星の降る丘...midori

 

 

ワタシは、わんわん泣いた。 - 2006年08月16日(水)

親と妹がケンカをした。
ワタシは、それを見ていただけなんだけど。
その話を聞いていると、ワタシがすべて悪いように思えてきて、親の部屋に行って泣きながら謝った。
「こんな病気にならなかったら、楽させてあげられるのにね」
と。
親は、
「あんたが泣く事ないでしょ。」
と抱きしめてくれた。
でも、ワタシは、わんわん泣いた。
こんなに泣いたのは、何年ぶりぐらいだろう?って位に。
そして、しばらくして、親がワタシの部屋に来て、いろいろと話をした。
めずらしく、話が途切れる事はなかった。
今、もう親は寝ているけど、ワタシはまだ眠れない。
「今日は、眠剤なしで寝なね。」
って言われたけど、それは、やっぱり無理ですよ。



...

ワタシは、理解してもらい事を諦めたのだから。 - 2006年08月06日(日)

赤い色が好きになったのは、いつの頃だったか。
たぶん、それは、初めて剃刀を持った頃かもしれない。
それを持って、自分自身に傷をつけて、ざわざわする、苦しい状況を乗り越えた。
その、赤い色を見るとほっとした。
今年、初めてペディキュアを塗った。
もちろん、赤い色。
ラメが少し入ってて、明るめの赤だけど、いい感じ。
前は、もっとラメ入りの黒とか、紺とか塗っていた。
たぶん、その頃から病んでいたと思うけど。
セントジョーンズワートを飲み始めた頃だったかな。
まだ、ワタシが精神科のドアをたたく前の話。
赤が好きになったのは、精神科のドアをたたいて通院し始めた頃の話。

最近、親と顔を合わすのが辛い。
今日も、親が仕事から帰ってきて説教された。
それを見ていたおばーちゃんが、ワタシのことを守ってくれた。
「そんなこと言うな。今は、これで十分じゃないか」と。
「いつも、顔を合わせればケンカばかりして」と。
ありがとう。
おばーちゃん。
きっと、親はもどかしいんだと思う。
親は、ワタシの年ですでに結婚していた。
結婚の話も出なくて、休みの日は、通院してるか、家でごろごろして。
たまに、コンビニにタバコを買いに行くぐらい。
そんなことしていて、楽しいの?
と、言いたいのだろう。
でも、今のワタシには、それしかできない。
これが限界。
元気だったら、バイトじゃなく、正社員でとっくに働いているだろう。
ヒキにもならなかったと、思う。
先が見えないこの病気。
親は、「将来子供が産めなくなったらどうするの?」
と聞いてきた。
ワタシは、「子供なんて、いらない」
と答えた。
何年も薬を飲んでいるから、毒が体の中に溜まってるから、すぐにでも飲むのをやめなさいというイキオイだった。
ワタシに、まだ将来なんて見えない。
将来の事なんて、考えられない。
毎日生きてることが精一杯。
それが、まだ親には理解されてないんだろう。
もう、それならそれでいい。
理解されなくても。
ワタシは、理解してもらう事を諦めたのだから。



...



 

 

 

 

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