2016年03月04日(金) |
四月は君の嘘 全11巻 新川直司 |
新川直司 講談社 2011〜2015
STORY: 11歳にピアニストの母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった天才ピアニスト・有馬公正。個性的なバイオリニスト・宮園かをりの伴奏を頼まれ、彼の世界は変わっていく。
感想: 久しぶりにコミックスの続き物を読んだ。
最初の方は、話の展開が乱暴というか、説明不足と内輪受けみたいなノリが強いなーという感じで、若い頃に読んだなら違和感なかったのかもしれないが、この年齢で読むとちょっと「うん?」と思う感じだった。
けどまあ、話的には青春がぎっしり詰まった切ないラブ・ストーリーにピアノに苦悩するという話がくっついた感じで、悪くはなかったかも。
正直、ここで終わるの?って感じではある。これ、続きが気になるでしょー。
幼なじみの椿とはこの後どうなっていくのかとか、公正がこの後ピアニストとしてどうなっていくのかとか…。
ここでぶった切るのかー。続きを描かないのか?
リドリー・スコット監督作品。
火星の基地に砂嵐が襲い、地球に緊急脱出することになったメンバー6人。その時、マーク・ワトニー(マット・デイモン)は吹き飛ばされ、宇宙服に穴が開き、生存は絶望的と思われた。
残る5人はマークを置いて、緊急脱出。
しかし、マークは幸運にも生きていた。自分でけがを手術で治し、火星で生き残るためにあらゆる手段を講じる。
火星に一人取り残されながら、植物学者であるマークは楽天的な気持ちを失わず、自らジャガイモを育て、地球へコンタクトを取るための術を編み出していく。
一人で黙々と作業をする様子が続くので、途中睡魔に襲われそうになったところもあったのだが、このマークのどんなピンチでもジョークを忘れず、深刻に考えすぎないという点は見習うべきものがあるのかなー?と思った。
そして、宇宙飛行士というのは、あらゆることに精通して、気力も体力も科学力も素晴らしくなくては務まらないのだなーと思った。
もう少し科学のことがわかっていれば、さらに楽しめたのかもしれないけれど、火星のこととかあまり詳しくないので、科学的に素晴らしいのかとかがわからなかったのが、ちょっとだけ残念だった。
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