■2002年06月28日(金)
  ― NEW YORK! NEW YORK! ―
 来週、NYの美大に留学中の友人が夏休み一時帰国で、ウチに数日滞在することに...。
 彼女とは久しぶりに会うので今から楽しみなんだけど、彼女を迎えるためにやることがたくさん!散らかりっぱなしのお部屋の掃除、ガラクタ捨て、じめじめ天気のせいで生えてしまったお風呂場のスミのカビ取り、彼女が使う布団も干したいし、仲間たちで「帰国記念飲み会」をやるから幹事もやらないと。きゃ〜、忙しい!うれしい悲鳴。
 NYといえば、思い出すのは昨年9月のテロ。
 なんと私の友人は、「日本の両親からの安否確認の国際電話で、初めて事件を知った」というノンビリ屋さん。現場から離れたとこに住んでいたし、テレビを持っていないらしいので、それも仕方なんだけど。その日は交通 がマヒして学校にも行けないし、仕方ないからトモダチとおうちでお酒飲んで過ごしていたそう。
 私はというと、その日のできごとは自分もよく覚えている。
 その日はBFと会社帰りに会って、夕飯を一緒に食べて、駅前のベンチでしばらくおしゃべりしたあと「じゃあね」と別 れた。帰宅して「今日、楽しかったね」みたいな内容のメールもらって、私も「そうだね〜」みたいな返事をして。それが現地時間で、まさに飛行機ぶつかったくらいの時間。  遠く離れた日本で、私とBF、2人でのんびりと平和な時間を過ごしていた一方、NYではとんでもないことになっていた、というのが強烈に印象的で、そのメールは消去できずにとっておいている。
 あさってはW杯の決勝。日本では最後のお祭り騒ぎなんだけど、それでも、世界のどこかで大変な思いをしているヒトたちもきっと多いんだよね。その事実を頭のはしっこでもいいから、ちゃんと置いていたいな、と思う。
 なんか「もしも世界が100人の村だったら」的な気分の、今日の日記でした...。



■2002年06月26日(水)
  ― 連ドラフリーク! ―
 最近の私、連ドラばっかり見てる。いつもはテレビすらあんまり見ないんだけど、今クールは珍しく4本も連ドラ見てた。
 今週はそれらのドラマが最終回ラッシュ。やっぱり最終回って泣かせるよね。さっきも「ウエディングプランナー」でポロポロシクシクしてたとこ。
 ヒロインとその友人、2人とも想っていたヒトと結ばれてハッピーエンド。プロポーズの台詞(というか会話?)がね、かなり泣かせてくれちゃったって、んも〜。最後はみんなで笑ってオシマイ。ラブコメ&ハッピーエンド好きの私は、こういうのが好み。
 一昨日の最終回ドラマはキムタク&さんまさん主演の「空から降る一億の星」、こっちのほうは悲しい結末。
 生まれて初めて愛したヒトが、実は自分の実の妹だったという悲しみ。愛するヒトを自分の手で殺さなくてはならなかったという悲しみ。今まで大事に育ててきた、血の繋がらない妹が、自分の目の前で命を絶ったという悲しみ。
 見ていて悲しすぎた。…もちろんドラマの話だけど、自分の身にはけっして起きてほしくないことばかりだった。もうボロボロ泣きながら見てて…。
 しかし、ここで違和感が。
 兄代わりとして育ててきた妹が自殺した数日後、さんまさんが声をあげて泣くというシーンがあるんだけど…さんまさん、表情は泣いているが目が泣いていない!(笑) それに比べてキムタク&深津さんの最後の演技は鬼気迫るモノがあったね。やっぱり役者と芸人の差なんでしょか?
 それにしても「泣く」ってすっごくスッキリする!映画館での映画鑑賞と違って、テレビドラマは家で独りで見てるから、人目も気にせず泣きたい放題。わんわん泣いて気持ちは爽快!…なんかヘンかな?(笑)



■2002年06月24日(月)
  ― 目と頭とココロの肥やし ―
 ここ数日の出来事をアレコレ…。
■「模倣犯」鑑賞
 BBSにもちょこっと書いたんだけどね。日本の映画を映画館で観るのは久しぶりだったし、Yahooの「模倣犯公式サイト」を見る限りではなかなか面 白そうで期待していた。途中までは、ネットやメディアを活用した犯罪ってイマドキ風でけっこう興味深かったんだけど、ラストあたりの、中居くん扮する殺人犯の自殺シーンが、んもースゴすぎて。『スゴい』=『笑える』ってイミだよ。自殺シーンの映像にリアリティがまるでなくって、ちゃんちゃらおかしかった。もし、私が役者で、自分の演技をあーゆー処理されちゃったら、もうカントクと口もきけないでしょう、たぶん。
■横浜赤レンガ倉庫へ
 今年4月中旬にオープンした横浜赤レンガ倉庫へ。店舗数はそれほど多くないけど、センスの良い店ばかり。お洋服関係は売ってないけどインテリア&雑貨は充実。お部屋の模様替えorお引っ越しを検討中のかたは、足を運んでみるといいカモ(BFも、ここでアジアンなソファを購入)。カバン屋さんも私の好みだった。実用的でシンプル・ちょっぴりオシャレ・値段もお手ごろなカバンが多数。夕暮れ時の倉庫の外観は、ライトアップされて向こうに海も見えてさすがに絵になる。ロマンティック!デートにピッタリだけど、女の子と行っても楽しいよ。あまりのキレイな風景に、デジカメ持っていけば良かったなと後悔。
■シモキタを徘徊
 土曜は友人KIMOと3年ぶりくらいに下北沢へ。私は高価なモノやブランドモノって全然興味わかない。30歳過ぎているくせに、そこそこチープでかわいいモノが大好き。値段はチープでも安っぽい格好はイヤ!質が良くて、さりげなくおしゃれなモノがいいな。そんな私が垂涎のお店が、シモキタには多いこと多いこと...。アジアンテイストな雑貨&洋服屋さん、なぜか新作も置いている古着屋さん、アウトレットの靴屋さん、お手頃価格でかわいい商品でいっぱいのインテリアショップ、いろんな絵柄が楽しいグラフィックT シャツの店…。3時間近く歩き回って、シモキタの街とお店を堪能した。そして休憩は、ベトナム風のステキな喫茶店で…。1月のベトナム滞在時に飲んだ、なつかしのハス茶をいただいて、もう幸せの絶頂!!
 〜いろんなイミで、目と頭とココロの肥やしになったここ数日の出来事だったよ。



■2002年06月20日(木)
  ― いいオトコとは・・・ ―
 さっきテレビ見ていたら、イングランドのあの方のコトを「ベッカム様」と呼んでいた。なんでイイオトコって「様」を付けるんだろう?レオ様、とかね...。あ、でもブラピのことは「様」つけないね。
 私は、みんなが認めるいわゆる「イイオトコ」って実は苦手なんだ。彼らの態度、行動、言葉は、たいてい、クサイ!うざい!かゆい! だからそういうヒトにはあまり興味わかない。
 なのに、「イイオトコ」でも、ちょっとマヌケだったり三枚目な性格だったりすると、けっこう気にいっちゃったりする。
 例1=顔は某俳優似・だけど下痢しやすくてすぐトイレにこもるヤツ。  例2=顔は超2枚目・だけど彼の名前はすごーくダサイ。  例3=クラスでも1、2を争うハンサム。だけど、ガニマタ&O脚&短足。
 これらの例はわたしの知り合いにいた男性達のことなんだけど、この人たちのイイトコロは、世間じゃ誰もが認める美しい顔をもちながら、本人たちはそれに気付かずにマヌケっぷりをさらけだしているトコロ。そういうのってある種の親しみを感じません?
 女性も同様。完璧な美人で性格も賢くて女性らしい「美女」って、逆に周囲が「高嶺の花」扱いするから、意外に孤独で、幸、薄そう。クールビューティーも確かにステキだけど、でも、女はやっぱ「愛嬌」よね!
 完璧でスゴすぎるよりも、ちょこっと不器用なカンジのほうが親しみがわくというもの。…と考えて、不器用だらけの自分を自分でなぐさめたりして…(汗)。



■2002年06月19日(水)
  ― 祭りのあとは。 ―
 残念ながら、今日、ウレシイ内容の号外は出なかった。でも、こんな華やかな6月って近年ホントになかったよね。ニッポン代表、にぎやかで晴れやかな素晴らしい日々をアリガトウ。でもこの「宴」のあとはいったい日本はどうなっちゃうんだろう。静かないつもの日々が残されたあとは…??考えると少しサビシイしコワくもなっちゃう。
 まあ、あと一ケ月ほど辛抱すれば梅雨が明け、大好きな夏がやってくる。そうなれば世間にも私のココロにも、またにぎやかさが戻ってくるんだろうな。
 伊豆の某所に私が大好きな海水浴場がある。ここはヒミツの場所だよ、私のとっておきの穴場!だからココには書けないよ(汗)。シュノーケリング初心者の私にピッタリの海。知ってるヒトは知ってるかもしれないけどね。
 小さな白い砂浜、エメラルドブルーの海、色とりどりの魚たちの群れ、人気が少ない分、海の家などもなくて小さな売店がポツンとあるだけ。そこで働くおじさん・おばさんたちものんびりとのどかな雰囲気…。
 ココが気に入って、昨年はシュノーケリング&海水浴をしに、横浜からわざわざ2回も出かけてしまった。今年もココへ行けるとイイな。  周りがどんなににぎやかでも、海の中はひたすら静かな世界。そんな静寂の中でキレイな魚たちを追いかけるように泳いでいたら、日常のいろいろな煩わしいコトを忘れられそう。
 ほかにも、夏は私にとって平凡な日常を払拭するお楽しみアイテムが揃ってるんだよね。
 真っ青な空にニョキニョキ顔を出す入道雲や、うるさい声がちょっと異次元感覚を醸し出すセミたちや、独り暮らしのくせについつい買って食べちゃうでっかいスイカ、横浜の夜空と海を大きく彩 る花火大会、蒸し暑い夜のシャワーの後に飲むつめた〜いビールに枝豆とか…。
 早くそんなモノやコトに出会いたい。今から夏が待ち遠しいな。



■2002年06月15日(土)
  ― 号外! ―
 梅雨だから当たり前なんだけど、はっきりしない天気が続いている。そんな中、W杯・日本決勝トーナメント進出!って、やっぱり日本全国的にヒジョーに明るいニュースなのかな。
 会社の帰りの午後6時すぎ、私は、できたてのホヤホヤの、まだどこにも配っていないW杯号外を、わざとらしく広げて読んで歩いていた。
 ふふふ。私は号外をどこよりも早く手に入れるヒミツルートを持ってるんだもんね、なんて、こんなことたいした自慢になりゃしないか(しかし、こんなこと、ココで書いてもいいのか?ヤバイかも?)。
 電車の中でもおぢさんたちが、号外を覗き込んだりしてる。うーむ、なんだか気分がイイ。
 そんな私をキレーなOLさん風の女性2人組が注目していた。そして「その号外、どこで配ってたんですかっっ?」。  でも、その時点で号外はまだ街に出回ってはいなかった。キレーなオネーサン2人組は号外をとっても欲しそうにしてた。「ソレ、欲しいな...」。私と同行していた上司、あっさり笑顔で「いいですよ♪」。上司、わかりやすすぎる〜(汗)、美人にはホント弱いんだからなぁ。
 「きゃぁ、ありがとうございますっ」。号外を手にしたオネーサンたちは、うれしそうな悲鳴をあげた。それ見て私もなんだかうれしくなっちゃった。
 インターネットでニュースがリアルタイムに伝わっちゃう時代。新聞のようなメディアにとっては厳しい時代でもある。それでも、さすがにW杯ともなると「号外」って独特のチカラを発揮するんだね。
 次の日本戦も、たくさんの人に号外が喜ばれるような試合結果になるといいな。



■2002年06月13日(木)
  ― アジアなオンナたち ―
 ここ最近、私がハマっているものは「オンラインショップの雑貨屋さんめぐり」。今まではネットで買い物なんて、なんか危なっかしいカンジがして敬遠していたんだけど、「Vietnam, My Journey」のサイトをたちあげたのをキッカケにアジア系雑貨オンラインショップサイトをよく検索するようになった。
 もうすぐ夏…。アジアンなお洋服は涼し気だし、なんといっても価格が安い。かわいいブラウスなどがだいたい2000円前後。あれもカワイイな・これも欲しいなと目移りしちゃう。たくさん買っても一万円もしないしね。
 しかも、そういうショップはとても人気があるみたいで、新しい商品がUPされてもあっというまにSOLD OUT。それも、私の「雑貨屋熱」に拍車をかけている。稀少価値なものをゲットする喜びって大きいもんね。
 それにしても、そういう雑貨サイトはデザインがおしゃれなのが多くて参考になる。そして色使いやレイアウトが素敵なサイトは、きまって扱っている商品のセンスもいい!
 Vietnamに一緒に行ったKIMOもすっかりハマってしまい、オンラインショップを立ち上げたい!という夢まで持つようになった。KIMOはオシャレだしセンスいいから、がんばって成功させてほしいな。そして私にはぜひとも「お友達価格」で安く売ってもらおうっと(笑)。



■2002年06月10日(月)
  ― 家事するオンナ ―
 休日はいつもおいしいモノを食べて肥えてしまう。昨晩食べた、BFが作った豚の角煮なんてめちゃめちゃ美味♪ BF、料理うますぎ〜。
 土日の食事は、たいていBFかあるいは友人が一緒だから、ちゃんとしたおいしいモノを食べられる…一人暮らしをしていて、普段いかに私が料理をしないか、ということの現れだろう。
 料理だけじゃない、掃除も洗濯も…。家事っていうものが私は全般的にダメだ。家事やるくらいだったら、会社でいろいろツライことあっても仕事してたほうがマシ…。専業主婦ってすごいな、尊敬しちゃう!
 と今までは思っていたんだけど、BFと会うようになってから私は少し変わった。
 最初は何をやってもダメだった。ご飯を炊けば固い芯があり(炊飯器で炊いたにもかかわらず!)、アイロンがけをやれば、ヘンなシワがいっぱいついてしまう。洗濯物を効率良く干せないもんだから、物干竿がすぐいっぱいになっちゃう。
 だけど、BFはそんな私に少々あきれながらも、私が少しづつでも良い結果を出すと、そのたびにちゃんとヒトコト誉めてくれた。そうなるとだんだんとヤル気が出てくる。まるで勉強嫌いのコドモと先生である。
 今では、ご飯に芯がなくなったし、煮物もおいしく作れるし、洗濯物も上手に干して上手にたためるようになった、アイロンがけも苦じゃなくなってきた。
 他人から見れば、なんだ!そんなことくらい!ってカンジだろうけど、ご飯がおいしかったり、家の中がキレイになったり、シャキっとアイロンをかけたシャツに腕を通 したり…それがこんなにもシアワセなことだと私は今まで知らなかった。
 30歳過ぎても新しいナニかを知ったり気付いたりするのは、やっぱり楽しい!これから先もそういうキモチ、ずっとなくさないでいたいな。



■2002年06月06日(木)
  ― 恐怖の・・・ ―
この前の日曜日。上野に行った話をココでもしたんだけど、その帰りに有楽町のソフマップへ寄った。
 そこで初めてナマAIBOに遭遇。撫でたり触ったり話しかけると、それなりにイイ感じの反応を示す。けど、やっぱりわたしは上野動物園の猿のほうがスキだなぁ、彼らちょっとクサイけどね(笑)。
 店の出口付近に「無線LANでADSL体験!」みたいなコーナーが設けられていた。私は休日はあまりパソコンに触らないのでネットもしない。そこでちょうど良いので、休日の間にSAWA NET BBSにカキコあったかなぁ、とその場でチェック。数人の友人のカキコがあったが、返事はまた明日にしようっと...と、ソフマップを去って行った。
 夜、BFのおうちでくつろいでいるときに、私はフト思い出した。ソフマップのあのコーナーで、SAWA NETに繋いだ後、画面そのままにして帰ってきちゃった...。ぞぞぞぞっ〜やばいっ。あのADSL体験コーナー、何人もの人がパソコンに触っていっただろうに...。誰かがSAWA NETを見てイタズラしているかもしれない!!
 心配ごとがどっと頭の中に押し寄せてきた。どんなイタズラされてるかしら?ウィルスばらまき、H画像を貼りたい放題、爆弾メール 、etc...。
 もどかしいことにBFのおうちにはPCがない!だから頭の中の恐怖予想が現実のものとなっているか確認するすべがない!
 結局次の日になってやっとネットに繋げてSAWA NETを見るとができた。恐怖予想は現実にはなっていなかった。ああ、良かった…。そういえば、家のMacもADSLにしたこともあって、ネットのセキュリティ問題をきちんと考えなくちゃ!と思わせた恐怖の出来事だった。みんなはそのヘン、どうしてますか?




■2002年06月04日(火)
  ― サポーターとの遭遇 ―
 6月4日。虫歯予防デーっていうんだっけ?そういえば歯医者ごぶさた。そろそろ行かなくちゃ。W杯で世の中大騒ぎだから、今日が虫歯予防デーだなんて気付いている人、日本に何人いるんだろ?歯を大事にしないとサッカー観戦どころか、日常生活だって困難になっちゃうよ〜。
 で、今夜の試合。BBSに私の予想を発表したけど見事に外れたらしいね(試合中継観ていないので経過よくわからず。非国民!<私)。
 この前の日曜日、アニマルヒーリングを目的に上野動物園に行ったら、ナゼか上野の街は各国サポーターでいっぱい!ベルギー人サポーターもいて、みんな背が高いの。あー、こんなんと闘ったら日本負けるなぁ、と思ってあの予想になったんだけど。
 その日は全部で5ケ国のサポーターたちを見かけた。しかもイングランド人の2人組に話しかけられた。ココロの中に「フーリガン疑惑」がよぎってビクビク!「Can you speak English?」って言われて、だまって笑顔でBFの背中を彼らに押し出す私(笑)。エーゴってホントに大の苦手。日本語すら満足に話せないのにさぁ(汗)。
 BFの通訳によると、彼らは何かを飲みに行きたかったらしく、チャーチというモノを探していた。チャーチってイングランドのメジャーな飲み物なの?ビール?スコッチ?それとも店の名前か?単に「教会」のことか?ナンダナンダ?…知っている人、教えて下さい。
 上野にあれだけのサポーターがいるのなら、六本木なんてたぶん今ごろ無法地帯だよね。  話は戻るけど、上野動物園はやはりパンダ!ではなく、猿山が絶対のイチオシだろうと私は思う。ずーっと見てても飽きないよ、彼らの行動は。最近退屈ぎみの方、お猿たちの生活を観に行ってみてはいかがでしょうか。
 ということで、今日の日記はオチもシメもなく、とりとめもなく、これで終わります…。



■2002年06月01日(土)
  ― 日本という国 ―
 ワールドカップ、ついに始まったね。いきなりフランス負けてちょっぴりビックリ。
 今朝、通勤途中の東京駅で私の目の前を、どっかの国のユニフォームTシャツを着た3人の白人の男の子達が通 り過ぎて行った。たいへん、わかりやすい(笑)。やはり、昨日あたりから東京駅近辺の「外国人出没率」は高くなっている。
 こうして、今、世界の様々な国のヒトが日本にやってきている。彼等の目的は、もちろんW杯。そのためだけに日本にやってきているのは解っているケド、 それ以外にもナニか「日本に来て良かった、また来たいな」と思える出来事が彼等に起きますようにと願ってしまう。
 私達の国は、深刻な経済不況がこんなに長く続いているけど、他のアジアの国のように観光が大事な収入源とはなってないので、当然、外国からの観光客を迎えるための「豊かな土壌」みたいなものがない。そんな日本で過ごし、外国のヒトたちは、いろんな不便や文化の違い、ギャップに驚いたり振り回されたりイヤな気持ちになることもあるかもしれない。
 私も、自分が「日本人」として心から日本を誇りに思ったことなどない。確かに日本は住み良い国かも知れない、でも、あらゆる情報を通 じて、また、実際に自分が海外に出向いて、「ヘンな国・日本」を実感することが多い。
 それでも「日本人で良かった」と思うこともたくさんある。
 おいしいお米やお味噌汁を食べた時。お腹にひびくような和太鼓の音色を聴いた時。美しい着物の柄や和紙の模様を見た時。きれいな景色を眺めながら檜の露天温泉風呂に入った時。
 世界各国の民族に比べると、とてもシャイで控えめで、自分の意見は言えなくても親しい人々に深い配慮を持つ「日本人」もやっぱり好きだ。
 そんな日本を、外国のヒトたちも好きになってくれたらウレシイ。どうか日本で素晴らしい思い出を作れますように。そして彼らを暖かく迎える気持ちと環境を、日本人たちが作れますように…。




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