ものかき部

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「 わが闘争�供 �
2008年11月21日(金)




 戦場で銃弾飛び交う音と、炸裂弾の轟音の中を潜り抜けてきていないやつは、結局弱い
 性や職や衣服や家や名誉や家族の情や社会的圧力に溶解されてしまう。

 戦場での闘争を潜り、立ち止まり
 目を閉じて呼吸を整えられるものだけが、やっと

 男女も文化も地位も衣装も華美も全ては破壊されてしまうのが戦場なのだから
 なにも、銃弾音や轟音は本物でなくてもいいのだよ、念のため
 
 わたしの戦場
 ああ、懐かしき、麗しき、愛おしきわが闘争

「 幸せのヒミツ�此 �
2008年11月20日(木)



 血の繋がったあなたの命をいただきます
 おいしくいただきます

 血の繋がったあなたをお招きます
 年に2回はお招きいたします

 生死が分かつあなたにお供えします
 お正月とお盆お供えします

 生死が分かつあなたの命より産まれ
 死後もあなたより産まれたものをいただきます

 七五三もお宮参りも日々のお供えもあなたを忘れないために
 そうやってわたしはわたしを認めるのです

「 幸せのヒミツ�后 �
2008年11月19日(水)



 道に三道あり
 覇道、知道、王道
 
 覇道は力を基にして権力、物理力を表すものなり
 知道は知を基にして権威、分析力を表すものなり
 王道は敬を基にして尊敬、共感力を表すものなり

 幸せなりは、覇道にして金銭、衣食住の豪華さ、スタイルの良さ体重の少なさ、社会的地位の高さ、必ず年2回の海外旅行
 
 幸せなりは、知道にして将来の展望、会話の面白さ、価値観の共有、料理のレパートリー、衣服のセンスやお金の配分法

 幸せなりは、王道にして自分の無力さを実感した後でも、只側にいて欲しいという気持ち、相手のために失いしゆえの満足

 覇道は目に見えて体に感じられて判り優しい
 知道は頭に見えて目で感じられて分り楽しき
 王道は験で見えて心で感じられて解りがたき

 道に三道あり
 幸せに三道あり

「 消化物 」
2008年11月18日(火)


 親のせいにして、原因を押し付けて
 親の肉体が無くなって、この世から声が聞こえなくなっても
 なくなりはしない 変わりはしない

 要因を分析して、客観に押し付けて
 私の主観が無くなって、この体から香が匂わなくなったとしても
 なくなりはしない 変わりはしない

 いいかげん、自覚しろよ
 って言ったっけ?
 こう考えた方がいいんじゃない
 って囁いたっけ?

 そんなのは解っているんだよ とっくに
 とっくの とっくの とっくなの

 また垂れ流されていく
 まるで物質の糞のように垂れ流される


注記:「囁(ささや)いた」 

「 幸せのヒミツ�検 �
2008年11月17日(月)



 「ピンピンコロリ」が最高の死に方だ、なんて、よくもまあ恥ずかしげもなく言えるもんだ
 「お前の無力な赤ん坊の時にサンザン世話になったんだから、今度は世話する番だぞ」ってなぜ威張らない。

 なぜ愛を教えない。それでも愛しているのかい?
 それで子どもが一人前の愛を知っている大人になると思うのかい?

 自分だけ格好付けて、サンザン世話だけしといて逃げようなんて謙譲を悪く解釈しているのになぜ気がつかない
 愛を与えて愛すことをさせないなんて、かたわの子どもに育てるのは恥ずかしいと思わないのか
 
 そうやって生まれた親子愛が子どもを健全に育てる
 ニートは対人不全だろうに、リストカットは親子関係のこじれだろうに、愛の無い取引の家族関係に発しているのになぜ気がつかない

 それで幸せになろうなんておこがましい
 愛のない人間がどんな人間になるか
 幸せになれると思っているのか
 言葉狩りをして逆差別をするよりももっと悪いわ!
 お前は自分の事しか考えず、家族の愛を狩っているいるのだ!

「 幸せのヒミツ�掘 �
2008年11月16日(日)



 どうして幸せが見つからないか、判る?
 その大きな手で撫でながらだったよね

 親が条件なしで愛してくれなかったから?
 私はあなたの大きな手が好きだった、よね

 きみは決して自分を確立できないからさ
 どんなに動物の死に涙を流す優しさがあっても
 どんなに友達を大切にする誠実さがあったとしても
 どんなに政治や思想や自然科学の分野でノーベル賞を完璧に理解できても
 どんなにも年を重ねて、慎重に生きて、自己決定を第一優先にしても、それでも
 きみは決して自分を作れないんだよ、きみからは

 だって、いつの間にか生まれていただろう?
 だって、いつの間にか老いがセットだったろう?
 いつの間にか、病にかかり、いつの間にか必ず死ぬことを知っただろう
 そんな不条理がきみの根本に横たわっているのを知っているだろう?

 だから、幸せがみつからないんだよ
 そこを見つめない限り。そしてその不条理をゼロで打ち消さない限り
 ゼロで、そう条件の一切含まない、ただいるだけ、という条件ゼロで
 
 ゼロで全部を吹き飛ばすんだ
 そうやって、空っぽになった幸せが手に入るんだよ
 この空っぽ以外は、遺骸にしか感じられないほどの幸せが

 難しいことわかんないよ
 あなたの手が温かい、気持ちいい 
 それだけ
 先も後もいらないわ
 ううん、先も先もなくてもいいわ

「 星我一味 」
2008年11月15日(土)


 
 古代ギリシャが黄道の星座を決めて、われわれは陸上トラックの方向をまねた
 心臓が左側についているのも、もしかしたら地球の公転と自転のためかもしれない

 星の友情を述べたあなたが生き様を決めて、われは詩作の方向をまねた
 思考が右脳についているのも、もしかしたら神の否定と放浪生活への憧れからかもしれない

 私は社会的な合理性を手に入れつつある
 この合理性は、金銭と栄誉と信用を生み出すだろう
 既に魔法のような効果ははっきしだしているし、肉体が滅びるまで消えはしない

 あなたの失った社会的合理性を手に入れることで失われていく、詩作の方向と思索の魂
 はたり、と立ち止まる

 見渡しては翳(かす)むだけの現象たち
 オリオン座が黄道をなぞる寒波が、やってくる
 
 やってきているのではなく、やってきた今まさに
 やってくる やってくる やってくる

注記:「 星我一味(せいがいちみ) 」は造語です。「茶禅一味」を参考にしました。

「 幸せのヒミツ�供 �
2008年11月03日(月)




 幸せになるコツは、諦めること
 幸せになるコツは、捨てること
 幸せになるコツは、求めないこと
 幸せになるコツは、先を見ないこと

 全部が同じなの
 全部が同じこと

 分かり易く言ってくれたあの人は、「与えられているものを数えること」って                
 そうしたら私は、「そうね、あなたに不足しているものを数えないことね」って
 「そうそう、もっと簡単にいえば、やたら感謝すること 馬鹿みたいに」って大笑い

 数えることは出来る、わたし
 見ることも出来る、わたし
 一緒に笑えるの、わたし

 撫でてくれた手
 ありがとう

 ずっとあるかな?なんて先を見ないで
 ずっと撫でてなんて未来をを求めないで
 ずっと撫でて欲しいなんて欲をかかないで
 ずっと撫でていられる相手が欲しいのを諦めて

 撫でてくれた手
 ありがとう

 

「 幸せのヒミツ 」
2008年11月02日(日)





時給がよくて年収がよくて、ボーナスがあって
でも、幸せになれっこない

愛情があれば幸せになれるかっていえば、そうでもないでしょ
恋人がいれば、結婚できれば、子供ができれば、年をとれば、ヘンテコな前向きの詩をよめば
でも、幸せになれっこない

判っているじゃない、みんな失敗している
分かっていたじゃない、わたしは失敗している

やっと教えてもらった幸せのヒミツ
誰にも教えないんじゃないの、誰でも教えられるんじゃないの

簡単なことなのね
私の中にずっとあったことなのね

ありがとう、ね
ありがとうね



「 どこへ行くのじゃ、そこの王者、お邪魔じゃ 」
2008年11月01日(土)





 すきとかきらいとか
 そういうのを感情っていうの知ってる?
 感情って、アップダウンがあるの知っている?
 子猫が可愛い、とか、なんとか

 嫉妬でコントロールさせるのはホストの常套手段
 すきとかきらいとか、それが人と付き合う上で大切って想っているのは、愚者
 グシャグシャっとした不安に彩られた人生を送ってください

 物知りとか馬鹿とか
 そういうのを知識っていうの知っている?
 知識って、0.0001%も得られないって知っている?
 子猫には牛乳は駄目、とか、なんとか

 権威でコントロールさせるのは教員や官僚の常套手段
 物知りとか馬鹿とか、それが人と話す上での基準にしているのは、知者
 チマチマとどうでもいい事で喧嘩しながら人生を送ってください

 暴言とか暴力とか媚びとか
 そういうのって力っていうの知っている?
 力って、老いて必ず衰退して若者に抜かれるのって知っている?
 子猫が弱いから苛めていいんだ、とか、なんとか

 暴力でコントロールさせるのは単細胞や上下でしか理解できない者の常套手段
 力があるとかないとか、それが人と触れる上で最も基本にあるとしているのは、覇者
 ゴリゴリと虐げて、最後には虐げられて、上か下かの悩みに貫かれた人生を送ってください

 尊敬を出発点にしている王者って邪魔でしょ
 だってねぇ、愚者の不安を掻き立て、知者の対抗意識を弄り、覇者の暴力の基準では計れないのだから
 じゃまじゃま、お邪魔な、王者さん


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