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「 絶対的自我20 全てが代替なのだ 」
2015年08月15日(土)



 この言葉達の紬ごとでさえ、死の恐怖の代替でしかない

 死の恐怖を日常で感じるのは、疲れきるまで鍛錬を努力を積み上げをしていないからである

 いいわけ、そう、いい訳なのだ

 全てが

 この言葉達の紬ごとの全てが、ものかき部の紬ごとの全てが

 そして私の人生の全てが

 いい訳、代替作用

 子供の顔を見て幸せな気持ちになればいい

 給料が増加して物を増やせばいい

 学問の蓄積に身を浸せばいい

 尊敬を獲得して修身に励めばいい

 世界に感謝して統覚に飛びつけばいい

 全てが代替なのだ

 人間である限界から飛び出せない

 その代替でしかない

「 使い古された戯言 」
2015年08月01日(土)




 冷たい雨の中、駐輪場に入る。

 年下が煙草を吸っている。

 こちらから挨拶をする。

 1人は返事をしない。

 もう一度、「おはよう」

 しぶしぶ、「おはよう」

 
 なぜ、向こうから挨拶をしない、どうして、2度言わせる、と少しいらついた。

 「形式主義に染まってはいけない。形式主義は形骸化する。」

 学問的知見が頭蓋骨の後ろで囁いた。

 「形式主義はやる気が出てこない。創造性が出てこない。そういう人生でいいのか?」

 少し濡れるが雨の中に歩き出した。


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