参議院選挙が公示されて、いつものように選挙が始まったら電話してくる人がいる。 某学会が母体のあの政党だけれど、正直私は好きではない。 ただ、電話してくる人はそれがなければいい人で嫌いではない。 いつもは「はい、はい」と 心にもない返事をしていたのだが、今回は「悪いけれど・・・」と お断りした。 その人も 支部長とか幹部の人に言われて電話してきたのだろうけれど、これからのことを考えたときに 「公明党をよろしく」 と言ったそういう内容の電話ならはっきりさせておいたほうがいいと思ったのだ。 人とのお付き合いも含めて 老い行く身には嫌なことは少ないほうがいいと思うから。
他にもその学会の人を知っているが、その人たちの事情を聞くかぎりは大いに同情する。 二人はご主人から一方的に離婚を切り出され、今回 選挙のことをお断りした人は、息子さんの警察のお世話になるような傷害事件。 その人たちが そういった人生で辛い思いをしているときに、学会のひとが相談ではなく親身に話を聞いてくれたのだろう。 分からなくはない・・・でも私はそういうことも自分で心の折り合いをつけるというか、自分で気持ちを整理するしかないと思ってる。
よく人に話したら少しは楽になるというけれど、私はそうは思わない。 まぁ、私の場合 そこまで苦労していないということかもしれないが。。。
私が白髪染めをしない理由の一つに電車などで席を譲ってもらいたいから、というのがある。 体格からは何処も悪いようには見えないようで、せめて頭だけは毛染めをしていない自然な姿で足の悪いおばあちゃんを見せている。
私が若い頃は、カッコつける訳ではないけれど電車で席が空いていてもほとんど座らなかったが、最近は電車などでスマホをする若者が多くて、高齢者や妊婦さんが乗ってきても気づかないことも多いようだ。 私が利用する私鉄の路線は大阪と奈良を結ぶ線で観光客も多い。 そういう人たちで座席が占められていることも多いが、今日 優先座敷の近くで立っていたら、巡回に来た車掌さんが高齢者が立っておられますので席を譲ってあげてください、と乗客に声を掛けた。 おかげで席を譲ってもらえて有難く座ることができた。
東京の地下鉄などでは 席を譲ってほしい人たちのためのヘルプマークというのがあるらしいが、それが全国展開したらいいな、と思う。
東京都知事の公私混同による不祥事は、私などが何も言うことはないけれど、舛添さんが人工股関節だということを、今回の騒動の初め頃に知った。 そういう目で見れば 少し重たいような歩き方も理解できる。 公用車で別荘に行ってたことも問題のようだが、人工関節を入れている者には温泉というか、広いお風呂は本当によく効く薬のような効果がある。 私も手術後、主人の休みのたびにスーパー銭湯で足を温めているが、お湯に浸かっているときは痛みもこわばりも感じなくて、お風呂で暮らしたいなんて本気で願っている。
東京都知事なんてきっと激務だろうし、もうちょっと上手くやれなかったのかなぁ。。。
きのうの耳鼻科の診察は朝一の予約だったから、隣りの調剤薬局で薬をもらってもまだ9時50分だった。 充分にプールに行ける時間だったけれど、急にイヤになってしまった。
スーパーで食材だけ買って帰ろうと思ったのだが、ふと思いついて駅前の図書館に寄った。 去年の夏頃からは、足と腰が痛かったので気持ちの余裕がなく予約本の受け取りと返却だけで図書館でゆっくりしたことがなかった。 陳列してある多くの本の中からタイトルなどに惹かれて本を探すなんて本当に久しぶりだった。
大活字本のことは知っていたが、アナウンサーによるカセットテープやDVDのコーナーのあることを知った。 借りてみたかったのだが、聞きたいカセットはあってもデッキは捨ててしまっている。
最近 断捨離などという流行りの言葉に踊らされて色々捨ててしまったことを後悔している。 確かに 余計なものを持たずシンプルに暮らすのはいいことなのだろうけれど、例えば洋服でも去年一回も着なかったものは捨てなさい、とアドバイスされる。 でも、流行は繰り返されるというが本当にそうだ。 若い頃に持っていた いくつかのデザインの服が、もし今手元にあればと思うことが多々ある。 もちろん 今風に改良はされているだろうが、昔 私が気に入って買ったものなのだからちょっと手を加えたら 充分着れるはず。
カセットテープだって デッキを捨てていなければ。 立派な一枚板の将棋盤も、少し前に上の孫が将棋をしたいと言い出した時に捨てていなければ「これを使いなさい」と やれたのに。
断捨離を否定はしないし、片づけが出来ない年寄りのたわごとだが、自己責任でしたことといえ 後悔しきりだ。
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