■2008年06月25日(水)
  ― お願い! ―
 いつも会社で「ひとりランチ派」な私だけど、珍しく女性の同僚を誘ってランチに出かけた。
 一緒に出かけたのは同僚のMさん。実はMさんは第二子を妊娠中で、お腹がかなり大きくなってきた。真夏になる頃には産休に入る。上司に「Mさんが仕事や産休・育休のことで困ったことや相談したいことはないか…。こういう話題は女性どうしのほうがいいだろうから、彼女に話してみてくれる?」と頼まれて、快く引き受けてランチに誘ってみたの。
 実は、普段はお互いにあまり雑談やおしゃべりはしない私たち。Mさんとは席が離れているし、私は「ひとりランチ」ばかりしているし、仕事上の接点もそんなにはなかったし。一日に言葉を交わすのは朝と退社時の挨拶だけ…なんてこともしょっちゅう。
 でも、これはやっぱり良くないのかな。私は「副主任」であるので同僚や部下のことを十分に理解しなくてはいけない立場で…。企業としても「妊産婦の従業員」への保護と理解とフォローは、とっても大事なことなわけで…。それに何よりもMさんには健康な赤ちゃんを産んでほしいし…。
 ということで、珍しい「ランチタイム」となったわけ。Mさんとお話して、臨月を前におおらかに過ごしているように見受けられ、仕事も体調に無理のない程度にこなしているらしく、ひと安心。産休・育休中の扱いや我が社の制度について一通り説明して、あとはフツーに雑談。
 その雑談の中で驚いたことがあって!
 Mさん、いま、ホントにお腹大きくて、どこからどう見ても「妊婦!」であることは間違いないのに、行き帰りの通勤電車内で席を譲ってもらったことがほとんどないんだって。
 電車の座席に座っている人の目線の前には、立っているMさんの大きなお腹があるのに…、今まで起きていたのに急に寝始めたり、読書をして気付かないフリをするんだって。
 朝の通勤時はサラリーマンの男性が多く、でも男性はまず譲ってくれることはないんだって。じゃあ、女性なら? 女性だったらわかってくれるんじゃないの?
 と思ったけど甘かった。Mさんはお嬢さんの保育園お迎え時短勤務なので、夕方には帰宅するのだけど、その時間帯の電車内は、学生の女の子やおばさま方の集団でいっぱいらしい。でも誰も譲ってはくれない。
 席を譲ってくれないのは「おばさま方」、というのがさらに驚きだった。だって「おばさん」なら育児や出産を経験したことがある人が多いだろうに…。
 反対に、一度、白髪のご老人がMさんに席を譲ってくれたことがあって、Mさんは感激のあまりナミダが出たと言っていた。
 …このお話を聞いて、私は本当に悲しくなった…。日本はどこかおかしい!ニッポンジンはどうかしてる!
 嘆かわしい気持ちになっていたところ、今朝の電車で久しぶりにすがすがしい光景を見た。修学旅行とおぼしき中学生たちが、積極的にお年寄りに席を譲っていたの。
 ああ、良かった! ニッポンもまだまだ捨てたもんじゃないな、と胸をなで下ろしたよ。
 
 とにかく!
 妊婦さんにはどうか席を譲ってあげてくださいね!
 (もちろん、お年寄りや障害のあるヒト、赤ちゃん連れのヒトにもね!)



■2008年06月19日(木)
  ― 定規 ―
 中学時代の親友、Eちゃんと久々に飲み会。前から楽しみにしていた約束だったので、仕事が忙しかったけど、この日のためになんとかがんばって時間を作ることができた。良かった♪
 「お食事会」ではなくあえて「飲み会」と表現したのは、Eちゃんは私の親友の中でも数少ない「お酒を飲むが好きなヒト」だからだ。会うといつも、ビールやワインをた〜くさん飲みながらいろんなことを語り合う。根が明るいEちゃんなので、話もはずむし、陽気にほろ酔いして楽しくて…。とっても心地いいひととき。
 とはいえ、Eちゃんも今や一児の母。もちろん前みたいに頻繁に飲み会はできないけど、この日は、ご両親がお子さんを見てくれたので、こうして私と会うことができた。お仕事に、家事に、育児に、毎日忙しいEちゃん。この日はいい気分転換になったんじゃないかな。
 忙しいはずなのにEちゃんはいつも自然体。自分を取り巻くさまざまな状況を、さらりと受け止めて、でもしっかりとした足どりで、一日一日を楽しく明るく過ごしているカンジ。同じ女性として、ヒトとしても「ステキだな」って素直に思える。
 Eちゃんのすごくいいところは、決して「自分のモノサシで他人をみない」ところだ。
 妻であり母であるEちゃんと独身まっしぐらの私。趣味や興味あることもかなり違う私たち。なのにいつまでも仲良くいられるのは、Eちゃんのその「いいところ」のおかげでもあると思う。
 知人のなかには、私に良かれと思って、たぶん親切心で、私にさまざまなことを諭したり忠告したりする人もいる。きっと、その人と私の考えかたや物事の捉え方の相違が、そうさせるんだよね。
 私のことを気にかけてくれるのはありがたいし、心配をかけて申し訳ないな…と思う。でも、たまに「お願い!私のこと信じてそっと見守ってて!」という気分にもなる。
 でも私も誰かにそれと同じようなことを、うっかりしちゃってるかもしれない。知人として「アドバイス」とか「忠告」することも時には必要かもしれないけど、その人の「生き方」や「たいせつな思い」を根本から否定したり覆すことは、したくないし、私もされたくない。
 私も、Eちゃんのことを世間一般の杓子定規で見たりしない。誰が何と言おうと、Eちゃんも私もお互いに、シアワセにイキイキと人生を過ごせたら、それですべてはOKなんだよね。



■2008年06月12日(木)
  ― 和の小物 ―
 この前、友人KIMOと遊んだ時のお話。
 最近、KIMOと時間たっぷり遊べる時は、温泉やスパにゆっくりつかりながらまったりおしゃべりして、その後で美味しいお食事を食べる…というスタイルが定着している。
 先日も横浜市内某所のスーパー温泉銭湯で、二人でのんびりしてきた。その後は中華街の食べ放題の店で飲茶三昧。ああ極楽極楽!
 この日はあいにくの雨、しかも温泉で脱ぎ着をするにもかかわらず、KIMOはなんと着物で登場!ホントに着物大好きになって、着付教室へも2ヶ所も行ってるんだって。おうちでも浴衣を着ているよ、って言ってた。女流作家みたいでカッコイイわ。
 私に着物の素晴らしさを熱く語るKIMO。だけど、ズボラで不器用な私には「着物ライフ&和モノライフ」は美しくも遠い世界のことのように感じちゃう。
 でもKIMOにある「和の小物」の使い方を教わって、以来それがひそかなマイブームとなっている。
 その和小物とは… 「かんざし」。
 たった1本のかんざしで髪がキレイにまとまってしまうなんて素晴らしい!かわいいかんざしを見ているだけでも心うきうきするしね。
 KIMOにかんざしの使い方を教わったけど、「イキなかんざし姿」になるにはほど遠く、三面鏡を見ながら修行中の日々。
 髪が長くて多いせいかまだコツがつかめない。じゃあ少なければ上手くいくかな…と思って、サイドの髪だけ上のほうでまとめて小さなお団子を作って、小ぶりなかんざしやかわいいUピンで刺してみる…うん、これなら上手くいくわ!
 梅雨時は髪が広がって困る季節。この小さなお団子ヘアは程よくまとまって便利なので梅雨時にぴったりね!
 大きなかんざしでのまとめ髪もいつかマスターして、今年の夏はKIMOやBFとゆかたでお出かけしてみたいな。



■2008年06月09日(月)
  ― 休日の月曜日 ―
 今日は月曜日。いつもならユウウツな週の始まりなんだけど、いろいろ用事があったので、思いきって有休とって、用事を全部済ませることにしたの。平日にお休みだなんてなんだかウキウキ(笑)。
 去年、出発直前に大熱を出してキャンセルしてしまった「ダイビングCカード講習沖縄旅行」。今年こそリベンジしなくては!と意気込んで、旅行の下調べをした結果、サイパンで来月中旬に講習を受けることに決めたの。
 今日のメインの「用事」とは、いろんなツアーの比較検討&予約、そして去年うっかりして失効してしまったパスポートの再申請に行くことだったというわけ。
 いろいろ調べていて意外だったのは、「オンライン予約&決済ができない旅行代理店」が多かったこと。結局、昔ながらに、候補のツアーを開催している代理店に電話かけまくり…という状況になった。
 ギリギリで「旅行35日前まで予約の早割」が適用される比較的お得なツアーが、なんとか見つかって、予約も完了。ほっとしたわ。
 さて次はパスポートの申請をしに川崎へ。10年有効のものにしたいけど、写真の撮影がイマイチだったら、それを10年も使い続けるのはイヤだなぁ…と考えていたら、案の定、写真うつりは最悪なカンジ!目の上がくぼんでしまって、下からにらんでいるような視線だし…、んも〜う、最低!!!
 どうして私っていつも写真うつりが悪いのかな…と毎度毎度ボヤいているんだけど、以前、知人に、「SAWAちゃん、普段も写真とおんなじまんまだよ」と言われてショックを受けたことがあるよ。たまにしかつけないコンタクトレンズをして鏡で自分を見たときのショックと、それはとても似ているのであった…。
 せっかく会社を休んでいるんだし、いつもは行けない銀行もいくつかハシゴして、あとはもうすぐお誕生日を迎える二人の友人へのプレゼント探しにでも行こうかな。平日なんだし、きっと街は空いていてゆっくりのんびりお買い物できるに違いない。
 …と思ったけど、お目当てのショッピングセンターは人・人・人だらけ!学生と思しき若者も確かに多かったけど、どう見ても社会人といった感じの20〜30代男女も大勢闊歩していて、ちょっと驚いてしまった。
 彼らは…
(1)無職
(2)毎週月曜日が休日
(3)仕事はしているけど勤務時間が昼間の時間帯ではない
 のいずれかなんだろうな、とぼ〜っと考えながら歩いてしまった。街の人たちはみんなショッピングを楽しんでいるもよう。原油や食料の高騰、景気の後退、消費の低迷…などの現実はまるでウソみたいに…。世の中、いったい何がホントで何が間違いなのかよくわからなくなってきちゃったなぁ。



■2008年06月01日(日)
  ― さらに遠い道のり ―
 前回の日記では私のMacさんが紆余曲折を経てやっと蘇ったところまでの話で、今日はその続き。
 OS10.4.11になったMacさんにiPodTouchを繋げてみると…なんの反応もない。これだけトラブル続きだと、もう何があっても驚かない。Appleのサイトをよ〜く調べてみると、どうやらUSBのバージョンが古くて(USB1.1だった…)対応していないことが原因らしい。私のMacさん、買ったのは5年ほど前。5年前のMacには最新のiPodは繋げられないのね…パソコンの世界の進化の速さに私の感覚はとてもついていけないよ。
 仕方ない、USB2.0に対応できるようにするためには、USBカードを買ってこなくては。前回の日記でも登場した、BFの知人の「Macに詳しい人」さんにオススメのものを教えてもらって、ビッグカメラでお買い物。秋葉原あたりまで行かないとこういうモノは買えないのかと思っていたら、フツーのお店でも売っていてひと安心…イナカモノの私ににとって、秋葉原なんて未知の土地だからとても行く気になれなかったんだもの。
 さて、USBカードも取り付けたし、今度こそやっとこれでiPodTouchが使える!…と思ったけど、やっぱりそれは甘かった。相変わらずなんの反応もないiPod。もしや…iPodTouchそのものが初期不良品だったのかな、と思い、試しにBFのMacMiniに繋げると…反応する!ということは私のMacさんだとダメってことなんだ。さすがの私ももうがっくりきてしまって、言葉が何も出て来ない。
 ネットで原因をいろいろ調べてくれたBF。原因で一番有力だったのは「iTuneのバージョンが最新になっているかどうか」。もちろん最新になっているに決まっているじゃない!今のMacさんでiPodTouchを動かすことをもう半分以上あきらめていた私は、「ああ…、今度のボーナスで新しいMacを購入するべきか?」とまで思い悩んでいた。でもiPodTouchのためだけに新Macを買うのは、かなりイタい出費になっちゃう。どうしよう…?
 見るに見かねたBFがアップルのサポートに直接電話して聞いてくれた。相談した結果、「今入っているiTuneを一度捨てて、もう一回最新バージョンをインストールする」というアドバイスをもらった。そんなことしたってどうせダメなんじゃないの…と疑り深くなっていたけど、最後にもう一回チャレンジしてみよう!
 …が、ここでもまたトラブル!インストーラーがうまく作動しない。もう!どうして!?!?
 インストーラーが壊れちゃっているのかな?この前OSを入れ直したばかりなのに、なんでなんで?
 インストーラーだけ再インストールすればいいのかな。でもやり方がよくわからない。え〜い、もうわかんないけど、インストールDVDからインストーラーだけシステムにコピーしちゃえ!
 そしてiTuneをインストールしてみると…大丈夫、成功!
 次にiPodTouchを差してみたら…反応したよ、やっと〜!なんて長い道のりだったのかしら。BFにプレゼントされてから、繋がるまで1ケ月半近くかかったんだよなぁ、ホント長かった。
 BFにiPodTouch繋がったことを報告すると小躍りして大喜びしてた。…けど、私は今までの数々のトラブルにすっかり神経が参っていて、素直に喜べないくらい疲れきっちゃった。
 でも!ここまで苦労した甲斐があって、今じゃiPodTouchのある生活をおおいに満喫しているよ。iTuneに取り込んだ曲に、「Sing that iTune!」というDashboardウィジェットを使って歌詞を入れることができるの。iPodTouchでその曲を再生すると、大きな画面に歌詞が表示されて、よく電車の中でその歌詞を見ながら曲を聴いて「脳内カラオケ」して楽しんでます。
 大好きなROTAを旅したときの写真も取り込んで、きれいな海や魚の写真を見つめてはROTAに思いをはせたりして…。
 もっともっといろんな使い方ができそうなiPodTouch、これからはどこへ行くにも一緒、私のいい「相棒」にきっとなってくれるよね。




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