田舎にいくと
にんじん



 お風呂もたのし五右衛門風呂・1

田舎・6

田舎にいくと・・・

お風呂もたのし五右衛門風呂・1

お風呂をたくのも、その頃はまきやら,たきぎやらで、子供たちが当番でした。
遊びの合間に、家事もこなすスーパーチャイルド
・・・水道だってなかったので、ガチャポンポンプで井戸からバケツで水汲みです。

夕暮れ時に、ぱちぱちはじける薪の音、目にしみる白い煙・・・

トイレと同じく外にあったので隣には、馬小屋があったりしました。
もちろん、牛もいました。

今では焚き火もできなくなってしまい

木の燃えるにおいや、すすけた煙突からたちのぼる煙のゆくえも、探すことができません。


2002年06月30日(日)



 田舎に行くのが大旅行

田舎・5

田舎に行くと・・・

今では、すっかり開けてしまいましたけど、以前は、田舎に行くのが大旅行でした。
(車で、30分ぐらいの所なのに)

バス停を降りると
そこから林(当時は、山と思っていた)の中をテクテク歩きます。
もちろん車の通れない、人が歩いて踏み固めたような道です。

鳥が鳴いていたり、せみが鳴いていたり、かぶとむしが、仰向けに死んでいたり

・・・木漏れ日って見たことあるでしょ?

あれは、天国からの光だとおもえるぐらい、きれいなものですよね!

その中を歩くことも、最近ではできなくなってしまいました。・・・

でも、行きは良いんです。
帰りになると
暗くなりかけた林の中ほど、心細いものはありません。
だまーってもくもくと帰りを急ぎます。

たいてい両手には、取れたての大根とか、ごぼうなどがゆれていて
その姿がぴったりな自分もいました。

こうしてみると、あのバス停も、丸い形をしたバスも
・・・トトロの世界ですよね!

傘を差しながらバスを待つ姿を、みんなが自分だと思ったんでしょうね。




2002年06月04日(火)



 コンビニは

田舎・4

田舎に行くと・・・

近くには、今のようにコンビニとかは、まったくありません。
・・というかお買い物ができるところは、2件だけでした。

おやつといえば、とれたてのトマトとか・・・
でも、とうもろこしは、美味しかったな。

大人は畑に行っているので、子供たちでお昼を食べました。
おかずはあったと思うけど、ご飯と味噌汁・・が美味しかった。

お味噌も手作りなので、独特の風味があった。
・・・というより大勢で食べるし
野ざるのように駆けずり回っていたので、お腹もペッコペコ
何でも美味しかったのかもしれない。
でも、味噌汁の中に丸ごとの大豆があったりして
あの美味しさは、あの頃に戻らないと味わえないんだろうなあ。

自分の食べた茶碗などは、きれいに食べて、そのまま伏せて置きました・・・

2002年06月03日(月)
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