パート先での休憩時間は おばちゃんのお昼だから毎日とても会話が弾む きょうの話題は当然のこと『産む機械』発言 いくら直後に訂正したところであの歳のオトコだから 『オンナの腹は借り物』的な意識を持っていることは間違いない みんな怒っているんだけれど 話は『華麗なる一族』での 北大路欣也が妻と愛人を同じベッドに居さすことにまで及んだ 詳しい話の内容はここでは書かないけれど、現在はともかく歴史の世界では力があるとされたオトコたちはみんな似たようなものだ オトコは生ませる側でオンナは産ませられる側なのだ 綿々と続いてきたといわれる天皇家も一人の天皇というオトコに、数多くのオンナが権力という欲に群がった、群がされたことは紛れのない事実だ 話は少々飛躍しているが、それが戦後の教育とか意識改革で一部のオンナを除いては、自分の意思で産む、産まないを決められるようになってきた 今の少子化はそんなオンナたちの自己主張でもある 結婚しても子どもを持たないことを選択する夫婦もいるようだ そのことに私は何の異論ももたないけれど、ただオンナの側には年齢というタイムリミットがある もし、もしも出産が望めないような年齢になったときオンナは諦めざるをえないけれど(最近は卵子の保存とか、代理出産とか方法がないわけではないようだが・・)、オトコの側では相手を若いオンナに変えたら可能な話ではある 現に浮気のつもりだったオトコが妊娠を告げられた愛人に情が移り、子どもを産まなかった妻と離婚したケースを私は知っている すべてのオトコがそうとは言わないけれど、そういうこともありうることは承知しておいたほうがいいだろう 例の大臣も『産む機械』発言を、上手に『産む機会』にすり替えられなかったのかねぇ
図書館から電話があって予約本が用意できましたとの連絡をもらったけれど、今 読んでいる本が読みづらくてあまり進んでいないのでいまいち取りに行く足が鈍っている 暮れあたりから 家事をほったらかしても読みたい本から遠のいていて、その分別なことに気が向きがちな今日この頃ではある きょうは 絵手紙の題材にしたくて1万本の水仙が見ごろだというお寺に行ってきた なるほど・・見事に咲き揃っている が、何気に私のいだいていたイメージとは違う・・ かすかに香る水仙は愛らしいけれど デジカメにかおりは撮れません
冬枯れに そびえる塔の 菩薩かな
僧がいて 古寺の水仙 かおり立つ
7年前に亡くなった母のすぐ下の弟である叔父が浄土へ旅立った 母はこの叔父にとてもよくしてもらったようだ ダンナの家も貧乏だったけれど、私の家も暮らし向きは楽ではなかった (ただ昭和30年代はみなよく似た状況だったようだが・・) そして父が入退院を繰り返していたころ この叔父は 「姉ちゃん、少ないけれど邪魔にはならんやろうから持っとき」といって、母の割烹着のポケットにくしゃくしゃのお札を忍ばせてくれたそうだ 後日 母から聞かされたそんなことを思い出しながら 私と2人の弟とで母の分までお参りしてきた 母には88歳の伯父もいるのだけれど高齢でお葬式には出席できないと、従兄妹夫婦が来ていた そういうこともあるのだな 最近は冠婚葬祭でしか会うことのないようになってきた従兄妹たちも、みんなが五十歳代でいい年をした頭に白いものが目立つおっちゃんとおばちゃんになってしまった
お寺さんのいう中陰の間は 亡くなった者の魂はまだこの世にあるのだそうで そんなこともつらつら思いながら 少しずつ少しずつ変わっていく状況に寂しさを感じた
明日は二十四節気の一つであるところの大寒 一年で最も寒い時期と言われるけれど きょうも暖かい過ごしやすい一日だった
そんな中 きょう‘へび‘を見てしまった いくら暖冬とはいえ冬だよ 1月だよ 冬眠し損なったのか 行き場がないのか
あまりの暖冬は地球温暖化に拍車がかかっているのだろうけれど 何気に私は不二家のことを思ってしまった 不二家に企業としての認識というか 子どもも口にする商品を扱っているという感覚が欠如していたのだろう 飲み残した牛乳をホットミルクにしたりシチューに入れてみたり、 日がたった卵は固ゆでにしてポテトサラダやサンドイッチにしたりするのとはチト違うのだ 企業としてのコンプライアンスもあるし、食品衛生法等の決まりを遵守しなくてはならない立場にあるのだ
ただ 毎日スーパーで値下げしても売れ残る食材や惣菜を目にするたびに、日本人の傲慢さを感じている でも賞味期限て何なの? 今日まではよくて、明日はダメってこと 世界ではわずかな食べ物も口にすることなく 亡くなる人のいる現実があるのだ 何でも抗菌したり消臭したりする今の現実は弱い人間しか育たない 今に天からのしっぺ返しがあるだろう・・と密かに案じている
話は逸れるけれど あまたあるいろんなキャラクターの中で 私はペコちゃんが一番好きなのになぁ・・・
小正月 母の命日 めぐり来る
子のセーター ほどいて出来た 毛糸玉
毛糸編み やわらかな時 過ごしおり
母偲び 吾娘(あこ)を想いて 我が日々は
彩りに 菜の花咲きて 白き霜
難病と闘う人たちのTVを見た 私ならとても耐えられないだろうと思う難病と健気に闘っておられる 改めて 病気は千も万もあるが健康はひとつしかないことに気づかされる
折しもご主人のガン告知で仕事を辞めるパート仲間がいる 一昨年の12月に定年退職して昨年の3月にガン発病 そして その年の12月に転移していることが分って末期告知 ご主人への看病専念のためパートを辞められる パート仲間は54歳でご主人は61歳 3人いる男の子どものうち2人は まだフリーターの身 私はすぐに自分の身と置き換えてしまう もし我が家だとしたら・・・と
今朝も冷えた そんな中をダンナは元気に仕事に出かけた 若い頃は毎年 風邪を引き込んで寝付いたダンナだけれど 私の栄養管理がいいのか(・・・ヘヘヘ。。。) 軽い風邪ですむことが多くなってありがたい でも 一昨年あたりから 息子に年収を軽く越されてしまって別の意味で現状に憂慮している でも 決して多くはないだろう年金生活への予行練習だと思って日々、倹約に夫婦して努力している
きょうはパートが休みなので あったかいおでんでも作ろうと、すじ肉の下ごしらえをしている ストーブの側で読書と編み物を交互にしながら いつものように娘を想いながら一日を過ごそう
各所でフィーバー化する福袋だけれど 我がスーパーの福袋は二極化しているようだ 早々に完売御礼の札を貼った人気商品と 可哀想に売れ残った福袋群と・・・ こんなところでも格差が出てくるのかと・・・
気になっていた『硫黄島からの手紙』を見た やはり『父親たちの星条旗』も見ておけばよかった この作品は日本人の監督でないところが焦点か やはり 「天皇陛下、万歳!!」であり 「靖国で会おう」なのだ このエンピツ日記でも この映画の感想をいろいろ書き込まれているので ロクなことも書けない私は省略するとして TVの年末年始特番のつまらなさを思うとお正月にこそ見る映画だと感じた
初日の出 両手広げて 深き息
それぞれの 顔を思いて おめでとう
元旦や いつもどおりに 計圧す
ダイニング 我が城なりと 毛糸編む
ゆず風呂に 想い沈めて 長き息
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