ふと、晩御飯の準備を手伝っている時、家族があること、子供がいることが、こんなにも嬉しいことなのか、と感動した
ふと、スポーツを通じて小学生の成長を観られることが、こんなにも深い感銘を引き起こすのか、と驚いた
ふと、自分の能力の開花ではなく、子供の能力の開花が、こんなにも高ぶりを覚えることなのか、と気づいてしまった
彼の人は、どうしていることだろうか
私が出逢った時、彼の人はこれら全てのことを知らなかった
隔絶した世界にいた
自分の家族に反発しながら縛られ、他人の成長をねたみ、自分の能力の開花と社会的地位の向上しか、肉体に入っていなかった
私も同じだったのだ
私は、こうなった
彼の人は、どうなったのだろう
冬が払われていく梅の季節、どうしても頭をよぎるのは、彼の人のことだった
(布団に入り唱えることば)
硫黄島の英霊の皆様、英霊の皆様、ご先祖様、
今日も皆様のお陰で頂いたこの体を一日保つことができました
そしてこの肉体の上に乗っている私も保つことができました。
有り難う御座います 有り難う御座います 有り難う御座います
八百万の神様、
今日も皆様のお陰で今日一日を過ごすことができました
呼吸ができるのも、重力で横たえられるのも、日本という国があるのも、宇宙があるのも、皆様のお陰です
有り難う御座います 有り難う御座います 有り難う御座います
(両手を合わせているのをといて)
(家族の氏名を全員読み上げる)が元気でした
有り難う御座います 有り難う御座います 有り難う御座います
今日も温かい布団で寝ることができます
有り難う御座います
今日も寒さや雨から守られる家の中で寝ることができます
有り難う御座います
今日も腹いっぱい食べることができました
有り難う御座います
(直ぐに寝てしまう 毎夜のことば)