■2007年09月28日(金)
  ― 旅の醍醐味 〜沖縄旅行(3) ―
 沖縄旅行からもう2週間が過ぎちゃった。その間、仕事がめちゃめちゃ忙しくて目の回るような日々。それでもなんとか耐えたよ…だって明日はF1観戦で富士スピードウェイに行くんだもん!
 その前に沖縄旅行記を早く記しておかなくては〜。

【2日目の夜】
 昼間の船酔いでなんにも食べられずにいた私は、夜になるともう腹ペコ。夕食は食べに外へお出かけ。旅の醍醐味は食にあり!…と期待に胸を膨らませて向かったお店は「おもろ殿内」という沖縄料理屋さん。
 ホテルから歩いて行ける距離だったのでお散歩気分で出かけたら、途中からポツポツと雨が降り出してお店に着く頃にはかなり本降りになってきた。すっかり濡れてお店に入ると、スタッフの方がおしぼりの他に、乾いたタオルも持ってきてくれた。わ〜、こういう気配りはうれしいものだなぁ。
 それだけじゃない、冷房は寒くないかと膝掛けなども用意してくれた。オーダーをとってくれたスタッフも、お料理を運んでくれたスタッフも、みんな笑顔でてきぱき。すごく気持ちの良い接客で感心しちゃう。
 こういうお店は、味のほうも期待を裏切らない。沖縄料理メニューの一品一品の名前を読んでもどんなお料理かちょっと想像しにくかったので、3000円程度で適当なものを選んでいただけるようお願いしてみたら…、出てきたのはとても3000円分とは思えない豪華なコース料理!しかもどれもこれも美味しくて…!
















↑この他にアーサーのおみおつけや、グアバアイスクリームのデザートも。都内のちょっとしたお店なら、この質と量で3000円ってわけにはいかないだろうなぁ。

 沖縄の食材、本当に美味しくてすごく食欲がわく! なのに、食欲があってもなかなか食が進まない。あれ?どうしてかな…? どうやら私はまだ「船酔い続行中」だったみたいなの。じっと座っていると頭の中がぐらぐらと大揺れしているような感覚が…。その揺れのせいで、せっかくの美味しいお料理の写真もピンボケばかり。残念。
 最後にどうしても食べきれなかった分を、お店の人が包んでくれたので罪悪感もちょっとだけ減ったわ。

【3日目】
 今日こそコマカ島へ行くぞ!と決めていたのに、この日も波が高くて島へ行く船は欠航。残念だけど、この日はオープンカーのマツダ・ロードスターを借りていたので、オープンルーフにして沖縄のドライブを満喫することにした。
 真夏の沖縄、オープンカーで炎天下のドライブ…。熱中症や日焼けなどが心配だったけど、帽子をしっかり被って日焼け止めもこまめに塗っていたので、なんの問題もなかったよ。1日目の軽自動車でのドライブと違って、BFもこちらの運転は思いっきり楽しめたみたいだしね。良かった。
 午前中は海中道路を通って伊計島へ行ったり、嘉手納で飛行機を見たり。お昼は嘉手納でタコライスを。午後は雨が降ってきちゃったけど、しっとりと濡れている首里城を見学したり、パイナップルハウスに行って果物やお菓子をつまんだり。
 海遊びはできなかったけど、時間をあまり気にせず沖縄の空の下を気ままにドライブできて、すがすがしい気分で沖縄旅行を締めくくれたよ。



■2007年09月27日(木)
  ― ゆらゆら地獄 〜沖縄旅行(2) ―
【2日目】
 この日は体験ダイビングの予約を入れていた。お世話になったダイビングショップは、那覇市にある「おきなわトロピコ」さん。ダイビングは那覇から船で1時間の慶良間諸島のポイントで行う。海の透明度がバツグンにいいだろうなぁ。楽しみ楽しみ。
 でもたったひとつ心配なことが。それは「船酔い」。
 乗り物酔いしやすいのに、体験ダイビングや海遊びが好きで船に乗って出かけることが多い私。そして船に乗る度に、(…キタナイ話で申し訳ないが)吐く。それなのに、「キレイな海」への憧れは強く、吐いても吐いてもまた船で海へ行ってしまうのよね…。
 特にこの日は台風直後とあって、海は荒れ模様。那覇からケラマまでの1時間、船の揺れは、それはもう地獄のようでした…。あああ〜、気持ち悪い〜、もうダメだ〜、吐いちゃいそう!
 ヘンに“吐き慣れ”しちゃっている私は、気持ち悪くても冷静に判断できる。 何を判断するかって? それは「吐き場所」のこと!
 この大揺れの中、船のデッキからトイレまで歩くことすら難しいし、だいたいトイレで吐いたら、ニオイがキツイ。
 スタッフさんたちは私のような客のために、ビニール袋を用意してくれていたけど、透明の、丸見えの、ビニール袋の中に吐く気になんてとてもなれない。
 結局、海に吐いちゃうのが一番イイのだ。船が走行中だから吐いてもモノはすぐに見えなくなっちゃうし、海水で口の中や周りもキレイに流せるしね。
 同じ船に乗っていた他のお客さんは、大学生グループや若者ばかり。が、オバサン(=私)はもう恥ずかしいものなど何もない。船のへりに掴まって、海に向かって胃の中をからっぽにする作業にいそしんだ。ほとんど出しつくして、呆然状態。ふと気がつくとBFが紙コップに冷たいお茶をくんできてくれていた。助かる〜!生き返る〜!

(ホントにキタナイ話ばかりですみません!)

 そんなこんなでやっとケラマに到着。予想通りケラマの海はきれいで透明度もいい!だけど、船酔いで体力を使ってしまい、海に入っただけでもう疲れてしまった。なので、あっちこっち移動せずに、岩場やサンゴのカゲに隠れている小さな魚やエビたちをじっと観察することにした。でもこれが意外に楽しい。1〜2cmぐらいしかない小さなイキモノがちょこまかと動いている様子が、なんだかいとおしくてたまらないのだ。



 ↑大きなおサカナもいっぱいいた。インストラクターさんがパチパチと大きく手をたたくと寄ってくる。音に反応するのね。

 体験ダイビングは何回もやってるのでだいぶ慣れていて、海から上がった時に、フィンもBCDもウエイトも全部自分で外したら、インストラクターさんに「エライ!」って褒められちゃった。エライも何も、海から上がるとそれらの何もかもが重たくて「早く自由になりたかったんだよね」…と後でBFに説明したら「尾崎豊の歌詞みたいだね」と言われて笑えた。
 船に戻ってきてふたたびぐったり。BFに2本目やろうと誘われたけど、2本目をやる元気はまるで残っていなかった。私は船でお留守番をすることに。
 ところがこの2本目がすごく楽しかったらしい。1本目は大人数で潜ってあまり自由もきかなかったけど、2本目は他に参加者がいなくてインストラクターさんとBFのふたりっきり。思う存分動き回ったり、つきっきりでいろんなことを教えてもらったりして、大大大充実のダイビングだったんだって。
 BFったら珍しく大はしゃぎ…。く〜っ、私だってあの吐き地獄さえなければ2本目やってたよぅ!!!



■2007年09月19日(水)
  ― 台風の間をぬって 〜沖縄旅行(1)〜 ―
 この前の3連休、沖縄へ行ってきました。
 念願だった沖縄旅行…、台風シーズンに決行することに若干の不安はあったけど、なんと悪い予感が的中!出発前日に台風11号が沖縄に上陸したのだった。でも思ったより早く台風は過ぎ去って行き、翌日に那覇空港に着く頃にはいいお天気になっていた。良かった良かった。

【1日目】
 1日目は、本島南部から船で15分の無人島「コマカ島」へ行って海遊びをする予定だったけど、太陽は見えていても海は高波で荒れているに違いない。なので、海遊びを3日目に延期して、この日は「沖縄美ら海水族館」へ。
 レンタカーの予約はしていたのだけど、予定では、この日はあまり長い距離を運転するつもりではなかったので、軽自動車を借りていたのだ。
 軽で那覇から本島北部までロングドライブ…、ドライブ好きなBFにとっては、これはだいぶ不満だったようで、ちょっと気の毒だったな。しかもところどころでスコール的な大雨に遭ってしまい、横風にあおられる軽自動車の車体が、少々コワかった。
 水族館に着くとまた晴れてきてひと安心。駐車場には「わ」ナンバーの車がいっぱい。海で遊べなかった沖縄観光客の考えることはみな同じ(笑)。車の多さからして入場客で大混雑してるだろうな、入場制限していたりして?!…と思いきや、意外にゆとりのある館内。沖縄ならではの熱帯魚の水槽や、奇妙な姿と動作がかわいい「チンアナゴ」、人気者の「ジンベイザメ」などをゆっくり鑑賞。イキモノ大好きな私にとって、どれもこれもが楽しめたよ。





↑カメさん&ジンベイザメ。どっちも悠々と堂々と泳ぐ姿がうらやましくもある。



↑マナティのお食事タイムに遭遇。にんじんを食べていた。人魚伝説のモデルといわれるマナティだけど、水槽に浮かんでいたウン○は人間のそれとなんだか似ていた…。



↑ユーモラスな姿が微笑ましいチンアナゴ。表情もにょにょっとしていて、なんだかヌケているのよね。そこがカワイイ。

 関東近郊のコンパクトな水族館もいいけど、美ら海水族館は、ダイナミックな水槽があったり、自然光をうまく取り入れた水槽があったりと、この個性的な作りが人気の理由なんだろうなぁ、と納得。



↑ランチに、沖縄に着いて初めて沖縄らしい食べ物をいただく。沖縄そばの老舗「きしもと食堂」にて。



■2007年09月11日(火)
  ― 子供たちの未来 ―
 9月に入って臨月を迎えた中学時代の友人Eちゃん。そろそろ実家で出産に備えている頃かな、と予定日の数日前にメールしたら「ついさっき産まれたの!」と、うれしいお返事が…。ダンナさま似のかわいい女の子がご誕生!やった〜!おめでとう!!!
 Eちゃんがお産で入院したのは、関東地方に台風の大雨が吹き荒れていたまさにその頃。雨の日や満月・新月の出産って多いらしいよね。
 この前の日曜日、早速赤ちゃんとママになったEちゃんに会いに行ってきた。赤ちゃん、ちっちゃ〜い!抱いたらこわれちゃいそうで、お父さんとお母さんの大事な大事な宝物なんだね。すやすや寝てときどき伸びをして…うーん、かわいすぎる〜!!! 赤ちゃんのお名前を聞いたら、その由来が私の名前と似ているの。なんだか親近感♪
 姉や会社の先輩など、私の周りで出産を経験している人は何人かいるけど、10代の頃から仲良くて今でもしょっちゅう遊んでいる友人の中では、Eちゃんが初めて。出産時の話を、おもしろおかしく、かつ、本音でバシバシと語るEちゃん。「死ぬかと思ったよぉ」と言うEちゃんだけど、私に話してくれるその様子が楽しそうで、私も笑いながら聞いてた。でも、出産って……、私にとってはやっぱり未知の世界なのでひたすら感心するばかり。いつか私もこんな日が来るのか??
 正直なところ、その可能性は年齢的にかなり低くなっていると思う。少子化が問題となっている今日この頃、世間的には若干、肩身がせまいなと感じるのは事実ではあるけれど…。
 でも、たとえ自分に子供がいないからといって、これからの「子供たちの未来と教育」に無関心でいるのは、ひとりの大人として社会人として良くないと思う。日本の子供たちがのびのびと安心して育つように…。将来、私も子供たちの教育に何かのカタチで係わっていけたらな…と心の奥でたまに考えているの。
 今の私にとって「子供たち」に関連している事が、強いて言えばひとつだけある。会社で、小中学生向けに一ヶ月のニュースを解説する雑誌の制作の仕事をやっているの。子供たちが、世の中のこと、楽しいことも厳しいことも、この雑誌から学んでくれるとうれしいな。



■2007年09月07日(金)
  ― ドラムスメはカンジもやる ―
 今週のドラムレッスンはお休み(レッスンは月に3回なので休みの週もある)。この休みを利用して、私たちの先生が担当しているクラスの方々と懇親飲み会を開催したの。飲み会の幹事は…私!
 どうしてかなぁ、いろんな所で幹事をまかせられることが多い気がする。私なんて「いい店」の情報に疎いし、下調べしたり連絡まわすのもマメなほうじゃないのになぁ。今回もクラスメイトや先生の「よろしくね!」と一言にあっさり負けて引き受けてしまった。
 同じクラスの方々は顔なじみだけど、他のクラスの方々とは顔を合わせたこともない。で、問題はこの方々にどうやって連絡をまわすかということ。
 今の世の中、「メールがあるじゃない!」と思われるだろうけど、この方法は採らなかった。だってそれだと、生徒全員のアドレスを知っているのは先生だけで、結局先生に連絡係として動いてもらうことになっちゃうし…。
 仕方ないので、懇親会の案内状を仕事の合間をみてせっせと制作。できあがったのは、カラーでお店の地図付き。会社のプリンタでがんがん刷っちゃって(同僚たちに見つからないようにそっと)それをレッスンの時に生徒さんに配布してもらった。
 懇親会には結局8人集まって、なかなかにぎやかで楽しい会になった。ドラム歴はそれぞれ1年未満〜3年とバラバラだけど、ドラムに対する熱〜い気持ちはみんな一緒。練習や発表会の時のことや音楽の話で盛り上がった。
 私の作った案内状を皆さんがホメてくださって、うれしいけど、よく考えてみれば当たり前…? だって、私、印刷物のデザインするのが仕事なんだもん。毎日毎日仕事やってて、ヒトサマに受け入れられるモノを普通に作れないようでは逆に困るのだ。
 ドラム生徒仲間さんたちとは、学生時代からの友人関係でもなく、会社&仕事関係でもない、新しい交友関係が作れそうで、なんだか新鮮だったな。
 
 



■2007年09月03日(月)
  ― たびふく ―
 さて、前回の日記にも書いたけど、2週間後には沖縄旅行だ。去年9月の石垣島、今年4月のKIMOの沖縄結婚式、そして今回の旅行。…1年間に3回も沖縄に行けば「沖縄ツウ」と思われそうだけど、全然そんなことはない。石垣島旅行は台風直撃だし、KIMOの結婚式のときも仕事が多忙で休みが取れず、観光することもできずにほとんどとんぼ返り状態。今度こそ沖縄を満喫するぞ!と息巻いているけど、また台風がきそうでコワイ。
 会社の先輩Cさんも10月に八重山諸島の小浜島に家族旅行するんだって。昼休みにスタバに行ったら偶然Cさんもいて沖縄のガイドブック類を熟読中。私も一緒に読ませてもらった。
 そのうちの一冊は、某ファッション女性誌の沖縄特集号。沖縄の素朴な風景をバックに、かわいらしいワンピースやスカートやチュニックを着こなしたモデルさんがポーズをとっているような写真が満載だった。Cさんとふたりで「オシャレだよねぇ…」と感嘆のため息。内容は「彼と二人で沖縄旅行」ってコンセプトみたいで、お泊まりする時のかわいい部屋着まで紹介されている。この部屋着、薄いピンクでヒラヒラしていて、思いっきりロマンティック仕様。見ているこっちがなんだか気恥ずかしくなるわぁ。
 Cさんはなぜだかこの雑誌のコンセプトが気に入っちゃったみたいで、「SAWAちゃんはボーイフレンドと旅行なんだからこれぐらいオシャレしなきゃ!ワンピース買いなよ〜」と私に強く勧めてくる。Cさんにそう言われて思わずドキッ!最近の私の普段着ときたら、Tシャツ+ジーンズ+ぺたんこ靴。これはすなわち、ドラム練習するのに動きやすい格好なんだけど、BFと一緒の時もほぼ変わらず。スカートなんて全然はいてないし。
 自分で言うのもナンですが、BFとは本当に仲良しだし長年おつきあいしてるし、おかげですごく自然体でいられる。それはとてもいいコトだけど、だからって一緒のときに全然オシャレしてないなんて、まるで「恋人」じゃなくて「家族」みたいじゃない〜!
 でも私は知っている、BFが本当は女性らしい清楚なファッションが好きなことを…。うーん…旅行に着て行く服、どうしようかかなり悩んじゃいそうだよ。




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