8時15分から8時枠に移って最初のNHK朝ドラ。最初は視聴率がイマイチで、どうなることかと思ったけど、評判がよくて徐々に視聴率アップ。終わらないでほしいという声もあったとか…。
出産前後をこのドラマとともに過ごした。産後、育児で大変な中でも、このドラマの15分が毎日楽しみだった。
貧乏生活は本当にすごくて、これはこの時代だったからこそできたのかも…というような気もした。
今の時代なら、お米をつけで買うとかできないのでは? できるのかしら…?
信念を持ち続けて描き続けることのすごさ、そして、ゲーテの言葉だったか、「がんばってもダメなときは好機の到来を待て」みたいな言葉も胸に響いた。
杉浦太陽の浦木が面白かった。この人、こんなに演技がうまかったんだーと思った…。
出演者みんな演技がうまくて、泣かせるシーンも多いし…。感動の中にもコミカルなシーンも含まれていたり。私が産まれる前の時代が長いけれど、昭和ってこんなだったよなーと懐かしくなったり…。脚本がうまかったのもあるね…。
ただ最後の方の夫婦2人はもう還暦を過ぎている役なのかと思うのだが、ちょっと若過ぎ? 白髪が増えても老けているようには全く見えなかったな…。
見る人によっては、時代考証とか突っ込みどころがあったようだけれど、私は本当に毎日楽しく見ることができた。次の朝ドラ、大変かもね…。
今季で一番面白いドラマだったかも…。でも、視聴率はイマイチだったみたい…。
子育てだけじゃなくて、生きていくことについて考えさせられるドラマだったような。
長澤まさみは久々にいい役に巡り合えたのではないだろうか? 天海祐希との掛け合いが絶妙だった。
その他、悠里の別居中の夫(寺島進)や悠里を助ける丈治(反町隆史)もいい味出してたし…。反町…相変わらずカッコいい…。
でも、なんといってもエドはるみ…。久々に見たと思ったらすごい役だったなぁ…。最終回では悠里と対等に話していて、この人、演技力も結構あるのかもって思った…。これから、演技で活躍したりすることもあるのかも?
視聴率が低かったらしいのが残念…。
1からずいぶん経って2をやるなんて、ちょっとびっくりしたけど、1はすごく好きだったから、見ることに。
でも、すっかり1の内容を忘れていたんだけど…。
でもでも、それでも全然大丈夫だった!
このゆるさっぷりがいいんだよなーとか…。
とにかく育児中で何か別次元にいるみたいな生活なので、こういうのを見るとほのぼのできるというか。
そして、恋の三角(四角?)関係…。
『ゲゲゲの女房』で水木しげるの役をやっている向井理が、セクシーな瀬乃役に…。最初違和感あったけど、こういう役もぴったりなのね…。
綾瀬はるかは相変わらずお肌もきれいだし、藤木直人の部長っぷりも健在。山田姐さん(板谷由夏)とふたちゃん(安田顕)の関係も相変わらずで面白かった…。
後半はちょっと失速したような気もしたけど…。
2010年09月11日(土) |
「悪」と戦う 高橋源一郎 |
高橋源一郎 河出書房新社 2010
STORY: 作家の息子ランちゃんとキイちゃん。キイちゃんは言葉が遅い。ある日、ミアちゃんという少女と出会う。なぜかランちゃんは「悪」と戦うことになって…。
感想: う〜〜〜〜〜〜ん、ビミョーーーーー…。
NHKスタジオパークで見て、面白そうかなと思って手に取った1冊だったが…、最初のうちは面白かったけれど、ランちゃんが悪を倒す(?)ところになってからは、どーにもついていけない感じが…。
ちょっと失敗した1冊だったかな…。
それにしても、還暦間近の作家さんがこういうのを書くのかぁ…。ある意味、すごい?
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