感想兼日記
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2007年03月26日(月) 「おおきく振りかぶって」5月号感想

「月刊アフタヌーン」2007 5月号
「おおきく振りかぶって」第43回「5回戦 2」感想


 美丞大狭山高校との5回戦、1回裏、西浦の攻撃は泉くんから。
 狭山のライト、元捕手・宮田のレーザービームバックホームで栄口くんがホームで刺されて、西浦追い上げならず。
 2回表・狭山の攻撃でさらに1点追加され、西浦ベンチは危機感つのる。
 そんな中で、狭山の打者は得意なコースの反対を打っていることにミハシが気付いて、涙ながらにモモカンと阿部に進言するところ、まで。

 1回裏、西浦は惜しいところで点入れられなくて、2回表さらに1点追加されて、内心でとはいえ阿部が弱音らしきものを吐いたのは初めてなんじゃない? 
 この直後、ベンチでミハシが決死の進言をするわけで(田島の通訳つき)、このタイミングがたまらない。阿部の不調を察して、ミハシも一生懸命考えててさ。けなげなんだよ。
 その一言で阿部もモモカンも自分達が研究されてることに気が付いたみたい。
 三橋は、狙いのコースが違うらしい事を指摘したら、戦略も変えられて、ピッチャーは自分でなく左の沖くんや速球の花井キャプに交代させられるかもと理解していた、のが今回の注目点だなあ。
 ピッチャーのポジションにひと一倍、どころか四,五倍執着してる三橋がそれでもあえて言ったという事は、それだけ勝ちにこだわったって事だ。彼も一歩ずつ‘野球’ができるようになってるんだ……。自覚はしてないかもしれないけど、うれしいだろうなあ。
 2回裏の攻撃は、花井キャプテンから。今度は反撃できそうだ! 次の3回表では、阿部はどんな対策をとるんだろう。

 狭山の捕手倉田は3回戦でも危険なプレーがあったらしい。狭山ベンチでそれを本人にこっそり指摘して注意を促してる背番号4の選手だれ?! 気になる! 
 三橋や阿部とは対照的に、狭山の捕手もまた瀬戸際だ。呂佳さん、悪い役回り。

 男子校だと判明した狭山のピッチャー・竹之内くんの独白がふるってる。
‘チアのいる学校には
 ぜってー負けねェ!!’
 こういうのが好き〜〜っっ。

 付録に、アニメの設定資料集の小冊子が付いていた。主にキャラクターデザインや美術設定。
 田島の打撃フォームや三橋の投球動作の設定が目を引いた。
 アニメは深夜の放映なので、見ないかもと思ってたが、この投球やバッティングフォームはぜひ見てみたい。

1:10


2007年03月18日(日) 「おおきく振りかぶって」2007 4月号感想

 今更ながら、おお振り4月号感想。

「月刊アフタヌーン」2007 4月号
「おおきく振りかぶって」第42回 「5回戦」
 以下反転→ 美丞大狭山との5回戦開始直前から。
 1回表、狭山の攻撃。阿部の手を読まれて、3点先制される。1回の裏、西浦反撃ののろし上がるか、1番センター泉君・背番号8、がバッターボックスに立ったところまで。

 美丞の監督りりしいじゃん! 先制したからってのもあるけど、試合前の様子はまだまだ若造な雰囲気だったのに。
 でもって、1月号からばりばり阿部ピンチの布石打たれてたけど、その危機がいよいよ現実のものに。1回表から早くも掌冷える展開だ。
 や、阿部ファンのわたしとしては読んでてすごい楽しいんだけどさ実は。ごめん阿部。でもきっと乗り越えてくれると信じてるから。

 桐青戦ではミハシ、崎玉戦では花井キャプテンと田島、2月号の港南戦ではハマちゃんはじめ応援席の様子や美丞内部の模様、がそれぞれ丁寧にクローズアップされてたわけだから、この5回戦は阿部くんに迫る試合になるんだろう。なんつーか、今からにやけちゃうんですけど。にゃは(楽しい)。

 試合中の選手達が生き生きしてるんだよねー。
 1回表狭山の1番、ショート川島君・背番号6、の2球目きわどいスライダーを見送った後の‘……っ’(右向いて)‘ぶね〜〜〜っ’の表情が臨場感あってさ! コマ外に‘捕手から見えない方向いて表情をくずす’ってひぐち先生のコメントが入ってて、なるほど! と感心。
 要所要所で田島くんがきっちり締めてるとことかさ。
 狭山のベンチのにぎわしさとかさ。
 表が終わって西浦ベンチに戻ってきた阿部の表情も真剣でね。当たり前か。予想外の事態に焦ってると思うんだ。それでもスコア渡してくれた篠岡にちゃんとお礼言えるし、打たれたマウンド上のミハシにはすんなりごめんなと声かけられる。3月号で‘これでも一生懸命やってんだ’と主張してたけど、ほんとがんばってるよ! 並みの15才じゃないよ! 

16:41


2007年03月17日(土) さらい屋五葉感想 他

2007(H19) 3/18 (日) 記

 項目変えて、最近読んだまんがのこと。

「さらい屋五葉」2巻 オノ・ナツメ著 小学館IKKI COMIX
 面白かった! 
 主人公の一人、ってか脇役のトップってか、のイチさんこと弥一さんがえらい色っぽいイイ男で。いやもうこのひとナニゴト。
 オノ先生に失礼を承知であえて言わせてもらうとですね、艶めいた楊海さんのような男でですね。
 これからイチさんの過去に触れてくるようなので、3巻、首を長くして待ってますですよ! 

 オノ氏の作品は抑えた暖かさがあってとても好き。奥ゆかしいんだ。絵、画面も大好きだし。
「not simple」、以前途中でふつと途切れてる版を読んで続刊はもう無いのかと残念に思っていたら、完全版がIKKI COMIX で復刊になってた。うれしかったなー。
 悲しい、やるせない話なのだけど、湿度が低くてさらっとしてる。そしてなぜかふわりと暖かいんだよね。

 basso氏名義の「tatuaggio」(「OPERA」vol.04 茜新社 掲載)で、彫り師の顔が描かれたコマがある。顔だけ、ネームなし、シンプルなショットなのに惚れちゃう。うっわ えらいイイ男……つて一発で。


 他、引き続きコミックスで追っかけてるのは
「アイシル」「クロサギ」「鋼の錬金術師」「結界師」「百鬼夜行抄」
 最近追加で「クロス・ゲーム」あだち充著の野球もの。

 野球関連はおお振りとの対比で、もにょってしまったらイヤだなーとつい敬遠してたんだが、クロスゲームは面白かった! よかった。
「バッテリー」が、読んでてなぜか詰まってしまうんだ。ちまたの評判いいのになあ。どうもわたしはこれを野球小説という前提を持って読んでるからなんじゃないかと、クロスゲームを読みながら思い当たった。
「バッテリー」は文庫で読んでるので、最終巻は未読なのだけど、試合の描写が少ないよね。ようやくプレイボールになってもいいところで中止させられるし。
 そうだ、これは児童小説だった……成長の物語で、野球小説じゃないんだ、と。……そういや確か以前にもそう感じてたっけ。もっと試合の模様が知りたい、読みたい、と思っちゃうのがいけないんだろうな。


 ボーイズでは榎田尤利著「交渉人は黙らない」面白かった! 主役の芽吹先輩がタフですごい好き。続編あるよね? キヨのことも語って欲しいー。
 コミックスでは「ラ・ヴィ・アン・ローズ」ヤマダサクラコ著、が走者一掃のクリーンヒット。初版発行は数年前だった。知らなかった。もっと読みたい。
「DEAD LOCK」2巻そろそろ発売じゃなかったかな? 

18:43


2007年03月16日(金) 近況

 またも長のネット落ち。

 ネット碁は時々打っていたんだけれど。なんだってこうネットに対する親和性が低下してるのかな。

 昨秋からの最大の懸案事項が一つ解決。おめでたで退職したスタッフの欠員がようやく埋まった……。よかった……。
 すごく長い間悩んでいたような気がしてたが、たかだか3ヶ月とちょっとだった。3ヶ月か。実感としては半年くらい気を揉んでたように感じる。

 確定申告も終わったし。はー、ちょっとホッとしてるところ。


 昨年の春から乗馬再開。再開といっても十年前に一年程習っただけなので、初心者と言ってもいいかと。
 ここ2〜3年、床に落ちた物を拾うのに、膝を緩めないと腰が痛くなるようになって、これは本気で身体を動かさないと、と危機感を持っていた。が、運動は苦手つーか嫌いなんだよ……。もう自分でも呆れるくらいインドアな性格(性格?)なんだよ……。
 で、唯一の突破口が馬好きな点。自分にとって乗馬は馬に乗りに行ってるんであって、運動しに行ってるんではないんだな、きっと。だから続いているんだろう。
 足腰の筋力も少しはついたと思うし、じりじりと増え続けていた体重も上げ止まったのでヨシ。


 もうじき春の選抜が始まる。楽しみ〜! 

20:23


嶋田 |HomePage