するのは珍しく、その不慣れな感じに落ち込む。
 逆にいらいらして、歌を歌いながら帰る。


 くだらない、浅はかな悪意って凹む。


 <イチモンイットウ>
 トイ:好きな体のパーツ。
 コタエ:耳。

 ♪BGM/single MD 2005.1-2



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