「いい訳だけでも 素敵にしておきたい オヤジゴコロ」
追記:「肉体の弱体化、精神の弱体化は避けられないのを受け入れた上でお読みください」
例えば商
商人道、経済学、簿記、経営学などのように学問へと還元される
他には武
工、芸、政、聖、愛なども学問へと還元される
けれど、学問を学問として立脚させる深淵は還元されない
例えば商
工、芸、政、聖、愛などでも深淵へと至ることは出来る
学問と言う世俗的価値から落伍し、あるいは極めた者が触れられる深淵
滾々と湧き立たせなければ淀み腐る深淵
天と繋がり 地に広がり 時を包み込む 深淵で水浴びをしよう
追記:「深淵(しんえん):底が深く水がよどんでいる所や 容易に抜け出られない苦しい境遇、苦境を指す語」
「落伍(らくご):集団についていけず脱落すること」
「滾々(こんこん):水がさかんに流れるさま。また、尽きることなくわくさま。物事の尽きないさま。特に、弁舌などがとどこおりなくさわやかなさま。」
「湧(わ)き:1 水などが地中から噴き出る。4 ある考えや感情が生じる。5 物事が次々と起こる。ある現象が急に多く現れる。2,3は省略。深淵の湧き水は、当人の考えや感情、物事を次々に流し込むことによって初めて出てくる、という観点を主張したいために「湧き」の単語を使用する。この単語が次の「淀(よど)み腐(くさ)る」に繋がる。湧かなければ腐る。」「水浴び」も物事を次々に流し込むことによって初めて出てくる、という観点を主張する。
「繋(つな)がり:結びつきのこと。天を神と表現しても良い。」
注記:「残暑」は、人生の残暑を示唆している。秋風の涼やかさの中に深淵を感じる。そして暑中の水浴びを呼び掛ける。この矛盾の包摂(ほうせつ)が還元されない深淵への道である、と。