4254.0516の日記

2004年09月30日(木) ひよっこならひよっこなりの判断とプライド。


 明日から始まるゴミの分別収集。

 ビニールゴミを別にするというそのことが、今の私の最大の関心事。
 全てのゴミ箱を2つにしなくちゃいけないのかな…。
 面倒臭いし、場所を取る。


 今日は会議が過去最高に長くて、その間に子どもとも会っていた私は、何をやって
 いたのかわからないままに1日が過ぎた。
 そうしている間にも、やるべきことがどんどん溜まっていき、結局今日も1時間残業。

 残業すると、「無理しなくていいよ」…いつものように声をかけられる。
 だからって誰が仕事を代わってくれるわけじゃない。
 時間が経つごとにやりにくくなるのは私だ。
 その配慮が私の気持ちを追い詰める。
 冗談半分にやり過ごして、仕事を続けなくてはならないのが、時に面倒臭い。

 そして、明日もきっと残業だなー。


 今までの私は、死んでるように生きていたのだと思う。

 部屋に帰ればPCを開いて寝るだけ。
 聴こうと思っていた音楽も、再び手に取る機会はほとんどなく、流れるように音を
 発するRADIOをかけっ放しにしてきた。

 確かにJ-WAVEは大好きだけど、それを聴いている私はやや刹那的だったような気がする。

 部屋も汚いし。
 食事もままならない。
 寝る時間だって不規則。
 やることを常に翌日に残して。
 明日やることに追いまくられながら生活する。

 豊かに生活を営めるはずもない。
 生活が整ってこその仕事だと思う。
 ようやくその基盤が整い始めた。
 これから少しずつ負荷をかけて、辛抱の中から力を蓄えようと思う。


 ようやく、来た。

 けれど、あまりの間の悪さに、2週間ほど前に決心した心持ちを未だ決行できず。
 でも、その日は近いと思う。
 というか、早くそのタイミングを作りたい。


 自分の信念は強く持とう。
 誰かに流されたい放題の信念ならいらない。
 ひよっこならひよっこなりの判断とプライド。

 それを覆せるようなはっとする指摘ができないなら、上司は上司でいるだけだ。
 表立って反論はしないけれど、私は私の判断と、その根拠を曲げない。
 少なくても、あなた程度の指摘では変えられない。

 結局8割はくだらない。
 でも、確かに存在する2割のぴかぴかしている人たち。
 私はその人たちの存在を確かに知っている。

 誰かがlevelを落として仕事をしていても、未熟な自分を振り返れなくても、bestな
 performanceを目指していなくても、自分だけは忘れないでいたい。
 自分だけはそこを目指すことにこだわりたい。

 孤独な、孤独な、戦いだ。
 結局頼れるのは自分だ。
 戦う意志を持ち続けられるのは自分だけだ。


 咽喉が痛いのはおさまったのだけれど、相変わらず変声期は続いている。
 子どもとしゃべっていても、あまりにも怖い声に自分でぎょっとする。
 こんな声なのに遊んでもらってげらげら笑っている子ども…素敵だ☆

 職員の人が、心配してくれ、浅田飴やら生姜汁やらをくれる。
 ありがたい。


 月が落っこちそうな夜だった。
 淡い光が建物のすぐ近くに燈っているように見えて、秋らしかった。

 ♪BGM/MAGLOCK AL.『個性の時代』



2004年09月29日(水) 徒然なるままの日常。


 ようやく八代亜樹のような声から少し脱出。


 昨日は午前中年休を取った。
 …とは言っても、いつもしている残業の振り替え分で十分足りるくらい。
 咽喉が痛くて微熱があった。
 咽喉が痛いと、というより体調が悪いと、仕事にテキメンに出る。
 集中力がなくなる。

 そうかと思ったら、今日は久々の残業。
 本当はもう少し残りたかったけれど、光線をびしばし感じたので1時間ほどで切り上げる。
 今週の記録類が山と残っているのになぁ…。
 また金曜日に残業しようかな。


 最近の私は料理に凝っている。
 誰も夕飯を作る人がいないし、必然的に帰りの1番早い私が作ることになるからだ。

 どうせ自分で作るならおいしいモノを食べたいし、食べたいものを作りたい。
 昨日作ったコロッケは大成功だった。
 今度はいろいろな具材でコロッケを作ろうと思う。


 毎日家にいるおかげで、今までやりそびれていたMDのラベル貼りが快調に進む。
 コンポの上に山となっていたのだけれど(今でもそうだけど)、何とかtitleくらいは
 わかるようになった。
 この調子で全て片付けよう♪


 そして、毎日家具のWeb Pageやカタログをチェックして、新しく購入する家具を見る。
 数を見たせいか、ようやく部屋のイメージが固まってきた。
 白と茶色を基調にした部屋にしようと思う。
 細かい雑貨は後で揃えるとして、とりあえずは荷物を収納できるキャビネット・
 ラック類を購入予定。

 ふぅ、楽しみ☆

 それにしてもお金がない…どうしよう。


 あれから“また”、連絡がない。
 あの時あんな思いまでして連絡先を教えたのは何だったのか…。
 これでまた前日に“営業”メールなんて来たら、きっと落ち込む。

 忙しいのはわかるけど、もう少しかまってよ…。


 ♪BGM/ゆず AL.『One〜1〜』



2004年09月26日(日) 芸術の秋、満喫☆


 今日は友人Sと前々から約束していた美術館めぐり。


 …の前に、買い物をしようとデパートへ立ち寄る。
 買いたいものは決まってる。
 けれど、アテがハズレて商品券が使えず、現金払いに。
 あぁ、また無駄な買い物を…。


 お昼過ぎに待ち合わせをして、品川の原美術館へ。

 Sと会うのも8月の旅行以来。
 あれから1ヶ月経つんだなぁ、と数日前に思ったばかり。
 長く思われる1ヶ月間、私もSも何をしていたのだろう…。


 原美術館では、奈良美智の“From the Depth of My Drawer”展が開催中。
 ばななとともに歩む私にとっては、奈良くん(ばなな風)はいわば戦友。
 でも、生で作品に触れる機会はなかった。

 品川駅から少し歩いたところにある原美術館は、雰囲気があまりにも良く、岡本太郎
 記念館にも似た静かな重みのある空間だった。
 でも、来る人を穏やかに迎えてくれる感じと中庭の広がるcafeの風景はものすごく
 素晴らしかった。


 “Foutain of Life”という立体作品があまりに素敵で、何度も見に行った。
 ありきたりな言葉だけれど、癒された。
 子どもの哀しみに日常的に触れている私は、同じような哀しみと子どものいきいきと
 した奔放さが窺い知れるこの作品で、ようやくわかってもらえたような気持ちになれた。
 水のぽたぽたという音。
 反射した天井の光。
 何もかもが完璧だった。

 そして、Drawing。
 これも何度も見に行った。
 圧倒された。

 彼が表現したい根本のenergyがこれなんだというのが、まざまざとわかった。
 そして、私が表現したいものとものすごく似ていた。
 でも、そのまま表現してしまうと、agressiveさやグロさだけが強調されてしまう。
 描いて描いて向き合っていくことで、あの作品へと変遷していくんだということが
 わかって、何だかものすごい力に包まれた。
 涙が出そうになった。

 やらなくちゃ!、と猛烈に思った。


 Shopを覗いたら、センスのいい品々が並んでいて、どれもこれも欲しくなってしまった。
 こじんまりといいものがたくさん売っていて、素晴らしい。


 友人Sが見つけたグロテスクなTシャツは、亀の頭があまりにも生々しかった。
 生々しすぎて口にできなかった。
 さすがに。


 NYを意識した(という)atre品川のcafeに入り、久々に話しながら、お互いを確認する。
 Sはいつもいつでも的確だ。
 そして正直で真っ直ぐ。
 くだらないこともたくさん言って、いいガス抜きになる。


 そこから渋谷に移動して、Bunkamuraの美術館へ。

 Bunkamuraでは“NYグッゲンハイム美術館展”をやっている。
 3月にグッゲンハイム美術館を訪れた私たちにとっては、待望の作品展だ。

 NYの美術館は、その建築の美しさやLocationの素晴らしさ、cafeのセンスの良さも
 相まって、あまりにも記憶に強く残る場所だ。
 白いslope状の館内を思い出すだけで、何だかほっとする。

 東京ではそういう相乗効果には乏しすぎるけれど(おまけにtheme曲が浜崎あゆみという
 あまりのセンスのなさ)、やはり現代美術の素晴らしさは堪能できた。
 私は抽象画が好きなので(よくわからないけれど、とにかく好き)、お気に入りの
 抽象画がやってきていてうれしくなる。

 そしてピカソはやっぱり天才だ!と思う。
 画から伝わるenergyが半端じゃない。
 病理と才能の境界にいる感じ。
 病理に気付いていないような危うさもぎりぎりな感じで天才を思わせる。


 ふたりですっかり芸術を堪能して、満足する☆


 そして友人お薦めのBeer Barへ。
 Beer好きの友人は、おいしいBeerのあるお店を愛している。
 連れて行かれたお店は1杯¥1000ほどする高いお店だったけれど、フルーティーな
 おいしいBeerがたくさんあって、思わずにこにこと表情もほころぶ。
 ふたりでポテトのみをつまみに、がんがんと飲む。

 話も弾んで2軒目へ。

 いつものように友人・人間関係・仕事の話を熱く語る。
 新たな発見、洞察が深まる。
 人には言えない話や、感覚の繊細な部分をさらけ出せる、数少ない(というか唯一の)
 相手。
 結局終電ぎりぎりまで話し込んで、陽気になって帰る。
 それでも、別れ際はあっさりしている。


 また旅行に行きたいなぁ。
 それを目指して、頑張って働こう。


 しかし、今日1日ダミ声だった…。


 ♪BGM/山崎まさよし AL.『ドミノ』



2004年09月25日(土) 大掃除。


 お昼過ぎに起きる。
 たっぷりと寝る休日。


 やることもなく、やりたいこともなく。
 予定もなかったので、部屋の大掃除をする。

 片付けても片付けても、泥棒が入った後のような惨状。
 思い切って10年以上置いていたと思われるカラーボックスを解体する。
 そしていらない物をしこたま捨てて、掃除機をかける。
 あまりの年季の入った家具の配置に、10年以上分の埃が出てくる。
 昨日から咽喉が腫れていたが、それを吸ったおかげで、すっかりとダミ声になった。

 片付くはずもないと思っていた部屋も、物ひとつ落ちていない部屋に大変身。
 おまけにカラーボックスを捨てたせいで、ものすごく広々と使いやすい部屋になる。
 出てきたお宝たちをオークションに出品。
 小額でいいので値がついて欲しい。
 頼む…。


 早く家具を買いたいなぁ。
 しかし如何せん金がない。
 借金生活だ。


 ♪BGM/山崎まさよし AL.『ドミノ』




2004年09月22日(水) どきどきは恥ずかしい。


 今月に入ってから、仕事が少ない。
 定時に帰れる毎日。


 お昼頃mailが入る。


 あまりにも久し振りの彼だった…。


 あれから連絡がなくて。
 でも今日のmailには、しっかりと几帳面に、でもかなりタイミングを外して、そのこと
 への返事も書かれていた。
 急遽決まった、今夜のliveのお誘いも添えられていた。

 どうしようか含みを持たせた返事を返す。
 まぁ、でも、本当に仕事が入るかもしれないし。

 だけど、私の気持ちは終業時間へと向かっていた。
 固く決まっていた。
 早く終われ、早く終われ、そう思っていた。

 私の希望通りというか、当たり前にというか、定時過ぎには仕事のメドが立つ。
 そのまま家に着替えに帰る。
 途中ひどい雨が降ってきて、このままこの勢いで振り続けたら断念しようかと思うほど
 のひどい雨。


 びしょぬれに濡れた犬が、途方に暮れたような顔をしていた…。


 数日前に買ったニットのワンピースに、毎秋、この時期に大活躍するルーズな
 カーディガンを羽織って出かける。
 完全な夜遊び着。
 うれしくてわくわくする。


 私の道感覚はと言うべきか、彼への電波と言うべきか、はかなりの信頼度で、
 入り組んだ道から普通の住宅街に差し掛かるようなその会場をいっぺんで見つける
 ことができた。
 お洒落でこじんまりとした会場。

 今日はマンゴヤンオレンジがない。
 飲みやすいカクテルを選んでHallへ行こうとすると、既に彼が謳っていた。

 いつも通りの、いつもの選曲にほっとする。
 新曲もいいけれど、聴き慣れた、耳慣れた曲たちもいとおしい。


 最後の最後にやったインコの唄。
 私には焼き鳥にしか思えなかった…。


 明日は休みだし、どんどんお酒を飲みたくなってしまい、ひとりちびりちびりとやり
 ながら、対バンの人の曲を聴く。
 でも、彼の曲、歌、魂に触れてしまうと、他のどんな演奏もかすんでしまう。
 才能の泉にはかなわない。


 Hallに人っ子ひとりいなくなったので、外に出ると、女と話している彼の姿。
 遠慮がちに視線を避けようとしたのだけれど、すぐさまこちらへやってくる彼の姿。
 その時ちらりとその女の姿を見てしまう自分の姿が嫌だった。

 一番に聞いたことは「あの唄は焼き鳥なんですか?」
 でも、バカにするでもなく、心から大事なこととでもいうように、答えてくれる彼。
 私からその質問が出ることを予期していたように見えるほどだった。

 満足したので帰ろうと思ったら、最後までいるのかどうかを散々確認されたため、
 それを振り切って帰ることもないと思い、もう1杯お酒を楽しむことにする。

 ソファに座ってカルーアを飲んでいたら、彼が慌てて入ってくる。
 そして携帯が壊れたとおろおろしていた。
 彼は携帯運がない。
 そして携帯を、今時の人らしくない使い方をする。
 私に似ている。
 そこが好ましい。

 何に対してなのか、ひどく申し訳なさそうにして、彼は帰っていった。
 何度も何度も謝って。
 そして、少し言い訳をして。
 楽しい会話と、月を大和言葉で思い出したりした。

 「ありがとうございました」。
 彼の存在がなくなったとほっとしてソファに座っていた私に向かって、ドアのところで
 大声で言った彼。
 何だか恋っぽくてどきっとした。
 そしてひとりで赤面した。

 ふらふらと楽しくなりながら帰る。
 恋はうれしい。
 どきどきは恥ずかしい。


 ♪BGM/山崎まさよし AL.『ステレオ』



2004年09月20日(月) よく動くかわいい赤んぼちゃん。


 お昼近くに目を覚まし、友人に連絡。
 もうだいぶ前に、友人宅を訪れる予定にしていた。

 3ヶ月前に生まれたbabyを見るために…。

 友人はしっかり約束を覚えており、新居を訪れ、まだおなかの中にいた赤んぼちゃんと
 対面する。


 都会っ子丸出しの友人は、新宿のビル群にそびえるものすごいマンションに住んでいた
 のだけれど(兄弟と)、今年の2月に結婚し、5月には新居に移った。
 そして7月には出産と激動の半年間。
 そんな彼女とようやく会える。

 新たな家も、大江戸線沿線の駅から徒歩1分ほどというものすごい立地。


 彼女の妹のまっちゃんとも久々に顔を合わせる。
 そして、待望の赤んぼちゃんはものすごい柔らかくて、ものすごく丸い男の子だった。
 かわいい。


 それにしてもよく動く…。


 まだ首も座らない彼を抱かせてもらう。
 普段子どもを相手にするのは慣れているけれど、さすがに首も座らない子にはビビる。
 恐る恐る抱いてみるけれど、何だかぎこちない。
 その上重い。
 でも、よく笑い、人をじっと見るし、すごくかわいかった。

 子どものいる友人とはいつもそうなのだけれど、話という話にならず、肝心なところに
 差し掛かると子どもがむずがったりして、会話も途切れがち。
 そういう関係にも慣れてきた。
 でも友人の顔を見ること、そしてその度ごとに大きくなっていく子どもの姿を見ることで、
 彼女達との付き合いは充分かけがえのないものだ。

 彼女が子どもを産んだことを大ごとに捉え過ぎず、自然体で自分の人生の中に組み
 入れているのが本当に素晴らしかった。
 結婚して変わるものなんて、何ひとつないというような佇まいだった。
 私にできることかどうかわからないけれど、そういう人がまわりにたくさん増えて、
 楽しく明るく結婚や子育てをして欲しいなぁと思う。


 ちょうど別れた彼を紹介してくれたのが彼女だったことと、私と(元の)彼が彼女達の
 結婚式の司会をした縁もあって、別れた理由などをようやく報告できる。
 そして、彼から借りていたCDを彼女(の夫)に託し、すっきりと全てをやり終えた
 気分になる。


 子連れママへの礼儀として、夕飯の時間の少し前に彼女の家を去る。


 帰りに寄った沿線の大きな駅で、ここぞとばかりに洋服を見る。
 嗚呼、安くてかわいい服がたくさん。
 来月は金欠なことはわかっているのだけれど、ついカードで買ってしまう。
 ああもう、この弱さどうにかしたい…。


 そして、そのデパートのレストランで、身体が欲しているパクチーを食べにタイ
 料理屋へ入る。
 はっきり言ってひとりで行く店じゃないけれど、食べたくて仕方なかったからしょうが
 ない。
 でも、思ったより一般の人向けで、パクチーは一切れ。
 パクチーを食べに行ったのにぃ…。


 暑かった。
 熱風の吹く一日だった。


 ♪BGM/スキマスイッチ AL.『夏雲ノイズ』



2004年09月18日(土) 飛び込んでみたらplusの効果。


 今日は友人のWedding。


 新婦となる友人とは、なぜか不思議な縁で、付き合い続けて7年目。
 大学に5年通った私は、入学が一緒、卒業が一緒…2つの同期がいる。
 彼女とは、入学が同じ。
 そして、入学が同じメンバーの中では、たったひとりの友人。

 私は2年生を2年生を2回やった関係で、未だに付き合いが続いているのは、圧倒的に
 卒業が一緒の同期たち。
 つまり、もともとひとつ下だったメンバーだ。

 そして、私自身そのことには運命を感じている。
 本当に意味のあることだったと思う。
 はっきり言って、あの時のあの出来事がなければ、今の私は全く存在しない。
 そう言い切れる。

 だから今回のpartyには、親しい人は全く来ないことはわかっていた。
 強いて言うなら、下の同期が数人来ることはわかっていた。
 何となく気まずかった。
 だけど、彼女のしあわせを見たくて、祝いたくて、開場へ向かう。

 近所だったため、のんびりしてしまい、遅刻気味。
 ただ、多くのcoupleの式が詰まっていて、時間も押し気味。
 何とか間に合った。


 久し振りに会う彼女は、本当に美しくて、しあわせそうで、彼を大好きな感じで
 本当に嬉しかった。


 そして、披露宴で隣り合った元の同期たち3人。
 不安はあったのだけれど、話していくうちに仲良くなる。
 …とは言っても、もともと知っていたんだけど。
 顔だけは。
 でも、同期たちはほとんど学校に顔を出さなかった私のことは、よくわかっていない
 ようだった。

 話してみると普通で、いい人たちで、仕事も同じような仕事で、「何だー」と
 あっけなく思うほど。
 今度は、彼女達が集う同期の飲みにも参加させてもらうことになった。
 連絡先も交換する。

 何だか憂鬱だったのだけれど、ほっと飛び込んでみると意外と普通。
 そして、飛び込んでみたら新しく友人の輪が広がるというplusの効果があった。
 これも大学に5年行ったおかげだなぁ、と得した気分。
 しかも、私の人見知りのなさとずうずうしさで縁が深まるなぁ、と嬉しく思う。


 しかし、野球部とか自衛隊とか、体育会系の宴会はもう肌に合わないなぁ。
 拒否感は少ない方だと自認していたのだけれど、あまりの飲み会の節操のなさに、
 辟易する。
 集団にいることで発揮される自由奔放さに幼さを感じてしまう。
 もう、だめだ…。


 Weddingといって思い出すのは、やっぱり2人…。
 自分なりの結婚を求めていかないとな。
 でも、できない気がするなぁ。
 なんか。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年09月16日(木) お金との戦い。


 ◆母’s birthday。

 今日は会議が長かった…。
 しかも重たかった。

 午前中最後にやったケースは、どこにも行きようがなくて、当事者の想いと進むべき
 方法の微妙なズレをめぐる鬩ぎ合いがあって、結局1時間ほどやりあっていた。
 1時間話し合っても、何だかどうしようもなかった。
 生死がかかる話し合いは、かくも重く、かくも真っ暗闇だ。

 O部長が最後に言った。
 『どれだけ掘り下げても真実は出てこないけれど、絶対にやっているから。
 黒だから。』
 その言葉にぐうの音も出なかった。
 その場にいる全員が。

 ここでは人を信じることはできない。
 疑うことで秩序が保たれる。
 そのことが、悲しい。


 今日は母のBirtydayだったので、ひさびさに家に帰ろうかと思ったのだけれど、
 仕事中にメールが入る。
 それがなぜか彼女だとわかる。


 彼女だった。


 遅れ気味で、その方向へ車を走らせる。
 夕方の混雑に巻き込まれてしまい、なかなか着けない。
 結局あの彼女を1時間以上も待たせた挙げ句、到着。
 そんなことがあっていいのだろうか。
 いいのだと思う。
 今は私たちは、ただの“私”と“彼女”だ。

 彼女の車に乗っかって、少し離れたメキシコ料理屋へ。

 “間違えた。自分の家の方に向かって走ってた”というのがあまりも彼女過ぎて
 腰を抜かした。
 私が止めなければ、一体どこに向かっていたのだろう。

 ふたりで日曜日の出来事について盛り上がる。
 とてもとても喜んでくれていた。
 そして、感謝を述べてくれた。
 私も嬉しかった。

 初めて食べるメキシコ料理は、おいしくて楽しい味だった。
 タイ料理もさることながら、私は民族料理が好きらしい…。
 Spice Girlsのプロモが流れる店で、あまりの懐かしさとかわいさで凝視して
 しまった。

 いつものように、あんな仕事をしていると思えないようなだらだらとした会話。
 そして、my paceでのんびりとした彼女の良さ炸裂。
 距離があった時は、こういうところさえ良さではなく短所に思っていたんだよなぁ…。
 何だかもったいなかった。
 そして、それを“良さだ”と感じられる関係になれて本当に良かった。
 でも、こういう風になってみると、明らかに私のことを避け、疎ましいと思っていた
 時があるんだろうなぁと改めて思う。


 あとはお金との戦いだ。
 人と人を繋ぐものが、お金なんかには負けはしない。
 強い意志と決意で頑張りたい。
 そうなった時、私たちは本当に年月を重ねたにふさわしいふたりになるだろう…。

 焦らず、憤らず、少しずつ進んでいくことが必要だ。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年09月15日(水) 2日連続の原宿。


 仕事がないなぁ…。

 人相手の仕事なので、忙しい時はてんてこまいだけれど、ない時は全然ない。
 いつもできないような、整理整頓や備品の確認に精を出す。
 ヒマだと仕事に行くのがつらい。

 矛盾してる。


 改めて素晴らしいバンドだと思う。

 帰ってきてからLyricを確認してみた。
 そして早速、新作のCDとCD-ROMを視聴。
 やっぱりすごかった。
 わくわくするし、切なくなる。


 今日は、2日連続の原宿。
 彼が愛している街だから余計なのかもしれないけれど、ほんとに好きな街だ。
 歩く景色も、波打つ人も、みんなみんないとおしい。
 途中からぐっと人気のなくなる表参道も好き。


 今日は森広隆。
 ジョイントのため、何バンドか一緒に出る。

 昨日の今日なだけに全然期待していなかったのだけれど、やはりプロ。
 どれも良かった。
 特に“トリマトリシカ”はCDが欲しいくらいだった。
 どっかで仕入れたい。

 主催者のラブハンも思った以上にかっこよかった☆
 ギターがかっこいいー。
 モリヒロくんが終わったので、帰ろうと思っていたのだけれど、完全に帰りそびれて
 しまった…。


 モリヒロくんはいつものように素晴らしく、あまりにも近かった。
 あの大好きな顔も今までで最高に堪能。
 ミツヒロくん・タケシさんのソロから始まる渋いliveはあっという間に終わって
 しまった。

 liveの質もあって仕方がないのかもしれないけれど、選曲はそれほどstrikeでは
 なく…。
 “密室”は嬉しかったけど。

 気持ちが良くて踊りまくっていたら、何度も目が合ったような気がする。
 みんなそう思ってるか…。


 帰りにRoyal Hostで無理せず腹を満たしていたら、ミツヒロくんその他liveを
 終えた人たちらしき人々が集っていた。
 ミツヒロくんは頻繁にタバコを吸いに外へ出ていて、ロック屋っぽかった。

 サラダがおいしかった☆


 今週は遊びまくりだ…。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年09月14日(火) 吹っ切れる。


 かばってかわいい。
 あの、くるんくるんと耳が回るところが。
 そして、のんびりどっしりしたところが、私のpaceと似ていて親近感がわく。


 死にそうだと思っていた日曜。
 いざ月曜日から仕事を始めてみたら、信じられないほど元気になっていた。
 あんなに落ち込んでいたのがバカみたい。
 こんなに素早く復活できるんだったら、ひとこと教えて欲しかった。

 ちょっとじたばたしたところがあったのだと思う。
 “私のやりたいことはこんなことじゃない!”と、駄々をこねるような。
 これ以上学べるところなんてないのに。

 私の主軸はもちろん行動だ。
 でも、手駒は多ければ多いほどいい。
 つまみ食いばかりで結局何もできないなら本末転倒だけれど、数年かけてじっくり
 終えることならば、ちょっとした使えるものになるだろう。

 そのことに気付いたら吹っ切れた。
 怪しげな本とかを買い集めようと思う。


 ドラマ『ウォーターボーイズ』のモデルは地元の男子校。
 昨日、ドキュメント番組をやっていた。

 県内有数の進学校だけれど、私服通学の県立校。
 とても自由で個性的な男の子達が集まっているのだろう。
 外圧的にきゅうきゅうとやられている感じがなくて、のびのびしている。

 何より学校が楽しそうで、楽しそうなことにありつこうとするenergyが素敵だった☆
 自分の子どもがあんな姿を見せてくれたら、きっと泣いてしまうだろうなぁ。
 一つの物事に向かう姿・力を持った人は本当に本質的だし、魅力的だ。
 そのことに年齢は関係ない。


 今日は約1ヶ月ぶりのlive。

 髪を切った彼は、ますます少年のようになっていた。
 涼しげな風貌で、いつものようにフード付きの洋服を着ていた。

 やばいなあ、と思っていたのだけれど、数曲目のところでぼろぼろと涙がこぼれる。
 liveでこんなにはっきりと泣いたのは初めてだ。
 泣きそうになったり、鳥肌が立って寒々しくなったことはあったけれど、今日は
 明らかに泣いた。
 涙で滲むとlightingがきれいで、何だか得した気分だった。
 
 泣きながら思ったことは、“ずるいなぁ”ということだった…。

 見られたくなかったけれど、気付いて欲しいなぁとも思ってしまった。
 これって、やっぱり涙を武器にしてるってことなんだろうか。
 でも、意地を張って最後まで言わなかった。
 言えなかった。

 しかし、本当に才能に溢れた人だ。
 才能が固まって、強く強くなっている。
 ひとたび声を出すと、溢れ出て止まらない感じ。
 残念だけれど、プロ・デビューを果たしているひとバンド目、レコーディング中だと
 いう3バンド目がかすんでしまうほどだった。
 才能とは、こういうことという見本のような人だ。

 泣きたくても泣けない日が続いていたから、良かった…。


 そして、恋をした女とその相手がするという会話らしからぬ話を延々と続け、
 名残惜しく別れる。
 この分じゃ、次回もきっと泣いてしまうことだろう…。

 今日わかったこと。
 大学を卒業していること。
 大学時代は英文科だったこと。

 それだけ。


 普通に気持ちを伝えればいいんだと考えたら、今日にでも言いたくなってしまった。
 きっと、その後も才能を愛していくことはできるだろう。
 そういう風に好きになったはずだった。
 でも、いわゆる世の中の“普通”に毒されてしまっていた。
 この私が。


 ♪BGM/MAGLOCKコジオ 『ふたりが帰る道』



2004年09月12日(日) 暗い暗いひとりごと。


 いよいよの日…。


 どうにも近場の用事に対しては、気が緩んでしまい、昨日に引き続いて寝続ける。
 幸いお昼までには着かなければならなかったおかげで、何とか目覚める。
 私の寝起きの悪さは天下一品。
 酔っ払ったT並みの心象を与えることは間違いない。


 何だか慌ただしくて、あっという間に過ぎていった。
 ぎりぎりに着いて、終わった途端に跳び出して。
 でも、大音量の音楽の中入ってきた時、あまりにもにこにこしていたため、思わず
 興奮してしまい“かっこいいー”を連呼してしまった。
 magicのような夢見ごこちの瞬間だった。

 仕方がないからお金なんてくれてやる!
 その笑顔に免じて、明日からまた働くよ。
 だから、もっともっと似合うように頑張って欲しい。
 今はまだ着られてる感じ、だから。


 でも正直、白の方が良かった気がする…。


 こっちからtelを入れようとしていたちょうど矢先に入ったメールは、今までとは違う
 stageへ進んだ私たちがいた。
 もう、私が待つだけじゃないんだね…。
 ようやく、だな。


 体調のせいなのか。
 仕事のせいなのか。
 それ以外のことなのか。
 何だかよくわからないけれど、ここ1週間くらい、孤独感が深くなって仕方がない。
 どんどんどんどん殻が固くなる。

 どうしようもなく、たまらなく、ひとり。


 ひとりで仕事をしてきた意識は人一倍強い方だと思うけれど、どんどん、ぐんぐん
 進んでいく気がする。
 どうしたらその速度が落ちるのかわからない。
 何をしたら止まることができるのかわからない。
 苦しい。


 “知らなければいいことなんて、何ひとつない”。

 今の私は、そこまで毅然と言い切ることはできない。
 知りたくないことが、当たり前のように詰め込まれていく毎日で、その当たり前に
 慣れることと、どうしても違和感を感じる部分がうまく回らない…。
 次から次へと通過させていくべきことが、ひっかかってたまらない。
 そうして残っていったものが、私の中で疼いている。
 知らないほうがきっとしあわせ。
 そう思ってしまう。

 私はもしかしたら死んでしまうのかもしれない…。

 最近そうやって死を意識することが増えた。
 本当に。
 死にたいわけでも、死ぬつもりがあるわけでもない。
 採血の注射ですら気を失いそうなのに、自分を切り刻むことなんてもってのほかだし。

 でも、人が残していった色んな澱みが、知らず知らずのうちにどんどん蓄積されて
 いって、そういうものに私自身がやられてしまうことがあるのかもしれない。
 そういう見えない敵との葛藤・不安を感じる。

 でも、生きていたいなぁ…。
 きっと試されているんだろうな…。


 1週間ぶりに彼を眼にした。
 今日も“サマーワへ?”、だった。

 先週に引き続き、彼も疲弊して磨り減っている感じだった。
 あえて戦おう、追い込もうとしている姿が痛々しかった。
 私はあえてそういう方法は取らないけれど、でもよくわかる。
 よくわかるから、苦しい。
 そばにいられないことが、切ない。

 元気になろうと思ったのに、自爆してしまった…。
 今の私たちは共倒れだ。
 そして、彼を追うことに疲れて、きっと良いことはないとわかっているのに、今まで
 以上に彼を求めている。
 冷静だけど、はっきりと。


 来週からは楽しいことをたくさんしよう☆
 楽しい思いをもっと探そう。
 楽しくてくだらないことばかり考えて過ごそう。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年09月09日(木) 陰。


 哀しみや、何とも言い知れない重苦しさは、知らない間に肩に降り積もって、気が
 付くと重くて動けなくなることってある。
 びっくりするほど疲弊して、擦り減る感じがする。

 そういう種類の“陰”だ。
 私が日々向き合っているものは。

 そういうものに対峙していると、知らない間に自分の中に入り込まれて、どうしようも
 なく動けなくなる。
 感度の高い私には、向いていないんだ。
 長く続けられるものじゃない…。

 『大学はいいよなー。うだつが上がらないよなー、俺ら』という言葉が、今になって
 深く思い出される。


 昨日はひさびさに彼からmailが来て、彼の言葉を受け取った。

 ひとつのものとの別れは、ひとつのものの創造だ。
 楽しみができた。
 早く会って顔が見たい。

 その時には、この夏の思い出の味、マンゴヤンオレンジも待っていることだろう…。
 あの味を思い出すだけで、あの薄暗い地下の空気を思い出す。
 それは、涼しい夏の涼しい音に繋がっていく空気感。


 しかし、昨日はなぜか、1週間分くらい色々な人からメールが来た。
 そういうenergyが集中する日ってある。
 周囲の人の私に対するenergyがいっぺんに向く日。


 このところ家を避けている。
 何とか家にいなくてすむ方法を探している。
 うろうろと放浪。


 ムラカミの新刊が出た☆
 書店でぺらぺらとめくった。
 これは、何かのご褒美にするしかない!
 今月いっぱいの論文作業の強化子にしようかな。
 ただの買い物が、わくわくしたものに変わる。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年09月05日(日) 人間性の強み。


 はじめに視界に入ったのは、窓際に立っていた彼の眼鏡だった。


 あまりにも彼で。
 相変わらず鋭かった。
 光と眼光が目に飛び込んできた。
 そして、“え?あなたはこれからサマーワへ?”という具合の格好をしていた。
 驚いたけれど、彼を見ても思ったほど動揺しなかった。
 そのことに驚いた。


 昨日は遅い帰宅で、移動距離も長かったため、AM6:00には起きられず。
 我が大将の発表を久し振りに聞こうと思っていたのに、断念…。
 今回は縁がなかった(言い訳)。


 昨日ケモノ化(貞子化)していた友人から、開口一番謝罪を受ける。
 いえいえ、楽しませてもらいました。
 私にはああいう酔っ払い方はできないので、羨ましくかわいらしい。


 結局私たちが言っていることは、まるっきりのでたらめにも取れるようなことで、
 それを信じるかどうかというのは、私たちの“人間性”にかかっているのだと思う。
 私たちが何を言っているかではなくて、私たち自身を信じてくれるから、聞き入れて
 もらえるのだと思う。
 何も知らない人から見れば、私たちの言葉や解釈は、まるで絵空事だし作り事だ。

 昨日友人に話していたことが繋がってすっきりした。


 やっぱり脅すんだーと思って感心した。
 さすがだと思った。
 彼のヤ○○風な怖さも計算(自覚?)済みだったとは。

 でも、そういうことが大切なんだと思う。

 彼のゲイっぽい爽やかさも。
 彼の誠実さも。
 彼の用意周到さも。
 彼の穏やかで朗らかなところも。
 みんなみんな人間性の強みを生かして仕事をしている。

 私の強みはなんだろう…。


 疲れて、弱っている波が押し寄せてきた。
 それは私にとっては切ないことだった。
 でも、憧れ過ぎてふわふわしていたこれまでとは違って、ようやく同じfieldで彼を
 見ることができた気がする。

 だって、今日は後ろ髪を引かれなかったから…。

 今は彼のことが心にあるからだと思う。
 でも、“彼”とは縁があれば、すぐに繋がっていくと思う。
 それほど私たちはいつも近いところにいる気がする。


 貞子・Tの指導教官であるS先生の弱っちい感じがとてもよかった。
 そして、今1番モヤモヤしていて、1番気になっていることを質問してくれた挙げ句、
 尊敬する3人の先生の答えを聞けたことが素晴らしい経験となった。
 やっぱりI先生は的確。
 こんな二日酔いの乱れる学会日程の中で、いつもしゃっきり切れ味鋭い回答ができる
 なんて、やっぱり素晴らしい☆
 はぁ、教わりたい…。


 来週も同じメンツで会うなぁ。
 嬉しいが、toughさは増すなぁ。

 学会は、普段の自分とは違う風にしたくて、かっちりした『学会服』を着用する。
 仕事も子ども相手なため、襟付きだけどラフなものを着ている。
 その反動で、私服はどんどんユルくなる。
 学会では、普通のOLさんのように、きちんと鋭い服を着る。
 コスプレみたいで、気分が盛り上がる。


 友人と別れた帰り道。
 大学時代に通ったcafe兼レストランで、ひとりごはんを食べる。
 懐かしく、おいしい“丼スパ”。
 コーヒーも味があった。


 帰り道は、妹に途中の駅から拾ってもらう予定が、結局私が運転し、送る羽目に。
 疲れたなぁ…。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年09月04日(土) 私の居場所。


 朝から行こうと思っていた学会も、午前中は目ぼしいものが見つからず、午後から
 参加。
 ゆっくり寝られたし、ちょうど良かった。


 なんと、かあさんも来ているとのこと。


 さすがには母校近くは、山・山・山。
 最寄り駅近くから、ずっと山が続く。
 学校に入っても、坂続き。
 あまりにも懐かしい坂っぷり。
 だらだらと大汗をかいた。

 気がつくと、集まるわ集まるわで同期が8人も。
 誰が言うともなく合流して飲みに行く。
 そういう当たり前な感じが、心地良く嬉しい。

 その前に、ちょっと寄り道してわが母校へ。
 国立とは違う、まばゆいばかりの新しさ&設備に脱帽。
 うちの控え室は、クーラーすらなかったぞ…。
 何だこの設備。
 PCありすぎ。
 この中に、絶対私が納めた学費も含まれてるはず。


 だらだらと研究終わりの同期を待っていると、「何だっけー?あなたが行ってた…」
 と、突然言いながら入ってくる我が指導教官。
 前触れなし。
 これまた、さすがだ。
 しかし、こうなると私の関係者全て知り尽くすことになるんだろうな。
 こわいよー。
 修論発表会のことまで知ってたし。
 世界は狭すぎる。

 指導教官とは、卒業して、自分の評価者じゃなくなって、ようやく普通のテンションで
 話せるようになった。
 指導を受けていた時代は、舞い上がっていて(その当時の自分全体も)人間として
 会話できていなかった気がする。
 今は楽しい。
 そして、改めてすごい人だと思う。


 大学時代に通っていた乗換えの駅。
 その駅前の焼き鳥屋さんで飲み会。
 いつものように、傍から見ると盛り上がりの感じられない、静かで楽しい飲み会☆

 同期のOが、本当に嬉しそうによく笑っているのを見たら気持ち悪かった。
 いつも何かを企んでいるように、“にやり”と笑うのが彼だったのに。
 そして、久し振りに会ったのに「○○(私)さん、認知が歪んでる」と素晴らしい
 笑顔で評された。
 知ってる。
 激しく歪んでるよ。
 でも、何となく心が通じ合ってる感じで、面白かった。
 知り合って長いけど、まだ関係は発展していくんだなぁ。

 Tも日本酒と焼酎をたっぷり飲んだおかげで、あまりにも楽しそうに酔っ払っていた。
 かわいくて、エロかった。
 そして、貞子みたいにちょっと怖かった。

 女の子が思いっきり酔っ払ってる感じって好きだなぁ…。
 自由って感じがする。
 しまいにはくにゃくにゃになって、オブジェのような奇妙な身体運動を見せていた。
 さらにOとNがふたり抱えで連れて帰っているのが、まるで連行されているようで、
 本当に面白かった。

 完全決裂したかに思われたOHとも、ふたりきりになったモノレールの中で色々と
 話した。
 元気になって欲しかったし、彼が引っ張らないことには全体が上がっていかない。

 “ひとりでやってるわけじゃないから…”彼に言いながら、自分でも強く思っていた。

 台風接近で電車が止まる。
 なかなか来ない電車に少しいらいらしたけれど、何だか気分が良かった。


 ♪BGM/J-WAVE




2004年09月02日(木) 仕事を、休んだ…。


 仕事を、休んだ…。


 いつものように起きづらい朝だったことは間違いない。
 いつものように鳴った目覚ましを止めて、2度寝。
 でも、今日はいつものようにちょうど良い時間に目覚められなかった。

 2度寝して起きると、既に出社予定時刻…。

 午前中だけ休みをもらおうかとも思ったけれど、面倒臭いので1日休むことにした。
 幸い残業消化分の休みも貯めてあるし。
 個人的にやらねばらならない仕事の約束も、今日は入っていない。

 正直、仕事までに間に合って起きることには、やや自信もついていたところだったので
 驚いた。
 そして、落ち込んだ。


 何となく最近ぼやっとはっきりしない毎日が続いていたので、調子の悪さは自覚して
 いたのだけれど、やっぱりそうだったのだなぁ。
 『悲しい』、『つらい』…そういう気持ちをちゃんと感じられない時は、自分が
 思う以上に調子が悪い。
 この頃泣きたいのに泣けない日が続いていて、苦しかった。


 ともかく!
 今日は正当な制度を使って、社会人として無責任ではない範囲で休みをとったのだから、
 それでよしとしよう。
 とりあえず、連絡はできたことだし。


 せっかくのチャンスなので、平日いつもやりたくて出来ない用事を済ませに行った。

 大学生協の出資金の返還(やっと)や。
 大学院時代の口座からお金を引き出すことや。
 いらなくなった古本を売りに行くこと(状態が悪くて、全て処分となった)など。

 ついでに大学院の先生に顔を出したかったけれど、すっぴんだったのでそれも叶わず。


 何だか知らないが、ガソリンが急激に上がっている。
 セルフでも116円。
 えー!?
 昨日に比べて5円も上がってる…。


 1日臥せっていたので、読書がはかどった。
 ばななの“ハチ公の最後の恋人”を読んだ。
 『きらいな人』の記述がとても好きだった。
 そうだなぁ、と思った。
 最近そうしているなぁ、とも思った。

 大好きなのに、あまりにわかるがために全然動向を気にしていなかったが、もう少しで
 ムラカミの新刊が出るらしい。
 嬉しいなぁ。
 楽しみ♪


 この頃お金のことばかり考えている。
 お金がないことばかり考えている。
 早く¥-20万から解放されたい…。


 ♪BGM/single MD



2004年09月01日(水) 想いの解放。


 朝から9月、9月と連呼している。

 秋は好きじゃない。
 夏が好きだし。
 季節の変わり目は得意じゃないから。


 月初めの私の仕事は、カレンダー剥がしから始まる。
 たくさんある部屋のひとつひとつを回って、新しい月に変える。
 行ってすぐする、最初の仕事。


 そのメールが来た時、ほっとして、存在を感じて泣き出しそうになった。
 レンタル屋さんの中にいるというのに。
 結局また泣くタイミングを逃した…。

 彼は弱っている片鱗を見せていた。
 返事が欲しかったわけではなく(全くないとは言えないけど)、気落ちした彼が
 見えていることを伝えたかった。
 思った通りだったことに驚いたり、納得したり。
 ひとまず願ったことは、彼が元気になること。

 会いたいなぁ…と思ってしまった。

 もう半分顔も忘れてしまった。
 でも、きっと顔を見たらこれだ!と思うと思う。
 どうなるんだろう…。
 このまま、どうなっていくんだろう…。

 すぐ返信するのが躊躇われて、翌日まで待とうかと思ったけれど、すぐ返信したい
 という私の気持ちに従って、その日のうちに返信した。
 駆け引きではなく、素直さ。
 自分の想いの解放だ。


 今の私は確実に泣きたくて。
 泣き出したい想いを爆弾みたいに抱えている。
 そんな時に彼に会ったら、確実に私は泣いてしまう気がする。
 不安だ。
 “彼”とは別の意味で、確実にツボを押さえている『彼』。

 今の私が会ってみて、どう思うのか。
 少し興味がある。

 どちらにしても3月以来…。
 半年振りだ。


 ♪BGM/single MD


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