4254.0516の日記

2003年12月23日(火) 笑顔でまた来年。

 久し振りに、色んなものをブッちぎった…。
 気持ちよいくらいに。

 そして底にたどり着いて、少しずつ起き上がってきた。

 なるようになるしかない。
 やってしまったことは。
 でも、もう少しバランスを見て色んなことをやっていくことを心に決めた。
 責めても悪循環を繰り返すだけだけれど、それを断ち切る勇気を持ちたいと思った。

 かつてないほど、感受性が高まってしまって、人の思惑の渦の中で動けなくなって
 しまった。
 “思惑”って、本当にしっくりくる言葉。
 なんか、ここまで来ると本当に霊媒師みたいなレベルだと思う。

 嫌なところに辟易して、わけのわからないくらい落ち込んで、ぐったりしたり。
 そうかと思うと、きらきらしたような、暖かい想いに触れて涙ぐんだり。
 一日中わけがわからない…。
 自分のことじゃないことで。

 昨日は寒空の中待った挙げ句、振り返りもせずに“30万キロ走った”ハイエースで
 去られた…。

 こんなことはあっていいのだろうか。
 いや、ならない。
 あっていいはずない。
 いくら年越しが“今日から明日”のことであっても、こんな縁起の悪いまま放っては
 おけない。

 そんなことを思いつつ、友人と朝までTEL。
 それを切った後も、『彼女』に見送りメールをしたら、そのhighテンションぶりに
 返って色々と考えさせられる羽目になり…。

 多分最終的に寝たのはAM6:00頃だったと思う。

 そして…。
 結局出かけた。

 今日から明日でも、この1年は私にとっても彼女にとってもかけがえの無いものであった
 気がするから。
 それを確かめたくて。
 “わかってるよ”のサインを送りたくて。
 今あるHAPPYの確認と共に…。

 いつも通りの大遅刻で到着。
 でも、そのおかげで大幅値引き。
 Lucky☆

 気がつくと、彼女は手を振って何かのジェスチャー。
 私にはわからない。
 でも、それだけで来てよかったと思えてしまう。

 それがいは私とツレ(友人とは言えない…)は、進行をブッちぎって、2人でああだ
 こうだしゃべり倒していた。
 TVを見るおばちゃんさながら。
 暖かいお茶と、お団子はおいしかったぁ☆

 結局私と彼女が話せたのは、最後のほんの短い時間。
 想像していた以上にささやかな瞬間。

 でも、確認し合えた気がする。
 “ありがとう”と“ごめんね”…人として1番大切なこと。
 両方彼女は伝えてくれた。
 はっきりと。
 自分の意思で。

 またよろしく、は少し重く響いた。
 焚き火の前でぺこぺこ頭を下げまくる2人。
 ははは。
 でも、ここまで来るのは長かったね…。

 そして、私も素直な思いを伝えることができる。
 最後までボケ倒した姿も“らし”かった…。
 うしも可愛かったなぁ☆
 似合い過ぎ、ああいうの。
 笑顔でまた来年。

 RADIOのプログラムが一日中クリスマス☆
 母親が“あんたはクリスマスに一緒に過ごすような人、いないの?”と言うのには
 心から笑った。
 とっても面白かった。
 今年はいつになく、家族と過ごしたいなぁと思う。
 …ごめんね。

 もう、年かなぁ…。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年12月18日(木) イツモドオリ。

 頭に来ることがあっても、日々は過ぎ、やらねばならないことが相変わらず追いかけて
 くる。
 怒りの賞味期限は、持っても2日だ…。

 それ以上の怒りを抱えることはできそうにない。
 都合のいい精神構造。

 結局うだうだと、先週の作業のリハビリがてら休息を入れていたら、あっという間に
 毎日過ぎていった。
 こんな半端な時期に回ってきた授業のレジュメの作成。
 終わったのは、日付もとうに過ぎたAM4:00だった。

 それから一眠りして、AM10:00頃起きる予定。

 …と思っていたら、先生からのTELで目が覚める。
 作業も進行していないために、ゼミが潰れてくれればLucky☆というつもり。
 昼も回ろうかという時間で、さすがに寝起き声で出るわけに行かず、留守電に預かって
 もらうことにする。

 結局、ゼミがなくなるのではなく、その前の御使い(のようなもの)を頼まれた
 だけだった。
 今日は節約するべく、電車で行こうと決めてたのになぁ…。

 恐る恐る出席したゼミは、特にお咎めなしで、細々と修正点は指摘されたものの、
 大筋は褒めてもらった。
 先生の“面白いなあと思って…”という言葉は勇気百倍だ。
 誰に何を言われてもいい!って気分になる。

 クリスマスまでの課題をもらって、ゼミはお開きとなる。
 授業までは少し時間があるため、買い物に出かける。

 この緊縮財政の中、欲しいものがたくさん。
 論文のご褒美を名目に、先週からお金を使っている。
 しかも、思わぬ臨時収入もあって、気が大きくなっている。
 今日も、前々から欲しかった帽子を買ってしまった。

 あぁ、この先もお金を使う予定があるのになぁ…。
 とりあえず21日は見送ることになるかもな。

 世の中は、クリスマスなのかなぁ。
 論文や仕事に追われていると、そんな余裕など全くない。
 季節感を味わうことなく過ぎていく時間。
 本当に実感がない。
 年頃の娘が情けない…。

 今日の授業は脱線に脱線で、いつも口を開かない後輩も、色々思うに任せて話して
 くれて楽しかった♪
 Discussionは、盛り上がらないと楽しくない。
 その中から、思いもしない人が思いもしないことを得て行くんだと思う。
 わたしもそう。

 普通の一日だったけど、普通のことを普通にできる時が1番幸せ☆

 ♪BGM/AL.『並立概念』 森広隆
           ↑このAL.(MD)に入れてある“イツモドオリ”が好き。



2003年12月16日(火) 突発事故。

 ■バイト。(家庭教師。)

 私は、とてもとても感じやすい性質なので、それを防ぐ術は私にかかっている。

 昔は、自分のことを“感じやすい”などと感じることは傲慢だし、自意識過剰だと
 思っていた。
 でも、今ではそうは思わない。
 私は見なくてもいいものをたくさん見てしまう人間だ。
 感じやすい心に振り回される人間だ。
 そんな自分を守れるのは自分しかいない。

 そう思って日々過ごしているので、付き合う人間は限られてくる。
 時間もなく、要領も悪い私は、付き合う上でenergyを使うような人間関係は、
 極力排除するように努めてきた。
 自分をわかってくれて、言ってはいけないことを、“思いやり”の理由以外で制限
 しない人々との関係性。
 そのおかげもあって、私の周りには私の行動・言動を制限しない人ばかり。
 誇らしいほどに、愛すべき人々。

 でも、そうはいっても、時々突発事故のようなことが起こる。
 今日がそうだ…。

 人としての姿勢。
 生きるためのenergy。
 信頼という言葉の捉え方。

 あまりにも違いすぎる人が、私の人生に土足で上がりこんでくる。
 こんなにも気をつけていたのに。
 無意識に、無分別に、無神経に。

 怒りで鼻息を荒げた後は、ショックに落ち込むしかない。
 情けないけど、こんな時は無力だ。
 襲い来るpowerに抗うことができない。

 その人のことを非難することはできない。
 私の正当性を主張したいわけでもない。
 ただ別の人生を歩む人間として、ある一定の距離を取りたかっただけだ。
 お互いを侵食しない、それぞれの人生を尊重するような距離感。

 わかってはいても、上手く切り替えられない。
 誰が悪いわけでもないのに…。
 それがわかっているだけに、行き場のない思いを抱えたままでいるしかない。
 苦しい。

 “彼”の言う、『闘う』ってこういう事なのかな。
 結局私の心を静めてくれたのは、彼の心からの言葉だった。

 心を共にする人と一緒にいるしかない。
 結局行き着くところはそこしかないのだ。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年12月14日(日) 伝わる人から送られたサイン。


 昨日のやんちゃが祟ったか、まだ貫徹明けで戻らない体調だからか、布団から出られない。

 待ち合わせぎりぎりの時間帯に、気合一発布団から抜け出る。

 今日は久々のデート☆
 彼とも1ヶ月ぶりくらいの再会だ。
 元気かな。

 今日のメインは、clubでのイベント。
 その前に、買い物がてらぶらぶらする。
 本当に本当に歩いた。
 びっくりするほど歩いた。
 あまりの歩きっぷりに、有酸素運動的になってしまい、肩凝りが弱まった。
 オドロキ!

 あんなにお金がないと自分に誓っておきながら、また洋服を買ってしまった。
 東京って罪だ。
 あんなに消費が溢れていたら、何かしら欲しいものが見つかってしまう。
 それも次から次へと。
 田舎のセンスで、買うものが目に付かない地元の方がよっぽどいい。

 clubでは、ソファに座って歩いた疲れを癒したり、音楽の話をしたりして過ごす。
 結局お目当ての“森君”が出てきたのは、会場に入って2時間半ほど経過した頃だった。
 その間に疲れも癒えて、ちょうど良かった。

 久々の“森君”は相変わらず良くて、しかもベースのみつひろ君も素敵だった☆
 初“Bomber”はアレンジもかっこよくて、踊りまくった。
 しかも一緒に行った彼も、その中の1曲を知っていて2度びっくり。
 あんなにminorityな森君なのに…。

 欲しかったゼロ地点インディーズ版もプレゼントしてもらっちゃった。
 Tシャツも欲しかったけど、今日は散財したので、我慢我慢。
 イベントってことで、演奏後の森君があたりをうろうろしていたのも面白かった。
 声かければよかったかなぁ。
 あんなに近くにいたのに…。

 その後、何だかよくわからないけれど、色々(一方的に)語ってしまった。
 多分引いていた…。
 しかも言わんとしていることの意味が、彼にはわからなかったんだと思う。
 私も何であんなこと、突然喋りだしたんだろう…。

 多分彼女のせい。
 黙って聞き続けたことが消化されたせい。
 仕方ない。
 感情の被爆だもん。

 でも、帰ってきて聴いたCDの歌詞が、まさにその“私の言わんとしていること”
 だったのにびっくりした。
 言わなくてもわかる人ってのはちゃんと存在する。
 そして、このタイミングでこの言葉を授けてくれることとか、『わかってるよ』って
 サインを送ってくれることとか、本当にただごとじゃない。

 よしもとばななの如く、ちょっとオカルトな存在って、わかる気がしてきているのが
 不思議…。
 目に見えないものを信じてしまうあたり、その徴候アリかも。

 しかし、あの爽やか青年のどこにこんな言葉が眠っているのかと思うと…。
 うーん、すごいなぁ。

 帰りの終電は、ものすごい温かな優しさに満ちていた。

 忘年会の敗者である酔っ払いの方が、混んだ車内に四つん這いになっていた。
 幸い座れていた私には見えなかったのだけれど、どうも途中で吐いたらしい。
 しかもふらふらになりながら、途中駅で下車し、その泥酔振りに駅員さんが駆けつけ、
 しばらく電車が止まる騒ぎになった。

 車内に残った吐瀉物にまみれて、その人の定期と定期入れが。
 「あっ」っと私が思う暇もそこそこに、若い男の子がその吐瀉物に触れて、その定期と
 定期入れを駅員さんに渡してあげていた。

 車内の人は、すごいと思うあまり、白い目で彼を見ることしかできなかった。
 彼は恥ずかしいことをしたわけでも、汚いことをしたわけでもないということを
 その場にいる人がわかっていながら、その反対の眼差しを向けてしまっていた。
 あまりに圧倒され過ぎて。

 そうしたら、サラリーマン風の男の人が、とても穏やかな顔付きで、その人に
 ティッシュを差し出していた。
 その若者もそれを受け取って、使い終わった分をその人に返していた。

 何だかそれを見ていたら泣き出したくなってしまった…。
 とても美しい気持ちだった。

 その後も、車内に落ちていた定期の持ち主を探そうと、とっさに下車して行く人
 が行き交う、ドアの外に向かって声を上げていたカップル。

 何だか捨てたもんじゃない。
 生きることは、苦しみのみだけど、やはりこの命を続けることに価値があると思えて
 しまう。


 ♪BGM/『ゼロ地点』CDS 森広隆



2003年12月13日(土) 彼女の口にする言葉は私の言葉。


 貫徹明けの私は、コンタクトも取らず、化粧も落とさずに11時間も寝続け、近年稀に
 見る目覚めの良さで、布団から這い出た。

 あぁ、あまりの爆睡振りに、思いもかけない眠りの深さにびっくり。

 昨日は作業を続けていて、久々に貫徹した挙げ句、授業に出かけ、その後に仕事を
 こなし、ふらふらになりながら帰宅。
 ご飯を食べるのももどかしく、家族のいない自宅で置き手紙を残し就寝。
 そのまま朝…。

 しかし、あれだけの作業を5日ほどでこなし、手直しは入るだろうけど、作業に
 終わりのメドがたったことは本当にうきうき。
 我ながらすごい集中力だ…。
 そして、執筆の最後の方に湧き出るアイデアは本当に泉のようだった。
 表現者のようだった。

 今日はぼんやり授業に出た後、久々にあの場所へ。
 しかし本当にぼんやりで、出るコメント出るコメントにキレがなく、自分にがっかり…。

 彼女は当然私の存在などに期待などしておらず、久々に連絡を取ったら驚いていた。
 でも、少し嬉しそうだった…気もした。
 そうは言っても期待はしない。
 だって、がっかりするから。

 渋滞に告ぐ渋滞で(土曜日の首都高をナメていた私)、結局いつもの遅刻モード。
 ただ今日はいつ出てくるのか知っていたから安心。

 本当に本当に久し振りで、彼女なりの転機を消化中であることも知っていて、迎えた
 この日。
 でも、とてもとてもよかった☆

 果敢で、勇気があって、凛としていた。
 覚悟を持って苦難を受け入れるという顔付き。
 思わず大きな声で名前を呼んだ。

 何だか勇気をもらった。
 何よりのエールだった。

 泣いている彼女を見ていたら、色々な想いが込み上げてきた。
 総体としては捉えられない、“色々な想い”。

 帰り、まさに期待せず待つ。
 徹夜明けのけだるさが抜けきれず、エアコンをかけた車内でうつらうつら。
 そうこうしていたらメールが入る。
 何と食事に行けるという…。

 短い時間ではあったけれど、久々の再会と、私の感動を伝えるべく、元気に楽しく
 話をする。
 彼女の充実振りは顔つきでわかる。
 お互いがお互いに影響しあって、何だか興奮してしまう。
 少なくとも私は、確実に元気をもらって、energy満タンで首都高をふっ飛ばす。

 “着いたらメールちょうだいね”の優しさは彼女ならでは。

 裏切られることをも受け入れて、信じるという彼女の言葉が、まるで私の言葉の
 代弁のように、しっくりと馴染む。
 本当に彼女の生き方を見ていると、言葉なんていらないと思う。
 彼女の口にする言葉は全て私の言葉だから。
 そういう種類の人が存在してしまう。
 決して多くはないけれど。

 やることやった後の休みは、本当に楽しめる☆
 仕事の後のビールと(多分)同じこと。
 明日も楽しみだな☆

 ♪BGM/『ゼロ地点』CDS 森広隆


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