○プラシーヴォ○
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2003年09月30日(火) 夢を

夜12時頃、

ハム男の声が聞きたくなって
電話をした



5コール目くらいで

ああもう、寝ているのかもしれないと
電話を切った


それから30分後くらいして
うとうとしてると
家の電話が鳴った



がちゃ子…どした?



眠そうなハム男の声




ハム男?
寝てたの…?





ハム男は寝ていて、
トイレをしようと起きたときに着信に気づいたらしい




あのね、面白い夢を見たから
言おうと思ったんだけど
なにもこんな夜中にあせって言うほどのもんじゃないとも思って…









いいから、言ってみな?





ハム男が眠そうに、
でも優しい声で先を促す





懸賞でハワイ旅行があたって、
ハム男と二人で飛行機に乗って

いざハワイについて入国審査のところで


『お嬢さん、パスポートはいりませんよ』


って言われて、

よく見るとそこは沖縄で
ハワイに行く途中で立ち寄っただけの所みたい




その夢がすごくリアルで、
私的には面白かったんだけど

ハム男に話してるうちに
すごくつまらなくなってきた




でも一応ハム男は笑ってくれて



じゃあおやすみ、と
電話を切った




言いたいことを言えたら
ハム男のことが愛しくなってきた



もしかしたら
人恋しくさせるこの季節のせいかもしれないけれど




ハム男に会いたくなってきた


2003年09月28日(日) 最強

メールばかりでは卑怯だと思った




ハム男に言いたいことを言って


ハム男と別れる理由をきっちりと硬いものに
しようと思った




電話をかける



がちゃ子?
今な、ロードオブザリングのビデオ借りててなあ…




それから延々
仕事のことや映画の話をした後、

ふいに切り出した





ハム男、私たちって金銭感覚が
違うよね





私の誕生日の日に
細かい買い物を全部私が出したこと



最近、ハム男に料理を作ったお金を
全部私が出してること





…え?
がちゃ子、そんな風に思ってたの?

そんなの、言ってくれなきゃ分からないでしょ

俺、鈍感だから…







いちいち、言わなきゃ分からないの?


いちいち、料理を作るたびに『お金ちょうだい』って
言うの?私が?


っていうか、そういうのを察知しようとするのが
愛じゃないの?

私のことを好きじゃないから、
そういうことを気にならなくなるんでしょ?










夜中の一時に駄目出しされたくないな…

きっついわ…








ハム男、お金持ちの女の子と付き合ったら?


彼女にこんな風にお金のことでゴチャゴチャ言われるの嫌やろ?

私も言いたくないし






俺Mやからさ!
あんまり気にならへんねん

でも、なんか急に、難しい話をするねんなあ…






恋人だから複雑な話をするんでしょう?

楽しい話だけしたいんだったら
友達でいればいいじゃない






うん、とか、ああ、とか言いながら


ハム男の本心は分からない




でも、
もう別れてもいいと思ってる私は
最強だ




なんだって言える






私は、言うべきことは言ったつもりだ




私は、随分強くなった


2003年09月27日(土) 金銭感覚

こんなことが気になる時点で
もう、私の気持ちが無いということなんだろうか



例えば
ハム男の家に行って
料理を作ってハム男の帰りを待つ



2000円前後の材料代は
いつも私持ち



付き合ってからずっと
私はハム男に丸々奢ってもらったことなんてほとんど無い




完全に割り勘




というか
私の方が多く払ってるくらい??




私の造った料理をさっさとたいらげて
片付けするでもなく
テレビを見ているハム男






ぞっとする



私はなんだ?



料理製造マシーンか?



こんなこと思う時点で

私の愛は

無いということだろうか





先日、誕生日プレゼントとして釣りに行ったときも
立ち寄ったコンビニでの買い物や
お昼のお弁当代も
全部私が出した




私は今日、
お誕生日様なんだから
こんな会計くらい、ハム男がしてよ
プレゼントとして






おそるおそる言うと、




細かいなあ〜!
たかがそれくらいで?
俺が払うの?






もうこいつには
何も言うまい、と



私は口をつぐんだ





書きながら、今思った



私達は



やっぱり付き合うべきじゃない


2003年09月20日(土) フィッシング

『がちゃ子、誕生日だね
 電化製品買ってあげるよ
 何がいい?』



ハム男からメールが来た




どうして電化製品なんだろう…?




「え?
だって、がちゃ子何が欲しいか分からないんだもん

電化製品だったら、安い店知ってるし!」






がっかり




お金で買う何かはいらない
私への今の気持ちを
手紙に書いて





結局、書いてくれなかったけど
私を釣りに連れて行ってくれた



車で2時間強、舞鶴港でアジを狙う



14時から3時間半ほどねばって、
10センチほどのアジ4匹




「がちゃ子に、大漁の喜びを味あわせてあげたかったのに…」




がっかり顔のハム男



私たち、友達としてだったらうまくいくのかな


こんなに一緒にいても
胸がスウスウする




一人になるのが寂しいから

ハム男に寄り添う





こんなんじゃどっちも幸せになれない


2003年09月15日(月) この手は

ハム男の家に荷物を取りに行くのに


ハム男に迎えに来てもらったのが
間違いだった



私の持っていた、返却用のレンタルビデオに目を光らせ



「それ返しちゃうの??
もう一日延長しようよ!!

Xメン2、俺ん家のそばじゃ、ずうっと売り切れ状態やねん!」








おい
馴れ馴れしく喋るんじゃねいよ









結局そのままハム男は私をショッピングセンターへ
連れて行った





人ごみにハム男の背中を見ていると


ハム男がぎうっと私の手を掴んだ





『テヲツナイデクレナクテ
 
 サワッテモクレナイデ


 ワタシハ ナンナノ???』




手を繋いで歩くなんて
何年ぶりだろ



いつから私たちは
手を繋がなくなったんだろう




あれだけ手を繋いで欲しいと思っていたのに



いざ現実にすると
むずがゆい



手を離して歩きたい




やっぱり体は正直だ



でも、寂しい



ハム男と一緒にいるのも

ハム男と離れるのも



同じくらい寂しい




じゃあ一緒にいてみようか




何か打開策があるかもしれない




家に着くと

ハム男がいっぱいチュウしてくる




寝る時も


プロレスの技みたいに
私を力強く腕枕してくれる




ハム男、無理しないで


きっとすぐに
力尽きるよ




ハム男


私がいなくなるのが怖いの?




それよりも


私はハム男の気持ちが無くなるのが
怖いんだよ




ハム男が
私をフッたようなもんなんだよ



気づいてハム男





私の愛情は減ってないよ



ハム男にのしかかってないかと
それが心配


2003年09月14日(日) 揺らさないでゆれないから

がちゃ子 ごめんなさい
別れないでください




夜中にハム男からのメール



せっかく
硬く硬く決意したのに



ゆらいでゆらいで
心がぐらぐらする



そして今日一日中悩んだ



一瞬嬉しかったけど
ちょっと寒々しいメール



別れたくないのなら
車を飛ばして会いにくればいい


20分くらいで着くんだから
会いにくればいいのに



そんな面倒くさいことをするほどの
価値もないんだよ
私には



ハム男はそれに
気づいているのか
無意識にそうなってるのか




ごめんなさい


ってなに



愛してるとか
好きだとかなら分かるけど



あやまって
ほとぼりが冷めればいいと思ってるのか




やっぱり私は
あなたといられない



あなたと別れを決意したとき


悲しくて吐きそうだったけど

どこか背筋が伸びる自分を感じた



目つきが鋭くなって
風通しがよくなった自分を感じたのだ



このままハム男と一緒にいたら

心が死んでしまう




私を女と見てくれない人と一緒にいて

幸せにはなれない



2003年09月13日(土) 考え事

ハム男は今日
急に仕事になったみたい




そういうと
ハム男の大ファンのママは
ちょっと残念そうだった




家族だけで温泉に行く


『笠地蔵』という民話に出てくるみたいな
三角の帽子みたいな笠をかぶって
露天風呂に入る



ハム男がいれば
笑い話になるのに




家に帰って

今はまっている

『Qカード』

という、タロットカードの簡単バージョンみたいなやつで
今の状況を見てみる




“アナタは今、扉を開けて前進しようとしています”


“でもその最終目的は
 違う見方が出来るのではないのでしょうか?”




よく分からないけど



占いに狂信的なわけじゃないけれど



少し考える




ハム男がウンと言ってくれるなら


私は友達になりたい




キスや
セックスを強要されずに
のびのびと私と接してくれるハム男を見たい



それって、すごく清々しい





月曜日に、
ハム男の家にある私の荷物をとりに行く



もしハム男が家にいたら
そう言ってみよう


2003年09月12日(金) サヨナラ ホントウニ

ハム男から着信



恐る恐る電話を取る



「あ、がちゃ子?
明日何時集合なのお??」




呑気なハム男の声


脱力する


明日、家族で温泉に行くことになっていて
それにハム男も参加するのだ



「あ、じゃあお母さんに聞いて
またメールでもするよ…」





オッケー、と能天気な声で電話が切れた



慌ててかけなおす



ハム男、メール見なかったの??



見たよ、だからなに?



…なにって…、何か言うことないの??



ああ…
それはさ、また違う日に話そうよ




なんで?


俺明日、
温泉に一緒に行くことになってるんやろ?

ここでゴタゴタして、行かなくなったら変に思われるんちゃうん?




私との話し合いより
父と母に対しての体裁を気にしてるの・?


頭おかしいんじゃない?



そんなのどうでもいいよ!


今話してよ!!


しぶしぶハム男が聞く体制になる




これから、触ってくれなかったり
愛情表現が無いままの状態が続くなら寂しすぎる

一緒には、いられないよ




そうか…
俺確かに、最近がちゃ子に性的欲求を感じないんだよ





…ショック



でも、うすうす感じていたこと


受話器が飛んでいきそうなくらい
手が震える


涙を死ぬほど我慢して
冷静に声を出す



でも私、ハム男のことは好きだよ
好きだから寂しくて
どうしていいか分からないんだよ






じゃあ、別れなくていいやんか
俺、好きやで
がちゃ子がいるから、夜電気を消して眠れるし
大事に思ってるで





これでいいのだろうか


ハム男は少しは反省して

私を大事に扱ってくれるだろうか


心のそこで願っていた展開



ハム男へのショック療法



ここらへんで許してやるか





気を取り直して
笑いながら言ってみる



じゃあ、明日温泉行く?



おお、行く行く!

…まあ、そうやなあ
あえて正直に気持ちを言わせてもらえば


もうちょっと痩せてくれたらなあって思うよ


そうしたら
俺も気持ちも変わるのかなあって、思う






はい地雷




確かに私はハム男と出会ってから
ぐんぐん太った
8キロくらい太った


でもダイエットして
5キロ減らした



現在プラス3キロなのに

やっぱり気になるの



もうこれが
とんでもない大きな棘になった


私は
ハム男が太っても
痩せても
手足がなくなっても

変わらず愛せると思う



それが愛だと思うよ




一旦電話を切って



メールをする



明日の集合時間ではなく、



ハム男、やっぱり別れよう

ハム男は
痩せてて、サッカー好きで
料理上手な子と付き合えばいいよ





終わった


終わったんだ本当に




首の下から
足の付け根まで

大きな空洞が開いたみたいな感じ



でも、すがすがしい



電話の声で

ハム男がそんなに私を思ってないことが

はっきり判明した



私は正しいのだと


本当に思う


2003年09月11日(木) 最終章

昨日、私が悲しいと思ったのは
ハム男がとても面倒臭そうに私の胸を触っていたこと


いつも私の体に全く触ってくれなくて
自分が風俗嬢になった気持ちがしていました


言葉で好きと言ってくれなくて
体に触ってもくれなくて

私はいったいどういう存在なんだろう?


強くなれというけれど
彼氏の前で弱いところを見せれないなら、
付き合っている意味がないと、私は思う



頭の中で言いたいことがごちゃごちゃになるから
ゆっくりメールに書きました

私に触ったり、手を繋いだりするのが嫌ならば
別れましょう



ハム男は、どう思いますか?







ついさっき、ハム男に送ったメール



すっきりした


そして怖い



とうとう
3年間思ってたことを
言った



メールで別れを告げるなんて
卑怯で、もっともキライな方法だけど
文面を考えるだけで
泣けて泣けて泣けて

声が出なくなった




ぼうっとする



ハム男は
どうするかな


2003年09月10日(水) 最後の情事

今日会ってから、
キスもしていないのに
急にパンツをずりさげて



がちゃ子、エッチしよ!




いやだいやだ



恐る恐るベッドに登り、
すぐに顔を性器の近くに押し下げられる




私が性器を食べている間
すごく面倒臭そうに
適当に
私の胸をお情け程度にさぐっているハム男





何かがぷちんときれた




目の前が白黒みたいになって
私の上に乗っかるハム男が
知らない人に見えた




セックスだけで全てを決められないけれど
裸で抱き合う行為に
こんなに無頓着な人は
きっと全てにおいて無頓着だと思う




「…また泣いてる」




ハム男がため息をつきながら
ティッシュで私の目を拭く




「すっかり弱くなっちゃったなあ
強くならな、あかんで」






これ以上強くならなきゃだめ?



何か買って欲しいとか
迎えに来て欲しいとか
夜中に突然会いたいとか

わがまま全部我慢してるのに


これ以上、毅然とした態度を望む?


2003年09月09日(火) クールダウン

ハム男が故郷から帰ってきた



電話で声を聞くと
別れ話でパンパンだった頭が
少しガスが抜けた



やっぱりハム男を愛してる…



とは、やっぱり思えないけれど
冷静に
聞くことが出来る




どうして手を繋いでくれないの


どうしてセックスの時
私を触ってくれないの



私を家族みたいに思って
性欲がわかないの?






きちんと聞ける




土曜日に会って
すっきりしよう


2003年09月07日(日) お腹すいた

故郷にいるハム男に電話した



「おお、がちゃ子か?
今友達と御飯食べてるねん」





元気そうな
ぴちぴちのハム男の声



「メール見たか?
あの温泉をちょっと行ったとこに役場があって…

おい、なんやがちゃ子

泣いてんのか?」







ううん、
ごめんね
後でかけなおす





一方的に電話を切る



これが20時頃のこと




現在0時15分




ハム男からの電話は無い



きっと友達と盛り上がってるんだろう




私からかけ直すと言った以上


ハム男からかかってこないのは当たり前なんだけど




それを不満に思う私が
小さいんだろう





もう私が電話の向こうで泣いたって


なんの興味も無いんだろう





私はいつもこうやって

ハム男の友達や
サッカーの後回しにされてきた




釣った魚にえさをやらないというが

えさをやらずに
いつまでも飼っていられると思ってるんだろうか





私はもう
餓死寸前




こんなにほったらかしにされて
まだ好きでいられるなんて


私には出来ない


どうしてこんなに
別れることばかり頭に浮かぶんだろう



今までちょっとやそっとのいざこざは
切り抜けてきたのに




鈴虫寺のお地蔵様が
せっついてるのかな



ハム男と別れたら

いい人とあわせてくれるのかな


2003年09月06日(土) 遠くへ

「行ってきます」



の一言もなく



ハム男は故郷へ戻って行った



そりゃあ3日間だけの帰省だから


大したこと無いんだけど

私の存在ってなんだろう



15日に
パグを取りに行くことになっているところの
住所をメールで送ってみる



ここって、どのあたりかな
車でどれくらいかかるかなあ




携帯を家に置いて行ってるかもしれないと思いつつ



さっき、返事がメールで届いた




がちゃ子と去年行った
○○温泉あるやろ?あそこの近くやわ





ハム男は、去年携帯を機種変更してから
メールをくれなくなった


だけど、先月
私が一方的にメールを送り続ける行為が
あまりにも虚しくて




『ハイかイイエかくらい
 返事したらどうなのよ』


と怒り狂ったところ、

ようやくポツポツとメールがくるようになった




でも、本当に私が言ったとおり
ハイかイイエくらいしか書いてなくて

余計寂しいのだ




仕事中でもないのに
電話をかけてくれればいいのに



メールで済まされて寂しい




メールが欲しいといいながら
メールが来ると、やっぱり電話がいいと思う




私がわがままなんだろうけど

でも
どうしても
ハム男の愛が伝わらない




寂しくて寂しくて
寂しくて死にそう




『イマジン』を全巻一気に読んだ





『一五一会』を聞いた



ダブルで泣ける



先日、ハム男の家に行ったとき



「ここに来るのも最後かなあ」


となんとなく思った





2003年09月04日(木) 国境

ハム男の家で眠るときに



私が寝るスペースに
布団が丸まって置いてあった



暑がりのハム男がそうしたんだろうけど


それまで足元に丸まって置いてあったのに


どうしてわざわざ私の寝るところに置くの





腹が立って
ハム男に布団をかぶせると



『暑いやろ!』


と怒る




ワシかて暑いわい!!





そのまま

私とハム男の間に
壁のように布団をはさんだままおとなしくしていると




それでもハム男は気にならないみたいで
くうくうと寝息をたてだした





“昔は”


寝るときに必ず腕枕をしてくれた



“昔は”



寝るときに必ずキスをしてくれた



“昔は”


ハム男の愛を信じて疑わなかった




“昔は”


私に背を向けて寝たりしなかった





ハム男を友達だと思えば


腹も立たない




ハム男を


恋人だと思うから



不満が出るのだ






お地蔵様
お地蔵様




どうかどうか



私が寂しい思いをしないような
男性を



願わくば



今すぐにでも


2003年09月03日(水) りんりんりん

京都の鈴虫寺に行ってきた



寺へと通じる階段の入り口に



『ここに並んでおられる方で
 30分程度待ちです』




ひえー!
大人気なんやねえ


さすがに平日の早朝とあって
人が少ない



お金を払って
広い座敷に通される



ジャパネットたかたのような
淀みない饒舌な
お坊様の説明で

お祈りの仕方をレクチャーされる



お守りを手で挟んで
草鞋を履いたお地蔵さまに
お願いをする




忍君ともう一度会えますように




・・・




お地蔵様!
やっぱ今の無し!!!



料理が出来て
スポーツをしている、私に合う
私を愛してくれる
男性とあわせて下さい





お願いします
お願いします




でも、帰りは
ハム男の家に帰る



お地蔵様が
私の願いをきいてくれたら
ハム男とは会えなくなるんだなあと


ハム男の横顔を見つめる




「ハム男、料理作るの好き?」




「好きじゃないから
がちゃ子に作ってもらってるんやんかあ」





そうですかいな



朝、ハム男が出勤するときに
まだ寝ている私の頭を撫でてくれたり
キスをしてくれたのだけど
最近無くなった



外に歩いている時
手も繋いでくれなくなった



セックスの時も
私にちっとも触ってくれず


「わたしはフェラチオ機能付きのダッチワイフかよ」

と毎回思う







私の同僚の子は
鈴虫寺に行って一ヶ月後に


『グループで遊んだことあるけど
 電話番号も住んでるとこも知らない男性』



道でばったり出会ったそうだ



それからお付き合いが始まって

今月、結婚をする




お地蔵様


お願いいたします


2003年09月01日(月) 保留

仕事からの帰り道


ハム男からの着信



無視しようかと思ったけれど
ちょっと迷って
結局電話に出る



「がちゃ子?明後日仕事休みやろ?
 だから、明日とまりに来るやろ?」



休みの前の日にハム男の家に泊まりにいくのは恒例だけど



「どうして休みの日を知ってるの??」



あまりに驚きすぎて
思わず返事をしてしまった



うふふん、と笑うハム男



「最近、水曜日休みが多かったから
 そうかなあ、と思ってん」



   私と喋るのが
   面倒くさいのか??





数日前に私が送ったメールが
少し効いたのか



「パグって、どこに取りに行くんやったっけ?
 和歌山?

 まかせろよお、俺和歌山得意!」



いつになく饒舌なハム男



水曜日休みの日
鈴虫寺に行くつもりだった




「私のことをちゃんと好きでいてくれる
料理上手な彼氏が見つかりますように」




お願いするつもりだった




だけど、どうしようかなあ



ちょっと保留かな


がちゃ子 |偽写bbs

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