きょう 電車の中で額のところにカーラーを付けたままの女の人を見た。 取り忘れたのか、目的地に着くまでのことなのか、と思ったが連れに同じような若い女性と一緒だったから取り忘れってことはないだろう。 まさか ファッションってことはないわな??
最近 電車内でパンやおにぎりなどの軽食を食べているのはたいていが若い女子、私の見る限りは。。。 高校生くらいの男の子がパンをかじっていたら食べ盛りだしなぁと思うけれど、うら若き乙女が電車内でおにぎりを食べている姿は私には可愛くは見えない。 こんなこと言うと 口うるさいおばちゃんの繰り言かと思われるかもしれないが、花も恥じらうお年頃のはずなのになぁ。。。
最近 胸がわさわさすると言うか、何気に焦るような思いが始終あるのだけれど、これは何だろう?
例えば・・・毛糸・・・ 今 家にある毛糸はきっと編み切れないと思う。 私が死んだら捨てられるだろう毛糸たち、だからそんなことにならないように編み切ってしまいたいのだけれどどう頑張ってもムリだろう。
それに 私を別世界へいざなってくれる本たち・・・ ちょっと 白内障の気が出てきたのと、老眼鏡をかけても字がぼやける。 以前に比べたら集中力も落ちてきてるようですぐ疲れる。
私に・・・いわゆる健康寿命というものはどれくらい残されているのだろうか、そんなバクとした不安が始終ある。。。
主人は そんなこと考えるのはまだ早いと言うが、そんなふうに考えられる主人がうらやましい。。。
オリンピックも高校野球も終わって、孫の夏休みも後半となった。
先週末は息子一家と夜景のキレイなホテルに宿泊した。 丁度 高校野球で優勝したチームの球児も宿泊していたようだ。 でも監督とか教師にちゃんと指導されているのだろう、ホテル内をうろつくこともなくホテル入口のウエルカムボードがなければ分からない。 私たちがホテルに着いてコーヒーを飲んでいるときに、ホテルの送迎バスで試合を終えて到着した球児たちをチラッと見ただけなのだ。 (でも・・・今 思えば球児じゃなくて他のスポーツだったかもしれない。 私がかってに球児と思い込んだだけで野球以外の運動だったかもしれない・・・)
それにしてもオリンピック、お疲れ様でした。 愛ちゃんが団体の銅メダルを取った時に 「これで日本に帰えれる」と言ったことや、レスリングの吉田選手が「銀メダルでごめんなさい」と泣いたことが心に焼き付いた。 あの場に出ていくだけでもすごいことなのに、選手たちのプレッシャーたるや、私らの想像以上のものがあるのだろうなぁ。
それにしても・・・スポーツって勝ち負けを決めることなのだなぁと今回のオリンピックで何回も感じた。 言葉は悪いけれど相手がミスすればラッキーなのね。 そして 大方の選手は4年後の東京を見ているのだろうが、80歳を超えたプール仲間の何人かが「私には関係ないわ、生きてるかどうかも分からんし・・・仮に生きててもボケてるかもしれんし。。。」」と言った。 「そんな事 言わないでお元気でいてください」と言うのは簡単だけれど、ある意味真実だし。。。
韓ドラに飽き足らず 時々ケーブルテレビで配信される韓国の映画を見る。 オリンピックで普段通りの放送がお休みだったりするので、録画してあった韓国の映画を楽しんでいる。
昨夜、見たのは 『わたしたちの幸せな時間』
3回目の自殺に失敗した元歌手ユジョンは、叔母であるシスターモニカの誘いで、三人の女性を殺して死刑囚になったユンスと毎週木曜に面会することにな る。一日も早い死刑執行を望むユンスに、自分に似たものを感じたユジョン。ユンスもまた、棘のある言葉ばかりを投げつけるユジョンに、自分に似たものを感 じていた。裕福な家で育ったユジョンと孤児のユンス。全く違う人生を送って来た二人だったが、面会を繰り返すうちに互いを思いやるようになり、心の奥に秘 めていた深い傷を、癒しあえる存在となる。. 二人は生きることを大切に思うようになるが、刑は執行される。
ユジョンの傷は15歳で妻子のある従兄に暴行されたこと。 孤児だったユンスの深い傷には私も胸を痛めた。 視覚障害者だった弟のウンスと施設を飛び出して、物乞いをしたお金をチンピラに奪われてぼこぼこにされた。幼い弟が「にいちゃん、ぼくのことで怒ってる。ぼくさえいなければにいちゃんはもっと自由にどこへでもいけるのに」と言って地下街で死んでしまった。 1枚しかない毛布は弟に使って兄のユンスは新聞紙を掛けていた。 このシーンはかわいそうで仕方なかった。
以上、ネタバレだけれど 見終わっても消去できないでいる。 ネクタイ工場と言われる処刑場の光景も目に焼き付いている。
心斎橋に韓国の映画ばかりを上映しているビルがあるらしいけれど、今の私の足ではおそらくムリだろう。
この夏は 本編185分のシネマ歌舞伎とか、花の寺とかいろいろ諦めたことも多いけれど、つくづく したいことや行きたいところなど・・・いつかいつかと思っているうちに機会を逃してしまうことに改めて気づかされた。
毎日が本当にあっという間に過ぎて、早や立秋。
暑さのせいだけではない、体調不良というよりは体力の衰えをひしひしと感じる日々。 夜は 今日も一日何とか過ごせました、有難うございましたと感謝して、朝には目覚めた限りはつつがなくいさせてくださいと祈る毎日。
私らくらいの年になったら 好き嫌いもはっきりして、何の不都合もなければイヤなことはしたくない、しません。
オリンピックには何の興味もないから、4年に一度の祭典とはいうものの、例えば開会式に掛かるおそらくは莫大な費用を他に回せないかと、ふと思った。 人の心を癒すいろんな芸術とかに比べたら、スポーツって優遇され過ぎではと、ちょっと意地悪な気持ちがある。
ポケモンGOだって あんなもん何が面白いんだろうと思っているけれど、そういう人たちから見たら韓ドラの何処が面白いの・・・ってことだろうし。
最近 私のまわりでも膝が痛いと言う人が増えてきて、これは高齢化の副産物のようなもので国民病だと理学療法士さんが言ってたな。
そして気にかかるのは 息子に胆嚢ポリープが見つかったことと、上の弟は大腸がんが再発したこと。 どうか 大事に至りませんように・・・と 毎日 祈っている。
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