主人が盆休みをずらしたので 孫を連れて一泊旅行してきた。
孫に近鉄観光特急 ”しまかぜ” と ”伊勢志摩ライナー” に 乗せてやるのが目的だった。 往きは ”伊勢志摩ライナー” で鳥羽まで行き、ラッコのいる鳥羽水族館へ行った。 孫はラッコよりもペンギンのほうが気に入ったようで座り込んで見ていた。 その日は鳥羽で一泊して翌日、賢島へ移動して英虞湾でエスペランサという海賊船に乗り、夕方 念願の ”しまかぜ” に乗って帰ってきた。 撮り鉄ではないけれど、始発駅からのほうが写真を撮りやすいだろうとコースを考えたのだが正解だった。 賢島駅で出発前の ”しまかぜ” をたっぷり撮って孫はいささか興奮気味。 「また しまかぜ に乗ろうな」と言う。
孫を連れての旅行は正直、怪我をさせては・・・という心配もあって疲れる。 でも 主人と私と孫との3人でほんとうに楽しい時間を過ごした。 私の足と孫と荷物と、主人が一番疲れただろうと思うけれど、それでも主人もかなり楽しかったらしく次に行くところの算段をしている。 次も孫の乗りたい鉄道の旅になるだろうけれど、そのうち年が明けたら産まれる二人目の孫も連れて行きたいものだ。 そうなると やはり私の足が一番のネックで、右足の手術も近い将来の課題だな。
もう何年も行っている歴史教室の先生は 終戦記念日が近づいたら いつも語気を強めて 「終戦ではありませんよ、敗戦ですよ!! 無条件降伏したのですよ、日本は。 だから敗戦記念日とすべきです」 と 言われる。
そして別に 終戦記念日に合わせたわけではないが 映画 『終戦のエンペラー』を 見た。
今 憲法改悪の動きもあるし 天皇の戦争責任について アメリカでの解釈も知りたかったので 『少年H』と どちらにしようか迷ったけれど 『終戦のエンペラー』のほうを見てきた。 あの時 天皇の戦争責任を問う声も多かったようだが 現人神と天皇を崇める日本人を支配するには 天皇を象徴として残しておくほうが統治しやすいと考えたようですね。 もし 天皇を処罰していたら 暴動が起こって アメリカ軍にも犠牲が出ただろうというものでした。 戦争を始めた責任については証拠がないけれど 戦争を終わらせたことは認めるというものだった。
以前 あるテレビ番組で 「あの時天皇が戦争責任を取らなかったから 今いろいろな不祥事が起きても誰も責任を取ろうとしない」と 言っていた評論家がいた。 私もその通りだと思うけれど映画の中で 天皇が「国民に罪はない。すべての責任は私にある」と マッカーサー元帥に話す場面があった。
まぁ・・・とにもかくにもいろいろに考えさせられる内容ではあった。
今日は 二十四節気の立秋。
だから 今日からは残暑お見舞いになる。
天気予報では 猛暑が続いて今が暑さの山だと表現していた。
春には ♪ 春は名のみの風の寒さや〜♪
という歌があるけれど さわやかな秋を待つ歌はないのかしら。。。
きのう お陰様で抜糸した。 夏の怪我は治りにくいと脅かされていたけれど 栄養状態がいいからなのか・・・まぁ順調な回復でよかった。 それにしても 今回の怪我で知ったことなのだが 縫合した傷を水に濡らしてもいいということ。 むしろ 血液などで汚れた患部を水道水でキレイに洗い流したほうが 傷の治りが早いらしい。 プールや湯船に浸かることはさすがにブーだけれど シャワーはむしろお勧めなんだそうな。 まさに 目から鱗・・・ですわ。
膝に入った人工関節のこともそうだけれど 医学の進歩ってのはスゴイなぁ、と思った。
いろいろなことが・・・いちいち気に障ってイライラする。
行動には移さないけれど、茶碗でも投げつけたい気分。。。
特定の誰かのことを怒ってるわけではないけれど
世の中の仕組みさえ苛立たしい。。。
私だけが暑いわけではないけれども
すべて暑さのせいってことにしておこう。。。
足の怪我は思ってたよりも早く治りそう。
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