サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
目次|前へ|次へ
うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
みーがときどき、「cvabvuiowcutwkehm!」てな調子でしゃべりかけてくる。ディズニーのビデオの真似のつもりだ。英語の雰囲気は出ている。
小さい頃から英語の音に慣れておくといいと聞くが、みーはこちらの狙った以上に英語が入っていくようだ。「これのえいごは?」「これは?」と積極的だし、覚えたものはどんどん使う。英語の絵本も読みたがる。
・・・先が楽しみだ。
あー: 朝、家を出る前にバイバイしたら、にこっとして手を振ってくれた。
みー: 添い寝をしている僕と目が合って、「えへっ」と照れて顔を伏せた。
かい: おやつを分けてくれた。
2004年11月24日(水) |
あーのお祈り/かいの時計 |
「あーちゃん、ごはんだよ。お祈りしようね。」というと、あーが、手を合わせるようになった。お祈りの最後には、「アーメン」らしく「あーあ。」という。とうとう3人目もここまで大きくなったか。感涙。
そのあーが、またまた風邪を引いた。土曜日に鼻汁、日曜日に咳。月曜日には咳き込んで何度も吐く。熱はないが、一応ママが市立病院に連れて行った。
火曜日が祝日なので、先週の土曜日から火曜までで今度こそ断乳させようとしていたが、もろくも崩れ去った。前回といい今回といい、おっぱい欲しさで具合悪くなるのかと思うほど。
食欲があるだけ、前回よりマシだけどね。
★
かいが、夜寝る前の仕度をなかなかしないので、ママが怒った。 「今、何時だと思ってるの!!」
かい、時計をちらりと見て、 「・・・・はちじじゅうにぷん。」
単位の変化はまだ教えていなかったね・・・。
本当は来週が誕生日のかいだが、都合で今日お祝いすることに。
プレゼントの希望は9月のみーの誕生日から ムシキングの何たら → 野球盤 → サッカー盤 → プラレールのトーマス と変遷していき、先週くらいにプラレールの500系新幹線+700系新幹線に落ち着いた。ついでにUターンレールも買ってきたのだが、帰って使ってみたら、かなり強力なパーツだった。レイアウトの自由度が30%くらいアップした感じ。「かい、違う! これがこうで、こっちがこう」と僕のほうが夢中でやってしまった。僕が子供の頃はこんなパーツなかったから・・・。
夕食はかいの好きな「お刺身」。少し前まではマグロの赤身さえ与えておけば満足していたのに、今日はいか、甘エビ、ホタテなどを一通り、いや二通りも三通りも要求し、結局僕の甘エビはなくなった。うーむ、6歳ともなると、子供だましは通じなくなるということか。
6歳を機に、すぐ泣きべそをかくのをやめさせようと思っている今日この頃だが、ともかくも神様、かいをここまで成長させてくださって感謝です。来春は小学生かあ。
かいやみーに文章力をつけるために、お話を考えさせるのがいいかなあと思いながら帰宅したら、かいが絵本を描いたという。
1.はじまり 2.あるところにみふぃがおにわであんそていましかそのときおともだち (+ミッフィーの絵) 3.そのときです くろいみふいいがきました。 (+ミッフィーの絵) 4.そのとににあおいみふいいがきました。 (+ミッフィーの絵) 5.そのときちゃいろいみふいがきました。 (+ミッフィーの絵) 6.ちか (+ミッフィーの絵) 7.おわり。
「かい、この『ちか』ってなに?」 「どっちからよんでもいいってこと。」
うちのママから、みーがケンちゃんのことを好きになったと伝え聞いたケンちゃんママ。 さっそく家で話題にしたところ、ケンちゃんの妹ミユちゃんが
「そんならミユちゃん、かいくんのこと、すきになる」
・・・・そういう問題?
うちはママもディズニーのファンで、ビデオも揃っている。何千円もするオモチャは特別なときしか買わないけど、最近は近所の店で、やたらとシンデレラや白雪姫たちがセットになったグッズを目にする。どうやらディズニーのプリンセスたちをまとめて売り出す商法らしい。こう団体で扱われると、艶やかな色どりでかなり目を引く。なかなかウマい売り方だと思う。近くの食料品店ではプリンセスカレンダー、文具屋でプリンセス塗り絵、そしてスーパーではプリンセスマガジンと、行くところどこにでもある。
こういう日用品のレベルだとママもつい買ってあげてしまうので、ディズニーグッズが氾濫することになる。みーはすっかりはまっていて、マガジンなど、一度見始めると微動だにせずじーっと熟読している。なり切っている自分を想像しているのだろうか。この間も公園の遊具にもたれかかって、岩場で王子様に恋焦がれるアリエルを、歌つきで演じていた。スカートをはくと、裾を指でつまんで歩いたりもする。
かいが、自分のことは棚に上げて
「みーちゃん、プリンセスのことばっかりかんがえてるでしょ!! そうやってかみさまのことわすれちゃうんだよ!!」
などと言っていたらしい。
・・・もしかして、そんなふうに叱ったこと、あったかな。
かいが今夢中なのは、トミカワールド。日曜日に、教会の人からトミカマップとトミカバッグの2つもいただいたのだ(お下がりだけど)。
いやあ、僕も小さい頃こういうのすごく欲しかった記憶があるけど、1つくらいは買ってもらったんだっけか。忘れた・・・
食事もそこそこ、パジャマを着てからも、手持ちのミニカーを総動員して遊び続けている。幼稚園に行く前だというのに広げて、「ママー、いっしょにあそぼう!」なんて言うからママに怒られたりもするが、楽しいのはわかるよ。
昨日も、ヒロキくんに遊びに誘われたのに、「やだ。」と断って家に帰り、トミカに一直線だったそうだ。
ママと子供たちの夕食が終わった頃、僕が帰宅する。 僕が夕食を食べている間に、ママは子供たちの歯磨きを手伝う。 僕が食べ終わると、まずあーを風呂に入れる。 あーを風呂から出して、かいとみーを入れる。 その間にママはあーの着替えをする。 かいとみーは風呂の中でほどほどに遊んでから、自分で体や髪を洗う。 僕は髪を洗い流すのだけ手伝う。 かいとみーは自分であがって、バスタオルで体を拭く。 僕は一人でゆっくり風呂につかる。 その間にかいとみーはママにドライヤーをかけてもらい、パジャマを着る。 みーにとびひの薬をつける。 僕が風呂からあがって、子供たちに聖書物語を読んでお祈りする。 僕があーを連れて2階に行き、寝せる。 かいとみーは「おやすみのチュー」をして自分で和室に行き、寝る。
9時までにはこれが全部終わり、僕らのフリータイムが始まる。
・・・・というのが理想的な流れなのだが。 実際、かいやみーは能力的には十分できるはずなのだが。
以下、ありがちなパターン
ママと子供たちの夕食が終わってだいぶたった頃、僕が帰宅する。 時間が遅いので僕は夕食を後回しにする。 子供たちに歯磨きをさせようとすると、かいが「おなかすいた」と何か食べる。 歯磨きは後回にして、食べている間に僕があーを風呂に入れる。 あーは素直なので問題なく風呂が終わる。 あーを出してかいとみーを呼ぶが、なかなか来ないので僕が自分の風呂をさっさと済ませる。 ママはあーの着替えをする。 やっとかいとみーが来ると、風呂の中で延々と遊び続ける。 おもちゃの取り合いでケンカになったりして、風呂場で反響してものすごい騒ぎになる。 なだめて体を洗わせる。かいとみー用にキャラクターのついたシャンプーを買ってあげたので、髪も自分で洗うが、特にみーは大事に大事に手にとって、スキンクリームみたいに扱うため、やたら遅い。風邪気味で早めに風呂を切り上げるとなると僕がちゃっちゃっとやってしまう(それでまた騒ぎになったりする)。 やっとかいとみーを上がらせると、拭くのもそこそこに跳ね回りはじめる。 ママからヘルプがかかるので僕も急いで風呂から上がる。 かいとみーにドライヤーをかけようとすると、攻撃に見立てて逃げ回る。 やっとかけ終わると、どのパジャマを着るかでまたひと騒ぎになる。 みーにとびひの薬をつける。これはだいたい大人しくしている。 僕が風呂からあがって、子供たちに聖書物語を読む。 お祈りしようとするとまたあっちこっち飛び回るので落ち着かせる。 お祈りを終えて、僕があーを連れて2階に行き、寝せる。 かいとみーはママと寝室に行き、布団の中でべちゃべちゃお喋りをする。 あーが眠って、僕も寝室に行き、「いつまでしゃべってるんだ!」と一括して寝させる。 10時に子供たちが寝息をたて始め、僕もママも疲れ果ててそのまま寝る。
昨日は、かいがトモキくんの家に招かれた。他のおともだちも何人か呼ばれている。
もちろんみーも行くのだが、「ケンちゃんもいくの?」と確かめるなど、すっかり恋する女モードになっている。
ママも何となくワクワクしながら、みーを観察していた。が、女の子同士で遊ぶだけで、別段何も起こらなかった。
恥ずかしかったのか?
ママいわく、「遠くを見つめながら」みーが言ったそうで。
「ママあ、みーちゃんねえ、ケンちゃんのことが、だいすきになっちゃった。」 「・・・昨日のこと?」 「ケンちゃん、みーちゃんがんばったねっていってくれたから。」
これは・・・変だ。 じゃなくて、恋だ。
夕食のとき、かいが味噌汁のお椀を揺らして具が回転するのを、運動会のリレーに見立てて「トッチがんばれ! ヒロくんがんばれ!」などと叫んでいたら、みーが興奮して
「ケンちゃんは? ケンちゃんは?」 「ケンちゃんはまだだよ。」 「みーちゃん、ケンちゃんおうえんする。」
これは・・・変だな。 じゃなくて、恋だな、確かに。
「きのうね、ママがいなくなってね、おみせかなーってさがしてもいなくてね、どこさがしてもいなくて、おうちにいたらケンちゃんのママがとをあけて、みーちゃんいますかーっていったの。」
昨日、幼稚園にかいを迎えに行ったママとみーとあー。延長保育だったので人は少なかった。ママは先生にお金を払う用事があったが、みーは遊具で遊んでいたので「待っててね」と行ってあとにした。先生がなかなか見つからず、10分くらいかかってやっと戻ると、みーがいない。園内を探したが見つからず、青くなっていたところ、一緒にいたケンちゃんのママが「うちのほう見てきてあげるよ」と、自転車で我が家に向かう。うちで「みーちゃん、いますかー」と叫んだら、家の中から出てきたという。
みーは、ママがなかなか戻ってこないので、「お金を払う=お店に行く」と解釈してお肉屋さんに向かったが、いない。それで泣きながら一人で家まで戻ったという。
園内放送でも捜索が行われたらしく、あとで別のママも心配して電話してきたりしたようだ。
みーは泣きながら家に戻る途中、Sくんのママに会ったらしいが、みー曰く「Sくんのママね、ママは? いないの?ってきいただけで、いっちゃったの。」 Sくんママはその直前、幼稚園でうちのママが先生を探しているところに会って知っていたにも関らず、行ってしまったっていうのは、どういうこと? みーの「きいただけで、いっちゃったの」という言い方に、ショックな気持ちが表れている。
ケンちゃんママは、同行したケンちゃんをみーと一緒に家に残し、幼稚園にいるママに知らせに行く。ママが家に戻ると、ケンちゃん一言、
「みーちゃん、よくがんばったね。」
おとなだねえ。
みーは、帰る途中、「ママとあえますように」と神様にお祈りしたらしい。みーがちゃんと神様を思い出してくれたのもうれしかったし、その祈りを神様が聞いてくださったのは、何より感謝なことだった。ほんと、何があるかわからない昨今だからなあ。
この間の日曜日、教会でトイレに入ったら、2歳のマコも入ってきた。 僕が用をたすのをしげしげと見ている。このくらいの頃って、興味ある時期だよなあと思っていたら、
「おとしゃんも、ちんちん、あるよ。」 「そうかあ。マコにもあるだろ。」 「おにいちゃんも、あるよ。」 「そうだよねえ。男の子だもんねえ。マコにだって、あるだろ。」
そこでじーっと考えて、
「・・・・おっきいの、ない。ちいしゃいの、ある。」
だって(爆)
あーは間もなく1歳2ヶ月。今のところの発育状況を。
★ことば
「ママ」 ママもパパもさす。 「あたーた」 たぶん自分の名前「あXXちゃん」 「あばーば」 たぶん「おばあちゃん」 今のところ、単語らしいのはこれくらい。
★運動
つかまり歩きはできるが、まだ2本足では歩かない。 しばらく立っていることもあるが、これは立つこと自体が目的じゃなくて、絵本とかおもちゃを取って、そのまま座らずに眺めている、という感じ。
★食事
何度か断乳を試みているが、病気になったりでかわいそうで断てないでいる。それでも日に2、3回程度にはなっている。 離乳食は、市販品の「10ヶ月」くらいのレベル。どうも飲み込みが下手っぴで野菜などはよくすり潰さないと飲み込めない。大量に口に入れたままなのを知らずに食べさせていると「オエッ」と出されるので悲しい。 この間も、「オエッオエッ」とすごく苦しそうにしていたのだが、見るとシールが口に入っていた。別の日にも、確かめても口には何も入っていなくて不思議がっていたら、しばらくして、くしゃみと共に鼻からウドンが出てきた。
★好きな遊び
アルファベットのソフトパズルはずし。 積み木崩し。 シールはがし。 ティッシュや、おしりナップのぶちまけ。 「がたんごとん」の絵本。 お兄ちゃんやお姉ちゃんの邪魔。
夏の間、医者といえば、みーの「とびひ」で皮膚科に行くくらいだったのだが。
あーは、3週間前に中耳炎、2週間前に喘息性気管支炎になり、高熱と咳とハナが続いて一時は点滴までいった。先週やっと回復したと思ったら、また咳と黄色いハナが出始めたので土曜日に耳鼻科へ。
みーも、ハナが止まらず耳鼻科にかかっていたら、昨日あたりからあーの初期のような咳が出始めた。あーみたいになるといけないとママが今日市立病院に連れて行った。
かいは年長になってからはめっきり丈夫になり、今のところ幼稚園皆勤なほど元気である。ところが、小学校入学前の検診で「虫歯になりかけが2本」と言われてしまった。いつも仕上げ磨きをせっせとやっているのに、いったいどうしたことだ。
そういうわけで、週末はおろか、平日も医者通いのこの頃。6歳児までは医療費は市の負担なので、それはそれでとても助かっているけど、なんか薬ばっかり飲んでいる気がする。体質改善のため、「ホメオパシー」をやってみようかとママが言っている。なんだそれ?
以前、かいがリョーヘーと遊んでいたら、ケンタが来てリョーヘーを連れて行ってしまった。かいはその翌朝「いじめられるからもうようちえんにいきたくない」と言っていたのだが、昨日はリョーヘーとケンタが遊んでいたところを、かいが逆にリョーヘーを連れて行ったらしい。
ママは「かいくんが前に悲しい気持ちになったのに、やり返すのは良くないんじゃない?」と言っていたが、かいが「いじめられている」という気持ちを跳ね返せたのは、ひとつ進歩だと思うんだけど。
かいの折り紙は、折り目もぴしっと決まってなかなかうまいのだが、創作までするようになっていたとは。複雑に折り目をつけた2枚の折り紙をドッキングさせ、「レーシングカー」。やるなあ。
みーは来春、年中から幼稚園に入る。幼稚園によっては、申し込み日前夜から徹夜で並ばないと入れないところもあるらしいが、すでにかいが行っていて優先的に入園が決まっているのでその点は楽。でも一応入園テストはあった。
かいのときは親同伴だったが、年中からの子は子供だけで面接するとか。いつもお寝坊なみーが一番早く起きたのは、やっぱり緊張してたのかな。
帰ってから「どうだった?」と聞くと、みーはニコニコして 「あのね、せんせいがおなまえはっていったから、XXXですっていったの。なんさいかはきかれなかったの。そして、ブロックみたいのがでてきて、このいろはなにかなってせんせいがいったから、みーちゃん、えいごでこたえたの。redと、blueと、yellowって。greenはなかったの。そしたらせんせいが、すごいねーっていったの。」 ひえー。普段から、かいもみーも色を英語で言うことが多いが、面接で言うとけっこう生意気っぽいなあ。発音も「レッド」じゃなくてちゃんとrの入った「red」だし・・・。
その他は、絵本を読んだり、好きな歌を歌ったりして楽しく終わったようで、無事「合格通知書」をもらって帰ってきた。心配はしてなかったけど、成長ぶりはやっぱりうれしい。
昨日は2人から難問を突きつけられた。
みーの場合
みーが折り紙に書いた手紙。 「パパひとはどうしておしごとしなくちゃいけないの?どうしてパパどうしてなの?みー」
最近クエスチョンマークの意味を知ってやたら使いたがる。しかし深遠な質問なのにどこか芝居じみたこの文章は何だ・・・・どう答えようかと思案していたら、ニコニコしながら「クイズです。」だって。クイズか?
かいの場合
かい「100はなにからはじまるの?」 パパ「・・・へ?」 かい「だからあ、100はなにからはじまるの?」 パパ「・・・1だよ。」 かい「そういうのじゃなくて、100はなにからはじまるのかってこと。」 パパ「・・・何だその、始まるって意味がわからないよ。」 かい「だからあ、20? 21?」 パパ「??????」 かい「もう、おしえてよー!」 パパ「意味がわからんもん。じゃあ30は何から始まるかわかるの?」 かい「うん。31」 パパ「・・・・じゃあ、101.」 かい「そうじゃあなくてえ」
だんだん機嫌が悪くなるかい。でも最後までわからんかった。
パパ「かい、勉強してパパに教えてくれ。」
|