感想メモ

2014年06月21日(土) サイレント・プア

 社会から取り残されて、問題行動を起こしたり、引きこもったりする物を言わざる孤独に苦しむ弱者(サイレント・プア)に暖かい手を差し伸べて、社会にもう一度溶け込めるように援助をしていくソーシャルワーカーの仕事をドラマ化。

 涼(深田恭子)は自らも阪神大震災で被災した経験があり、周りの人に助けてもらった。神戸から東京に移り住んだが、その町の人に恩返しがしたいと、この仕事を選んだ。

 彼女には亡き弟について深い心の傷があり、それが心から離れることはない。

 自らの生活のほぼすべてを仕事に捧げる涼。その姿勢は決して傲慢ではなく、暖かく傍から弱者を見守り続ける。

 次第に心を開いていく弱者たち。そして、近所の人を巻き込んで弱者を助けたり、引きこもりなどの人たちが働いたりできるようなサロンを作ったり、様々な実績を積み重ねていく。

 すごくいい話だった。

 ただ最後のテーマソングがなんか妙に明るすぎて、このドラマの内容としっくりこないような気もしたのだが、かえってそういうほうが重くなりすぎなくてよかったのかな?



2014年06月01日(日) アナと雪の女王


 とっても評判になっている「アナと雪の女王」の吹き替え版を見に行く。4歳の息子と夫の3人で行ってみた。

 映画の日の日曜日だったので、映画館は満員。子供が多かった。

 最初に同時上映のミッキーの映画。これはこれでまあ面白いのだろうが、字幕だった。4歳の息子にはわかったのかどうか…。

 そして、ようやく始まった本編。ミュージカルアニメであった。

 歌がとってもよかった。特に神田沙也加のアナの声が素晴らしかった。松田聖子の声にどことなく似ている。

 エルサの松たか子の歌もよかったけれど、この映画、やっぱり主役はアナだよね。

 ちょっとおちゃめで抜けているアナ。子供たちが途中で笑う声も聞こえてきて…。

 それから、映像も特に氷関係がすごくきれいで、歌と映像だけで見ごたえがあったかなと。

 しかし、息子…クライマックスで突然「トイレ」と言い出して、私は泣く泣くトイレに連れて行った。

 そして、息子は「つまらない」と一言…。

 えーっ。大人2人は面白かったのに…。

 それに周りの子供たち(息子よりはもっと大きいのかも?)も結構楽しそうに見ていたのに…。

 はぁ〜、子供と映画を見るのもなかなか難しいね。

 今まで連れて行った中では一番長い映画だったのだけれど、やっぱり同時上映のミッキーがいらなかったんじゃないかなー。

 これがなくて本編だけだったら、息子ももう少し食いつきが良かったんじゃないかな…とも思ったりするんだけれど。

 最後の方の見逃したシーンが残念だったけれど、見に行ってよかった。


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