愚痴日記

2008年04月29日(火)



 ぐうたらでも一応は主婦のわが身としてみれば
利き手ではなくても手に包帯を巻いていたのでは何かと不都合だ
包帯でよく太った指には
フリーサイズのゴム手袋も収まらない
掃除は水を使わないし〈拭き掃除をパスするから)
洗濯も洗濯機がしてくれるけれど
食事の用意と後片付けにはどうしても水を扱う
こんなとき いささかでも家事に心得のあるダンナならありがたいだろうが
ごくまれにカレーを作るだけの我が亭主には困ったもんだ
自分が家事をしないことの言い訳に
お前はいくつになっても落ち着きがないとか、緊張感がないとか、ドンくさいとか(まぁ・・すべて正解ですけど・・)、そんな言葉に置き換えている
そういうわけで
指が収まりきらない丸くなった手で何とかやり繰りしているが
やはり人は心に一物があれば失敗はしやすいのだろうなぁ・・と
今さらに・・
















2008年04月28日(月)


左手の人差し指と中指を怪我した
何を考えていたのか
魔が差したのか
蓋をしていないミキサーに手をつっこんでしまった
バカか・・
最初は痛みも何も感じないので
やけどでもないのに水道の蛇口で血を流していた
人差し指は爪の反対の指の腹というところが横に2ヶ所
中指は爪の中ほどが半分までと指の腹が3ヶ所切れている
傷をみていたらだんだんと痛くなってきて血も止まらないので
きょうは日曜でこのままお医者さんに行かなかったら
夜中にうずいたらイヤだぁ・・と咄嗟に思う
キッチンペーパーで傷口を強くおさえて2ヶ所ほどの病院を思う
別にうろたえているわけではないのに
病院の電話番号をすぐに探し出せない
結局は膝の手術をした病院に連絡がついて歩いていく
ダンナは仕事でいないしタクシーはもったいないから

市内の病院は日祭日は輪番制をとっているらしくて
他に骨折したらしい若者が家族と待合室にいた
もうこの頃は痛みで脂汗がでてきた
それでも縫合はしないでいいらしくて
細いテープ状のものをいくつも傷口をあわせるように貼っていく
看護士さんに、手のこんだご馳走でも作っていたの、と聞かれた
あぁ 恥かしい、言えませんがな・・
あすからしばらく消毒に通ってくださいって・・













2008年04月25日(金)

何回かダンナに連れていってもらって吉野家の牛丼を食べたことがあるけれど、特別に美味しいものとは思わない。
それなら玉子かけごはんのほうが美味しいと私は思っている。
もし仮に、仮にという言葉もアメリカ相手では虚しいがアメリカの牛肉を輸入禁止にしたとしても、アメリカ産の牛肉はメキシコ経由で入ってくる。
日本とアメリカの関係は所詮そんなものなのだ。
だから牛肉をいい例として国産のものをもっと食べようよ。
日本の国の食料自給率をもっと上げようよ。
国産のものを無駄にすることなく、ひもじい思いをしないでもいいことに感謝して味わって食べようよ。



若き父 スリング姿でメール打つ

歌ききて 愛娘なぞる日の 宿雨かな

雨の日に コーヒー香り 心解け
















2008年04月24日(木)

よく言われることだけれど
仕事をした報酬でいただく給料は働いた対価なのだと。
一般的にしんどい仕事だとお給料は高い・・???
私らパート仲間の間では仕事で我慢することのご褒美だということを言っていたことがある。
でも 実際は地域によって時間給は決められている。
東京と大阪だったら首都圏のほうが高い。
その理屈で大阪と奈良だったら私らの時間給はかなり低い。
以前 弟のお嫁さんに
「お義姉さん、時間給いくらですか」と聞かれて
正直に答えたら 余りの安さに
「お義姉さんは 評価が低いんですね」と 言われたことがある。
それくらい パートの賃金は低い。
各県で決められている最低賃金に引っかからない程度の賃金だ。
だから もっと働きたい人は転職していくのが現状だ。
私も両手の指では足らないくらい転職を考えてきた。
でも 子供が小さかったり親の介護があったり、そして何よりフルタイムで働くことは膝を痛めているという健康上の不安があった。
だったら 安い時給に見合う仕事をすればいいんだと、どうせ私らパートはすぐに何度でも取替えのきく機械の部品なんだからと、あきらめというか家庭と両立させるための言い訳にしていた。
でも正直なところほとんどのパートがそういう思いだと思う。
社員との格差は歴然としていたし意見さえも聞いてもらえないことがほとんどだったから。
でも 私らのように家庭があって何かのときには守ってくれる主人のいるパートと、おばちゃんという年齢になってはいてもずっと独身でいた人とはやはり違うようだ。
まして企業という組織の中でもまれてきたような人は同じ取り替えの部品であっても、なるべく取り替えられることのないようにと頑張るようだ・・

ある意味 目が覚めたというか認識を変えられた思い・・
出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない・・

















2008年04月21日(月)


私が小学校5・6年のときの担任は よく生徒に詩を書かせた
国語の時間だったのかホームルームの時間だったのか
よく覚えていないのだけれど
先生に褒めてもらいたい
みんなの前で発表できるような詩を書きたいと
子供心に一生懸命になっていたように思う
ある時

雲にのりたい
まっしろな
ふわふわの
さとうのような雲にのりたい

という詩をかいた
私はふわふわという表現が自分でもとても気に入って
これはきっと先生に褒めてもらえる・・
と小走りで教室のいちばん前にある先生の机に向かった
先生はその詩をしばらく見つめていたけれど
「雲に乗ったことがあるんか」 と聞いた
もちろん乗ったことはない
そして 「書き直し」 と ノートを返された

ただそれだけのことをふと思い出した
きょうはいいお天気
ゆらゆらと 有難うございます















2008年04月17日(木)


もう枯れてしまったけれど
ご近所に咲いていた黄色い色のお花が気になっていた
つわぶきみたいで、でもあれは秋に咲く花だし・・と思っていたら
きょう そこの奥さんとすれ違ったので聞いてみた
リュウキンカという小さい球根の宿根草だそうだ
もともとはヒメリュウキンカという山野草の仲間だそうで
私は春に咲くつわぶきの種類だと思っていたから
ほんとうのことが分かってうれしい

きょうはホットケーキミックスを使ってパンプキンケーキを焼いてみた
お砂糖はラカントを使って牛乳は無脂肪で低カロリーにしてみた
う〜〜ん、我ながらうまい!!

でも
いろいろうまくいかないことばっかりで
超落ち込み週間というか月間かな・・
ダンナも私も大殺界なのか・・
何をしてもうまくいかない時期というのがあるのか
それなら正にここ何年かはそれにどっぷり浸かっているようで
せめて健康くらいは味方になってもらわないとね・・










2008年04月15日(火)

以前ほど ネットとかその他いろいろ・・というほどパソコンに関わっていたわけでもないけれど、スキルもめちゃくちゃ低いのに何気に厭きた感じ・・

ここにも 思い切り思ったことは書き込めないし・・だからといって辞めてしまうほどの思いもないし・・で、書いては消し、書いては消しの日々が続いていた
マイに登録している方々の日記も結局のところは似た者通しなのか、しんどい・・と書き込んでおられる人も多い

私も何があったわけれはないけれど・・と言うよりは何もなくて悲しくて寂しくてならない・・
(私は18点だった・・)
世間は萌えいづる春だけれど・・

















2008年04月11日(金)

雪柳の落花さかんで私は掃除に忙しい
ふつう 雪柳は横に流れるように咲く花だけれど
我が家は敷地が狭いので
花も心得ているのか・・健気なのか上へ上へと咲いている
それはある意味 見事だし
家にきた配達の人でさえ「キレイですね」と 花を愛でてくださる
でも 春の白い花びらと秋の紅葉した落ち葉もすごい量で
風が吹く日なんかはお隣やお向かいに申し訳なくて
今朝も早々に掃除をすませた
でも その掃除の途中にさぁっ〜と風が吹いて
白い花びらがくるくる舞う様はじっと見ていて飽きない
そして何故か 別世界に舞い込んだかのような不思議な思いがした・・




ダンナの二番目のお義姉さんは
寝たきりのご主人の介護をしておられる
きのうの電話では
「ふうちゃん しんどいねん、つらいわぁ」と話されていた
この人の弱音を初めて聞いた・・
そして
パート仲間だったYさんのお義母さんは経管栄養になったそうだ
幼なじみのMちゃんのお母さんはグループホームに移られた
みんなみんな精一杯生きている・・






















2008年04月08日(火)



はらはらと

ただはらはらと

はらはらと

桜散る日の

我は寂しき





実際はきのうの雨で雪柳の白い花が落花さかんだ
あの細かい花びらが点々と散らばっている
お隣もお向かいもまだ起きてこられない間にちょこっとお掃除
雨にうたれた白い花びらがいとおしい


これは2年前の想い・・・

はらはらと
ただ はらはらと
はらはらと
我が満たされぬ思いをいかに














2008年04月07日(月)


去年の紅葉の頃
吉野の西行庵に行ったとき
今度は桜の頃に来たいと思っていた

願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ

実際 1190年春2月15日に73歳で入滅している
だからその旧暦である2月15日に吉野の桜を見たいと思った
新暦だと今年は3月22日だ
・・・・・いくら暖かくてもまだ咲かない・・
西行の終焉地は河内の弘川寺だそうだけれど
例えば関西の早咲きで有名な紀三井寺より北に位置しているし
いくら何でも3月22日に桜を見るのは無理だろう
まして吉野ならもっと無理・・・

吉野の桜のことばかり思っていたからでもないけれど
気持ちが寂しくてならない
ネットのお友達が娘のことばかり思って寂しがってる私に
神様が可愛いお嫁さんを遣わしてくださった、と言ってくださる
正直な所 私もそんな風に思うこともある
若い女の子のちょっとした気遣いとか表現が娘には全然なかっただけに
お嫁さんのしぐさや行動が私の心に沁みていることは事実なのだ
だから久しぶりに見た娘の夢は心に重く残っている

きょうは午後から雨になるらしい・・








2008年04月04日(金)


きょうは二十四節気の清明で、
桜が満開で澄み渡った青い空との調和が何とも美しい
それでも 花の色がそれぞれ微妙に違っていて
それはそれで自己主張しているのか
それとも人の生き様と同じで重ねてきた齢の違いなのか・・

気のあったパート仲間との近場でのお花見は
二年ぶりのことでとても楽しいひと時だった
平日ゆえに
近くの老人保健施設の入所者の人たちや
老夫婦や
小さい子供連れの若いお母さんたちのグループやらの
静かなお花見光景だった
たかがパートされどパートの過酷な現実(・・・)の愚痴を言い合う私たちのグループが一番うるさかったようだ
アルコールはないのに
食べることとおしゃべりの口がかしましいことこの上ない
でも こんなふうにたまに愚痴を言い合う環境がとても大切なんだと思っている

そろそろ母の日の売り場作りが始まる
明日から また頑張らねば












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